2009年

7月は何色だろう

7/27

・なんかそわそわな月曜日

7/26

・小瀬劇場発動 ビールは二杯 ああ しあわせ過ぎて疲れが出る 不思議な夜を見つめて流れ出した言葉も そんな高揚とほろ酔いと疲労の海に流してしまった すべてを放棄して その時に伝えたかった君を想う 隠しても単純は消せない ああ また

7/25

・それでも君に逢いたい

・メモリとHDの増設で一日をつぶす 整理しようとした狭い部屋が 混乱したまま力つきる その狭さに追い討ちをかけるように 今日も衝動買いをひとつ お部屋にマネキンが夢だった マネキンの在庫処分を見つけて 我慢できるわけがないさ 相変わらずさ 寝ちゃうけどね

・羽化

脱皮しかけたまま
動けなくなる残酷が
そこにあって

サナギのまま眠り続けた方が
しあわせだったのかもしれないと
瀕死の夏がささやいた

前夜祭で騒ぎ過ぎて
二日酔いのままの君に
残酷も悪くないさと
僕はなぶった

ひからびる前に
羽ばたけるだろうか
さあ
それはわからない

でもこれも確かな唯一無二の

記憶には残るさ

感触にも残さないか

7/23

亜空間

代謝し切れない乳酸と
浄化し切れない感情が
逃げ場を失って迷い込む場所

現に残した片足が
辛うじてその感触を
幻覚だと認識させている

逃避
或いは浮遊
陶酔
或いは迷路

願望の数が増えるほど
微動だに出来ない時間が増大する

ゼロをねじれば無限大か

そのねじり方ってヤツが
みんなわかんないんだ

0 ... ∞

7/22


誰も君を救えない
時間以外には
誰も君を救わない
時間以外には

救うつもりはない
救えるとも思わない

ただ
感じただけだ
小さな痛みをね

7/21


ここにいま 
切なさがある 
もちろん君由来のさ 

僕はただ見つめて 
切ないね〜って 
感じてるのね 

しあわせさ 
ただそれだけの時間がね

ここにいま
しあわせがある

ひとりぼっちの
しあわせがね

7/20

・愛人

情が深いのか
気が多いのか
手放すということが出来ない
どれが一番とかも
決められない

でも
今は新人のおデブさんかな
注文したウッドベース用のスタンドは
まだ届かないね
よく考えたらアマゾンじゃなくて
サウンドハウスにすればよかったかな

まだ上手く鳴らせなくてゴメンよ
同じ部屋に他の愛人も同居してて
ゴメンよ

でも
愛情には変わりはないはずさ
振り向けば君がいる
そしてそれが夢じゃないんだと
噛み締める

ああ
僕は奇妙なハーレムの中で
寝起きしているのかな

恋が醒めても怖くないよ
それからの方が
フィルターなしの付き合いができるもの

 

・楽しみたいという本能がここにある

わかりやすい方がいい 
シンプルでストレートなのがいい 
前向きで明るければ尚よし 

ありがちな方がいい 
聞き飽きたものは
聞き慣れたものだから 
意味があった方がいい 
結論であれば更にいい 
言い切ってあれば文句なし 

純粋みたいに見えればいい 
短過ぎても「...?」で 
長過ぎても重いだけ 
こっそり解説してくれてあればもっといい 

はみ出さない方がいい 
尖っていない方がいい 

きっとみんな考えるのが嫌なんだね 
想像するのも苦手なんだね 

僕は全部いやだ〜

お腹が空いた

7/19

・書かないことが伝えたいこと 書けないことが伝えたいこと

・くそー みんな元気だな〜

^^^


ごめんね
君が好きさ
ごめん

ごめんね
だけど君が好きだよ
ほんとごめん

ごめんよ
言えそうにないけど
君が好きだ

許して
だけど
君が好きさ

身の程知らずの恋を前に
僕は吹き出す
言える訳ないよね
だけど君が好きだよ

 

^^^

・仕事 → 小瀬 → スタジオ  晩飯はPM11:30から  ああ 疲れたぴよ

7/17

・雨降りでも 夏は夏 ほら 蝉が鳴いてる

・つくるんじゃなく 見つける  どこに? とか聞いている時点で アウト!


産み落としてしまいなよ
隠すことは消し去ることにはなり得ないのさ

産み落としてしまいなよ
空に帰さなきゃ
一生消えない鈍痛になっちまうんだぜ

言葉は意識そのものだから
洗い流すにはとても時間が掛かるのさ

一番痛いところはね
書けないんだ
無意識が邪魔するの
壊れちゃうじゃないかってね

でもね
昇華するには
少しだけ抵抗力が必要なんだ
カサブタが そう
ガーゼの上から
カサブタを確かめるみたいにね

自己実現なんて迷信さ
楽しいと辛いしかないのさ

産み落としてしまいなよ
まず痛みを意識するところから
産み落としてしまいなよ
そして影のような存在を
確認しながら

産み落としてしまいなよ
プライドは大切なものさ
産み落としてしまいなよ
でもとっても曲者なんだよ

産み落としてしまいなよ
産み落としてしまいなよ
今はまだいいけどね

7/16

もう数ヶ月も納得のいくヤツに出会えてないのに
決まる時は決まるもので
それが運命と言えば運命なのかもしれない
今日三件目の楽器屋
決断まで恐らく十分間

脳内リハーサルではお金だけ払って
後日車で取りに行く予定が...

お店の人の
「電車でも大丈夫ですよ」
という言葉で
容易く予定変更

ああ しかし でかかった

まるで朝青龍のハリボテを担いでいるようだった
宇宙船あずさで持ち帰ったはよかったけど
駅で路頭に迷う

タクシーには載らないと断られ
おやじ殿は晩酌の時間
駅まではスクーターで来ているし
自宅まで5?6キロを徒歩で帰ると
多分倒れるだろうと予測できる
交番で預かってもらって
一旦家に帰ってから
車で持ちに来ようと
虫のいいことを考えるが
おまわりさんはパトロール中

結局家に電話したら
まだ晩酌未満のパパ上がでたので
強制ピストン輸送二回で
ベースとスクーターを救うことができた

しかしいい加減楽器を買い込むのも考えものだ
地震が来たら楽器の山で生き埋めだ

予想外に弓の音が良かった
フラットワウンドの弦は
指の表面に負担が掛かる
スタンドは必要

そんな独り言

・予想外にでかかった

・dekakeru azusade

^^^

・明日は都の夢



切なさの向こうに君を置いた

逢いたいも 触れたいも 生まれる前の

切なさの 霧の向こうに

愛されることと 求められることの

ただ引力が働いただけの

すべては 受け止められない霧の向こうだ

切なさのこっち側に 僕はへばりついている

ひどく甘美な鼓動が

今夜は心臓を埋め尽くしている

7/15

・真夏上等!

血みどろの夏もいい
汗まみれの夏もいい
陽炎の夏もいい

真夏上等!

懐かしい夏もいい
ボロボロの夏もいい
なにもない夏だっていい

真夏上等!

真夏上等!

嗚呼 真夏上等!

・真夏上等!

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・迷いの前で 小さな冒険を口に含む この眠気を吹き飛ばせたら  ふふっ  寝苦しい夜になりそうだね

7/14


若さとは熱病だった
 いや 命そのものが熱病なのかもしれない
  火照る体が 感じている
   熱が見せる朦朧の中の
    すべてが そのすべてが

 エロスをリビドーと読み替えて
  諦め続けたメロスの悪夢の中を泳ぎ続ける

   ソクラテスは生真面目なだけのピエロで
    真実すぎれば喜劇しか演じられないということさ

真夏? それはお祭り騒ぎさ
 羞恥を脱ぎ捨てれば
  演技さえおぼつかなくなるぜ

 人生に溺れようベイベー
  ホントの夏はとても短いんだから   

7/13

・あ 今週と来週は ウッドベース捜索ツアーで都へ参りまする(予定は未定

・無理も必要だけど 休みはも少し必要だ 年寄りの疲れは二日目を通り越してじんわりとやってくるのだぴよ 今夜 逃亡 数少ない期待達に 宣言しておくのだ 全然疲れてなんていないぴよ

・高揚と疲弊が波のように訪れる 睡眠不足 そして疲労の蓄積  ああ 頭痛が起動しませんように (えっと メルマry...?

・夏はきっと 空気なんだ

^^^

・月はこころを映す寡黙な鏡だ

・起き出すまでが日曜です

7/11

・君は 猫のように愛し  僕は 犬のように想う

 

・狂おしき魂の

楽屋では寡黙で 人見知り だけど無理した威圧感など 微塵も持たぬ彼らの
ステージの上で豹変する様を 驚きと喜びで見つめる 
すべてを懸けて躍動する肉体 乱れる髪の毛 汗と絶叫 
怒りなのか 悲しみなのか
焦燥なのか 渇望なのか
恐らくそのどれでもなく そのすべてを含んだ振動

かつて僕が望み 演技した場所に 彼らはいた
地味も オチャラケも 雄弁も ギラギラも
大音量という陶酔の海に 融解して
真摯な音への愛 伝えたいという衝動 言葉でも音でもない何かが
確かに痛いほど伝わってくる 
バスドラの あの作り込まれていやらしい低音が
愛撫より素直な 愛して欲しいを 囁いている

もう飛んだり跳ねたりできる歳じゃない それでも精一杯の僕を
さっきステージに捨ててきた
奇妙なフリの装飾は 僕なりのアイシテルだ いつものアイシテルだ
だけどさ
若さという特権を前に 眩しくて嬉しくて
昨日のように思える若造の頃の感覚が蘇るんだ

彼らの中のどれくらいが 信じたまま僕の歳を超えられるだろう
才能 努力 クチビルを噛み締めた数 星の巡り合わせ 青臭い夢の青の純度
一瞬だけ光る魂なら でも掃いて捨てるほどいる
何が足りないのかわからないから 僕らはもがくのだろう

狂おしき魂の 大人びて色褪せていく美しさも またいいもんさ
その上で 

 ツ タ エ ナ ク テ ハ  イ キ テ イ ケ ナ イ

そんな哀しみだけが 歌い続けるという呪いを手に入れる
一握りの選ばれし魂なんかじゃないだ
満たされることのないアイシテクダサイを背負った彷徨い人だ
それはもはや美しく限りなく遠い
そんな光でさえないのさ

そんな風に 僕はまた
爆音の中を ニヤニヤしながら 
頭の中の誰かに囁いていた

そんな
そんな
素敵な夜 だったよ

7/10

・少なくとも ひとつの暗鬱 
伝染した 空気感染した 
ひとつの ひと粒の 
キュンッ とかいうヤツ  

初期症状としての 所在なさ 
空気が稀薄な気がして 深く息をする 
透明感のない 生温い世界は 
吸い込んだ肺の奥に 
あのヒンヤリとした清涼を 届けてくれない 

複合した予感の バラバラのベクトルの帰着する場所を 
この薄っぺらな胸の内部に 
心臓の奥の 医学書には 未来永劫載ることのない恋の中枢に感じている 
多分少し腫れているのだ  

いまだ最愛に発情できない僕は 
少し汚れて腐敗しはじめた肌に 
平安を求めてしまうのさ  

ねえ 汚れてよ 
素直に求められるようにさ
  
さて 朝だ 手遅れにも悪あがきを少し 
自分への言い訳さ 
安定剤よりよほど効果があるんだぜ 
さて 朝だ 出来ることからはじめることにしよう

そんな朝の
こんな僕の小さなスケッチ
走り書きには嘘は少ないかな

7/9

交差点 歩行者天国 
数奇だけど希薄な海 
無数の砂の独り語り 
それぞれの類型 
壊れかけた精神的機械 
疑心暗鬼の静かな共存 

着飾ったドレスの
僅かなほころびから覗いたリアリティー
 
その物語が美しい必要などない 
すべてを知ることも望まない 
ただ僕というストーリーの重なる未来を 
口笛で呼ぶくらいの願望はある 

ひとりは好きだ 
でもひとりは嫌いさ 

僕ら外伝 

共作者ねんがら年中募集中

わ〜い!

トランス
変性意識
時として憑依のように
自己でありながら
意識領域を外れた場所から
聞こえる
或いは
感じる

神秘主義とも少し違う
希薄な理性の
僅かな関与はある

時々危うい全能感も伴うけれど
自分へは隠しているつもりでいる

禁句を巧みにすり替えては
お皿を落とす瞬間の
あの快感を
内部に再構築するような感触

隣り合った異次元へ
命綱をして潜り込むような
小さな冒険ごっこ

失神の手前のお花畑
入り口は知らないけれど
巨大な加速装置なしでも
感じることは可能だ

・悲しむこと  と  悲しむ自分に 酔うこと

・好きなこと  と  好き に 酔うこと

7/8

本日定休

練習なり

7/7

・宿命を変えろなんて願わない 運命は 運命は自分で変えてやるよ 1mmくらいはね

・やっぱり お散歩の時だけ 雲間から顔を出しました えへ  光で隠すってアリですね 朝まで気兼ねなく そう みんな愛し合えばいいんです ぼかぁ寝ますがね (あ 少しは練習せねば

・願ったことは何? じゃぁ 願えなかったことは?

月を望むことは
星を殺すことだったんだ

願いなんてない
紙に書いたり
思ったり
そんなこと
出来っこない
それぐらい壊れやすい
深く隠した
いや
あるのかさえ
探れないものだから

意識に浮かべれば
僕が壊れる
そんな
さあ
多分そんな

二番目に大切なモノで
今日を喰い繋ごう
明け方には
ろまんてぃっくは
もう息をしていないさ

言わないのは
言えないからじゃない
嘘にしたくないからなんだ
きっと

この魂の落としどころの正体は
墓場まで道連れにするさ
それが僕の最後の美学だ

 

・願ったことは何? じゃぁ 願えなかったことは?

・そのこころに眠れる感覚

近くに少しその感覚があったり、(本来はあるんだけど)眠ったままだったり
そんな人がいると増幅したり 目覚めさせたり
ええ 五感の少し外の例の感覚がね
そんな現象は 実はあまり笑ってはいられないのですが
(出来る限りケアしますがね)

またお昼休みに思い付きひた
すれ違った人みんなを詩人にしちまえたら面白いぞって
こっちも同じです
密やかに存在しているけど意識できていない
或いは封印さえているとか
アッチの感覚と同じで強弱こそあれ
みんなが持っているんだと
僕は思うんですよね
だから
Yes,We can!

こっちもケアが必要かな?
まあ 出来る限りは尽力する所存で御座います


感じちゃうのも
そうなんですよ


感じるだけじゃ済まないって!?
--- --- --- 
まあ 世界はほんの少し平和に近づきはするでしょうが
経済的発展は あまり期待できないかもしれませんね

7/6

・「催眠術のかけ方」というオーディオブックを衝動買いしたのでふ 悪用を夢見ちゃいまへん いっさい いえ その...  /1800円 4時間38分56秒だって 睡眠学習しましょうか

・音だけが描ける情景があって 歌でしか沁みない粘膜みたいなところにこびり付きたくて 踊りだし奏でだす言葉が理想なのだけど なかなかね せめて声くらいには ぼそぼそと色気のない声くらいにはなりたいと 読んだんじゃなくて 聞こえちゃったくらいに なりたい ああ なりたいもんだぜ

・旅の恥は書き捨て そう 生きるというゆっくり過ぎる時間旅行も 旅は旅  格好つけても転ける時は転ける ギャグも滑れば直滑降 見つめる方に進むから 出会い頭のキスもいい 

^^^

・そしゃく


薄味の日々を
噛み締めている

甘みや旨みだけじゃ勿論なくて
苦みや渋みだって混じっている
時々記憶の後ろから
その時の酸っぱい感情もこみ上げてきて
そうか
まだ消化出来ていなかったんだって
慌ててもう一度噛み殺すんだけど

歳を重ねるということはさ
苦渋でさえ深みとして
味わえるということなのかもしれないね

薄味の儚さを
噛み続けて
腐敗を逃れながら
上手に醗酵させられたら
素敵な陶酔に出会えるかもしれないだろ?

僕はお昼休みの小さな微睡みの前で
それがシアワセとかいう探し物なのかなって
少し嬉しくなったんだ

薄味の寂しさを
噛み締めてみる
ねえ
透明なだけじゃさ
神秘にはなり得ないよね

 

 

・願いは明日への約束だ きっと手に入れる 月も 君も (とか

7/5

・界面活性剤

夜と僕らの
愛と月の
冥界と現世の
夢と現実の
イデアと汚物の
狂気と静寂の

詩は畏れだった
忌み嫌う禁断だった
望んだことなど
一度だってなかった

荒唐無稽な妄想と
薄暗い自己否定の共存を
混ざることのない境界を
混濁したひとつの自我に戻す術として

諦めを負けだと言えなかった
認めないから終われなかった
終焉を美学に汚される前に
デッドエンドで花火を仕掛けているのさ

誰も書かないことを描きたいと
誰かの言葉の上塗りに明け暮れる
普遍に勝てる訳がない
でも伝説なんていらないだろ

死は終点ではないということさ
生きながらでもある種の死は迎えられる
この踏み絵は君を生かす慈愛かもしれない
踏みなよ
さあ

+++
えっとこんな感じで
背中に憑いた輩を
お空に帰します
沢山連れてきちゃうみたいなので

お祈りもお経も
覚えられないので
内側で探すんです

全然お金儲けにはなりません
わ〜い!

・ライヴ予定

2009年7月10日(金) KAZOO HALL(甲府)
[出演]SEGARE / One Small Step / RB26 / NOISY MINORITY / 大菩薩 /
...and more!!!

君だけに零した雫が
別の誰かを潤ませていく世界
何十億分の一の強さで
海を濁らせてから
ようやく僕は目撃者の眼球を
宇宙に返した

起爆スイッチを外部に探す
連鎖反応という群集心理に
逃れたいが為に

気怠い真昼時
宙ぶらりんな曇天の中に
暗鬱を見つけるのも
高揚を探し出すのも
すべては小さな胸の中の
こゝろとやらの
為せる業なのだろう

完成はない
でも未完成を
せめて隠すことはすまいと

静かに深く
自分を再び愛していく旅路の
明日を想う

キスはすでに罪さ
ウインクで愛撫してほしいんだよ
今はね

^^^

・想い出の中では呼吸できない

7/4

こころの流れに追いつけなくて
スケッチブックには言葉が残っちまう

上手に切り取れば
散歩道のリアリズムが
音と匂いと気配を持って動き出すのに

もう少しなのに断線したままの季節
夏と春の隙間の夜だよ

七夕の晩にはまん丸なんだって?
随分手のこんだ演出だこと
下品にならないようにね

だけど僕は今夜の君に
その平凡なアンニュイに
イタズラを
一種の発情みたいな感じでさ
あだ名を付けたくなっちまってさ
未夏の月
未夏の君
前にも後ろにも
今夜だけの世界

夏も恋も
触れる前の
溺れる前の
あのザワメキがすべてだよね

あれ?
少し照れたのかな
気のせいか朱いもの

^^^

・詩人なんていない あるのは詩情だけだ 

・ココロなんて迷信さ 

・ゼロに微笑む

7/2


流れ込んだ夏の
挑発的な空気が
胸ぐら辺りから
ゆっくりと沈殿していく

わずかに残った合理主義の断片が
汗ばんだ僕らの間にへばり付いて
早く夜が降りてこないかと
もう色褪せた紫陽花に
道草するココロもどき

碧と灰色の混濁が
闇に迷い込む手前で
言い訳みたいな紅で
雲を染めていた

あの月に本物の夏は
間に合うだろうかと
少しだけ気を揉んだフリをして
モヤのように降りしきる夜の精を
こころいっぱい吸い込んでみる

真似事が真実に近づくほどに
最後の被膜のような決別が
アンタッチャブルとして
深く秘かなため息のように
届かない未来の前に立ちはだかるね

あのさ
今夜は練習なんだよ
ライブが近いんだよ
ねえ 今日一回でも
僕のこと思い出した?

いや

ほんの一秒でも

詩人でいられたかい?

7/1

・Cは白 Aは赤 Eは緑 Fは紺 Dmは黄緑 Bm7-5はうぐいす色  冬は白 秋は小麦色 夏は赤 春は濃い緑  風は透明な水色 雨は薄い灰色 アコギは黄緑 アルトサックスは柿色 ピッコロは銀色 満腹は山吹色 疲労は薄紫  恋は薄い透明はピンク 命は真紅 死は無限の透明 予感はマーブル模様のオレンジ 眠気は深緑  キスは キスはチェリーピンク  さよならは 夕暮れの後の静かな紫 酔いはワインレッド 


夜のアルペジオ 
分散した唐突が 
余韻の中で混じり合う 

僕のアルペジオ 
混沌がうねり
色を映し出す

・書かないという描き方


夜にだって色がある 
それは黒でさえない 
日々、微妙に違った夜色で 
僕は夢中でそれを文字に
翻訳していたのかもしれない

・捨ててから見つけるか 捨てられず悶えるか

・変質は劣化とは限らない

・無は描写できない

 前月へ

 

戻る?

お家に帰ろうね