2009年

11月さ 切ないほどね

11/30

・しあわせさ だけど疲れてる それに眠いのさ 昨日の晩 モニターが聞こえないイライラを 楽器とマイクと衝動のようなアクションと れいの曲の間奏の即興詩のポエトリーリーディングにぶつけて ある意味 出し切った感を手に入れて ご満悦だったのさ  合法の脳内ドラッグ  どんなに贔屓目に見ても独りよがり  気の抜けたリハと本番の落差に目眩を感じるバンドもいくつもあって 感じたフリじゃない共振を  ハレとケの交差する神楽坂の雨の夜  情も重ねれば 愛に辿り着けるのかしらと  混濁した心象が沈殿するまで 僕は透明な不純を夢見る  いずれにしろ 中途半端な祈りは 明日に実りをもたらすことはない  

・ずっとサヨナラばかり探している 

・ゼロでしか 無限は描けないんだぜ

11/28


猫のような犬
犬のような猫

朝のような夜
僕のような君

ホシイのようなアイシテル
アノコロのようなイツカマタ

猫のような犬
虚空のような猫

僕らのような僕
明日のような君

生きてるみたいな死に体
屍体のような沈黙

架空の中 でも ぽつん感
ベクトルの中の寡黙な窒息

永遠のようなサヨナラを
バランスのような振動で

愛のような君よ
恋のような僕さ

11/26

・交差する時間を 光と振動と そして闇と  接しなくても隣接している 無関係なノイズが命だと感じた時から  群衆が愚かを代弁するのか  その愚かが ひとつのバランスとしての具象なのだと   掻きむしるように生きる日々の横顔 断片であったとしても 断片であるからこそ  鬼気迫るナニカが   これはたぶん叫びなのだ

11/25

・吐露の為の吐露

・自問って 答える気がないか 悶えたい時に するものではないかと どうだろう うん よくわからん

11/24

・どんなに注意深くヤスリをかけても 爪先のどこかが刃物の真似をする よそ行きの愛撫の痛みは 告げることも告げられることもなく 闇に葬られる  普段着なんて 僕は知らないので その点は その点だけは無実だ

・生きるって どうしても求愛になっちまう くそったれ!

・優しく書きたいと 優しいを書きたいと思う  だが ただ優しければいいのだとふと 思い知る  ただ優しいなんて 一番難しいやん!

世界が少しフヤケて
水っぽい優しさに浸されればいいと
書いたこの指先が

この世界中で僕にしか触れられない
君の秘事に
爪を立てる夢をも見てしまっている


痛みのまま封印して
意味不明な微熱を
未来永劫
呪いのつもりはなかった
魔法にはし損ねたかもしれないけど

露骨な愛なんて
夜に却下されるさ
結構厳しいんだ
暗いだけの癖してさ

今日が僕にとっての休日であると認識した
その枕元の30cm向こうに
まだ君はいて
君を置いたのが自分の無意識なのを棚に上げて
シタリ顔した朝を気取ってみる僕なんだ

セレクトオール 
コピー
セーブ
ペースト
リターン

書き留める儀式に
安心と安定を授ける魔法

コマンド+Sは指癖

・不用意な笑顔 (クライフターンは詩的デフォルメさね)



笑顔 露出した  
隠し損ねた 
損ねたことさえ認識していない
不用意な笑顔だった

帰り際 コンビニの明かり
携帯という大切を握りしめて
彼女は見せることを意識しない
無防備な笑顔を
よりによって
僕の眼前に溢れさせた
大切に夢中なんだから
僕など眼中にない
視線が微かに交差したんだぜ

世の中に数多の容姿への形容が存在したとして
そんな笑顔をまき散らす姿を
不細工とは
ブサイクとは いくらへそがねじ曲がった僕でさえ
言えないのだ
全く 公害のようだ
直に こころにきやがる

通話の終わった後
つかさずメールをと
大切の上を這い回る親指の
まさにその数秒が命なのだと
言わんばかりの目まぐるしいダンスを横目に

僕は彼女の横をクライフターンで切り抜けた
そんなシアワセオーラが
今はとても苦手なんだ

僕を解放へと導く薄暗い路地の向こう
あろう事か 不用意の主の気配が
会話に夢中な千鳥足として
僕の背中に認識された
両手に持った生きるしがらみと
格闘しながら逃げた
僕は逃げた


振り向けばただの夜だった

振り向かずとも
ただの嫉妬だったことは
明白だった

11/22

・なんか枯れたっぽい 

・今夜はやさしい物語を ホントはいつもそう願っているんだけど 今夜はやさしい物語を  まるで目に見えない そう 暗黒物質に怯えなら生きていた ダークマターとか 格好つけて呼んでも 見えないことに変わりはない まあ 折角だからダークマターと呼んでおこう  う〜ん やっぱ無理がある

11/21


なんかね さみしいね
ほんとね いいことないし

あんまね 喋りたかぁないのね
だけどね 無性にこぼしたいんだ

灰色の言葉を吐いてさ
真っ暗な明日を引き寄せたっていいじゃん
そんなの勝手じゃん
いつも いい子でいたじゃん
そりゃ 完璧には演じ切れなかったさ
だけど そいつは
僕の中の か細い素直が
完璧を拒んだからなんだ
 
なんかね さみしいね
ほんとね いいことないし

たった一言で すべてを察してくれる魂を探し出してさ
たった一言さえなしで 涙を一滴だけ零したい感じさ

詩人なんて廃業してやろうって思ってさ
だけど廃業届はどこへ出せばいいかわからないんだぜ
口走ったが最後 生涯たためない大風呂敷だったってこと
なんかね そいつもさみしいね

・そっか 僕は微かな空虚を感じる前に ハイライトをまさぐっていたんだ 

・鏡に映った僕の顔が 変化の兆しを微塵も感じないのに 自分じゃない気がしてしまう  僕の僕らしいところが 一体どこだったのか 

^^^

・AM 3:37  世界中の不条理と不幸せを 一滴で中和する言葉の啓示を受けて目覚める 厠にいったら総て忘れてしまって 寒いし寝た

11/19

・やっぱね 仕事が終わった後の一服の幸福感が懐かしいのだ きっとまだ 禁断症状だといえばそうなんだろう  なんだ まだ4日目なんだね   我慢は もうそれほど必要ないけど 勧められたり どっかバッグの奥とかから出てきたら 少しやばいかもしれない

・サヨナラ さよなら  真夜中に おはよう  明け方の暗号を

11/18

・真夜中にふと どうしようもない虚無を感じて 目覚める  孤独な老いは キツいとね

11/17

・破れた恋の息苦しさを  叶わぬ恋の窒息未満を  もっと言えば 想いを遂げることも叶わぬ昨日への レクイエムのような  いや ただの禁断症状さね  区別は出来る  楽しむことは出来ない  

・臓器提供意志カードの本登録を済ます  僕なりのケジメは どこまででいいのか まだわからない 

・思考が拡散している感じ

・よく堪えておる  非常に微妙な 気のせいでも済まされてしまうかもしれないという程度の しかし どっぷりと習慣の中に染み込んだ   コーヒーとか フリスクとかに 逃げている ガムにも  禁断日記になってきているのか  気力はないが それはこの時期のデフォルトなのでね  なんともいえない  


夜更けが訳もわからず僕を揺り起こして
目覚めて直ぐの素直が不安や焦燥
そしてため息の根本に
君を浮かべるうちは

まだまだ

11/16

・途切れない夢中があれば 平気  なんだが  夢中ばかりじゃ生きていけないので うん  

・無意識に染み付いた胸ポケットの中の気配  面白いことに 流れるように 溢れるように 断ち切った次の瞬間に脳裏をかすめる 肉体的依存と精神的依存との    クチビルじゃなかった 胸ぐらなんだ さみしがっているのは   こんな具合なので とても詩情とかじゃないけど まあ 禁煙は意外に順調 

11/15

・いかん イライラしてきた ガ〜!!!!!!!

・さよなら未満さ でも意識では とうに思い切っている 未練というのでもない いや そう思いたいだけかもしれないが 浄化作業が 水面下で粛々と 進行していると信じよう 

・今さっき 最後のタバコを吸い終えた さて  意識すれば 恋の切なさに似たこの感触を 楽しめるだろうか どM度合いが試されるときだ  なんか そわそわする

11/14

・何言ってんだよ 僕はここにしかいない  いや 僕はそこにいる  いやいや 僕は君の中に隠れた  僕はここにいる  僕はどこにもいない

・想像しておくれよ 感受性全開の社会生活での生きにくさを

・だって僕らは かなしみを少し望んでいるんだ

・アップ出来るしあわせが ここにあるということ

・息を引き取るその刹那の一秒でだって 取り返しはできるんだぜ ベイベー!

・余白としての秋の終わりが またあの暗鬱を僕の肩に置き去りにしていく  君の詩情は 僕が全部吸い取ってやった  気付かずにいるのは 君だけだ  詩人は昇天して 退屈な白をページに刻み付けている  孤独も哀しみも命に由来していた  意味さえわからずアイシテイルを垂れ流して 命の余白を汚してしまおう  天使だった証拠が 誰にも見えないように

・無料が大好きなんだな 僕らは  ただであげるのは 大嫌いなクセにさ  

・愛は神によく似ている

11/13

・「作曲で、努力は才能の代わりになるの?」というスレが面白いのだ 特に直近の辺り 何か 個別の意識がブツカリ合って 相殺されるのではなくて 積み重なって 大いなる高次な意識を形成していく過程のようでさ 気休めの綺麗事でもなく ペシミズムを気取るでもない 儚さや悲壮さえ含んだ 祈りのように優しい明日へのささやきみたいでね 多分いろいろな想いとかが涙とかがさ にじみ出てる文章って 尖った言葉でも優しいし 逃げ道も用意しておいてくれてるもんだな え? 2ちゃんは嫌いかい? 匿名だから こころに近いんじゃないか

・えっと 部分的に謹慎解除していこうかなと マイスペとアメブロはもう少しとして ここは オープンに してもいいかなって ふっと思ったのです 

11/12

・きれいに歌わなくてもいいんだな 

・それでも 僕を捜す影があって 僕は だけど 微笑むだけの 木偶の坊を演じている  どのタイミングで罪が消えるのかといえば さあ それは 感じた場所だって ことだけしかいえない  そんなに先じゃないけど  今は この秘密を 少し楽しんでいる

・しかし 肩に乗ってやがる 何処で拾ってきたか  まあ 昨日 霊とか そんな話で盛り上がったのがいけなかった  僕が霊感が強い方だというのは 会社では有名なので そんな話が出ると みんな振ってくるのだ  盛り上がると寄ってくることがわかっていながら どこかで 自慢げに話してしまうのが大人げない  邪気は陰鬱を伴ってくる  根本が陰鬱なんだから仕方がないのだが  しかし 気分のいいものではない  そんな意味では 執拗な執着が彼らや もちろん僕らも縛っていて みんなが嫌うアキラメとその受容こそが 空へ帰る為の近道なのだけどね  面と向かって 諦めなよ って言っても 無駄というか 逆効果なんだな  そのさじ加減が 僕のポエジーの柔らかいところ  なんとなくわかる?  後ろ向きに見えて 最後に救いのヒントをチラつかせるというかなんというか  うん 今夜は全然ダメ なんにも出てきやしない 匂いさえ感じない  お  少しだけ軽くなったぜ

・ドラムを叩くと 気分は少しだけ揚る メゾピアノで竹ひごスティック もちろんスネアのスナッピーは外す 今日は肉体的には疲れ気味なんだけど 手や足の動きが悪くない 右手3 左手2 の二拍三連を 反対でやる練習 低速で 少しできるようになった パケラッタフレーズ?(5連符?)も 細かいダブルストロークの混じったバスドラのパターンとかも やることはもちろんあるのだが 完全なる現実逃避なのだが  まあ 少し 気分は揚った

11/11

・劇物なんだ 言葉って奴は

^^^

・雨がしきりに 僕に話しかけている 雨語の意味はわからないけれど しきりに何かを伝えたがっている それだけはわかる 人の世に暮らす為のスイッチを入れようか そのスイッッチが 何かを切にしてしまうことを知っているけどね 

11/10

・ほどいいを 少し外れただけの 煩悩半球のモールス信号  受信したところで 見殺しにするしかない暗号を 僕は言葉に混ぜていたのだろうか ツーツーツー ツッツッツッ ツーツーツー  ツーツーツー ツッツッツッ ツーツーツー 応答せよ世界 応答せよ  おそれもなく抱き合う夢に いったい罪はあるのだろうか 

・もわ〜っと詩情が湧き上がるけれど 見過ごしてもいい僕がいて  きっとまた書き始めれば こころの隅に見えないノルマができるんだろうけど  どうせ書くなら届くものをと欲が出て さて 何がいいのかは高揚した脳味噌にはジャッジ出来ないと いきおい 多作になって 平均値を維持しようともがくけれども  感情の中心より 気楽なノイズの方が言葉力が 破壊力があるというジレンマがじれったいのだ 日々をたった一行で やり過ごせたら どんなにかしあわせだろう  いやゼロ行の方がいいに決まってる  シンプルに生きたい 好きと楽しいだけで充分なのにね 

11/9

・こころは 出口を探している 誰も出口を

・批判は容易い 従順はもっと容易い 

・明日だって近未来だ

・眼前に苦役しかないのなら その事実を飲み込んだ先 苦役は消え去る  おそらく 飲み込めずにいれば 苦は苦のままである(なした なしただ この文体 熱 あるんでねえか)

・樋口先生の「大つごもり」読みにけり さすればこれヘビーなり 女史の才能高きは疑う余地もあらじに まことかかる貧困最下層の悲哀 気の晴るるはずもなし かかる世間の悲哀 多少なりとも肌身に迫る平成の世の染みったれし不況にも通ずるところありやなしやと 嗚呼ヘビーなり ただヘビーなり

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・背中に鈍く強い衝撃が走る  短い熱く赤い感触の後 現世の僕は目覚めた  それは真夜中に見る短い夢  封印された前世の記憶 辿るしかない そんな物語を

11/8

・まだ固いまま黒ずんでいく恋の蕾を 眺める苦しさと むしり取ってしまう残酷と  後者を妄想しながら 前者に悶える姿が目に浮かんでしまうのは  ちぎれた電線の 行くあてもない電子達の ビリビリと危険な 放電未満  ああ 腹減った

・僕を求める影を畏れて だけど待ち焦がれる 夜更けに月は目覚める  僕らがあきらめて眠る頃に  ささやきたいアイシテルを ささやけないクルシイが 僕の内圧を 不安定な乱高下でもてあそんでいる 君はどこだろう  いや 君は誰だろう

・無理に詩情を探さない日々  罪深い沈黙 なのだろうか  禁酒 だけじゃ足りない気がして 買い置きのタバコが切れたら 禁煙の苦しみでも 自分に課そうかと 気弱なこころが呟く  愛より真実より 大事な 誰かの平安 さて 散歩に行きますか

11/7

・「にごりえ」を読みました 青空文庫とポッドキャストの音声との合わせ読み 変則的な文体なので 文字だけじゃ無理で 声だけでも辛いところでした  もう かなり 老眼の美少年な僕は しばらく まだ未読の小説群から遠ざかっていたのですが  いやぁ なかなかどうして強者 奈落に落とされる喜びとでもいいましょうか  かなり真に 心に 芯に きますね  短編とか また 書きたいな  取材ね うん いろいろとね  投影されてしまう誰かの心象も含めて  悲しくて優しい物語を   ま 本質は 詩作と ほとんど変わらないのではないかと  壮大な交響曲と 三分に満たないロケンロールの  いや かなり違うか いや いや

・終わりのない探し物に夢中なんだ 探してるのが何なのか よくわからなくても  いや わからないから夢中なのかもしれない  君が降ってくるまで  たぶん それまでは

・トイレで啓示に触れ トイレで悟りを開く お尻を出すっていう 非常に個人的な空間  出すから拾うのか 落ちてくるから出るのか   まあ なんか 面白い

・自分探しって 誘導尋問に答えるのに似てる その自分探しって

・近似値として 僕を知りたいんだろうな 僕は

・大地に足が届いていないような  それでも 腹は減る

・涙のかわりに言葉を流す 触れても拭けない まるで残酷に残り続ける怨念のようだ いつか風が消してくれるさと 少し願いながら 消されてたまるかと しがみつく僕の半分 泣けない美学の弱さを 墓場まで引きずるんだろうね  三つ子の魂 いのち中

・さみしさ過敏症 愛してくれろ症候群 架空妄想依存  それから...   キスをひとつ くださいな


詩人として倒れよう 
君以外の世界に 
愚か者だと 
笑われながら  

詩人として息絶えよう
無様な詠み人知らずを 
世界の隅に置き去りにしてさ

・しあわせな余生  するさ 決めたんだ  余生未満がひとつ ここにある 無理した気合いを振り回す 余生未満が 

・誰の寝息だろう あ 僕のか

11/6

・早寝に なりそうだな 

・落ち着くまで 断酒しよ  飲みたいという気分は サッカー観戦の時しか 出て来ないのだけど 

・虚しい と いうか 歯痒い 

・う〜ん 普段より指が滑りやすい そっか 大分隠していたと そういうことか  いや そいつは結構意外だ

・愛をはみ出したエロスは ただのエロスだ

・言葉がない夜は 長過ぎる 露出狂が服を脱げなきゃ 危険がここにあることが示せない 気まぐれで触れようとしたら 傷を負わせてしまう  随分思いやりのある狂気だこと  いえ それほどでも...

・救えるとは思わない  救われたいとも思わない  だけど それ以外の何かがあって うん あってね

・見せようとするかしないか そこでナニカが変化するのなら 意識や演技が存在していたことになる 

・僕は確かに そこにいた  そして今は 僕はここにいる 見えなくとも 存在している 

・閉じられた僕という系 熱力学によく使われる 閉じられた系としての僕 エントロピーは増大を拒み マダラ模様の心象を浮き上がらせる 抜け出したいという願望は半分に満たない さあ それは それはどうだろう  はみ出したいんだな  まだ二日目なのにね

・月の出を待って 散歩に出掛けたが ただ見えたというだけで 砂をかむような僕らだった 切なささえしあわせの一部だった それは感触としての 

・落ち着いた うん 落ち着いた

11/5

・こころを謹慎するって 難しいね  ねえ 聞こえた?

・間違ってアップしない為に フェッチをクイット

・書いた途端にアップする習慣が こんなにも身体に染み付いていたんだな すごい違和感 

・外の世界は楽しそうでいいな

・言葉なしでも想いは伝わるか 大いなる実験だ  しかし 頭が疲れた

 

えっと しばらくお休みです 事故っちまいまして 人身でした 相手の方に 命の別状はなかったのですけれど  こころを謹慎しようと思います  以上

11/4


次の一言で 

足りない何かが埋まりそうな 

いつも 

そんな気がしてね

 

・本当に感じようとすることは 吐き出すことよりずっと大変なんだ 


君以外 
まだ誰も 
こんな僕に気が付いていないんだぜ  

僕以外 
まだ誰も 
そんな君を感じ取っちゃぁ いない 

みたいにさ

  


ビー玉を 
こころに置いてごらんよ  

引力がわかるから

 


戦うって 
実は結構疲れるね  
その疲労が
効率よく明日に繋がるってこともない

君はきっと口を尖らせて
言い古された例のセリフを
振りかざすんだろう?

ところで
それってさぁ

ホントに
自分の言葉かい?
 

戦ってるのは 
君と君の美学  
いや 白状しよう
僕と僕の美学でもあるんだ

美しいと柔らかいが共存しないって 
誰が決めたんだろう  

そんなの 

誰も知らないよ  
知らないんだってば

・片付けるって あきらめるに似ている

11/3

 


肌という境界線が 
バターのように溶けしまうような抱擁を 
現の中に見つけてしまう男の背中は 
見せられたもんじゃない

・愛しているを 生で 中出し (これはヤバイかも

・どMは 鋭いSを 隠し持っている  


舌打ちを隠した僕は
隠し切れない君の舌打ちを
感じ取ってしまった
鈍感と過敏な神経が同居する
魂がふたつ
共存していた

この悪夢が可能な限りの
ダメージの少ない幕切れに
辿り着けるように
小さな可憐を
指先や耳たぶや痛んだ毛先や
それはもう いろんな場所から探そうという
そんな仮面の誠意は
もう優しさじゃないけれど
きっと本能的な自己防衛反応

まあ 悪夢は終わった後の方がキツいのだけれど

心的能面をぶら下げた君の
背景放射としての物語を
想像妊娠したがる僕の指先が
時間稼ぎのタバコにのびる頃
沈黙が苦痛を奏ではじめた

こころという円がイビツなだけだろう
不完全は当たり前として
度を超した不自然は
隠れたがるものさ

深入り出来るほどガードは甘かぁない
深入りするほど愚かになり切れない

混じり合った記憶のモンタージュが
創造の肥やしになる前の
悪あがきのフラッシュバック

はみ出さないのが近道だけども

・坂口安吾の『桜の森の満開の下で』をポッドキャスト聞いて ひどく衝撃を受けてしまっている  やられた感が素敵過ぎて カウンターパンチが 美しく顎を捕らえて 記憶が飛ぶような   詩と 或いは架空なる君との 共依存性について wikiの言葉が全然脳味噌に吸い込まれていかない まあいい 望みもしなかったけど 詩人が不治の病だって 別に大したことじゃない それにつけても 下半身事情と月の魔力が 胸ぐらに及ぼす この不愉快なそわそわ感が 目障り  さっきまでの甘ちゃんな自分の言葉にも 違和感をおぼえる  そんな夜もある あるよね (この「よね」が不純だよね☆)

^^^^


愛してるを散りばめた世界が
僕らを包み込んで
窓の外の青空を
触覚としてのこころが感じ取る

苦しい恋を避けても
空虚というクルシイが
残ってしまうのなら

平安は どこで探せばいい

一体 どこで

言葉越しのこの鼓動に
言葉依存のその鼓動が
衝動のように加速してしまうのなら
どうか君のまわりの世界を
イトシイで埋め尽くして欲しい


愛してるを散りばめたい世界が
僕らを包み込んで
ヤニで汚れた窓の外の青空を
触覚としてのかなしみが感じ取っている

 

・僕は今 さみしさに触れたんだよ

 


おやすみとおはようのキスの間に
柔らかいだけの眠りがあれば

おはようとおやすみのキスの隙間も
優しさみたいに感じられるさ

おやすみとおはようの
投げただけのクチビルは

君に一体 なにを
置いていったんだい?

おやすみとおはようのキスの間に

おやすみとおはようのキスの間に

寝顔にみとれて寄り添う夢か
素敵なんだろうな

 

11/2

・笑い話に涙ぐみ 泣き言ちりばめ 笑いに落とす 足したらゼロのわびさびを 背中で語れる漢になりたや


洗っても 洗っても 
洗い足りない  

汚しても 汚しても 
汚し切れない  

書き足りない指先が 
写し取れない現実に挫折して 
空白に逃げ惑ったら 

感じ足りない君の嗅覚が 
豊潤を心的世界に
勝手に満たしてくれるだろう  

これは魔法じゃない 

指先の法則さ
罪深い僕の
指先の法則さ

 

・アメリカの夜



古い西部劇の
フィルターをかけたレンズで覗いたような
疑似夜景っていうのかな
今ググったら
アメリカの夜っていうんだって
そんな感じの景色
でも星も共存してるんだぜ
それも
かなり細かいヤツまで

なんだろ
発情するのとは
チョット違う高揚があって
幸福感っていうんですか?
うん そんな感じのやつね


言葉を大事にし過ぎてるんだよ
捨てるの
書き捨て
僕なんて第三志望なんで
力抜きまくりさ

とか

一体 誰に言ってるのか
そんな風に聞こえてきた
あいかわらず変だね


第一志望は教えてあげないから


大丈夫 消えないから 
そんでもって動かないよ 
動けないだけかもしれないけど  

迷子になりそうになったら 
僕を見つけてよね 

うんと遠くからでも見えるように 
強い黒で光ってあげるよ  

遠くなら
もう痛くないよ ね  


大丈夫 消えないから 
消せないだけかもしれないけど 



誘惑された 
誰って
月にさ 
 
通用口を出た 
その刹那に 

あっ! て 

声が出ちまった 

白々しいくらいに下品に明るて 
強い風が加勢するもんだから 
恥ずかし気もない月光に
磨きが掛かっちまって  

あられもない真っ裸にゃ 
色気もクソもないけれど 
挑発に乗ったフリでも 
してあげようかな 
ここは大人になってさ

セックスアピールというものの本質について 
今度、ちゃんと仕込んであげなきゃ 
何度言ってもわからねぇんだから

とか言いながら

ええ
月光浴の夜ですね

・生き苦しいから 息苦しいのだ 

・気付くとは イケない人が イク感じに似ているかもしれない と 数日前のメモに  お下品なので どこにも 持ち出し出来ない

11/1


奇妙が不思議に脱皮して 
不思議が特別になるまでの時間のことを 
エイエンとか呼んでみるんです 

いえ
ただ呼んでみたいんです

・今夜は 変な夜だなぁ

・強い感情には 必ず理由がある そう 隠れた理由がね  嵐が去ってから 静かに見つめるといいよ  届かないかもしれないけど 届かなくても 今度は自分で見つけられるさ 

・平凡

真夜中に目覚めると 誰かの寝息が聞こえること
日常に埋もれた横顔に こっそりみとれてしまえること
誰も知らない僕を 見せびらかさなくてもいいこと
本気をジョークで薄めないこと
そばに 君がいること

畏れず慈しめること
嬉しいを自然に分つこと
ごめんね が しあわせなこと
そばに君がいること

僕は吸い取るようにうなずき
君は有り触れた感情の落としどころのまわりで
気が済むまでサビを歌うだろう
僕のクチビルが塞ぐのは
女のまま年老いていく
たったひとつの
魂の入り口だけでいい

しあわせが詩人を眠らせてしまうのを
僕は恐れはしないだろう
魂で繋がればいいだけなのだから

平凡
それは
そばに君がいること
もっと柔らかい僕を見つけること

^^^

・シャワーから溢れる透明が 優しさを思い出すまでの 短いさみしさ   見つけたもんね!


君という言葉は 
いつもセツナイ引力だった  

ボクラとは 
か弱い願望だった   

今、僕の目の前に 
空っぽなキミが転がっている 

ねえ 
憑依してよ  

この肉体に住み着いた詩人を殺しても 
辿り着きたい平凡がある 
あるんだ  

甘ったれな朝さ
 
おはよう 
ハニーっ

^^^

・11月さ 切ないほどね

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