2003年

7月

 先月 来月

7月31日

・ハーフタイム、激情に刺される。少しお待ち。

・いろんなことが後回しになります。(だってスカパーでVFKの再放送なんだもん!)

・自白剤の正直に意味は無い

・ウチの犬のトラ君がこの頃機嫌が悪い。撫でてあげていると、いつもはあんなに喜ぶのに...。数日前にもそんなことがあった。シッポが止まり、押し殺したうなり声を漏らし、そして吠える。今夜もそうだった。驚くよりも情けなくなった。君の心は読めるなんて高をくくっていた。悔しくて喧嘩した。ゴメンね。

・今夜(?)のFrozen Rain Dropはいいです。

・まだ曇り空だよ。こっちはね。明日は晴れるかな?

7月30日

・一番生臭いsところは酔っていては書けないんだ。それにスゴク眠いの。明け方、元気なら書こうかな...。

・水曜日開催のJ2。だから少し酔っている。いろんなことが重なって、少しだけハッピーな酔っぱらい。(2-0で勝ったよ)

・何処を探しても、行動すべき未来の下敷きはない。下書きもなく歩み出すしかない。(子宮内膜症じゃないか気がかり...)

・急いだのは「××してたよ」って言いたいから...。

・切な困った涙目の笑顔さ。

7月29日

・何もないから...ではなく、何かがあったから淋しいのだ。(どこかで聞いた気がする???)

・静かな夜。あれほど落ちてきた言葉も息を潜めている。昨日のソナチネが密やかに心に浸みている。こんな静けさの闇に、歌うブルース。きっと誰かが君に語りたがって口ごもっている。一番大切な人は誰?なくしたくないモノは何?見返りなんていらない。少しだけ笑ってくれればいい。堪えないで泣いて、その為の僕なんだよ。僕は踏み絵。踏まれる為に生まれた。

・変な感じです。いろんな思いが混ざっています。楽なような苦しいような、落ち着いたような落ち着かないような...。隠すでもなく、見せびらかすでもなく、静かに過ごしましょうか。取りあえず着替えを終わらせましょう。

・どちらにしても痛かったんだ。どちらにしても血は流れた。だから宿命っていうんだね。男は運命。女は宿命。(流しそびれて...寝てしまった)

7月28日

・スゴク強い想いを受け取っている。多分それは、僕の想像力の産物。恐ろしき空想の魔物。

・送信ボタンを押せない肩が震えている。見えた気がする。触れられない肩は海風が慰めてくれるよ。汝、血を流し続ける雌であれ。我も生臭い体液を流し続ける。泪を誤魔化すためだけに。

・透明なKODOKU。死という平安。彼もまた、子供っぽいおとぎ話が嫌いだったはずだ。安っぽいヒロイズムを脱ぎ捨てられるのはいつの日なんだろうね。

・こ、こ、今週の一言が...(ありがとう、でも、怖ビックリ!)

・アマゾンで注文したDVD。ソナチネを机の隅に放置して長い時間が経っている。今から見ることにする。そんな平穏がここにあるんだよ。

・事後だけど許可をもらいました。この残酷が君を大きくすることを祈る。悪魔は僕にも宿っている。

・きりがないので、少しずつ小出しにする。記憶の時間軸が激しく混乱。もっと大きな感情のターニングポイントが後三度あった。今なら笑い話に出来るよ。弱さを押し通す時、僕の真実が浮き上がる...予定。

・書いても書いても書き足りない。そんなエピソードなら百倍だって書ける。(でも夕寝)

・僕は深海魚、だけどまだ海を知らない。眼球や胃袋が飛び出しそうで、目を瞑り口を閉ざしてきた。僕は深海魚、だからまだ君を知らない。海に戻りたくて、悶えたままこときれるのだろうか。

・恐れていたほど、汚くない。それは有り触れた心象風景。そんなに痛くないよ。その痛さは共通の無意識の中に潜むものだからね。昔から知っている味でしょ?

・愛が少し、恋が少し、情が少し、欲が少し。憧れた素朴に少し近い。まだ痛むうちに伝えよう。背を向ける心の訳を。寡黙な恋情さえ消え去る物語。見届けてください。それが君の宿命。

・思い切ってしまえば、雌の方が上手だ。君に付けた傷の深さが僕の想いさ。(眠りだけが僕を抱きしめてくれる)

7月27日

・誰が好きこのんで、背中を向けるだろうか。

・誰のものでもないこの心。幾つもの想いを弄ぶ。その償いが今の有様さ。

・言葉は裏腹。出来ぬことを口走る。特定でないはずの僕の口ずさむ「君」に翻弄される心よ。高揚の後の寂しさを味わいながら、静かに眠れ。(^^)

・さて、....。憎しみだと感じるなら、少なくとも...。(スカパーでVFKの試合を観戦中なので、集中できません)

・滑り込みで酔っぱらいを見つけられた。君が恐れている物語を書き始める。小説にするつもりが、長すぎる時間の軸が入り組んでしまう。詩とも物語ともつかない文章さ。だから完成はない。君が僕に醒める日まで、封印しよう。(眠い)

7月26日

・意味深なHD、カリカリ音を深読み。

・花火の音がしている。今夜、沢山の無邪気が空を見つめている。ためらいもなく好きだと言い合える儚いしあわせよ。せめて花火より長生きな想いであれ。浴衣にうちわ、名ばかりの夏でも...。まだ恋に恋していられる魂達。反面教師として心を晒そう。悔しくなんてないんだから...。(ホントだってば!)

林本さんは絵も素敵なんだよ。この間見つけたんだけどね。

・全ての楽器は歌声に憧れる。打楽器だって例外じゃない。

これだよ!(泣いたかなんて質問は受け付けません)

・ラブレター ・・・ 悲しき奇跡

 恋文を書いたことがありますか?切ない恋を幾つ乗り越えましたか?恋は叶いましたか?想いは届きましたか?では、もう一度聞きます。あなたの心に宛名のないラブレターは幾つありますか?...名前も名乗らずに恋文を送ったことがありますか?僕はあります...。悲しい奇跡を...、あなたは信じますか?

 彼女と一緒の空間にいられた時間と同じくらいの時間が過ぎていた。恐らく2年くらいの空白は、始まりもしない物語をなだめるのに十分な筈だった。でも強く抑圧してきた想いは、燻り続けていた。執念深い星の因果が僕を捕らえて離さなかった。
 ファッションの興味ではなくメンズノンノのページを立ち読みする。なぜか知らないがこの雑誌の占いはよく当たる。最も苦しい時期もそのページを眺め、彼女の星座と自分の星座を見比べていた。いつもの本屋は彼女の家のそばにある。そんな密かな期待を隠しながら、認められない弱さが僕をイビツにしていた。
 その日も何気なく占いをチェックする。どうやら今月の僕はいい運気らしい。
(新しい人ではなく、昔の知り合いと恋が芽生えます。)その時、頭の中で何かが弾けた。思い浮かぶのはただ一人の名前...。踏みにじってきた想いが一気に溢れて、僕を溺れさせる。

 1年ほど前、なけなしの勇気を振り絞って電話をした。下手くそなバンドのライブが口実だった。見て欲しかった。感じて欲しかった。でも現れなかった...。風の噂で、あの頃の仲間がみんなあの場所からいなくなったことを知る。全ては過去になった。恋の水子が、また一人増えただけだった。

 もう彼女のいないはずの場所に立ち寄る用事ができた。夢見がちな僕は彼女に似た横顔を見つけてしまう。用事もそこそこに逃げ出す僕。追い打ちを掛けるように彼女が追いかけて来る。
「この間のライブ行けなくてごめんなさい云々...、実はちょうどその時彼氏と別れてなんたらこうたら...、でももう大丈夫...ピーヒャララ...」
 寝た子は起こされ、その上逆撫でされた。それに例の占いのお告げである。うなされた。こんなに酷い仕打ちは久しぶりだった。仕返ししたかった。この想いを産み落としてしまいたくなった。呼び出して告げるのも、電話で伝えるのも...、とても出来そうもない。...手紙!最も卑怯で始末が悪い手段...。これまでの想い。幾度と無く味わされた確信犯の苦渋。その全てを吐き出せる唯一の手段。しかし...。

 恐ろしく強いプライドを汚さずに切り抜ける方法を思いつく。差出人不明のラブレターである。吐き出してしまえる。敗れる恐怖から解放される。「イエス」の場合は? 僕には受け入れられる自分のイメージがない。これっぽっちのイメージも涌かない。不思議で不自然だけど、それが僕の正体。愛し合うことの意味を知らないで育った。いや、逃げて育ったのかもしれない。

 その思いつきから数えて一週間。毎夜胸を掻きむしりながら書き上げた手紙は、プリントアウトしたらA4用紙5枚の捻れた愛情になった。封筒はパンパンになってしまった。ポストに向かい、ためらいと何度も戦う。名前が無いだけで、正体などバレバレなのだ。勝ったのか負けたのか、手紙は小さな闇に落ちていった。

 ボンヤリと渋滞の退屈に身を任せていた僕は、彼女と同じ車に目を奪われる。それはまだ成仏していない想いの悲しい証明だった。その景色を、想いを吐き出した後の空虚と一緒に眺めていた。いつか痛みは消えるさ。膿は出しきったんだから...。片側二車線の車の流れに微妙にズレが生じる時間。近づくスターレット。洗車をあまりしてないな...、彼女と同じだ。優しく思い出に微笑んだ。ドライバーは...女性か...。不思議な符合が積み重なっていった。近づく幻影。見覚えのあるナンバープレート。最も会いたくないタイミングだ。神様は、神様は僕を憎んでいる。笑って見送ろうか。でも横で止まったら...。背筋が寒くなる。そんなに強くはない。うつむく僕。望みは唯一つ。気が付かないでくれ...。神様...。息を潜めて、横目で見送る。手紙の最後に僕は書いた。何処かですれ違ったら、知らないふりして笑ってほしいと...。少し前方で彼女の車の窓が開かれた。彼女は無理した笑顔を僕に向けた。渋滞は静かに流れ出した。彼女の車が遠くなる。微笑み返せなかった自分が許せなくて、それだけで彼女を追いかける。でも...、スターレットは猛然とスピードを上げて、夕闇に消えていった。恐らく最も望んだ幕引きがそこにあった。こんな美学が僕をダメにしていた。こんな奇跡を望んだんじゃない。望んだんじゃないんだ...。

 車の彼女を目撃したのはその数ヶ月後にもう一度だけ。直ぐ近くなのにそれだけ。統計学に聞いてみても、あまり意味はない。最初で最後のラブレターに込めた僕の奇妙な魔法。いつの日か、もっと素敵な奇跡ならば起こしてみたいね、...なんて呟いてみる。(完)

 

 

・はやくネタが枯れてくれればと思う。ネタもタネも枯れたら、柔らかな余生を楽しみたい。本を読み、絵を眺め、オンボロギターを抱えて漂泊の吟遊詩人を気取りたい。枯れるのが待ち遠しい。(おかしい?)

・思い出にしてしまえたらいい。何度も絶ち切って、傷口のように繋がる曖昧。僕は君が望んだ汚れしモノを与え続けた。それ以上の期待は封印し続けてきた。手渡せば終わる逢瀬。なのに君は遠回りをしようと帰り道を攪乱する。君の全てを背負えるほど、僕はまだ安定していない。君を見つけたドライブスルー。あの満面の笑顔に騙され続けること。それが僕の残された純情なんだ。(ウナギとカレーとラーメンは共存して、脳が勝手に喋りはじめる)

・真夏とは違った青空が広がっている。小さな感情でも方向が重なると不思議が起こる。偶然だよ。もう期待しちゃいけない。僕は君を予言者にしたいんじゃないのさ。どこかで話したっけ?覚えていないから書くけど、僕には別の能力があるみたいなの。眠っている力を目覚めさせる力。昨日話したけど、無いんじゃなくて眠っているだけなのさ。目醒めることは、しあわせだとは限らない。上手くコントロールしないと疲れてしまうだけなんだ。君には素敵な奇跡だけを感じて欲しい。いや、そいつはもう昔から大活躍している力だね。僕がよく使う言葉、「日常を輝かせる魔法」も比喩じゃないんだ。知ってるよね。

・ ・・・・? ...!!!^^

・予感が当たった真夜中過ぎ。スタインベックは短編集も素晴らしいよ。

7月25日

・ただ退化しているだけで、無い訳じゃない。科学万能、合理主義マンセーの脳味噌が隠そうとしているだけさ。行間を読むこと、省略された文字を想像すること。そんな感覚と同じなんだよ。(平常のリズムに戻ります。即ち....おやすみ

・肩...こってませんか?(自覚のない肩こりなんです。)

・ハーフディミニッシュな僕の狡猾。ミクソリディアンな不安定な愛の歌。不協和音には割り切れないという刺激がある。無音の空白にテンションを読みとれるよ。(お風呂でひげ剃りを忘れけり)

・去る者が偽物だとは限らないよ。(そうか、カッコの中はページの裏側なんだ)

・書いてみないとわからないなんて、不思議、不気味。

・眺めているだけで、ビックリに会えるんだから幸運だよ。(手放しで眺めてみたい自分自身)

・頭痛もだいぶよくなった。頭痛薬は飲まなかったよ。(僕の半分はやさしさでデキています。)

あの少女に変化の兆しがあった模様です。ああ、しあわせ!(7/26分ね!...僕ってタイムトラベラー?)PS.高橋さん、ご苦労様

・正直なところ、望んだはずの婦女子との肉弾戦では、無我夢中になれたためしがない。計算などでもない。貧弱な自分自身で「の」の字を書きながら...、捜し物を求める目が宙を泳ぐ。懐疑主義の奴隷を解放して欲しい。夢中になれた時に、時計が狂うのは例え話じゃないんだよ。信じなくていいから、感じてください。

・直ぐに、裏腹の核心に気が付く。霊感に近い感覚。まともに打ち返せば、返り血を浴びる。そんな仮定の未来も見えてしまう。僕は頷きながら、静かに微笑む。相手の呼吸の間に、途切れ途切れに、控えめな言葉を挿入していく。99%が愚かでも、1%のキレイで恋ができる...、女という生き物の本質。知っていると感じているは別物だよね。興奮した自分を醒めた目で観察することだってできる。

・禁止は抑止にはならない。(前、言ったっけ?)

・頭痛が僕に余裕をくれた。そんなに書かなくてもいいよと、時間をくれた。最近は本はほとんど読まない。読めない。吐き出すことに精一杯で、アソビが少ない。「バカの壁」を読み終えた。養老孟司さんは、非常にバランスがいい人だった。あんなに賢くないけど、ぼやけた僕の視界の向こうを垣間見た気がしてる。(太平洋高気圧 ガンガレ!)

・ある面では僕は非常にバランスがいい人間である。でも別な面では、非常にバランスが悪い。バランス感覚のバランスをとること。今日思いついた命題。

・体だけが疼くんじゃない。男もそうだってことを、君は受け入れてくれるだろうか。(激しく睡眠欲を解放したい)

・リズムが崩れる。頭が重い。気分は平気。

・徹夜は3日が限界だった(卒論で)

・スカパーのエロスは色を失いつつある。(粘ってます)

・予定では昨日の続きを書くはずだったのだが...、予定は不定。

・詩で起立したのは、初体験です。

・罠にはまってあげるのが僕の具象。

・後1時間で君に逢える。はじめまして、お久しぶりです。(これはリアル?)

・全く、君って人は...^^

・ここに誓おう。その手には乗らないと。誓いやルールは、でも破られる為にある。僕に見えるのは君という神秘。全てを愛し、全てを壊そうとする。

7月24日

・音楽とテキストは共存出来ない。

・カセットテープはもうほとんど使わなくなった。でも必要が生じ、探し回っていたら古い80分テープが見つかった。重ね録りする前に聞いてみる。ローファイな歪みの中に精一杯の僕を見つける。その頃は自分にダメだししか出来なっかった。でも...、悪くない。慣れないジャズバンド。4ビートの作法も知らず苦しんだ記憶しかないのに...。希有な輝き達との競演。今ならもっと力が抜けて、スイングできる。できるさ、きっとね。(フレットレスベースの曖昧が僕。でもギターの牛やんさ、コーリング・ユーのあそこのコードはオイラの解釈のが正しいはずだよ。お、ベースソロやってるぞ!)

・一触即発、だから触れない。不発弾なら始末が悪い。一触即発、だから触れたい。(書けるかな?まず、ぬるい滝に打たれます。)

・行方不明のあの夏を、探しに行かないか。(午前2時 いつものコンビニにて待つ...なんてね^^)

・熱く語るより、熱く戦え 熱く語るより、寡黙に見つめ合おう

・Wanted! 熱き太陽。(晩飯の残像が奥歯にはさまっている。)

・何かに期待して、自分のページを開く。ギラギラの太陽は、どこで道草を食ってるんだろう。僕が暑さを呼んであげよう。太陽よ覚悟!(も少し寝よう)

7月23日

・イントロだけ置いておきます。後は寝ながら考えます。

ラブレター ・・・ 悲しき奇跡

 恋文を書いたことがありますか?切ない恋を幾つ乗り越えましたか?恋は叶いましたか?想いは届きましたか?では、もう一度聞きます。あなたの心に宛名のないラブレターは幾つありますか?...名前も名乗らずに恋文を送ったことがありますか?僕はあります。悲しい奇跡をあなたは信じますか?

・うん、書こう。書き出しの文句が落ちてきたから...。

・痛すぎる。笑える。

・呆気なく見つかった僕の秘密。まだマックライトIIの時代だったんだ。A4用紙に5枚の痛み。ファイルの情報で、それが1996年の6月から7月までの出来事だったのが見て取れた。7年前のうぶな僕は、自分のことを「おじさん」と呼んでいた。その手紙をコピペで公開してしまいたい衝動を抑える。読みたくないのに見せたがる。瞼は思い出が重くする。(読みたくないぞ!)

・完成は無理みたい。長くなりそうだしね。でも少し書き出してみよう。出来上がったら見せるからね。(あの時のラブレターの原稿を探さなきゃ)

・鼻毛など切りながら覗いたおめめ。眠いっていっていた。目は言葉より正直。

・「...悲しき奇跡」が書けるか、お風呂の妖精に聞いてきます。

・無意味 意味 白身 君(発見?)

・寂しさの安売りはしない。

・自らの光なんて、みんなわからずに、ただ光っているんだよ。(星は自分の美を知らず、嘆きの美を放つ)

・自らを凡夫と認める時にしか、見えないものがあります。

・雨の季節に、雨の歌なんて詠わないよ。

・さてと...。リズミカルに日々が流れている。リズムか...。全ての基本はリズムにあるのかな。スティービー・ワンダーのバスドラムは歌っている。鼓動のように、呼吸のように。(晩飯はいつもラーメン+αなのさ)

・^^/

・ゴットファーザーになる気はないんだ。それを言い表す為に言葉の色を塗り続けてるんだからね。(君も?)

・昨日の寝不足が今夜に悶えている。

7月22日

・とうちゃんは当たりよ

「あのね、ゴンタさん。ウチのとうちゃんは当たりよ。」
女性に歳を聞くのは失礼だから、聞いたことはないけれど...。大学生の子供がいるのだから、半世紀近くは生きたであろうその人は、ある時、僕にそんなことを言った。
「結婚なんて賭けみたいなものよ。だけどウチのは当たりだったわ。」
娘みたいにのろけるおばちゃん(失礼!)に僕は少し驚いていた。

「そんな感情、持って三年さ。そのうち空気みたいになっちまう。」
ホントは照れ隠しなのかもしれないが、既婚者は男女問わず、そんな言葉を必ず口にする。演技のえの字も見つからない口調には、淡々とした真実が滲み出る。何度も何度も聞かされて、そんなもんだと思っていた。思い込んでいた...。

「若い頃はカッコ良かったのよ。今はハゲちょびん・だ・け・どネ...。ふふん。」
 小柄な身体のコンプレックスが彼女を気の強いおばちゃんにしていた。主婦であり母であり...。でも同年代の女性と少し違っていた。女を捨てていない...。いたずらな娘心をまだ隠し持っていたのだ。それは後から気が付いたことなのだが...。

 ...そして、幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし。そんなおとぎ話の結末が、いつも気に入らなかった僕は、でもそんなおとぎ話を探していた。気が付かなかったけどね。それが宝くじを当てるより低い確率だと勝手に決め込んでいた。何かの言い訳みたいにね。宝くじの1等を当てるよりも、等身大の小柄なシアワセ。偉大な論理は今、1つだけの反証で脆くも容易く崩されたんだ。愛とか恋とか言うより、もっと素朴な何か。(そうかな...。そうだよな...。そうだよ。そうに決まってる。そうだよ。それ!うんうん、それだよな。)その時の僕の顔が、素朴なニヤケ顔だったかどうかの明確な証言は、まだ得られていない...。

(終わったよ)

・あるアンケートの回答に手間取ってました。

・無いモノを与えたがる。(帰ったで御座る)

・どんな理由であれ、僕より先に逝ったら許さない。約束の場所で手なんか振ってあげないからね。(寝る。痒いけど)

・中途半端な毒は、蚊という奴をしぶとくする。痒くて目覚めた真夜中は、何百キロ向こうの君の闇に繋がっている。

7月21日

・お風呂では「ミルク」という文章が落ちてきた。即興の言葉は語り口調で、自由で、面白かった。その自由を捕まえることは出来ない。僕はただ、眺めて微笑んだ。風呂に入っても眠気は消えてくれない。布団のお誘いは何にもまして魅力的。

・題名は「君までの0.02mm」それだけは決めてある。でも今夜の脳味噌は「ラブレター - - - 悲しき奇跡」ってお話と「とうちゃんは当たりよ」ってお話が書いてくれって誘惑している。どっちにしようかお風呂で考える。(変なことを考えないで!紙切れが落ちてきたよPM10:16)

・恋愛以上、友情未満

・君に寄り添う誰かに殺されるとも思わない。殺すとも思わない。君を殺すことはない。そんな勿体ないことしない。消えない名前を刻むだけだよ。

・安心してもいい。そんな物語は一朝一夕に書き上がらないからね。恐らくは半年、1年...。胸を掻きむしりながらだろうから、もっとかかるかもしれない。その時間は君を軟着陸させるよ。(勘が鋭いのも良し悪しだねと思うワイシャツ脱ぎかけの夜)

・目が覚めてしまう。時刻はまだ1時半。捜し物が見つからないディスプレーに僕の罪の重さを知る。その時、「!」 ...君がこれを見つけるのはいつだろうか。共時性は僕らにあり^^

7月20日

・でもスゴク眠いの。

・空白の10年を埋める物語。

・その先でなくては、見つめることが出来ない。だから視線は、いつも泳いでいるんだ。

・秘め事の中心を、いつかは打ち開けたい。そのお話には、まだピリオドが付いていない。付けられないことは本能が知っている。今までは、助走に過ぎない。鋭い嗅覚は、知っているはず...。いつかは書き始めなければならない。耐えられるだろうか。(一人称も二人称も使わずに済んだよ)

・知らぬ仏が悟りに近い

・少し頭が重い。でも今日を生きられる気がしている。(また今夜)

7月19日

・戸籍を汚せたことが、僕の羨望の的だってことを君は感じられる?(おやすみは言わないね)

・「遺作」は太宰の処女作「晩年」から雰囲気を盗んだ。太宰はこの地に結構縁があるんだよ。「人間失格」は僕のバイブルなんだ。(でも短編の「I can speak]が好きなの)

・チャタレイ夫人の恋人は興味本位で飛ばし読み。(ニーチェは睡眠薬の代わりにしかならなかった。)

・アンナ・カレーニナなんて読んでいないんだ!(狭き門なら読んだ。でも怒りの葡萄の方が魅力的だった。)

・もうこれ以上、真実を語る気はない。(眠いだけさ)

・酔いが僕の本音を糾弾する媚薬だという意見には、賛同せざるを得ない。(三木清の人生論ノートしか読んでない)

・99.9993%の確率でそんな背格好の婦女子を捜したなんて事実は報告されていない。(4杯でも酔ってないって言ってるでしょ!)

・別に今夜の相手がアビスパ福岡だってことに特別な意味は感じていない。(引き分けでした)

・今日のVFKの8番はスゴクガンガルよ。オフィシャルのファンメールから「ヴァンフォーレな夜」を送っといたから!?(自己完結!)

・予想外の産後の疼きに悶えていた。あの時の口惜しさが何度もこみ上げてきて、涙腺を刺激する。何度も言葉が闇に消えていった。悪かったよ、言の精達。また今度逢おう。初めてのフリで抱きしめてあげるからね。(あと、一時間半でヴァンフォーレに会えるんだよ)

・枕元に薫り。四日前の感情。三日前の消印。今の所在地を知りたくて、真夜中が僕を起こす。確かに今を見つける。心地いい呪いを身にまとい、また闇に溶ける。存在を誇示しないストーカーなら、昔からここにいる。ここにいるよ。(呪いはピンクの縦縞だった)

・日付をまたいでしまった。何が言いたかったか、自分でもわからん。(ふて寝)

7月18日

・白魔術、或いは天使

 大学五年の夏、僕はまだバンド活動に追われていた。蝉時雨の坂道。バイクとチャリンコの並ぶグランドの入り口の隅に僕らの天国はあった。エアコンなんてあるはずもない埃っぽい楽園。どうしてか、ベース弾きに落ちぶれていた筈が、その夏の僕はインチキドラマーになっていた。二年下の奴らは卒論の実験に追われる僕をまだ諦めてはくれなかった。工学部の研究室の夏は短い。最後の夏休みは一ヶ月だった。最後の夏はバンドとじいちゃんの看病で過ぎていった。
「じいちゃんが危ないんだよ...。」
「ゴンタさん、ダイジョブ?もし、ヤバかったら...。俺達いいから...。」
 留年した去年。奴らは、これでもかというくらい、ライブの話を集めてきた。お祭り、ダンパ、コンテスト、女子短大の学祭...。ほとんど週一のライブ。忙しかったけど、充実した日々。その余波が、まだ続いていた。8バンドしか参加しなかった出来たてのコンテスト。何かの間違いでこの県の代表なるものに選ばれてしまった。全国大会は8月。決戦は中野サンプラザ。それを(いいから)で済ますなんて出来ない。じいちゃんには、でも生きて欲しい。末期の肺ガンだかなんだか知らないが、そんなもの糞食らえだ。絶対死なせない。そんな空気の短く暑い夏だった。そんな必死な夏だった。

 本屋に寄る余裕がこぼれ落ちた。神秘主義から離れて、随分時間が経っていた。普段なら絶対手に取らない雑誌の表紙に目が止まった。(白魔術で願いを叶える)そんなコピーが幻惑した。何にでもすがりたい気分だった。
 家に帰るなり貪るように記事を読む。聖水の作り方。天使を呼ぶ呪文。帰す呪文...。間髪入れずに行動に移る。聖水を作るのに適した方角の部屋に籠もり、窓を閉め切る。雑誌片手に呪文を唱える。次は天使を呼ぶのに適した方角。そこでも夏の暑さの中、窓は閉め切った。間違わないように呪文を確認する。「なんとかかんとか〜じゅげむじゅげむ〜」
目を閉じて天使の降臨を待つ。なかなか来ない。何か間違ったか確認する。もう一度呪文はやり直しだ。「なんとかかんとか〜じゅげむじゅげむ〜〜」暫く緊張し、落胆の予感にも目を開けられずにいた瞬間だった。目眩とは違う!血が吸い取られていくような、不思議な浮遊感に襲われ呆気に取られる。天使が来た!? 「?」と「!」が頭を駆け巡る。さあ大変だ。待っていたのに、準備不足だった。えーっと、願いを叶えて貰う呪文はっと...。慌てて雑誌のページをめくる。口ずさんだ呪文で、なぜか現実に引き戻されてしまった。何が起こったか判らずに、慌てる。雑誌を見直す。するとどうだろう。今の呪文は天使を帰すヤツだった...。呆然自失。...しかし気を取り直して、もう一度、天使を呼んでみる。何度唱えても、何を念じても、あの浮遊感は二度と戻って来なかった。

 間抜けな魔術師は、腑抜けな身体を引きずってじいちゃんの枕元にやって来た。呪文を書き写した紙切れと無駄になった聖水の小瓶。転移した肉腫のようなものがじいちゃんの頭蓋骨の上で盛り上がっている。もう言葉もあまり通じなくなったあなたの痛いところが僕にはわかる。膨れた肉に聖水を垂らす。呪文の紙を胸の上に置いた。(ゴメンよ、じいちゃん、僕、へまをしちまったんだ...。もう少しで、救えるところだったのに、ゴメンよ...。)

 じいちゃんはサンプラザの三日後に息を引き取った。その朝、僕は喉に溜まったタンを吸い取ってやる方法を考えていた。洗面台で点滴の使い捨てのチューブをストローにするべく加工していた。意味も無くタオルが落ちた。「ハッ」としてじいちゃんの部屋に戻った。じいちゃんの胸が最後の息を吐き、そして止まった。じいちゃんは最期を僕だけに見せてくれた。それが全てだった。

 白魔術のページの最後には注意書きがあった。決して私利私欲の願いをかけてはいけません。願いが叶っても、同等以上のお返しがあります。無償の心の願いになら天使は微笑んでくれます。

 生臭い僕は、それ以来、天使を呼ぼうなんて思ってもみないんだ。あの時の呪文なんて、とうに忘れてしまったしね。でも天使を呼べたなんて妄想の記憶が、僕を違った色に染めている。煩悩を捨てきれないことを受け入れることは、捨てたと言い張るよりましなんだよね。君は天使を知ってるかい?天使は誰にでも微笑んでいるんだよ。
 

(完結)

 

・ほとんどの場合、結論もなく書き始める。これもオチはない。(平安は眠気を連れてくる)

・今夜のお話は「白魔術と天使」になる予定です。(ご飯食います)

・風に吹かれていこうと思った。感じるままでいようと思った。昼休み、ボンヤリ外を眺めていて思った。でもメモなんかしなかった。言葉の並びなんてどっちでもいいこと。言葉以前の感触が芯で、伝わればそれでいい。力が入りすぎていたのは僕自身だった。まだ大丈夫だと思った。家に帰って部屋に入ると携帯の料金通知。その下に茶色の封筒。楽しみは後に取っておこうとして、でも我慢できずに開けてしまう激情。リアルなのに幻想のような甘い薫り。こんな感情を僕は言葉に出来ない、したくない。(届きました。ありがとう!!!!!!!!!)

・受話器の向こうの微妙なイントネーションを思い出した。上手く喋れなかった寝ぼけまなこ。「人生ついて考えていました。」は口癖。

・歌っていれば、忘れていられる。望んだはずの不透明。にっちもさっちも動けない。どちらに落ちても針の海。今夜の綱は、ひとりで渡る。(仮歌にしては○だったよ)

7月17日

・この前よりダイブましにはなった気がする。もう少し歌ってお終いにしよう。(仮歌に気合い入れすぎ?)

・答えなんて欲しくないよ。今のままがいい。君自身を追いつめないでください。静かに優しく...。

・タカイタカイが大好きで、もっともっとで困らせる。(いつまでもガキなのは誉められないよね)

・正直でいる為に、心の動きを書き出してしまっただけ。安心感に、場違いをおぼえる悲しい習性。もとより、そんな出来過ぎたエンディングなんて予想していない。出来れば、最終回のシナリオなんて考えたくもない。想いに抱かれるのに馴れてないんだよ。馴れてしまえば見えなくなるしね。(歌うんだ!)

・君は今しか信じないの?僕は今でさえ、信用できないんだよ。ただ浮かんでいるのが心地いいだけさ。(歌わなきゃ!)

・キーを1音半も下げるという暴挙に出た。小節数を少し調節、テンポもほんの少し下げ、下敷きは出来上がった。今度は声がひっくり返らずに歌えそうだよ。

・暑い季節の前に昼間は縮み始める。物語の綺麗な終わり方を考えている。少し前の僕が恐れていたのは、まさにそれだったのだろう。いや、ずっと前の妄想の中でさえ、すでに怯えていたよね。もしかしたら生まれる前からかもしれない...。生まれてしまったのなら、今に生きるよ。明日の予習なんて役には立たないものだよね、いつだって...。そんな言葉が今のラブソングかな?(覚えてる...?って聞いたら叱られそうだ)

・生体電脳、電源は感情の火花。

・その物語達の安直な後日談になりたい。

・夕方4時、やり直しのきかない今日と格闘開始。

・プリンより身体の×Xパイ(オッパイじゃない!)

・正義の正体(長文の題名メモ)

・ひ弱な光が、久しぶりに地面を乾かす午後。その程度の情熱じゃ許さない。(でもお昼寝)

・いつ殺されるかもしれない緊張感というヒロイズム。汚い。まだ死にたくない。(お腹空いた)

「殺したい」と言えた彼女へ(ある少女への返信)

 憎らしい人がいます。その周りの空気さえ汚らしく思える人が。大嫌いをとうに突き抜けた嫌悪です。吐き気、毛嫌い、虫酸...。形容のしようがない感情を知っています。なぜかを自分に問いただしてみます。なかなか口を割りません。強情です。

 愛情の反語は憎しみだと思っていました。ついこの間まではね。でもそれは間違いだったんです。愛が無ければ無関心の風になるんです。僕はビックリしました。でも直ぐに納得できました。意外と素直なところもあるんです。

 不安定を処理する場所が二種類あります。内と外です。他人か自分かの違いだけで、大差はありません。殺したい心。否定したい心。痛めつけて興奮して、アンバランスから暫し逃げたいんです。あなたは誰を殺したいのですか?いわれない憎しみのベクトルは何処に向かっているのですか?僕には、その矢の先が、あなた自身の心臓に向かっていると思えてなりません。理由なんてありません。ただそう感じてしまうんです。力み過ぎた心は裸にされるのを拒むもの。きっとあなたも拒絶しているはずです。無理に裸になれば、うぶな心は怪我をしますから、力を抜いて聞いてくださいね。

 殺したい自分になら処方箋はあります。自らを殺したい人に、今の僕は、こんな風に囁きます。「死んではいけない理由なんて、何処にもないんだよ...。」

 「殺してはいけない」「死んではいけない」は、そんな願望を自らの内側に隠した、狡い大人達の創り上げたハリボテの偶像です。怖がって誰も近づきやしません。神様は段ボール製なんです。見えちゃうんでしょう?剥げかかったペンキがね。

 「生きていけない理由もないんだよ。どちらも同じようなものさ。」
 そんなフォローを忘れない狡さを、僕はまだ捨てきれずにいます。

 どうしても殺したいのなら、この心臓を差し上げます。ちょっとだけ本気です。そうじゃなけりゃ、あなたがまた疑うのが、わかっていますから。怖いけどね^^ 息絶える前に、救い出しますから。渾身で救い出しますから。

ではね。

・ALCOHOLIC そんなプリントのTシャツを選ぶ。僕はLOVEHOLICでさえない。KIMIHOLIC...(BOKUHOLIC?)

・僕は1日分だけ、未来の夢を見たんだ。この感触は、昨日の夢未満にそっくりだよ。(平凡にしあわせな朝)

7月16日

・設問1 魔法、永遠、愛、恋、涙、欲望、血。これらを使わずに素敵なラブソングを作りなさい。(注:素敵、ラブソング等は使わないのが望ましい...。)先生!出来ません。

・視野がどんどん狭くなっていく気がして、怖くはないけどさ。(でも眠いのはホント)

・つい今しがたの心動を、逃がしちまった。(魚はチビだったさ)

・猫語と女性語は、恒久の謎だよ。(暗号?)

・正常な恋の過程なんて、一度も経験がない。短絡か迷路か。抱き合って終わる物語、始まりもしない物語...。間抜けな男。(笑って笑って)

・今日はね。商品紹介のPOPに珍しくキャッチコピーを入れたんだ。「愛は漬け込む程濃くなります。しあわせの基本は美味しいの笑顔です。」内輪には受けたけど、お客さんには受けなかったみたい...。(文字をデカくしてやればよかったかな...。)

・今夜は笑わせたいよ。それに、寝不足はお肌に毒だぞ。

・妊娠線さえ、いとしい。無理して隠さなくても、無理して見せなくても...。はみ出した愛憎の両端を僕が引き受けるから、残りのおいしいところは自由に使うんだよ、いいね。

・延長線上の皮膜を隔て、苦しいほどの快楽に悶える。日付変更線上の綱渡り。この脳味噌は両性具有。SでありMでもある。(忘却の彼方よりほぼ救出:靴下脱ぎかけ)

・そこまで見せられても、まだ微笑んでいられる。結構しぶといんだぜ。

・事故じゃない、事件なんだよ。僕には...。(思い出し中)

・会社の休憩時間にメモしたんだけど、メモを置いてきた!(健忘症)

・あんな話、知らなくても、君は僕を嗅ぎつけたかい?僕は君を嗅ぎ分けてたよ。

・眠りと覚醒の間で読んだ架空の手紙は、もっと優しかったぞ。それに1通だけだっだし。場違いなベットの中。僕は思ったろう。どうして君はここにいるの?どうして見つめてくれないの?肌なんかより欲しいモノをおくれよ。ねえ、ねえ、ねえってば。笑ったフリ泣いたフリいったフリ...。どうせなら、愛したフリで殺して欲しい...とね。死ぬまでか。短すぎるかな。(でも、そんなに近づくのは罪なんだからね)

7月15日

・さすがに昨日の疲れが出てきた。眠いじょ。

・枯れない花

 枯れない花を望むとき、魔法を持たぬ人間はどうするだろうか。ドライフラワー...、いや、それはもう花じゃない。おしべを取り去ると少し長持ちするらしいが...。しかしそれはあまりに残酷だし、そしていつか、花は枯れてしまう。

 年に一度くらい、そんな場所に行くことがある。うだつの上がらない同年代のチョンガーが僕を入れて三人。年始に疲れ切った僕の家に来襲して、僕を悪の道に誘う。キライじゃないのでノコノコ出掛けるのは、キャバクラなる場所。楽しみたいのに上手に楽しめないのはここで話したね。
 さて、その日の餌食は(名前は忘れたが、仮にエミちゃんとでもしておこうか)エミちゃん。エミちゃんは小柄で茶髪の女の子だった。ギャル系とでもいうのだろうか、よくわからないけど、ダブルスコアの年齢にも、価値観にも、風貌がタイプじゃないところ(決して不美人じゃないけどね)にも、僕の情熱は上昇することを忘れていた。でも気を使い、間延びしたタバコの火を着けてもらうまでの時間を、気まずいため息以外で埋めようとしていた。「そうだ!恋バナでもしようか。彼氏はいるの?どんな人がタイプ?」そんな苦し紛れの逃げ口上を言ったような気がする。待ってましたと言わんばかりに、彼女の目が輝いた。さて、端的に言えば、彼女の言い分とはこうだった。彼女にとって理想の男とは、いつでもワクワクさせてくれる男。幾つになっても変わらず、ときめかしてくれる男。それはよくある女の言い分だった。ひねくれた僕は頷きながらも、反論のタイミングをうかがっていた。「そんなの無理だよ。だから元彼とも、元々彼とも...、なんでしょう?今の彼とも...ね。」不機嫌なお姫様は持論を曲げようとしなかった。そんな男がいるはずだと言い張った。男は全てそうすべきだと...。少なくとも自分の彼になる男は...。僕はもう無理だと悟り、曖昧な微笑みを浮かべるしかなかった。彼女もまた、枯れない花を欲しがっていた。見渡す限りの不毛のこの荒野にそんな花が見つかるって本気で思っていた。思いたがっていた。ときめきは相手から貰うモノだと決め込んでいた。千に一つ、万に一つ、そんな花にお目にかかれたとして、その花を君は永遠にワクワクさせられるの?ワクワクは行為の名前なの?第一、花は振り向いてくれるの?
 意地悪な詰問は宙に浮いたまま。無駄にタバコの煙だけが生産され続ける夜。間違っても僕らは愛し合えないだろう。若かったって、いつか君が想う頃、僕の記憶なんて跡形もないんだよね。いや、この店のドアを出た瞬間に、僕という存在は消されるんだろう。ねえ、お姫様...。

 
 枯れることを受け入れた時、花は永遠の薫りを残す。その種が愛の花になるなんて嘘を、知ったように言えるほど、年寄りじゃないんだ。それとも魔法が見つかるって思ってるのかい?

 永遠という響きは白魔術に似ている
 永遠におとぎ話になんて付き合ってられない
 でも死ぬまでくらいの時間なら
 呪われても構わないよ
 堕天使さん

・肉体の門は終点じゃない。始発電車は終点を探している。

・早朝覚醒。誰かの不安定要素に僕を刻んだ。いや、僕も君も、そんな不安定をいつも追いかけ、食らうことで生きながらえてきた。約束の場所で逢いたい人がいて、見間違わないように覗いた。そんな作り話、許さないんだろうな。つねられそうだ。日付変更線が僕を追い越していく時間が怖かった昨日。はしゃぎすぎたのは、疲れて泥のように眠る為だったのかもしれない。(午前四時のおはよう)

7月14日

・変換ミスはオールドミスより素敵なことが多い(死語の世界)

・ホントはね、話すことより聞く方が得意なんだよ。だから沢山の涙を見るハメになるんだけどね。ある一線(それじゃないよ^^)を越えると、心は堰を切ったように溢れる。鼻水混じりの真実に、僕は誠心誠意の「うん...」で答える。頷く練習で、口説く練習は後回し。だからこそ今がある。そんなキレイを口走ってもいいでしょ?たまにはね。

・もっと汚れたくなるのさ マル

・追伸は本心

・寡黙な僕を返して(旅は帰り道の為にあるんだね)

・森羅万象、大気マンセー(傷心証明、解読不可能)

・明日の疲れた「お脳」は、今日を拒否するんだろうけどね。

・僕的には奇跡の季節。(一晩で三度が限界)

・思春期、夏、そして詩愁期(三日周期)

・現代とは古典に成り切れぬ涙達の呼び名。肩書きは本質を偽装。本物を見てしまえば、崩れ去るのを知っているから色メガネ。ご存じの通り、貧弱の遠吠え。

・アングリラを壊そうよ、お嬢さん。(ほとんど病気)

・この不可思議に名前を付けられたら、エジソンに申し訳ない。(ドクトル中松さんにもね)

・タバコは乳首の代用品だって、誰かが言っていた。大人という子供にはヤニ臭いおしゃぶり。火がついてなくても気づきやしない。ゲップが出るまで、トントンしてよ。偽物の母乳でもいい。毒入りなのは承知の上だよ。(止まんないYO...ちゅぱちゅぱ〜)

・当たり前の正直を当たり前に口にできる平凡は、非凡だよね。

・夜よ、どうぞ言葉を塞き止めて

・今日には83点をあげる。(200点満点だったりして...)

・僕はオカマ、言葉を身ごもる。恋の水子は、ビールを欲しがる。(だからいつも肩こり)

・加筆するけど、削れない。おぞましい過去も消せないから。

・次の詩集を僕だらけにしてやる。(妄想苔)

・犬語と赤ちゃん語と幼児語と子供語...、大人語が一番難解(オイラ語は難解かい?)

・勿体ないから、出来るだけ書き留めようとしてるけど、書き留めるてる間に別なのが浮かんだりするから、収集がつかない。消えていく思いには、消えいくという美学があるのだろう。再び浮かびくる思いは、生まれたいと何度も泣き叫ぶから、いつか書かれる。言葉の生命力。野蛮な駄々っ子。だから少し休み休み行こうか。まだ時間はあるようだ。

・一年前の僕のしあわせなんて、今の切なさの言い訳にはならないよ。ねえママ。(幼児語の翻訳)

・かき氷、恋のシロップ始めまた!(恋を忘れた方限定です)

・お便所でもう一つ浮かんだが、忘れた(水洗の花)

・シャーマンを気取ってる訳じゃない(シーマンはやったことがない:かわやにて2)

・お腹が空いてなきゃ、美味しいものは見つからない。(かわやにて1)

・記憶の日記を探したけど見つからないよ。記憶は嘘つきなんだ。

・ある日、犬の散歩中に一番星を見つけた。それは有り触れた光景だった。でもその日、僕は発見したの。「...そうか、一番星は最初に消えちゃうんだ」ってね。若くして輝いてしまった魂は、燃え尽きるのも早いのかもしれない...とね。そんな心象を知らないチャットの向こうの人に何気なく話したのさ。そしたら驚かれた。そんなことに感激する人を初めて見たって驚かれた。驚いたのは僕の方だった。そんな脳味噌の風景が当たり前じゃないのかって驚いた。(驚き桃の木の記憶/日記に書いた記憶が...)

・死ぬまで大人のフリなんてしない。(でも大人のフリは自分ではわからないんだよね...)

・僕は空気とも連詩が出来る。(謎が少し解けた)

・今日が眠るまで、今日という歌は未完成なんだね。

・永遠に色褪せないモノを望むなら、永遠にのたうち回る覚悟が必要だよ。

・キレイを紡ぐ鶴は、きっと血も織り込んだに違いない。

・いつか君は逮捕されるから。罪状はなんだろう?...とにかく、兎に角、罪はどっかにあるはずだから。

・恋文は一度だけ書いた。貰った事なんてなかった。

・素敵な日は水浸しで始まった。

7月13日

・雄弁はどうどう巡り。(夢の崖っぷち)

・ダメだ、枕が誘惑している。

・テイクワンが結局一番。(電話は二番)

・もっといいものがあるんじゃないかと思っている。こいつは何を隠しているんだろう。(沢山すぎてわかりません)

・いろんな心に僕は住む。(肉体は1つだけ)

・やっぱりそうだ。書いてから感情が追いついてくる。(山びこを勘定)

・肉欲はゴミ箱へ、物欲は飲み込んで、食欲は程ほどに...。禁欲なんて八つ裂き。煩悩バンザイ!

・瞳には魔力がある。いろんな目に覗かれ、いろんな目をうかがった。今日はそんな日だったよ。でもね、真っ直ぐに目詰められたなら、奇跡なんて起きないんだ。

・言えぬ言葉を紡ぐのが詩人なら、誰も皆、詩人未満なのだろう。(或いは、詩人未遂)

・沸々と沸き上がりそうな気配。しかし、怒りでも、悲しみでも、淋しさでも、勿論喜びでもない。体にゆっくり充満していく。指先で弾き出せるだろうか。(言語中枢に聞いてくれよ)

・もしも、静けさと再会しても、僕には宝物が残っている。去年のW杯の決勝の横浜の記憶よりも、素敵な記憶。指先ひとつ触れない宝石。証拠も残さず、灰になる思ひ出。(綺麗すぎるから気に入らない夜)

・詩情なるものをくすぐられたい。

・早起きしても価値無し。

・日付変更線上のメール、メルマガ「セクシー心理学」君に突っ込みを入れておいた。

7月12日

・夜間飛行、それは恋が君の言葉だから、夜間飛行、それは僕の言葉でもあったから

・父ちゃん、3.5行詩ってのを発明したいんだ!(0.5でもいいが、三三七拍子ではない)

・何もない夏が、もうじきやって来る。プールと入道雲のモクモクとスイカ、それにビール。欲しいモノを手に入れても、淋しがる誰かの背中が見える。いつものとおりさ。そんな夏が来る。

・知っているよ、思い出せないけどね。

・何に夢中なの?電波が薄らいだよ。(聞くだけ野暮)

・刃物には恐怖と神聖が宿る。(文字数を確認してみる癖、発動)

・浮かんでは消える感情、いや、感情以前...。書き留められるのは1/100くらい。幸運だね、言葉達よ。(昼のメモより)

・有り得ないことを思い、キョロキョロ。暑いね。皮膚が粘るようだ。やはり少し違う。平気だけど、おへそに力が入らない。(粘性の夜)

・カンパネルラはいつもお昼寝(先に書かれた!)

・深夜2時、雨音が余計。以下省略。

7月11日

・省略は意外に雄弁(寝るから、ホントに寝るから)

・答えはたぶん、君の心にある。(沢山省略した)

・まさかと思い覗く場所。ほら、僕の勘も捨てたもんじゃない。(飛行機には乗ったことがない)

・オーバーヒート気味の言語中枢を今夜は休ませるね。

・カップだったよって誰も見てないか!?(プッチンプリン占いでね)

・もっとどぎつい言葉なら、浮き上がって見えるだろうか。無理した生々しさをさも自然に演じられるほど、落ちぶれちゃいない、落ちぶれちゃいけない。結果としての一行なんだ。僕は柔なアドリブ。それだけはわかっておくれ。僕はうぶなアドリブ。忘れた頃に痛がらせてあげる。(改行はあなたの脳味噌で)

・書き置きも残さず途切れたら、淋しさどころじゃ済まなかっただろう。でも置き手紙には、君の匂い。見えないアンテナはまだ、君をロックオンしている。直ぐに見られてしまうスリルがない分、柔らかい素直でいられる。恐らくは、最も高貴な1ヶ月を過ごしてきた。赤黒い血、そして激しいスパーク。雲の上の月や星も眩しかったって言ってたよ。これを開放感だと言い張ったら、妖精は消えちゃうのかい?(三日後の君へ)

・最近、詩棒は濃いよね。埋もれちゃいそうだ。(なんて呆然とする晩飯前)

・面白い朝、言葉にもせず。

・君は最後の一行の半分でだけ嘘つきだった。(グッナイ)

7月10日

・狂おしい感情の根元は消息不明...、いや下半身。(阪神優勝なのかな?)

・お母ちゃん、孝太郎君のヒューレット・パッカードに飛べないのは、きっと僕がマカーだからじゃないかと邪推してしまうんだ。(...)

・お母ちゃん、早起きしてもギリギリになっちゃうのは、僕にはわからない永遠の不思議なんだ。(まだやってるよ、風呂入れよ、はい!)

・眩しさは太陽の幻惑。(脳味噌復活か)

・理屈じゃなく本能的な勘でつぼを刺激されている。才能なら憎らしい。天性なら恨めしい。

・今日は脳味噌が疲れました。

・バンドインナボックス君(伴奏ソフト)の為にいまだにOS9.2な僕はアップルストアでヨダレを垂らしている。

・母ちゃん、ゴンタのジャンバラ屋ってお笑いサイトを作りたい衝動を抑えるのは大変なんだ。

・母さん、僕もベース漫談がしたいのは絶対に秘密なんだ!

・母さん、休みの日はどうしてか終わるのが早いんだ!(母さんに救われたよ)

・姿や顔は心を隠す防波堤でもある。共振した電波が暴れている。可笑しいね。確かに望んだはずなのに。存在が分離しそうだ。

・覗きたいのは、あの日ではなく明日の君。

・頷くまでの数秒は君のお芝居。

・肩を抱くまでのためらいが僕の純情。

・虚々実々の日々。隠したい。見破られたい。どっちだと思う?

・興味あるものにしか反応しない。興味がありすぎると見えなくなる。皮肉な僕の千里眼。

・肘打ちを机の角に食らわせてしまうくらいの虚脱と満足な放心。(痛くなかったので涙目はお預けな空腹のお昼だよ)

作文の秀才

 人には輝ける時代が必ずある。ほんの一瞬だけ光り消えていく煌めき達。光を失いつつある僕にも、そんな時期があった。泡沫の名声の記憶。遥か昔、若かりし時代の「はにかみ」。その残像を記録しておきたくなった。そんな醜さを許してくれるかい?
 
 なまやさしく育ったガキドモも、ほんの少しだけは人生の苦しさってヤツに気が付く中学3年の3学期。切羽詰まった焦燥感達は、バカ笑いの中にさえ、うわの空の苛立ちを隠せずにいた。

 少しは骨のある国語教師は言い放った。
「これから受験までの1ヶ月間(うろ覚え...)は、国語の時間は作文の時間にします。」
 教室は蜂の巣をつついたような喧噪に包まれた。落胆とも抵抗ともつかない声の渦の中、僕はいよいよ近づく最初の審判への憂鬱で押しつぶされそうになっていた。
 その頃、僕の住んでいる県の受験科目は、なぜか三個しかなかった。国語、英語、数学...。だけど、神様はそんなに甘くはなくて、国語の試験のおまけに作文を書かせるという試練を与えていた。400字詰原稿用紙1枚で何を言えっていうんだろう。神様の考えには、いつも理解不能な傲慢さが混じっている。

 授業では「私と読書」とか「私と友情」とか、当たり障りのないかわり面白さの欠片もない「表題」音楽を綴らされる。読書、どくしょ、ドクショ...。友情、ゆうじょう、ユウジョウ...。頭の中でプチッて閃くまで数分。詰まらないエピソードをでっち上げたら後は簡単だった。序論、本論、結論。起承転結エトセトラ...。気にするのは字数制限と漢字くらいで、スラスラと鉛筆は踊った。その漢字が書けなけりゃ、違う表現にすればいいだけのこと...。みんなの横顔が苦痛に歪んでいるのが不思議に見えたけど...。
 意地悪な教師は色分けした残酷を皆の目に公開した。Aが緑、Bは黄、Cを赤。廊下側の磨りガラスに狡猾な従順の程度が張り出されている。緑ばかりの優等生。赤と黄が混ざる劣等感。名前の後に連なる現実。そんなの気にも止めてなかった。中の上のぬるま湯には慣れていたから。頭がいいとも悪いとも思われない子。嫌らしい滑稽さを演じるだけの色の無い空気が僕。だけど不思議な現象が起こりつつあった。遙かに優秀な子達が脱落しはじめる。5回、6回...、塗り潰されるマス目の列...。辛抱強く真面目な彼女までが黄に塗られてしまった時、心ならずも緑の直線が浮かび上がってしまった。少しは意識していた。でもスポットライトを当てられるのに慣れてない空気は、気まずさに平常心を失いはじめていた。
 閃きが、ヒラメキが...、落ちてこない...。はじめての黄色のスランプは皮肉にも受験直前にやってきてしまった...。

 スランプのままの審判の朝。緊張で乾いた喉が水分を欲しがったばっかりに、作文は尿意との戦いになった。結果は惨憺たるものになってしまった。あまりの惨状に合格発表を見にも行けない小心者。不意打ちだった題名さえ、もう思い出せない。自我を守る為に記憶は抹殺されたんだ。

 優等生しか演じられないから、作文は嫌い。トラウマを隠すための無様な言い訳。もとより書きたい思いなど何処にも無かった。無いと思っていた...。
 二十余年の沈黙。歌詞さえ書けなかった男が今、文章とやらを書いている。義務もなく、制限もないこのキャンバス。よくできた嘘を書かずに済む、真っ黒なキャンバスを手に入れて久しい。でも物語の終わりを安っぽい詩情で誤魔化す技法を、どこで覚えたのかは定かではない...。

・フライパンで天ぷらはできないかな?

・珠玉の言葉は血の匂い。

・女性陣は永遠がお好き、男性陣は一瞬に血眼...。言葉は違っても、意味は同じさ。永遠の刹那。(切なさは冷凍保存)

・日々溜まる欲望が、僕を雄弁な嘘つきにしようとしている。

・見つめられるから、見つめ返してしまう。(ちょっと違うね。ずっと見てたもん)

・誰かの死因ならわかってる。恋に酩酊の後、愛に溺死。

・複雑を単純が覆い隠そうとしている(肩の寒い朝)

7月9日

・夢と問われて答えられたのはいつまでだった?僕はね、いつからだったになるの。おかしいけど、歳を重ねると増えるんだよ。(死因なら夢に溺死となる予定^^)

・長文の虫が目覚めた。「作文の秀才」執筆中。でも眠くなる...。(歌の虫は仮眠中。明日はやる。恐らく。)

・「僕の好きな先生」を思い出したよ。君の話でね。

・美しさは才能じゃない。若さは権利じゃない。

・悪魔なら取り返しがつく。でも神様を演じたら、生涯演じ続けるはめになる。(意味もなく帰宅が遅くなってしまった)

・朝のこの一言が僕を遅刻ギリギリ男にしている。伝えたい微笑みの芯は夜までお預けにするよ。

7月8日

・不特定多数の心がシンクロしてるのかな、なんて思う。面白いよね。

・感情の中心がある。驚きや怒りや...、ため息や独り言にさえ。その中心を綺麗に切り取ったってダメなんだよね。(怒りや長助!)

・季語は必要かい?僕に季節はないんだよ。だってほら、四六時中欲情してるんだぜ。本能なんて狂っちゃってるんだよ。それでも季語は必要かい?(歯を磨きながら聞こえた声)

・覗いてくれないとグレてやるから...。(リードミーに報告してやる!)

・僕の心は内弁慶。頭の中は猛獣。

・絵なんてもう描かない

 その時、もう絵なんて描かない...と思ったんだ。壁際には張り出されたそれぞれの「校舎」達。いろんな色、いろんな角度。それぞれの思いが、堅苦しい「お題」の中にこぢんまりといい子を演出していた。何度も水彩絵の具の色を重ね、苦心に苦心を重ねた僕の分身も、目立つでもなく、その中で息を潜めていた。何枚かの絵には銀だったか金だったか、紙切れが付いていた。くっきりとした色使い。はっきりとした輪郭。確かに上手だ。でも、それはもう絵なんかじゃない。ポスターなんだ。彼らの目がどんな構造なのか不思議だった。そんな風に見えたの?違うだろ...。でも、そんなこと、あまり問題じゃなかった。問題はあの人の目だった。「写生をしなさい。」って彼は言った。だから僕は色を映し取ったんだよ...。

 中学校の校庭。みなが思い思いの場所で陣取る。群れたがる心を少しの羨望と軽蔑で眺める少年。僕はただ、面白い角度を探し、左前45度あたりに腰を下ろした。当たり障りのないいい子しか演じたことがないから、目立たずに静かにいたかった。馴れ合いと友情って奴の境界線はひどく曖昧に思えて、本当に心を開くことを知らなかった。写実は下手ではなかった。でも、それが楽しいとも思わなかった。ただ現実に正直でいたかった。見えたモノだけを描きたかった。ためらい傷だらけの心細いスケッチが出来上がると、水彩の絵の具を溶いた。ほんのりと曖昧なクリーム色を出す為に、何度も色を重ね、乾かし、実物と見比べた。その時だけの光は数分で逃げてしまう。だから僕はまた現実を追いかける。見ている人には愚かしく思えても、いつしか僕は夢中になっていた。追いかけてわかったことは、この世界は実に曖昧な色合いなんだということ。色の名前なんて区分は実にくだらないということ...。満足になんて至るはずもなく、時間切れのチャイムは響く。線は細い。思い入れもない。技術なんて勿論無い。でも真実を追い求めた結果が、少しふやけた画用紙にある。覗き見した他人の芝生よりは、この世界ってのに近いはずだ。ほんの少しの自負が、ひょろひょろの少年の肩に居心地悪そうにぶら下がったいた。

 あいつには色がわからないんだ。うち破られた期待を憎しみに変えて昇華しようという心のメカニズムが働いた。それで美術教師かよ...。言えるはずもない毒を飲み込む。何やら奴が、偉そうにほざいている。僕は...、僕の耳は、奴の言葉を拒絶している。ただ視線の先には、認められることのなかったひ弱な色がある。静かな悔しさに冷静な判断などつくはずがない。でも、でも...、やっぱり...。ぼやけているけど、あの色は本物に一番近い。絵なんてつまらないもんだな...。

 休み時間を告げるチャイムが、まあまあなんて肩を叩く。思いやりを振りほどいて教室を出ようとした僕の耳は意外な言葉に凍り付く。
「ねえ、ねえ、××子。あの色いいよね。一番右の上から3番目の色...。」
「...うん?そうね...。うん!」

 心がイビツなガッツポーズをした。名前は裏にしか書いてない。名前で選ばれたんじゃない。僕の色は少しは説得力があったんだ。でも、もう絵なんか描いてやらない。絶対に描いてやらない。あいつなんかが美術教師なんて出来る、大嫌いなこの世の中では...。

----お終い-----(PM11:05)

・長くなりそうなのでシンプルテキスト(テキストエディタ)に下書きするよ。更新頻度は減るけど、今日中には書き上げるからね。(PM9:53 さあスタート)

・忙しさも喧騒も消えた時間。僕の時間は今からはじまる。テレビなんてしばらく見てない。CMの話なんてしないでよ。わかんないんだからさ。それより、もっと楽しいお話をしようか。...なんて独り言。スケッチブックと4Bのエンピツは買ってから半年も袋の中で僕を待ちこがれている。ゴメンね。いつか必ずね。約束したからね。多分描くのは自画像。ここでも視線は内向きだね。言わせて貰えれば...、自画像だけは得意だったんだよね。後は全然ダメなんだけどね。絵で思い出したよ。絵なんて描くもんかと心に誓った思い出があるんだ。今夜は一行の為の習作なんかじゃなく、そんな思い出話でもしようか。聞いてくれるかい?

・この頃はずーっとアイドリングしてるから、沢山出てくるんだな...。(なんとなく思う晩飯前)

・「8.5」いいね。(帰り道のイエローハート)

・星を探しに外に出たけど、雲に嫌われて...。さて、僕の願いは、本物の願いはなんだったんだろう。(誰かのは分かり易くていいななんて思う曇りの朝:雨や曇りは飽きたよ)

7月7日

・思い出の国に帰したら、顔見知りの孤独とにらめっこ。仲がいいんじゃないの。よく会うだけなの。

・微熱が続くからOKが出せない。だからまた助走を始めてしまう。クールダウンを教えてよ。

・1/35001の無意味だって、僕には特別なんだよ。あの時、「オハイリ」の張り紙が無ければ、君も...、そして僕をも見つけられずにいただろうからね。

・木の精だったよ

・たった今、誰かの想いを感じたよ(PM9:41)

・今日の残りはオマケみたいなもんだな...。(鏡の自分にビックリ)

・躊躇なき 好きをつねれよ 流れ星(こんな漢字、書けない読めない)

・小さな輝きで、世界中が溢れればいい。その程度の願いなら、受け入れて貰えるだろうか。でもね、ホントはこんなに光に溢れてるんだよ。気が付かないだけなんだ。えっ?知ってて気が付かないフリだったの?こいつは失礼しました...。(心はリッチ、ハートはドッチ?)

・今度は犬語でお散歩。あきらめていた空に半月。1/365に意味を与えたがる心。区切りを大事に思う心。雲の向こうには見えない夕焼け。想像しすぎて創造出来ずにいる空中ブランコ。こんな夜にお帰り、沢山の思い入れ達よ。ゆっくり休んでいいんだよ。生臭い光が、お前の安息を断ち切るまではね。

・翻訳して驚いた。彼の思いは僕の想いだった。(汚れちまった午後)

・僕だけを見て、僕だけを見て、見て...、見てってば、ねえ〜(訳:ゴンタ3号)

・いつでもどこでも甘えたいの。怒らないで、だっこして欲しいの。(訳:ゴンタ3号)

・伝えたいことはひとつだけ、大好き。(訳:ゴンタ3号)

・テレパシーが通じるのはママ一人だけなのに、ママはこの頃、耳が遠いよ。(訳:ゴンタ3号)

・子供語で話した。視線をそらさない子供語で話した。

・狂気を封印して、日日に浮かぶ。馴れ合いの中でさえ、優しい針を忘れない。痛がる寸前まで刺す。手加減するから、疼きが長続きしてしまう。たれ流す毒が、僕を生きさせ、微かな半狂乱にとどめる。垢だらけの風呂で、もう一つ思いついたのだが...。(もう一度浸かろうか)

・パラリドルの幻惑でスネアは歌う(ドラムはメロディー楽器なんだよ)

・3連符が乱れるから人間なんだ。(タリラ、ラリラ...〜♪)

・甘い違和感の下に、沈殿した...感傷。苦かった?

・もしかして、知らない自分が更新されているんじゃないか、なんて最新を覗く愚か者。(タバコばかりの朝、無駄遣い)

・少しづつ、覗き見されているのかな...なんて思い込みが、微熱の心には栄養なんだよ。

・感謝の気持ちはいっぱいあるの。照れくさいから言えないだけだよ。(プリンを見つけて微笑む朝)

・誰の印象にも残らない脇役でいたい。僕はそんなには変わってはいないと...思う。少しだけずる賢くなったけどね。あの偏光眼鏡が、ありふれた僕の日常を訳もなく輝かして見せただけさ。きっと君は熱があるんだよ。ゆっくりさめてね。僕の微熱は終わらないけどね。(緩やかな掟破りの朝)

・魂と魔法を、悪魔と交換したの。解く術を聞いたらメフィストフェレスに魂を吸い取られちゃうからね。

7月6日

・言い淀みは真実に近い(滑り込み今日)

・タイムスリップで明日の君を見た。(今日が無理して延長戦)

・縮めると濃くなる。溜めると酷なり。(薄着でネルの白秋の夢)

・金貸しのネーチャンはキュート

・自由連想法、或いは唯の慰め(寝よか、起きよか)

・逃避行、或いは口づけ(夢魔で不明な意味露出)

・起きていられりゃ、無限なんだけどね。(すいすい、スイマー、サブッ)

・17で言い切れぬモノは無いんだね

・自由という幻想が、瞬間を沈黙させる(ギリギリ17文字!?)

・君が眠りにつく前に、着飾った裸をでっち上げなきゃ。まず、お腹を引っ込めてと...。食い過ぎで苦しいや。

・自意識の延長線上には、いつも誰かの視線がある。別人格の自分?

・直ぐに忘れちゃうから、沢山思いつくんだよ。

・鮮度のいい感覚を届けるために、新たなる走り書きは上に置いておくのさ。

・さて、紙芝居の始まりはじまり〜♪

・アイム、ホーム。(アイフルホーム)

・おやすみのキスの余韻で言葉に詰まってみる。(お返しだbaby〜♪)

7月5日

・カップヤキソバとお水で祝う今夜の勝利。(ミニカップラーメン付き:晩飯食いそびれです)

・サッカーと練習のハシゴだから、今夜はハーデイズナイト。(僕の朝)

7月4日

・格好いいは格好悪い(E)

・断片であり続けること。それが心地よい今に繋がっている。自らの想いをスケッチする。理由を求めない。断片は僕じゃない。僕が断片の一部なんだ。(立つんだ団平!)

・裸になろうとするから怪我をする、君も僕も。見渡してごらん。裸でいられる人など、どこにもいないよ。裸のフリなら沢山いるけどね。薄いベールに隠すから、艶めかしい...。言わぬが花の国に生まれたのだから...。以心伝心のテレパシー。無心伝心のシンクロニシティー。そんな神秘主義なら受け入れられるのにね。恋は君を魔法使いにかえる。(ゲロゲーロ♪)魔女かしら?

・意味も無く、軽やかな気分で帰宅。(ニュートラルな夜)

・吐き捨てた唾を蹴り上げてみる。立ち止まることが出来ないからヨロヨロと千鳥足なんだ。架空の誰かを君と呼んだだけ...。汚れた靴にこびりついた粘液には「1番を望んではいけない」と飲み込むはずの想いが混じっている。知りながら愚かを貫く。強がりを微笑んでよ。眠りにつくまではね。

7月3日

()

・どうして綺麗でいられないんだろう...(。)

・綺麗事は顔だけにしてよ(なんか面白くない?)

・正反対を声高に口走ってしまうもの(自分が見あたらないよ)

エロもゲロもテロもここにある。痛々しい自意識を自負してる。言い訳だけに狡猾なこの魂を、感じてみてください。

・でもね。そんな生々しいところがスキでもある。(...っとフォローしとこう^^)

・今日知った驚愕の事実。詩棒から辿った詩人とやらの心達がアクセス解析で逆探知好きだったということ。僕もそうだけど、嬉しいのか、悲しいのか...。(純粋のフリをしないだけ罪は軽いの?...同じだよね)

・夜が僕を追いつめる。あんなに待ちわびた今日は早足で過ぎ去ろうとしている。でもね、そんな今日でも少しはいいところがあったんだ。親戚の子供とサッカー遊びをしたんだ。少し汗ばみ、程良く解放した。母のないその子は、少し僕に似た匂いがするから、素直じゃない彼の心はよくわかる。「ただ、同じ視点で愛して欲しいだけ」なのを、大人達は感じてあげられない。きっと彼も僕の匂いを嗅ぎ分けたんだろうけどね。(子供にはもてるんだよね)

・やる気が取れた今からが、僕の真実なんだ。

・汚ければいいってもんでもない。(夜に雨)

・汚物を隠しながら、恐れ、忌み嫌う心は...、正常位な退屈だね
所詮、泡沫だから、綺麗事にはしたくないんだ
逃げなくても、殺しはしないから...。えぐるだけだから^^(プチ毒白@アダルトチャット)

・1mmも進んでない。ヤバヤバ。

・不純物が嫌だから言葉を短くする。沢山省略する...。蒸散した液体の底に見えてくるのは、美しいヨゴレ達の結晶なんだ。

・二人称単数から逃げているな^^

・風呂上がりの曇り空。憑き物が少しとれ、背中に空席あり。

・陳腐な朝に世界はまだ沈黙していた。

・エアコンはため息ひとつ。

・何気ないモノが、きっと光っているんだろうな。(朝風呂前です)

・全ての光を失っても、手や足が動かなくなっても、声が出なくなっても....。伝えたいことの中心は、この心の中にいるんだから大丈夫。どんな形だって、にじみ出してみせるからね。

・光を失った片方が、僕にいろんなモノを見せてくれる。驚きもあり、畏れもある。面白くもあり、恐怖でもある。それはやっぱり、背負っている宿命だと感じている。伝えるべき何かを模索しながら、残りの坂道をダラダラ行こうと思う。名も無き野辺の花をくちびるに遊ばせながら...。

・どれがいいのかなんて、やっぱり自分ではわからない。だから面白いのかもしれないね。

・ぼやけていて、身体中に乳酸は残っているが、3mmくらいは進めるような予感があるよ。

・夏色の雲がモクモクしてた。生々しくも息づいていた昨日の空。(朝のコーヒーの後)

7月2日

・Amazon.comで衝動買い数点。明日が休みだから、今夜も小休止。僕の沢山なワルダクミよ、明日また会おうね。

・雑草達、夢敗れし戦士達、磨いても銀の悲しみ達。いろんな形容ができるけれど、スカパーのライブで見た君たちはやっぱり渾身だったよ。精一杯だった。ヴァンフォーレ、僕のひ弱なプライド。

・弱さは理論武装する。無駄な抵抗は止めなさい。怒らないから出ておいでよ...。武装解除が一番難しいんだね。(ネクタイのままで)

・左目には汚物が詰まっている。(体が重かった帰り道)

・お腹は冷やしたけど、ハートは暖かい。(朝)

・不埒を黙らせ、夜を逃げる。シッシン寸前。放心10秒前。ダメだな。

・その言葉に甘えてみました。

7月1日

・やっぱりダメそうなので、寝ますね。

・帰ってきたら、もう11時半。今日も詩情を感じたけれど、言葉にする力があるかどうか...。

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