2009年

12月 サヨナラと そして

12/31

・年越しそばを食い過ぎた みなさん よいお年を  来年は ××だお

12/29

・一行は 捏造できない

・無意識の前で祈れと まるで神のフリでささやく声の 隙もなく周到な柔らかさが 理由もなく信用ならない  僕の願いは アイシテルだった 流れ星の瞬く刹那 ささやいたのだから仕方がない 成功でも しあわせでも 支配でさえない だから祈れないんだ  アイシテルをひとつ 抱きしめて死にたい アイシテルを生け捕りにして 倒れ込みたい  さて  切なくなるだけだな

・特異的な典型 典型的特異 

・黒に落ちてなお その奥の暗黒の深度へ 落ちてしまえたらしあわせだろうと 微睡むけれど 歯を食いしばる僕の中の黒  自由が解放を拒むのか 解放が自由を飲み込むのか  暗鬱とは別の 僕の中の黒の

12/28

・記憶 いや 魂の親和性  すべて失っても 匂いでわかるよ  いつも悶絶のように恋しいのだから  感触 いや こころという神話  未完が飽和したら  しあわせと絶望を宿そうか  闇と窒息と体温  僕に落ちる前に 僕らだった証  命は海 愛は羊水 排泄と平穏 迷信と眠りという祈り そっか 祈りのように眠ればいいのか  

^^^

・女の子が一番輝く瞬間って やっぱりどこかにあって  予感と残像が瞬間以外を埋めているんだね 女の子として 女として 造形として 艶として 熟成 哀愁 詭弁で瞬間を増やしたところで 点は集めても点だね ゼロの総和がゼロをはみ出さないみたいに 残像も記憶も 僕らには及ばないさ 僕らこそが エ イ エ ン だったのだから

・垂れ流しってしあわせだよね


絶望に酔ってはいけない 

哀しみを演じてはいけない 
 
大好きは意思でさえない 

ただ溢れる魂であればいい


自分に似てしまうことさえ
今の僕には恐怖で
同じ紅を隠しながら
浸食のように月を想う

絶望に酔ってはいけない 
陶酔は素敵だろ?

哀しみを演じてはいけない 
バレるように演じてあげてるじゃない 

大好きは意思でさえない 
自己暗示で許された遅延行為さ

ただ溢れる魂であればいい
枯れないっていえるの? 

12/27

・正直にいうと エヴァにはまった DVDとか買うかもしれない というか これは敗北のような気がしてならない ちぇ たかがアニメごときに

・割りと順調に予定を遂行中

12/26

・一体僕は 誰に逢いたいというのだろう 

////

・もう すべてが嫌なのに まだ 全部が好きなんだ

・僕のこころ越しに 世界を感じるなんて  どうかとね  露出せよ 痛みながら感じよ 

12/25

・昨日と今日と明日と 特別と平凡の境界が 僕にはわからないけど 僕はキミに 徹底的な肯定を あげたいということ  ナニカがわかりそうなんだ 世界の仕組み しあわせの意味 愛と平和 生と死 すべての摂理が なにかたった一握りのナニカで解明出来るような気がしてさ もどかしくて 切なくて  その残りのもう少しだけで 晩ご飯のおかずがいらないくらい  やっぱ ご飯を食べちゃうと 強烈に眠気が来ちゃってね  これがまた しあわせなんだ

・なんか変だ 

^^^

・おはよ おじさんは少しだけ忙しいフリさ 

12/24

・しあわせの質感  そう 実感するのと そう見えることの 僅かな異差  危うさのさじ加減 曖昧の後に残るもの 寒い朝の 日常の微笑みの  さて 僕は

12/23


 昨日僕は 約二十年のジェネレーションギャップを埋める旅に出ていた
無料に目が眩んで溜め込んだポッドキャストを 夜中にプレイリストに仕込んで夜中に聴く いや流す 睡眠学習でもあるまいに 聞いたことにしないと気持ち悪い 妙な部分だけ律儀 そんな子守唄が心地いいときとダメなときと  だけど 昨日の未明から朝にかけての オタク系の話のガンダムとかガンプラとかいうキーワードが妙に気になってしまい 早くに目覚める  ちょうど僕の辞書の白紙領域 wiki的にいえば ヤマト世代でテレビアニメとは決別してしまった僕に 気にはなっても 今更立ち入るのも気が引ける世界 例えまとまった再放送とかあっても その為に集中して見るとかはしない程度の うん  それ以前の子供騙しとは どの程度違うのか  脳裏にこびり付いた宿便を取り払うべく そう 予定もない休日の朝 知らないのは口惜しい いくらウィキで概念を斜め読みしても 感じないものは感じない  そう  今という時代にはユウツベとかがあったなと  それから昼過ぎまで 「時間がない人に為の・・・・」とかで初代ガンダムを 名前は聞いたことがあるが相関関係が全くわからなかったアムロ君だとかシャー君だとか 非常に早足だったが理解 そしてなかなか好感 そうか 結構やるなって感じだ 
 昼飯を食った後 味をしめて エヴァに手を出しちまった こっちは全26話 ぶつ切りだけれども 全容を眺めた 昼寝も抜き 晩飯もそこそこに 夜中の1時近くまでかかってコンプリート それまで聞いてはいた内容への噂 わかりにくいとか エロス的でタナトス的であるとか いや そいつは いきなりならキツいだろうなという感想 特に若年層には しかし これは完全に僕のテリトリーの事象であって 少し笑ってしまった 同じ世界に共存していたのに こんなにも似た概念 感触を持ちながら 今まで接触がなかったとか 被膜の向こうの平行世界が絡み合ったまま共存したみたいなヘンテコな感覚  
 二十年を一日で駆け抜ける シナプスは混乱し もっともっとと望み続ける 貪欲に
欲しいものが見あたらなければ 方法は二つ もっと必死に探しまわるか 自分で創るか  いや 僕はただ単に 創っちゃう方が楽かもしれないと 理由もなく思う
 もしかしたら ほんとにもしかしたら 出来るかもしれないと少し思う
この感覚がさ 上手くは言えないけど 僕からのプレゼントだよ いやないかもしれないけどね

・いつもと同じ投げキッスで夜に漕ぎ出す 正義とか愛とか真実とか そんな堅いこと今はどうでもいいや 

^^^

・僕を捜しても無駄さ だって僕は君の中にいる

12/22

12/21

・たとえすべてが茶番でも

12/20

・しかし 右京さんの事故はやり切れんな 切ねー

・しかし タバコも酒もオナゴもやらないと 何故の命であるか わからなくなる  いや 言ってみたかっただけだ

・これも一種の排泄なら まあ ある種の頻尿と言わねばなるまい


出し抜いたはずの未来に
いつのまにか追い越されていて
どの瞬間にスキがあったのか
とんと検討がつかない

・さみしいから好きになるんじゃない 好きだからさみしいんだ


方向を見失った引力が 
僕の中で旋回を止めない 

それはとても静かな狂気 
まるで絹ごしの寂しさ

方向を見失った引力が 
僕の中で

まだ 

12/19

・ホントはね おとぎ話が書きたい 大人が楽しめるような 新しいワクワクと優しさに満ちた 有り触れたおとぎ話がね  だけどさ この自分という退屈な物語の 明日分のシナリオも書けないんだから そこまで想像力が回らない  たぶんね 僕には話して聞かせたい誰かが必要なんだ  永い沈黙の後でも キミは聞いてくれるだろうか 一体届くのだろうか  ある種の弱さを 夜に逃してしまおう 今夜はまだ

・イチゴオレ

本気の牙を少し覗かせただけの冬が
でもこんなに透明な夕暮れと夜の抱擁を連れてくるなら
それもよしとしようか

それと
キミがそばにいれば

年をまたぐ月の目覚めが
そんな空の光の切り口みたいな
月の目覚めが
そこにあるから
後はどうでもいいよね

それと
キミがそばにいれば

煙草臭い乳房の欠落を
ようやく70円のカップイチゴオレで
埋められた
そんなしあわせ

そして
キミがそばにいれば


一番大事な場所が
空席な気がするけど
怖くて横を向けないんだ

だって
壊れそうでね

イチゴオレのしあわせを
打ち明ける肩越しの気配は
ただ静かに笑っているんだろうか
返事は聞こえないけど


言い尽くされしアフォリズム 
組み合わせが少し新鮮だと
自惚れる姿が 
もののあわれを 

瞬発的な激情のごと 
文字にトッピングされたナニカ  
そう 発見じゃない 発作だ 
発作力だ


願えば願うほど 
いや 
願ってしまうという
無意識の横顔こそが
存在の反証だろ?

永遠? 
笑わせるなよ 
世界中で一番嘘に近い単語を
まるで存在するみたいに
信じ込ませるのが
一流の詐欺師の
まあ詩人とかいうミュータントの
腕の見せ所じゃないか
 
点描でしか  
グラフ用紙にプロットした 
ノイズにまみれた近似値の振動の  
イデアと体液が 
ようやく神聖に収束する
全知全能を更に昇華させるような
時空の最果てだぜ
 
気安く触るなよ
命懸けでささやけ

12/18


待ち焦がれていた未来が
突然やってきた
だけどOS未対応とか
ありなのか?
おい!人生のヴァージョンアップとか
どうやればいいんだよ
え?ハード的にもうキツいって?
CPUのことは言うな!
メモリーだってハードディスクだって...
うむ...
人格が未対応なのか?
根本的何かが違うのか?
答えてくれよ

12/17

・震度 夢  深度 夜


誰も知らない世界の片隅に 
誰も知らない僕はやはりいて 
誰も知らないキミがいつか 
誰も知らない偶然の複合体を

沢山の既知と組み合わせの未知と
瞬きで見逃してしまうなら
それもひとつの未来の選択

誰もが知ったかぶる世界の中心に
どんな奇跡が演じられるのだろう
仕組まれた茶番なら
お情けの泣き真似で

自分をスケッチするつもりの夜が
奇妙な抽象に拡散していくのが見える
僕は確かにここにいる
発狂寸前でもここにいる

目撃者のままの誰かは

・感じてしまうという 魂の鮮度



即興は美しい必要などない
 
だって即興であること自体が 
滴り落ちる痛みのような
今の断面という鮮度を持っているのだから

 


こころの優先順位が 
うっかり君を忘れてしまって 
あっ! って思い出して 
そして微笑んでしまった朝  

癒着したような病的なあの執着も 
言葉だけでなく 
意思だけでない部分で 
ようやく回復への準備が 
少しは進行しているみたいだよ

光が底を打てば
こころには春が芽生えるんだ
暗鬱も倦怠も遠い春を殺せない
殺せたためしがない

根拠のない自信みたいなものが
いや またあの
柔らかくて 少し冷たくて気持ちいい
ほっぺを自由にしちゃう未来への
根拠のない
まるで薄明の東の空に
朝日が昇るのを疑うことが
馬鹿げているような感覚で

12/16


望んだ通りの
最悪最低な展開に
安堵と嫌悪と解放を感じた
僕の奇妙な奇天烈

イカレタ女の
抑揚のない声が
安物のギターアンプの
下品で耳障りな歪みのようで

知性がないから
想像力も足りないのか
その逆か
ソイツのボキャブラリー番外地に存在する記号を
優しく低俗に翻訳する労さえ疎ましく

ミュートピッキングで刻む気まぐれなリフ
Eの辺りでドミナント臭をにじませながら
狂った女の歌が百曲ぐらいは出来そうな勢いで
力任せに弾いたローEの
微妙にフラットするくらいの怒りが
弦が切れたっていいと血まみれで刻む
タイトなグルーブが

確かに望んだ通りの
最悪最低な展開だ
いや 僕はご機嫌なのさ

・短波ラジオに紛れ込む
モールス信号より少しだけ確かな

12/15



空耳を今に接続して
訳もなく
取り留めもなく
君じゃないキミに

命が微かにわかってくる頃
命は燃え尽きるのだろう
歯痒い魂は
怨念以前に
もう少しに触れたくて
また地上を望んだ
たぶんそれだけのこと

受精したての卵子に狙いを定める
知らないのに知っている
そんな道程を
楽ばかりではない道程を?
うん 物好きにも程がある

だからもう少しだけ
先を知りたい
閃いた鼻歌には
感情はあっても
意味はまだない
乗せても乗せなくても
メロディーなんだ

こんな写実風景
途切れ途切れの
反射した光に
嘘は混じりにくい?

さあ それはどうだか

12/14


どれくらい? 
あとどれくらい? 

距離とか 
時間とか 
命とか 
純度とか

どれくらい? 
あとどれくらい?

体温とか
名前とか
クチビルとか
ため息とか


ロスタイムの僕に
笛はまだ聞こえないから

どれくらい? 
あとどれくらい?

・サミシサは思い出すもの 消えたんじゃなく 上手に隠されただけなんだ  抱きしめちまえば絶望は優しい 見つめるのが怖いだけでね

・向き合うには手強い痛みは 静かに無意識の闇に沈められる 沈められることさえ気付けないように 注意深く 

・何が光か知らぬまま 光たらんともがく滑稽

・無意味っていうと 無機質になるけど 意味を含まないって 実はやさしいんだ 

・思い出した たしか前世でも捨てられた気がする  もう少し面白い終わり方を探してみよう くやしいからね

12/13

・昼寝の微睡みの中で 世界と命と心についての とてもシンプルな啓示を見つける  あまりにも簡単過ぎて うまく概念として 言葉に乗せて表せない 感じてはいる もどかしい

・誤解でもいい イミフメイという感触を投げつけたかったのかも  反応ならうれしい けど 質問には まともに答えるつもりはない 口笛には口笛 恋歌には返歌 爪には爪 想いには想い  誰も連歌に乗らないから 僕は夜の寡黙や 朝の神聖に聞き耳を立てるしかなくなる まったくもって 

・さよならより おはようの方が 

^^^

・僕らがまだボクラだった頃 ボクラは確かに僕らだった


いつでも触れられる 
別の体温の 

ほっぺが欲しい 
耳たぶが欲しい 
涙腺が欲しい

12/12

・夜に話しかけるのは 結構難しい いや 夜にだけ話しかけるのが  だけどさ


涙の次のページ
笑顔の向こうの景色


消去法で残った優しさをかき集めて
お茶漬け三杯
そして放心

君は君のバラードに酔えばいい
僕は僕のブルースに眠るよ

^^^

・目尻のシワのセクシーは 情熱とは別の最愛の証

12/11



その占い師のささやいた未来は 
僕が吸い取った 
サミシイを噛み締めるような
残酷な老いを過ごす未来は 
僕が横取りしてやったよ  

脅迫みたいな明日だけど 
どうにか付き合ってみようと思う  
僕なら奴を改心させられるかもしれないしね
  
君に素敵な未来は もうあげられないけど 
君の暗鬱は処分してあげられると思う  
慣れたら 苦しくなくなるよ 
だから大丈夫 

はやくお行き  
明日はコッチじゃないよ

・空腹は ある種の寂しさだ


先回りした未来で 
偶然に紛れ込んでみる  
ほとんどすべての魂の 
前世への記憶喪失が 
その感触の純度を測る 
一度きりの痛みなのだろうから  

処女膜はきっと雄にもあって  
どこにあるのかわからぬまま 
睾丸は 生涯うめき続けている  

神聖の本質が 
腐敗した煩悩だなんてと  
よだれを垂らすように
ひっそりと口を裂いてしまおう  
だれも気が付きはしないさ

大丈夫 
秘密は明日のどこかに隠したから 

想い出はハリボテの偶像さ
破れてもいい衝動だけが
ただひとつの確信だ

^^^


二小節で証明してみせた純情を 
残りの人生を懸けて汚してしまいたいと 

秘密をなくした第二夜には
続編は書けっこない

垂れ流しの僕に
生涯 詩集は編み出せない
金に汚れる恥辱は許せても
価値ゼロを受け入れることが
出来ないのだろう

ひ弱だ
実にひ弱だ

12/10


命は理不尽で 
希薄な今を一枚一枚積み上げることだけが 
無意味な結果としての人生 
強力な電磁誘導で
不規則なベクトルを従わせるもよし 
偏光顕微鏡で 
浮かび上がる神秘的な紋様に 
啓示を感じるもよし
結局のところ
  
無意味と意味 
乱雑と様式 
空と充満 
神と残酷
 
共存したんだ
すべてが  

いま アイシテル の アクヌキをね
求愛だけ捨てて 親愛だけ残したくてね
そんな都合のいい幽体離脱みたいなこと
出来る訳ないし

読みかけの物語なら
読み切ってしまいたい
痛んだ殺し文句には
添削よりも
スピンオフのご機嫌なシナリオを書き添えて

ああ いろんなものが
胸いっぱいだ


7:20の白いハイソックス
少女の前に美という文字が冠せられるのかさえ
僕は知らない

いつの頃からか
車で追い越すだけの景色
遠くで見つける背中の
その凛とした特別よ

一粒の印象から
僕は毎朝のように
水彩のほとんど
透明に近い絵の具で
重ね足した
よくある偶像

7:20の制服
至近距離の最果て
気怠い朝の宝石

12/9


世界のほとんどが
ハッピーエンドの残骸で出来ている

届いた想い
触れた指先
ピリッて電気が流れた
そんなシアワセ過敏を
燃えない粗大ゴミにしない為に

隠し味には
致死量の月
抱き合わなけりゃ
命も危ういのさ




^^^

・どさくさに紛れて 朝になだれ込む 時たま感じる感傷もどきが 生きていた証になり  忙しいだけの朝に アイシテルを置いていきたい

12/8

・先日のミキサーを結線 YAMAHA 10MとJBL 4312Aのモニター環境を手軽にコントロールできるようになった 年末の繁忙が過ぎれば じっくりと 音楽と向き合える 


なあ 世界よぉ
世の中の魂の大部分は
たったひとつの特別に
辿り着いてるらしいぜ

信じられない僕が
どうかしてるって
君も思うよね

最後の迷いを信じ込んでる
いや みんな諦めを隠してる
いや 隠さずに諦めたって
逆の照れ隠しなのかもしれない

なあ 空よぉ
世の中の命の大部分は
たったひとつの特別に
辿り着いてるってホントかい?

出口の見えない求愛が
こころの闇にトグロを巻いて
自分自身に卍固めな日々さ

なあ 光よぉ


まるで僕らのような感触が
暖まらない朝の背中に寄り添っている 

インスタントコーヒーと曇天
曲がり角の向こう側
容易く消去された僕の横顔は
映り込んだショーウィンドのガラスの
残像の中で気配を隠した

アイに触れたい
できればホンモノの方がいい
もう汚れるのに疲れちまった

でも
零したため息に気付かないのは
漏らした僕だけだろう

散文的な口笛に
サヨナラの暗号

こころまでデフレにするもんか
冗談じゃないよ

12/7

・書くんだ
 書くんだジョー

・発情した自分に発情している

・唐突に 連詩 やりてー

・ ねえ 恋を 共作しよっ

12/6

・徹底的に吐くか 生涯隠し通すか

・朝も終わらない 行方不明になるだけだ

・夜の終わりを 僕らは知らない

・詩を書いたことはない

 詩以外で描いたこともない

12/5

答えなくてもいい
答えでなくてもいい

・すべては君だったんだ

 

・詩人を捨てるまい
たとえ命をすり減らしても

・朝だけが 僕を現実に繋ぎ止める

・ストロベリーオレを

・終末感が酷くてね 

12/4

・久々にスランプ 書いててダメがわかる ああ"

命の重心を探して
そしてそれに従う
ただそれだけのこと

僕の後ろ姿の発するナニカを
僕は生涯 知ることはない
無理に知ろうと身を捻れば
不自然が明日に混じるだけさ

だからうつむいた君の横顔を
こんなにも
盗み見てしまうのだろうか

バランスが導く
願望の平衡点
命の重心を探して
そしてそれに従う
ただそれだけのことが

小さな革命(自己判定:ダメなので放棄

誰にも見えなくても
そこにはじまりがあった
小さなちいさな革命が
僕の中で紅く芽生えた
どんな革命なのか知らない
けど
たぶん革命的なんだろう
世界をひっくり返すみたいな

僕が感じてあげなけりゃ
革命は暴発にさえ辿り着けない
蜂起し得ない自身のひ弱を
噛み締めながら
ソノトキをじっと
待ち続けていくんだ

見殺しにしてきた
沢山の感傷達への
鎮魂として

---未完

朝の光だけが
レンズの汚れを
浮き上がらせる

・生きるとかじゃない 生まれ続けてるだけだ

迷いは陶酔の一種だからね

さみしさが
シアワセの一種であるようにさ

12/3

・きれいでも かわいくても そうでなくても 悲しいもの なんだ  やさしくても つめたくても 切なくなるもの なんだ

(風俗のおネーサンだよ)

・見つけられるものなら 見つけてみやがれってんだ!

濃厚なラブシーン

・ミキサーフェチ パッチベイフェチ ハードオフで安いのを見つけると 必要ないと感じても 連れて帰ってしまう 宝くじが当たって デカイ完全防音スタジオを家の地下に造る時に役に立つかもしれないと 狂ってる 確かに いかれてる 

・明日をそれでも探すのは 今を照らしたいからなんだよ

 


こころよりさきに
言葉は流れて
感情がなぞるように
僕を追いかけていく

真空が呼び起こす
僕の中の影の気配

こころよりさきに
指先が踊る
僕は置いてき堀に
エサのない釣り竿を垂らしたまま
ここが一体どこにあたるのか
理解を拒み
想いを瞑る


また言葉がひとつ

僕を追い越していった

12/2


命の特異点に
加速度としての衝動
通称「恋」を描いたんだ
引力の微かな揺らめきが
僕らをまた月夜の彷徨い人に
変えてしまうのなら
変えてしまうのならば


どのタイミングで魔法は混ざるのかな
どれが呪われた神秘なのかな
極たまに使える気がするけれど
その「気」だけが罪深いのかな

世界がアイシテルで窒息しちゃう
そんな魔法が使いたいんだ

白でも黒でもない僕の特別がね


生まれることの半分は 
哀しみなのかもしれない

生きることの大半は
ため息なのかもしれない

その上で
残りの生に含まれる微笑みの比率を
ねえ
僕らは変えられる
そうだよね


子宮からやり直すのも
痛みの重さが同じだとしたら


生まれることの半分くらいは 
哀しみなのかもしれない

さて

12/1

・記憶はあっても 体温が初めからないんだ だから 想い出にさえ閉じ込められない でもそれでよかったんだよね  いつまでまっても 夢は降って来ない 生々し過ぎるんだ 僕も 僕をなぞる君も  まるで背中合わせのまま 断裂を気取っているような違和感が消えないのさ 美しく終われなくてゴメン でも サヨナラ 

・BSで見るとはなくマディソン郡...を見る というか 引き込まれる   別にチャンスなんてなくても 君の耳元の3秒を盗み取って 永遠に消えない痛みを仕込んであげよう 夜 時々 特別  優しいだけなんて下品だと思うんだ  夜 所により 特別  えぐるだけなんて ひ弱な卑猥に過ぎないよ 

・交尾が最上級の座を転げ落ちて



交尾が最上級の座を転げ落ちて
神聖でも汚物でもないベッドの隅で
僕らは膝を抱えた
眠ろうか 少し
僕らには 沈黙が必要だったのかもしれないし

君の痛みも知らない僕が
この露出した絶望も感じられない
その不感症を断罪出来るだろうか
不幸に酔うと想像力は鈍化する
急速に退化するんだ

交尾が最上級の座を転げ落ちて
僕らは不可侵と無関心で
夜というベッドを共有している

でも
冷えきったつま先だけなら
許し合えるかもしれないよ
小細工や詭弁は得意じゃないみたいだからね
この卑猥な指先みたいに

僅かばかり残った
コントロール不能な本能の末裔が
ざわめき ゆらゆらと ぐらぐらと
まるで初めての恋を前にした
子供の所在なさで
これはもう禁煙のせいじゃないよね

すべて月のせいにして
僕は自由を飲み干してしまおう
時間切れか 売り切れか
いずれにしても 
夜の向こうに明日があるのは
あるのだけは
間違いないのだから

衝動を重ねるその魂が
アイシテルで置換し得ない純情なのか
僕の指先が体液以外に
何を感じ得るのか

すべては君のせいさ
月に冤罪を垂らして
満月より罪深く
僕に潜在する
野性を感じる為に


ぽかりと空いた時間が 
タバコをまだ欲しがる  
吸い尽くせないシアワセ未満でも 
ないよりはましだと  

ポカリと空いたココロが 
君をまだ欲しがる 
接吻の代用品としての
大人のおしゃぶりとしての 
未完の口唇愛期の
甘い乳首としての

きっと少し疲れていて
甘いだけの子供ダマシが
欲しくて欲しくて
ぐずっているんだろう


ぽかりと空いた時間が
ポカリと空いたココロが


そりゃ君は キュートさ
そいつは誰しもが認めるところだけど 
そのキュートが
君の本質の核心部分を見えづらくしてしまってる
みんなキュートに
その雌としての中心に
幻惑されちまってね

半分くらいは君にも
責任はある
だって
自覚して隠蔽したじゃない?
そうやって
キュートにクチビルを尖らせるのも
罪深いことさ

僕はもう
色気と純情の完全な分離を
あきらめたんだ
蒸留じゃアルコール100%に辿り着けないし
それでいいんだとね

染み付いた罪深さを償う為に
ようやく手に入れた提供意思登録カードと
エッチな場所の会員証が背中合わせに共存する現実も

え? 違うって?

 前月へ

 

戻る?

お家に帰ろうね