2011年

1月

1/31

・おいらの人生 罰ゲーム   地獄はこれからだった

1/29

 

・産んでくれてアリガト 産んでくれて ゴメンっ

 

1/27

 

・自己責任ですよ さみしさなんて

 

1/25かっ


死んでもいいよ
でも生きてもいいんだ

死んでもいいよ
そんなの自由だから

死ぬ気になって生きろとか
そんな話 
聞かなくていい
ほんとは
死んでもいいんだ
でもね
生きてもいいんだよ

死んでもいいんだから
焦ることないよ
一番楽な
一番ズルなヤツ探せばいい
痛いとか苦しいとか
そんなのバカ
死んだようなもんなんだから
ほんと
ゆっくり探せばいいんだ

だって死んでもいいってことは
生きてもいいってことだから

何が一番楽か
何が一番誰も傷つけないか
ちょっとだけ考えてもいい
だって死んでもいいんだから
誰に何を言われようとへっちゃらさ

死んでもいいよ
だから特上の死に方選んだ方がいいだろ

死んでもいいってホントに思えた瞬間
いろんなものから解き放たれるかもしれない
苦しいのはね
何か残っているからなんだ
わかるかい?

死んでもいいよ
でも生きてもいい

ずっとボンヤリ考えて
生きるしがらみ投げ捨てて
死んだように生きてもいい
生きたように死んでもいい

そんなの無理だよね
でも
どっかで操られているんだって
気付いていればいい
ただ付き合ってあげてるだけ
いつ死んでもいいし
そのまま生きてるフリしててもいい

大丈夫
死は 死だけは 必ず約束を守るから
ヤツは律儀だよね
まったくもって
はあぁ

でさぁ
話戻すけど

死んでもいいよ
生きてもいい
楽な方がいいよ
結局どっちも同じようなもんなんだから


  

 


どうせ何もない 
今までだって
ほとんど何もなかった 
 なのに 
  明日とか
   未来とか 
 

その後に続く行間に浮かび上がる 
ボクラが僕らであると信じてしまう 
あの無意識の共有  

ナニカイイコト 
 贅沢は言わない 
  ナニかイイコと  

宝くじは当たらない  
悪い事以外で 
明日有名になることもない  

酒池肉林も 
平凡な抱擁も 
なんでもいい 
なにもないことでもいい 

 何かいいこと 
  ナニカイイコト 

かみさま

少し冒険が混じったらいい
ちょっと退屈が入っててもいい
薄い塩味のする笑い話なら
その後の残酷な余韻でさえ
飛び切りの妄想で埋めてみせるよ

妄信のまま眠りたいんだ
 今よりも強い狂気を含んだ
  妄信のまま眠りたいんだ

 

・さて 過去形だけれども21日にラットでライブ なかなか楽しかった  対バン二つ 両方興味深い感じ 刺激あり  演奏後 細野晴臣みたいなベース? でしたね とか言われた? え? Vベース知ってたから あの人ベーシスト  そう思うと恥ずかしい だって 諸事情が長引いて 全然練習できてないし

1/18


埋められない空白が
ボクラを呼び合わせる
 
埋まったっ
と思った瞬間に 
新しいほころびが
芽生えてしまうけれども  

かなしみに 
さみしさに
触れてしまえたらいい 

きっとどこかに 
同じ重さの 
しあわせがあると 
信じられるかもしれないから  

大嫌いな内省とか 
自己愛的 陶酔的感傷とかが 
逃げても逃げても追いかけてきて  

名前をしらないから 
僕は 「君」 と呟く
それは武器だ
弱さという卑怯な武器だ

自慰は自由だ  
妄想より自由だ
涙のかわりなんだ
ただのかわりなんだ

共鳴しない叫びが
夜に溢れているじゃあいか
こんなにも
こんなにも ほら

胸が潰れそうなんだ
心が

 

1/15

・僕が沈黙の中に何を聴いていたか 今 ナニを聴いているか  今こそ僕と同じ静寂の中で 君自身に問いかけて欲しい  キコエナイのじゃない 聞こうとさえしていないのだ 例えばそんな ギザギザなものとか

1/14

言葉なんて愛さないで 僕を愛して

1/6

・悲しみよ 空へお帰り 君は僕を殺せはしない  悲しみよ 空へお帰り 君は古くからの知り合いだけど  悲しみよ 空へお帰り 神様なんて いないんだけどさ  悲しみよ 空へお帰り   すべては ボクラのココロが映す幻影なんだけどさ  

1/5

・気にはしているんです 大菩薩のウェブサイトの新コンテンツとして メンバーブログをやろうというので(まだ非公開) あれです  音楽の内容も入っているので この間の フィクションのコピペを投下したのですが それまで 何件か投稿があったのに あれのおかげで ぴたりと 止まりまして 責任を感じています  宗教上の理由で(ゴンタ教) 一度書いた(投稿した)ものは消さないという主義なので なんか 次に柔らかい話でも 書きましょうかとも 思うんですが  柔らか過ぎてH系のネタも混じってしまいそうで 難しいところです

・寂しいから空を見上げるのか 見上げるから淋しくなるのか  いつもなら ココロ洗われる夜空が 昨日はきつかった  でも もう大丈夫  ハーゲンダッツを肴にビールは まあ あまり素敵な選択ではなかったかもしれないけれど

1/4


別にどうってことないけど 
今夜も星がきれいなので 
なんとなく ただなんとなく 
誰かに傍にいてほしくなります  
こんなこと めずらしいんですけど  
ただ 肩を抱いていて欲しかったりします   
ただの優しいだけの魂で構いません  
それこそが 最上級の我がままなのでしょうけれど   
発情でも求愛でもないんです 

静かです 
ぽっかりです 
ぼんやりです  
お腹が空いているのに 
何を食べたいのかわからない感じに似ていますね  
想ってください 
今夜だけでいいんです 
ただ想ってください 
恋人よりも深く 
母よりも静かに 
少し涙も零してください 
だって 
だってね 
いいえ 
なんでもないんです 
 
お昼の太陽にはね
少しだけ春の予感が混じっていました 
でもね 
僕の春は静かな春ですよ 
たぶんね  
花も咲きません 
鳥も歌いません 
ただ 静かなだけの春なんです  
だから  
僕を感じてください 
遠くからでいいですから 
ただ感じてください  
お願いですから

1/3

・さて こびり付いた胎盤がはがれ いくらかの出血をみる 後産は恋にもあり  揺るがない何かがいい 色褪せないナニカがいい 不安にならないナニカがいい だけどさ サミシサとかって詩人には養分

・想像はできる 理解もできる でも共感はできない

・しかし 独り暮らしなんて珍しくもないのに ひ弱だな オイラ

・レンタル満了ベース


 人生最悪な年の瀬の次の元旦 幾重にも厚着して着膨れした怪しい影が 年越しそばもおせちも餅もない我が家の玄関に立っていた
朝脱いだスリッパに残ったの僕の気配だけが 疲れた男を薄暗いまま迎えてくれる
手探りで玄関先の蛍光灯のスイッチをまさぐる刹那に 大きな物体の存在が認知される
アマゾンで何か衝動買いをした記憶は... 最近ない
黒猫の大きな梱包 見慣れた住所 だが 確認作業は 年末年始のハードワークにヘロヘロな肉体と心には最優先じゃない
買ってきたコンビニ弁当を食卓に置き 取りあえずのインスタントコーヒーに辿り着いても 座っちゃいけないのだ
座った途端に動きたくなくなり犬の散歩が出来なくなる 両親が病院にいる今 独り暮らしって 強い意志がいるんだと ぬるいカフェオレをすする 
いろんな思考が 疲弊と混濁して 静かで透明な夜に漂っていた

 風呂は晩飯を食う前に だって食ってからだと必ず寝ちゃう自信があるから 脱いだ服を洗濯機に投げ込み回してしまう 溜めたら何かが崩れそうで怖い たぶん 今全ての神経が緊張し続けていて 辛うじて現状を維持している 熱過ぎた風呂予約の温度設定に後悔しても 修正しようという気力がない
眺めることのないテレビをBGMとして灯して食卓につく頃は すでにかなりの遅いじ時間になってしまっている
この頃満腹という感覚がない かなりの量を食しているはずだが その幸福感には たぶん安心とか解放とかが不可欠なのかもしれない それでも食後の朦朧が訪れる前にと玄関にオッキパなあの物体を想う

 明日もまだ仕事だがと僕は... でも今日でなければいけないと強い意志が働く あの包装してある物体に手を触れてみる 重さはたぶんそのくらいだ 楽器だらけの部屋に引きづり込み 万年床と脱ぎ散らかした服の間を縫って椅子に辿り着く
乾燥にひび割れがきた指先が過剰気味の梱包に手を焼いて なかなか核心に辿り着けない 
一瞬で理解出来る あるいは出来た 明白な答えを 心のどこかが拒んでいて それにドドメを刺すにはこの儀式が必要だった 絶対に必要だったのだ

 ミュージックマン スティングレーEX 安っぽい黒のソフトケースに眠る
数年前の愛用のベースだ
 微妙な価格帯の中途半端な楽器だし 衝動買いに近いやつだったけれど 結構面白い音がして 輪郭もハッキリするしお気に入りだった だけど近年 体が五弦のベースに対応してしまい もう四弦に戻れそうもないことと 他にも押し入れや部屋の隅に何本かのベースが眠っていることもあり 優先順位下位の 彼は諸事情もあり レンタル移籍組に入っていた

 その人に相談されたんだ 子供がベースが弾きたいと ベースが欲しいと言っているが どんなものがいいかって
子供なんて飽きっぽいものだし どんな夢を見て よりにもよってギターとか
ヴォーカルとか ドラムじゃなくて ベースなのかわからないけど 
あまり安物の楽器はお勧め出来ない  けれどはじめから高めのやつもやはり勧めづらい
僕の思考はごく自然な流れで 我が家の隅に眠るベンチにも入れない彼のレンタル移籍に
収束した まあ レンタルだなんて言ってはいるが それは相手への心的負担の軽減という意味合いも 強くて 一度は愛した楽器達をお金に換えられない僕のサヨナラへの詭弁なのだが

 さて 何の楽器の 音楽の素養のない子供が ハーモニーを奏でられるピアノやギターで
なく エレクトリックベースを 教えてもらえる人もなく続けられるかといわれれば その可能性は限りなくゼロに近いと言わざるを得ない 
部屋で 小さなアンプを通して奏でられるであろう ガガガガ とか ブブブブブっ とか
そんなモノの上に煌めく音楽が乗る様をイメージして練習できるだなんて 有り得ない 出来ればハーモニーの出る楽器で 感覚的にでも和声の流れとかベースラインの存在意義
とか... 
 ホントは僕が 持っている僅かな知識やノウハウ 或いは 人と合わせて演奏する時の 感激度合いとか 人前でやる時の 高揚 失敗と落胆 欲 解放 刺激 その先にある ドラッグとしてのステージングまで 教えられれば その小さな人生を飾る小さな花程度の ものは与えられるかもしれない ほんとはもっともっと 人生を 世界を変えられる 核弾頭になる可能性さえあると 伝えられるかもしれないと

 結局僕は その人にも その子にも いや それは今は言うまい
だけどただひとつ 確かなことは

  押し入れの隅にも居場所のない思い出に成り下がったということ

   違うかもしれないけれど

  押し入れの隅にもいてはいけない感傷に成り下がったということ

 ベースのソフトケースのポケットから 誤解の入り込む余地の有り得ないくらい 静かで他人行儀な謝辞のメッセージカードが出てきた
僕はもうとっくにその想いを昇華させている 心配はいらないのに

もう寝なきゃ 僕は万年床にもぐり込んだ
両親は少しすれば戻るだろう だけどその先の数年かもっと先か 深く静かな孤独がこんな風に襲ってくるんだろう
名字 変わったんだね と問いかけても返事はないけれど
占い師が語ったとか言っていたその人の未来に潜む邪霊にも似たものを 孤独を嘆き続ける彼女の余生を
無意識のうちに僕はまた吸い取ってしまったのかもしれない そいつは僕が責任持って空へ返そう 出来るかどうかわからないけれどね

微睡む暗闇の中で 今までいろんな緊急事態が遮断していたサミシサってやつが この部屋にゆっくりと充満していくのを感じていた
僕は窒息したように眠った

すべて忘れたいと願ったのかどうかは もうわからない


 --- この物語は フィクションです ---


1/2

人生最悪な年の次の元旦
年越しそばもおせちも餅もない我が家の玄関に立つ
朝脱いだスリッパに残ったままの僕の気配だけが
疲れた男を薄暗いまま迎えてくれる

1/1

押し入れの隅にも居場所のない僕を受け取る 

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