7/28
・夢にまでみた免許あり生活 それは絞り出したような渇望 結局 一年と四ヶ月の悶絶 オヤジの遺品のミラターボが 馬鹿みたいに速くて bBは廃車にしてしまった 若葉マーク 久しぶりの徘徊 行きたかった場所が何処だったのか 僕は思い出せないでいる もう随分長い間「君」という言葉に命が吹き込めずにいる サイドブレーキを軽く掛けたまま恋という呪文を唱える 魔法が消えても隣りで笑ってくれる魂よ ああ 眠くなった
・気配を感じるということは 気配を感じようとした ということだ 捏造の気配でもいい 体温は 僕が植え付けるから
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・迷うことが目的だった
・夏はどこへいった
7/26
・ヌードな夜 忘れたことさえ忘れて その平凡にみとれていたい じわりと愛して 後ろ姿を感じてほしい 無口でわがままな僕の 専用のほっぺでいてほしい
7/25
・僕を捜して! 僕を忘れて...
7/24
・呆気なく夢が現実に溶けて 喜び勇む暇もなく日常に紛れ込む 高揚の後の疲弊を 高揚の第二波が飲み込んで 僕は言葉を忘れてしまう 滑走路で迷うだけの日々 飛び立つのはいつになるのか まだ何か吐き出せる そんな予感だけが 僕を生かし続けている
7/22
免許が戻ったナウ
7/21
・天使は天使を演じない
7/17
・
美に触れた指先が痛む
わかりきった禁断におびえる
衝動の突沸が言い訳を突き抜けるまで
僕はまた第三希望の君に吐息を預ける
研ぎ澄ましたはずの鋭角が
一度だけの覚悟で狙った
いや 狙うはずだったホンモノが
放物線の解を描き出す前に滑稽に色褪せた
安心したんだよ 実は
感じたフリでも怪我はする
無論 笑ったフリでもね
腐乱を蒸留した一滴の豊潤
ああ なんという甘美で陳腐な想像だろう
僕はわくわくしながらひからびていく
フリーズドライな心象は
熱く感じやすい体液にしか憑依できない
凍らせて 窒息させるんだ
もっと強く
もっと静かに
・
起き抜けの朝
顔を洗っただけの世界
起き抜けの朝
あるいはそんな空気
あくびと夏の前で
僕らはいつも平等だ
贔屓のチームの
ある種奇跡的な勝利を
2ちゃんにたむろする馬鹿どもと
肩を叩き合って喜んだ後のぽっかり
共鳴に酔いたくて震源にしがみつく
爆心の声になれぬぬるま湯は
指先以外もふやけさせてしまう
匿名で剥き出しになる牙など
普段着で隠せる訳もなく
社会性という外皮を
名無しで容易く失ってしまえるこころが
むしろ羨ましくもある
露骨な激昂とか
お値打ちな社交辞令... とか
もう君の名前が痛みではなくなってしまった
そんな心を見つける
見つけてしまったことが軽い痛みになる
そんな
起き抜けの朝
7/16
・
美に触れた指先が痛む
わかりきった禁断におびえる
衝動の突沸が言い訳を突き抜けるまで
僕はまた第三希望の君に吐息を預ける
研ぎ澄ましたはずの鋭角が
一度だけの覚悟で狙った
いや 狙うはずだったホンモノが
放物線の解を描き出す前に滑稽に色褪せた
安心したんだ 実は
感じたフリでも怪我はする
無論 笑ったフリでもね
腐乱を蒸留した一滴の豊潤
ああ なんという甘美な陳腐
・白状いたしましょう 2ちゃん 詩・ポエム板で 「容疑は詩人未遂」の1(秒速5mmの1)をやってますが(以前の「嘘つきは詩人のはじまり」がサバ落ちで飛んだので) 最近からんできてる名無しさんが なかなか手強い っていうか かなりのホンモノ 喜ばしいかぎりでございます 結構貴重です 名乗る人は多いけど 呼びたくなる人はホントに 少ないですから
さて ポッカリ空いた時間 (たぶん)彼との魂の戦いでも いたしましょうか
・それにつけても夏
それにつけても夏
蝉が鳴きはじめる前の眩しい真空
それにつけても夏
寝坊にも多少の解放
それにつけても夏
睾丸にも野望の気配
欲求と期待とモチベが幾分
焦燥と疲弊と老眼を押さえ込む
優先順位じゃなく衝動で
距離感じゃなく汗ばんだ肌で
さみしさが言い訳になってもかまわない
それにつけても夏
だってナツ
だって 夏
だもの
7/15
今夜はキングラットでライブですよ
7/13
・明日は消えない ただ死んでいくだけだ
7/10
・サムシィング スペシャル
予感が確信に変わり
畏怖が優越に成り下がる日々
コントロール可能な狂気を
発狂寸前で振り回し
臨界は暴発にむせぶ夢を見る
牧神が酔ったのと同じ午後の微睡みの中で
神秘と日常の境界線の
オブラートのような細胞膜がふいに蕩けた
その刹那に
神によく似た風が
心臓の隅をすり抜ける
僕はまたひとつ 新しくて古い何かに気付き
それが無意識の闇で繋がった僕らの
共有し得る ある種の感覚への覚醒を
こちょこちょと刺激できると直感する
そして夢中で描写する
世界に溶け帰る
ただそれだけの為に
ね
7/6
・
夏枕
素敵な夕暮れ時や
夜明け前の神秘や
真夜中の冒険や
真昼の真空や
君を言い訳に踊る
僕の静かな詩情は
あまつさえ
途方に暮れて夏枕
アイシテイルよを過去形にして
ひとりで雲にみとれる滑稽を
見えないロープで引きずってくれよ
残酷じゃないカナシミがにじむ
僕のアンテナが
君の体臭を探し続けている
・残酷だよね 半端な やさしさってさ
7/3
・2000年5月に トラの記述があって 夜の散歩道の感慨が ゴンタのあばら屋の背骨だったのだ 正直冬期鬱もどきの時は 散歩もきつかったんだけれども
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