2008年

2月という冬の最終楽章

2/28

・これはただの言葉だよ お金じゃないんだ ご飯でもない 

・自ら光るということ

・強いだけでは折れてしまう 光るだけでは焦げてしまう

・詩人を露出して歩いたら 生きてはいけない 押し殺して生きるのは もはや生きているとは言えない

・僕は平凡の天才になりたい

長文を書いて 暫しの放心です。

実は明日は久しぶりのライブなんです。
地元山梨は甲府のカズーホールってところです。
今回はリハビリなので、オオピラな告知はしません。
僕はベーシストとして参加します。
今回は歌唱はありません。
顔面ソロはありそうですが。

弦を交換しなきゃ。衣装はどうしよう。
とか。

言葉がもし零れたら
挨拶にきますね。

素敵な土曜日の夜でありますように。

・桜座の夜 妄想は僕に降り注いだ

「なんだ、みんな言葉の人だったんだ」
僕は一人 脳味噌の中で呟いていた 僕はやはり桜座の夜に浮かんでいた

 それは数日前のこと アメブロのベタに赤い(1件)を僕は見つけた 隣りの芝生を見て回るより 落ちてくるものを書き留めるのに夢中な僕は ベタを踏むことも踏まれることも稀なのだ またきっと(エッチな出会い系で待ってるわ)系なのだろう 覗き返すこともしないで一日スルーした そして翌日覗いてぶったまげた
「わ! 結構強者な方々だ」
それは素直な感想だった 一応、楽器などいじり、音楽活動もどきをやっている人間の裾野の端くらいには属している僕は でもあまりにもコアな方々の名前など詳しくはないのだが  その三名のユニットの皆については 勿論存じ上げていた 佐藤正治氏 深町純氏 KONTA氏 ユニットのプロフには「...オリジナルはもちろん、クルト・ワイルからフェリーニ、バッハ、詩の朗読まで...」とあった 詩の朗読ってところで僕の妄想は発火した しかもライブ予定の中に 桜座(甲府)とある 地元じゃん! う〜んこれは挑発に他ならない 面白い 見届けてやろうじゃないか まあ思い上がりもここまでくれば立派である
 そして 眠ってしまえば昨日という名に落ちぶれてしまう数時間前 僕はやはり桜座に鎮座していた 衝動という名前の当日券は 胸ポケットにしまってある 開演までの30分は まさかの事態を想定し 策を練るには充分な時間だった 
 「僕らのしぜんの冒険」 それはバンド名なのか、ツアーのタイトルなのか 真面目なのか 適当なのか  ユーモアと哲学と いや、ただの楽器遊びが好きな少年達 眺めるだけのつもりなど更々ない僕は その瞬間の為に即興の下書きを始めていた そこに踏み入る隙のない調和があるのなら 僕はそれを汚すことしか出来ない だが即興なら... 少し控えめに言っても得意かもしれない 楽器なんて持ってきてないが ハンドクラップでも 例えばライターで机を叩いても 奇声に近いファルセットのホールトーン進行でさえ許されるだろう いわんや僕は詩人だ 即興詩を吟じるなんて朝飯前だ だが、そこで思考は途切れた ちょっと待て  何かがぐわーっと来ていりゃ即興詩も出てくるが 出ない時は何にも出ないぞ 何か自分の昔の詩作を即興のフリをして吟じようか いやいかん 即興には即興の神がいて その神聖を汚せば酷い事態になることは明白だ ましてや お客に見せるプロの興行 少なくとも何かしらの迫真を込めなければ失礼である   僕の脳裏にこの数日来、こびり付いて消えないフレーズがゆっくりと頭をもたげた (夜は子宮に似ている) それは一行詩である 自分でそう思っているだけなのだが テーマとしてそれを頭の上に乗せれば 僕は無限の夢幻をしゃべり出せる気がした ワンフレーズとピアノのため息 またひと雫とジャンベーのつぶやき 妖艶な言葉の残り香にソプラノがすすり泣くような口つけをかぶせてくる 時に奇妙で 時に繊細に 嵐のように そしてまた静寂 イメージは完成した 僕は姿なき言霊としてステージを支配し 刹那の感傷だけを残す そして僕らの桜座の夜は完成するのだ

 僕は出番待ちの客席と言う楽屋口できっかけのMCを待っていた 
「いやね 山梨にもおかしな人がいますね 先日アメブロで見つけたんですがね」
「ゴンタ3ご...」
「あ、それ、僕です」
「おー、これは!」
「じゃあ 折角ですので 何か 即興でもどうですか」
「いや その 僕なんて あはははh−」

 僕の手足はだが控えめに競演していた アンコールが終わるまで控えめな渾身だった 後ろの席でも バスドラみたいに畳を踏みつける奇妙な魂を感じながらほくそ笑む僕 僕の肩は またあの異界の存在も感じていた たぶん僕のすぐ右側に透明なまま立っている 邪悪なのか神聖なのか でも そんなことどうでもいい あの妄想がフラッシュバックのようにステージと交差する 僕は いや僕らは目撃者じゃない 傍観者でさえない ただの罪深い共犯者だったのだ

 ライブが跳ねた後の待ち合い室のテーブルで 僕はまだアンケート用紙に爆弾をしかけようと放心していた

「なんだ、みんな言葉の人だったんだ」
僕は一人 脳味噌の中で呟いていた 僕はやはり桜座の夜に浮かんでいた 音は文字になり得ない言葉であり 声も言葉も 音楽の一部でしかなかったんだ 
 少しだけ若い男女と灰皿を共有しながら 彼らのつぶやきが聞こえてきた
「なんだ おれらが一番若いんじゃねえ?」
値踏みされるような視線を頬に受けながら僕は 皮肉まじりに答えてやった
「若さなんて魂の自由度だろっ」
勿論 声になんか出さなかった

僕はまた あの独りよがりの妄想の海へと 家路を噛み締めていた

・わーい マイスペの小説/詩カテで1位だお 泡沫泡沫!(キスはひとつ 受け取りました)

・「桜座の夜 妄想は僕に降り注いだ」というお題の話を眠気と戦いながら執筆中

2/27

あまりにも遠い

少し生意気な挨拶の後の
あまりにも遠い時間

無意識に埋めたため息が
時々目覚めてしまうだけで

思い上がりが親愛を
隠してしまったのだろうと

それでも痛みはなく
あのヴェルベットな声は
柔らかさを失わなかった
それでもいいと思っていた

・願望の半分を昇華させて 僕はまた 朦朧の前にいる 

^^^

・アメリカだけが世界だった

・あったら便利なものって なくてもどうにかなってきたものなのかな どうしようもない渇望がここにあって その先に君を置きたがる僕が まだここにいるんだ あげたいものの中には どうしても 欲しいものが混じっちゃうの 君の中に見つけたい そして少し嫉妬したいだけだったりしてね でも欲しいが苦手な僕は くすぐっていじめているだけなんだなぁ 気が付くことが一番難しいね 言葉の意味なんて もうわかんなくなっちゃったよ ただ眠いんだよ (眠くてもぐずって 目覚めても寂しいと涙ぐむ 生涯赤児なんだなぁ)

・ジャブだけで倒れないでくださいな

・例えば「かわいい」という感覚を証明できる人は少ない 多くの人はそんなこと思いもしないよ 

・肌までが冒険です それからは探検です

 肌までは冒険です それからが探検です

・ジャズはドラムだ 言葉なんてリズムだ

・ageて書けば自己陶酔 sageて書いても自己矮小 

・白色矮星の燃え尽きる その悲壮までの何億年 嘆いても投げキッス まばたきは野暮なトゥウィンクル 刹那をはかって永劫を想う愚者達は眠り続ける ただこんこんと 掛け流しの静かが 呼吸だけの昏睡のように こんこんと ただ こんこんと

・大事に書いて 静かに捨てる 格好つけちゃったりしたら 返す刀で過去を笑い者にしちゃおう カッコの中で(カッコー♪

2/26

・スキップぐらいなら 痛くないのにね

・ジャンプした その宙空で 踏み切り台を 探すつま先  落ちれば痛い 忘れてたけど

2/25

・逃げようとすると落ちてきやがる  レバニラの娘 アントニオ・カスロス・茶瓶作 楽屋落ちの恋 自分にだって なぞなぞなんだ

・夜は子宮に似ている

・一行で書けないことは 千行でも書けない とね

・覗いた心を覗き返す 

・少し悲しみを絞ろう なくならないくらいのコッソリでいいから 大丈夫 内緒だけどキレイに光るよ そして こっそりと空に帰っていくんだ

・知り得る世界は だけどとても小さい すれ違っただけの僕らの因果を 思ったらチョッチ面白い 気まぐれが平静の水面に 円のイデアを揺らめかした 明日じゃなくて 昨日でもない今に 触れたいのはほっぺだけさ 

・信じるって重労働なんだ 

・可能性さんてイジワルだけど 決して人を不幸にはしないような気もする 

・楽しそうに生きるしか 楽しく生きる方法ってないいだよなぁ

・サヨナラの後 心だけが立ち止まっていたりするね  追いついておいで ゆっくりでいいから

^^^

・切なさも しあわせの一部さ

・当たり前をキセキと読み変えたりもする しあわせごっこ 楽しんだら勝ち

・少なくとも 同じ地平で 同じぐらいの高さに

・心も海なのかな こんなにも月に支配されてるんだから

2/24

・予定表には もの思いしか置いていない 

^^^

・書かないことでしか 書けぬものがある すべてを書きたい衝動が 省略を太らせていく 選択肢はひとつ 今日は明日にしか繋がらない 書かない平安がそこにあるなら それは悟りに似ているのかもしれない 僕らは言葉もなく生まれ その時シアワセであったはずだ いや 生まれることが苦しみだったとして 少なくとも生まれる前の暗闇はしあわせであったはずだ

・子どもを花粉症にしないための9か条とかほとんど不可能だし

傷を恐れてはいけない
痛みに酔うことは 少しだけいけない

2/23

・円高だね 原油価格も下落した でもこっそりまだ値上げは続いてる ネットダウンとか 姑息な手段で  太平洋ゴミベルトの存在は報じられない 知らないでしょ? 大麻取締法の理科学的根拠を厚生労働省は説明できない 今、同法の検挙が過去最悪だとか言われてるのは 麻生君がアレしてるからで そもそも大麻種子の観賞用販売は禁止される気配もない  労働者派遣法改正は外圧によるところが大きい 米国からのね なぜかって?  イスラエルのやんちゃは軽く流され イスラムの捨て身は冷ややかに詳細を晒される あの国では数人で悲劇だが かの国では数百人の惨劇も3行の記事で済まされる  チベットのことなんてみんな忘れちゃったよね  チェイニーあたりが何やってたかホントに知ってる? 温暖化で北極の氷が溶けたら どっかの会社がビジネスチャンス到来と叫んだんだと メディア様はスポンサー様様 派遣村は見事にねじ曲げられたね 事実と真実の違いがわからない 正義とは利権なんだと最近気が付いたよ  ああすっきり 詩人に戻ろう

・僕は言葉の羽毛で くすぐっているだけさ それでくしゃみが出たら 話が沢山あったことを君は思い出せるはずだからね 声に出さなくていいよ 文字なんてなおさらいらないさ 僕がそこにいるみたいに 心で話せばいいんだ そう 想うだけでいいんだよ 簡単だろ? そしたら僕は 下手糞にうなずいてみせるから すぐにさ 「うん」とか「へー」とか聞こえてくるよ ホントだよ そしたらね そしたら... 僕と同じ病気なので お医者さんに診てもらいなさい

・愛情の効率を考えてみようか 馬鹿みたいで笑えるだろ?

・スペースキーには無限が詰まっている

2/22

・余韻のことを愛とかいうんだぜ

僕という肉片が面白くて仕方がない
自分で驚いてしまうんだから世話はない
君という肉片もなかなかチャーミングじゃないか

でも
僕という肉片が面白くて仕方がないんだ
八方塞がりの八方破れで
八方美人は薄命がお似合いってとこだろう
脳味噌にゃぁ意味しかわかんないんだよ

だから
僕という肉片が面白くて仕方がないのさ

・僕という肉片が面白くて仕方がない

・感じやすいと怪我も多いよ

・脳味噌にゃぁ意味しかわかんないだよ にゃぁにゃぁ

・内省とは心を照らす光だ

某ぴよぴよ系中古屋にて1050円 ひび割れあり 意外に少し音が出た が 話のネタになる運命 だって吹く楽器は疲れるのだ!

2/21

・劣化コピーが烈火の如く レッカー移動で落下傘 そもさんせっぱの詰まった菜っ葉 フランク・ザッパも大雑把 祇園精舎の金襴緞子にゃ 止めてくだされおっ火山 朱に交われば修羅の最果て 七五苺のたけくらべ おはようおやすみ今月今夜の 月を探して九谷焼(おっぺけビートでダンスダンス!!...エグ杉

・愛よりもっと深く 子宮よりもっと暗い場所

官能が麻痺しても 求愛が発狂しても
辿り着きたい場所があるんだ
愛よりもっと深く 子宮よりもっと暗い場所
感情が疲弊して 発情が擦り切れても
辿り着きたい秘密があるんだ

君の中に満ちて壊してしまいたい衝動が
僕の中で溢れて溺れてしまいたい脈動が

愛よりもっと暗く 子宮より少し深い場所
僕らより遥かで 世界よりもっと生々しい場所

・(愛してください)が服を着て歩いている

・もし僕が先に死んだら 僕という名もない詩集のあとがきは君に任せるよ 本編をかすませるようなやつを頼む そして僕らは完成するんだ

・やりたいことしか出来ていない自分に気が付く 本能なのだろうか 時間切れを感じ取っているのだろうか 

・愚かは我にあり 胸ぐらの辺りの詩人が息苦しい

・スーツケースの中には 現実が眠っていた

・なにも語らないから 星空は優しいのだろうか

^^^

・心に触るのに言葉はいらない 共感がそこにあればいいんだ 安っぽい演技でもいい 演技の中心には 必ず心があるんだから

壊れてしまいなよ
魂は僕が引き受けるから

・夜 練習の前にうちのトラと散歩にいった すごい風が吹いていて でももの思いを楽しむこともなく歩いたんだ そしたらね すごいこと思い付いちゃった っていうより気が付いたっていう方がいいかな そしてニヤニヤしながら帰ってきた ああ こいつはまた毒を含んでいるけど 黙っちゃいられねえ うふっ    って訳で その思考の流れをご披露いたしましょう   世の中は不況の風が吹き荒れている 丁度今夜みたいにね この僕にだって風が当たってきてしまう なんともせち辛いご時世だし でもさ 不況ってことはモノが売れないってことで もしかしたら究極のエコ活動じゃないか 二酸化炭素も削減されて地球の為になってるじゃん わー こいつはすごい はて... だけどみんな喜んでないよね エコバッグで地球が救えると信じている人達も 誰も喜んでないじゃん わー こいつはやばい 本性暴露じゃん これを言ったら消されるかな 僕はやばいこと気が付いちゃった 偽善バレバレ 偽善者涙目 ざまーみろ 無論僕だって偽善者の端くれ ざまー見てるさ でもね 痛快だ やっぱこれは毒だろうか でもいいか なんて思いました ぴよぴよ

・裸のままで死んでいきたい

2/20

・無意識が羊になり切るのを拒んでいる

・美しさは その持ち合わせた繊細さゆえに 弱さであることが多い 生き延びた幸運な純粋は 純粋のお面をかぶっているだけのことが これも多い かなしいかな  一瞬だけ輝くことはそれほど希有なことではない それを繰り返すのは でも常人では難しい 不感症と狂気ギリギリの涙を含んだ魂さ ねえ思い直してほしい そんなもの持ち合わせてしまうことは ある意味しあわせの対極なんだということを 生きとし生けるものの中には美の可能性が眠っている それを知るだけでいいのかな 弱さでいいよ しあわせがお望みならばね

・ノイズにインテリジェンスを混ぜるということ

・美とは造形にあらず その中に眠る神秘なり

・大人になったんじゃない 子供を隠しただけだ(隠し子発覚!

・話しかけたい衝動が その衝動こそが

・優しい人は壊れやすい

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・目覚めたら きっと大騒ぎになってるさ だって僕は 世界に爆弾を仕掛けたんだから 心地よい断罪に揺られながら ブタ箱でほくそ笑むのも悪くはないさ とか 微睡みと白日の間で酔ってみるんだけど 目覚めても 静かな朝しかいない あの毒に満ちた言葉は 世界の寡黙に吸い取られてしまっている まだぬるいのか世界よ 覚えていやがれ ホントの革命はこれからだ とか思うのは変ですか?

夜に見つめ合おうか 
集合場所は 
僕の中のいつもの暗黒さ 
一言も血を流さず痛むもよし 
飛び切りの綺麗事なら 
ぐうの音も出ないはずだだろうし  

見境もなく 
求愛を垂れ流す僕は 
真夜中過ぎの雪も見過ごして 
夜明け前の 
雲に隠されて誰からも見捨てられた月のように
惰眠に夢中だろうから 

中指だけが僕の優しささ 
完結しない物語の途中で 
あとがきを考えたって仕方がないよね 

だから今夜も

夜に見つめ合おうか 
集合場所は 
君のアンニュイでもいいから

2/19

・書き留められない文字列が多過ぎてね 

・出会うんじゃない たぶん僕は君に帰るんだ 方向音痴だけどさ

・言葉も鮮度だ 書き立てには湯気のような何かが残っている気がする 無論、気がするだけだが

^^^

・無難なネクタイで生きたくはない

・裸にならない詩人ほど 汚いものはない

・理想なんて高くはない ただ 最初に純粋が欲しいだけだ

・曖昧の中でしか 平安は呼吸出来ない

・想像の方が優しいなんて 皮肉だよね

2/18

逃亡して 脱力して 
捨てたつもりが 抱え込んでいる
馬鹿げた話には 体のいい落ちもなくて
乾燥した感傷が 力なく笑っている
どの面を下げて愛を語ろうか
ただの依存症じゃないか
夜は逃げ場所だった
気付かないのは僕の方だった
明け方の(未完

・勘違いしないで欲しい 僕は毎晩 絵を描いているんだ

・効率は 時に呪いだよ

・惹かれ合うだけじゃ 恋にさえ辿り着けない

・完璧を求めるから ナニ一つ手に入らないのだろう

・解脱など容易い 僕ぁ三日に一度は悟りを開いている (あ"〜!

・美しいことは罪ではない 罪深いのはそれとは別の部分だろう 

2/17

・駄作を恐れるから 平凡さえ汚れてしまう 

・今夜のお風呂は 言葉の洪水でした 全部忘れましたけど お風呂場で使えるメモ帳とかないかな 生まれたがらないのなら 産み落とす必要もないのですけどね 本当に生まれたい力があれば また無意識の闇から浮き上がってくるのはずですしね(こんな文章 昔書いたなぁ)

・探しあぐねた自分とやらを 夜というデッドエンドに追いつめて とどめも刺さず 抱きしめもしない 

・その他大勢の優しさに紛れ込むつもりはない

半分の月
明け方の淡き夢
想いより静かな
空白がやけに優しい
 
僕が半分を見せる時
君は半分を闇に隠す
相殺された生と死が
静寂の中でバランスを失わない

朝にかすむのは
昨日だろうか
僕らだろうか

歓びを苦しみ
苦しみを悦びながら
朝の中に闇を残そうか
夜の中で光を失わない為にね

2/16

・殺せるよ 言葉で

・推敲すると 大抵弱くなる

・こころは意味ではない 色だったんだ 愛も言葉ではない 景色だったんだ

・愛を羅列すれば 愛は軽くなる

・実は脳味噌は不感症なんだ

・過ぎ去った後に それが優しさだったのだと気付かされるような そんな力加減の 

・ベジェ曲線で描いた君 

ベジェ曲線で描いた君を 
僕はまだ透明な絵の具で
虹色に塗り潰そうとしている 

色褪せてしまえば
すべては許されるのだろうか 
月日は本当に優しいのだろうか 
車窓からまた架空の記憶が
ただ見え隠れしていた 

切り取るべき心象は太陽に窒息して 
懺悔した舌の根の乾かぬうちに 
僕はまた罪を舐め回すことになるのだろう 

どこがどういう風に純粋なのかと 
流し切れない涙と 
汚し切れない眼球を呪ってみる 

夜に漕ぎ出せば 
空には半分の月が浮かんでいるのだろう
まるで呪縛みたいに 

僕の闇に触れてはいけないよ 
夜のささやきが聞こえてきてしまうから 
この毒に触れてはいけないよ 
すべての意味が溶けてしまうから

・本歌取りは本歌を超えない

・スイッチの入れ方は知らない だが、問題なのはスイッチの切り方も知らないということなのだ

^^^

・もの思いを楽しむ

・かりそめの平安には やっぱり不安も混じってしまう

・こころがこらえ切れずに「好き」をひと粒零してしまった そんな朝には 君の世界はたいがい「大好き」の洪水になってしまっている

2/15

・セルフプロデュースで生きるということ

・素直は才能

・星空を独り占め出来た奴はいない

・君が誰かに伝えたいと思っているみたいに 内なる君も君自身に伝えたがっているんだよ

・大事にし過ぎるとね 言葉は時々窮屈になっちゃうんだ 愛し過ぎると重くなるのと似てるね

2/14

・うちのトイレは冥界に繋がっている

・クチビルをくちびるで塞いでから
喋りたがる心は少ない

・ マイルスのマイファニーヴァレンタインを聴きながら
賢者の贈り物でも紐解いて、少し贅沢なワインを舐める。
偽善も詭弁も それを断罪する内なるナイフも仕舞い込んで
今夜は愛する者達の為に 静かに祈ろう...みたいな。
まあ、そんな文章を書きましょうかと構想を練っておりましたが
予定変更して、昨日出会ったあの子のことを書こうかと思います。
以下のことは、狂人の寝言くらいに思ってくださって結構であります。

---
 さて、僕は唐突にチョコレート売場にいた。なんの因果なのだろうか。
2.14という数字には随分と苦しめられてきた僕だった。甘くとろけそうな記憶など
あろうはずもなく...。少女達の残酷は、些細な優しさでさえ愛情に変換出来てしまう
僕らの妄想を踏みにじり、白日の下に晒す。普段よりも足早に下校を急ぐ男の子達の
まだ柔らかい心の粘膜に爪を立てる。わざとあんな場所やあんなところで我が身の
純真を汚していた男も昔いた。そんな若かりし日の愛憎のような感慨も消えかかっては
いるけれど。用事がなければ決して近寄りたくはない場所に僕はいた。
 買い物する彼女達の目は真剣そのものだった。普段から持ち合わせているであろう
例の優柔不断を思う存分に発揮して、まるで唯一無二がどこかで見つけられるのを待って
いると疑わないような血走った目で、お菓子達をしらみつぶしに職務質問している
みたいだった。
 意外と、最愛をその時、生まれて初めて表明するぞみたいな思い詰めたような可憐は
少ない。まあそんな想像は、僕という雄の造り上げた少女というの幻想に過ぎないのかも
しれないのだが。人間関係の潤滑油、惰性の愛の終焉ではないという証明、思わせぶりな
営業投げキッス。まあ、いろいろと僕の眼球は言葉要らずの事情聴取を怠らなかった。まだ
若い母親達の、私をちゃんと女として見てよ作戦に付き合わされて、子供達も当然沢山いた。
普段は彼らの楽園であるはずのチョコ達の夢の途中は、でもなんともいえない異様なオーラに
包まれていたのだ。子供達の懇願を感知する愛の部分を封印して、彼女達は女の持つ
あの偉大で恐ろしい無意識から生まれる功利主義を発揮している。子供達にとっては
ただの甘くて素敵なお菓子が、すでにお菓子のイデアを超えた歪な詭弁に成り下がって
いる。当然、純な素直達には居心地はよくない。小さな素直達は彼ら彼女らの最初の衝動で
あるところの口唇愛期的願望が即座に満たされないのだから、それは当然のことなのだ。
僕はそんなぐずる子供達のマナコに、親に気付かれないように、いつもの「面白いおじさん
だぞー光線」を送って彼らの気を紛らすイタズラをやらかしていた。これだって条件反射だから
僕は無罪だ。子供達が散々待たされたあげくに、おまけのように「はい、これはナニちゃんの
だからね」とおこぼれの愛を手に入れるまでの長い苦悩を埋めてあげただけだもの。
 さてここまでは前置きなんだが(長過ぎ!)
 僕は視界の隅の斜め下側から視線を感じた。視点を動かす前から小さな子供なのだろうと
思っていた。ほんの少しの角度だけ目を動かしたが、そこにはあの例の残像のような
気配だけが僕を見つめていた。「あっ、やべっ、見えちゃった」と僕は思った。実はそれまでの
数日間、僕の霊感アンテナである肩がずっとその存在を感知していたんだが。まあできれば
関わりたくはないし、認識したことを感づかれたら、下手をすれば連れて帰ることに
なっちまうので逃げてきたんだが...、バレてたのねって。強い、けれども恨みではない。
なんだろう。たぶんそれは願望なんじゃないだろうか。自分のそっち側の感覚に従えば
まあ、感じていたものはそんな風であったのだが。なんだ、子供だったのかと僕はひとり
合点がいった。そして同時にお菓子が欲しいんだろうって。まあ直感的にね。
 今一緒に働いている人達は、僕のその感覚を知っていて、ある程度は理解してくれているんだが
(その手の話は時々いぶかられたりするので注意が必要なんだけど)
「子供がいますね。チョコ食べたがってますよ。」っていってみた。
肉体を失ってしまったその子は、幸運にもたまたまパッケージが破れていて売り物にならない
チョコにありついたようだった。だってさっきまでかなり重かった肩がだいぶ軽くなっていたから。
僕は少し嬉しかった。僕の下らない霊感を証明できたとかじゃ全然なくて、ひとつの魂が、
肉体を失った魂が、小さな未完の願望を叶えられて、もしかしたら早い段階で空に戻れるかも
しれないと感じたことが嬉しかったんだ。

 魂に肉体の有無はあまり関係ない。視線もその中の願望も、アンテナが錆びていちゃ感じ取れは
しない。感じてあげることは愛なのだろうと僕は今静かに思う。

 今日は何の日だっけ?愛を感じる日だろ?愛を見つめる日じゃないのかい?
 じゃあ明日は?

 愛は見えないとか抜かしてる場合じゃないぜ。
 だって僕らは愛から生まれたんじゃないか。

- - -- - - -

・殺したいほど愛したい 息の根を止める言葉でありたい こころを写実したい その色を文字列に浮かび上がらせたい ニヤリとさせたい グサリとやりたい 永遠に涙を吸い取るタオルでありたい ふわりとさせたい 溢れさせたい  殺したいほど愛したい 殺されるほど...

2/13

・こころの声は だけどとても小さいんだ  聞こえるかい? 聞こえているかい?

2/12

・飛び抜けた綺麗事は もう嘘とは呼ばれない

・超越は欠落なのかもしれない

・春を畏るる詩

偽りの愛におびえるように
僕は光を疑った
冬の屍の上に芽生える
光の残酷が
フラッシュバックに焼き付いて
ただ白く発散していた


母乳の仄かな甘美の記憶は
心のどこにこびり付いていたのだろう
追憶の耽美の正体を握り潰して
僕は今 そんな早春を畏れている

少女が魔性に汚れるまでの
あの静かな奇跡を
憐れむのと同じ重さで

言い訳と詭弁を覚えて
少年は年老いていく
蒼白い春の原野が
夢をついた その泡沫に
こんな未来を
こんな季節を

我独り 春を畏るる
唯一人 春を畏るる
この心 春を畏るる

幻なら 太陽もいらない

^^^

・嫌いになってもらわなきゃ また好きになってもらえないじゃないか

2/11

・実はマイスペのブログの詩/小説とかいうカテゴリーで上位に入っていた 随分ひと気のないところで書いていたので、正直怖い フレンドというのを沢山増やせばアクセスは稼げるようなんだが そんなパワーはない 少なくとも今は  詩作という文化の底は意外に浅いのかもしれない もっと突き抜けた魂は多いはずだ いても 書き続けていけない人が多くてね 狂おしい魂の叫びの多くは すぐに沈黙の海に溺死してしまう 消えられるほどのひ弱さが 羨ましいくらいだ 全く嘆かわしいぞい 

・自由とは壊す作業だ 真の自由とは 昨日の自由を引きずることは 堕落だ 堕落万歳!

・粘膜は粘膜を求める

 

サイン・コサイン・i miss you

無理に隠さず

嫌らしく見せもしない
そんなサインが
今浮かび上がった
時間を隔てて
ゆっくりと
僕の心象に浮かび上がった

敏感で鈍感な僕の触覚が
力加減もわからず
ただ優しいだけだった指先を
呪っている

擦り傷だらけで
だけど素直な
そんな誰かの寝息の隣りに
愛されたような記憶を
気付かれないくらい微かに

抱擁とあと少しが
僕らが欲しがった日常なのかもしれない
抱擁とあと少しで
溶けてしまえたら朝は色を変えるだろう

2/10

ひ弱な想い達の振動が
とても不思議な干渉を宇宙に描いた夜
反射して散乱した時間の粒子が
静かなエーテルの海の波紋を
予測不能な未来に色付かせてしまった

酸欠になった脳細胞が
未知の不安を期待にすり替えたら
ビールの海へ戻ろうか
こころが肌色を思い出す為に

・空白に聞こえたものは 恥ずかしがり屋の君の願望だよ

・ほんとうの明るさがあるとするなら たぶんそれは とても小さな光なんだろう 

・夜に瞳を閉じよう ほら 同じ黒を 僕らは共有しているんだよ 

2/9


雲に窒息しそうな君を 
ひと月も待ち焦がれた君を 
いつになく平穏なこころが見つめていた 

ほんの短い散歩道の空耳が 
今夜も少し落ちてきて
僕を奇妙な魂にしてしまうんだ

自分が誰かも知らぬまま
自分を演じ続けるしか出来ない僕らを 
君と曇天に映して
僕の今日は幕を閉じようとしているよ 

ねえ 寂しさが引力なら 
なぜ君は落ちてこないんだい?
今夜も君はウインクさえ落としてくれないんだね
 
いいさ 
僕らは夜に堕落する生きものだもの 
知らぬ間に眠り 
知らぬ間に永遠のゼロに帰るのかな

最期の眠りは君の傍がいいな
やっぱりね
君の傍がいいんだ
ごめんね

・今夜も堕落しちまおう 

・平凡は平均ではない

 

・もう癒えたはずの傷口の絆創膏をはがすくらいの勇気で朝と向き合う 痛みだと思っていたものが 有り触れた感傷だったとしても 疼いたままで今日に飛び出していけたらいい ポケットに忍ばせた新しい絆創膏に 僕はまた君と呼びかけてみるのだろうけど

2/8

・アイシテルの贋作は沢山ある スキの偽物はあまり存在しない

・磨くだけでは 突き抜けるナニカに辿り着けない

・惰眠をむさぼった朝の懺悔にも似た れいの感覚がここにあって 今一人ココロのつぶやきを聴いている 
偽りは罪ではない 偽りを隠すことが罪を作る 
論理的思考は ロジックの指し示す最良に従うことが善であると信じることで ある種の信仰と同じ受け身の平安に逃げ込める術である 思考していても 感覚の最善から目をそらす免罪符を手に入れている すべての神が汚れてしまうのと同じように 金というご神体も 論理的正義という衣で 自らの醜さを覆い隠している  
四十半ばにして 夢とか希望とか愛情とかの眩しい言葉達は やはり悲しみと絶望の気配とともに このこころに忍び込んでくる たった今「忍び込んで」をタイプミスして「死の未婚」を目の当たりにするような あまりにも残酷過ぎる偶然に笑ってしまった こんな思考の中で僕は それもしあわせのある種の慈しみなのだと目を細めている 
夢を持つということが あきらめないことが 信じ続けることが プライドを持つということが それが君の正義だとして 僕はそれを論破してなんてあげないさ 儚さという血の中に眠っている色彩を 淡く届け続けるという悪魔のような所行で ハリボテでできた僕らのココロの角質を ふにゃふにゃにしてみせるだけだよ 
強く願わなければ届かないよ でもそれだけでは届かない 99%の無駄な願い達は救われないのかい? 僕だってすべてが欲しいさ 少しは願ってもみている そして感じている すべてなんて無理だろうって 
さて この思考に終点はなさそうなので 今日を生きるという作業に戻ることにしよう 見なかったことにしておきましょ 

ぴよ 

2/7

希望の花から絶望の種が産まれる 
悲壮の風から哀愁が生まれる 
艶の根っこは禁欲で 
愛の花弁は血のように紅くなる 

僕のすべては君に収束する 
君という涙の一粒は世界を満たしてしまう

生と死の間に微睡みが横たわる
眠らなければ目覚めさえ危うい

2/6

・希望の花から絶望の種が産まれる 悲壮の風から哀愁が生まれる 艶の根っこは禁欲で 愛の花弁は血のように紅くなる 僕のすべては君に収束する 君という涙の一粒は世界を満たしてしまう

・若さとは断罪である

 

・神は神秘の横顔に過ぎない

2/5



一人称を「僕」に決めた時 
心は少し薄着になった 
「君」がまるでそこにいるみたいに 
キーボードを愛撫する 
そんな秘かな楽しみが 
いつか僕の一部になってしまった  

成就しない恋の数だけ
伏し目がちになった男の後ろ姿を 
世界は無関心という優しさで
見過ごしてくれていた 

夢想の中でしか歌えない歌作りが 
無様を晒すという最上級の卑怯で
まだ踊っている 

僕はまだ君という体温を知らない
僕はまだ君という体温を知りたい
僕はまだ君という体温を知らない
 
僕はたぶん君という体温を知り得ない

・涙の2/3はキスを求めている

・僕の透明は 歪んだ魚眼レンズだ

2/4

・心は夜にうごめく 見える場所にあっても 見えない場所を探したがる 見えることは 感じることではない 見えぬことも 知らぬことではない 

・冬の半分は 光なのかもしれない  悲しみの半分が 求愛であるみたいに

・心に話しかけたら 詩みたいになった ギリギリを伝えたら 詩みたいになったしまった 詩人を望んだことはない 詩人であろうとは でも 確かに思っている  だけどさ ただ心に話しかけただけだから

 


見つけたぴよ
何を見つけたかと問い詰めるのは 
素直でかわいい野蛮であるということ 
ナニカを見つけて 
僕は自分を見つける  

冬の死は夜の死に似ているね 
最後に残った無が消え去った時 
何が見えるのか 
僕には答えられないよ 

例えばそんな 
難解無意味でも 
僕を探検出来るんだぜ

ぴよぴよ


心には距離感がないということも
見つけたかな
たぶんね

2/3

柔らかな狂気

優しいだけの狂気でありたい
柔らかいだけで
なんの取り柄もない
誰も傷つけず
ただ理解不能なだけの
そんな狂気であれたら

月の魔法を信じなくてもいいよ
でも今夜に限って
面白いヴァイブレーションが
僕に少なくとも4つの
4つのニヤニヤをさ

意味不明にうずくまれば
言い訳で取り繕う無様からは逃れられる

少なくとも嘘ではない何かを探して
僕らは沈黙しか見つけられないけれど

でもね
優しいだけの狂気でありたい
ただ柔らかいだけの狂気でありたいんだ

・さよならの瞬間が一番きれいなんだ 

・ぼやけた上弦が教えてくれた 夜は地球の日陰に過ぎないって

2/1

・五日過ぎの月が 風に飛ばされもせず ただ浮かんでいた  季節の最期は透明だった おとぎ話でも奇跡でもないなら 僕らという絶妙を どんな夜色で染めたらいいのだろう  僕の股間は アンニュイとポエジーを産み続ける 宿る当てのない魂が彷徨い続ける 退屈じゃない平安を 加速度を失わない高揚を 死のような昇天を  ビールで満たせない場所が 愛を濁らせるのなら 白濁した僕を 永久凍土に 葬ってしまおうか 昔話から切り落としたハッピーエンドが懺悔している  リアリストだって きっとただの弱虫なのだろう (意味がわかりませんね)

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