2007年

2

2/28

・ロスタイムにもう一点と欲張ってカウンターを食らうような判り切った退屈なシナリオをトレースするように。今日の終わりが世界の終わりではないという気休めでも心は晴れない。今夜も殺し文句ばかり考えて、口説くつもりもない君に妄想で囁く。さっきから眠気と戦っている。堕落と退廃を恐れてショボショボしている。暖気しても走り出さないならガソリンの無駄だ。今夜は自分に辛口だ。全然オーケーが出せない。実は8分も弥生に食い込んでいる。

・さみしさについて。例えばこんなさみしさについて。カップのコーヒーの自販機でクリーム増量、砂糖減量のボタンをあらかじめ押していたにもかかわらず、クリーム砂糖入りではなくただの砂糖入りのコロンビアのボタンを押してしまった時に感じるあの感覚がある。缶コーヒーの自販機で財布の小銭を減らすべく50円玉を投入して残りを10円玉で済まそうと投入していき110円までいって最後の10円玉だと思ってつかんだ硬貨が5円玉だったときに感じるあの感覚。チェッと舌打ちをして100円玉を入れてエメラルドの山のボタンを押した後に聞こえる釣り銭の奏でるリズムを聞く時のあの感覚。コンビニのレジで端数をピッタリ出そうとして1円足りない時や君の輪郭がぼやけてしまった時のあの。まあ、言ってみたかったってことで。

2/27

・軽々しく叫ばれる自由は、軽々しく囁かれる愛のようだ。

・僕の欠落が君ならば、僕は生涯君を追い求めることになる。存在は永遠でも決して抱きしめられない。知らん顔をしても消えず、口づけは闇に溶けてしまう。君は僕で僕は君だ。なんという残酷だろう。もう慣れたけどね。僕の一部の君へ、君の影としての僕から。究極の自己愛を少し超えた辺りの憧憬をひとつあげよう。

・オイシイ言葉、おいしいコトバ。

・シンガポールからエアメールが届く。マリア・デュヴァルという霊能力者と言い張っている。無料で悩みを聞いてやるとのたまっておる。しかも日本語である。親愛なるゴンタ3号さんと馴れ馴れしい。マリア、僕はあなたの為に祈りたい。誰かを救うより、まず自身の汚れた心を救えますようにと。

2/26

・きれいな夕暮れと優しい夜。不足無く微睡みを待つばかりの僕は、最後の欠乏を君と呼ぶのだろうか。幸せ未満の晩年にどんな夕暮れを楽しめるのだろう。でも静かに夜は更けてしまうだけで。

・例のスケベ椅子ですが先日のライブの小道具で使用しまして、その後持って帰ってお部屋に放置しておいたんですがね。母ちゃんが「こりゃなんで?椅子け?」とか聞いてきましてね。「そうだよ」と言ったら「どっかで見たことあるね〜」とか言い出したんでヤバいのでまた押し入れにしまいました。

2/25

・緑色の月が神様を殺した夜に... 身籠ったのは見知らぬ3分間 振り向いたら手遅れが目を覚ますから 忍び足で夜を抜け出そうよ 世界なら大丈夫さ 死に絶えたって雑草のように生き返るよ それより魔法の3分間を見つけておくれよ そしたら僕は一息で全てにケリを付けてみせるよ はらんだのは奇妙な3分間さ 少し力んで産み落とせばいいのさ 使い魔の黒猫の目が緑色に光るまでにだよ 神様はもういないんだ 淫らも純潔も結局同じことさ

・充満し過ぎて固まってしまった。

アンパンマンにもよく似合う帽子であった。

2/24

・↓の帽子は結構かぶり心地がいいんです。それに温かい。つまり次のライブでは暑くてかぶれないと。でも気に入ったんですがお散歩にかぶっていくのには勇気とアブない何かが必要のようです。なのでお部屋で装着しています。飽きるまでドアはノックしてください。

こんな帽子をかぶりました。やはり根っからの変身願望あるいは変装フェチ(?)の解放からかにやけてしまいました。なんか短かった気がします。前技だけで終わっちゃったような感じです。せめて後一曲ってね。幸せは心七分目。君の前で踊る方がいいに決まってますよ。

2/23

・今夜です。衣装が決まりません。ネタ

2/21

・恋の悦びを僕は知らない

・愛に目が眩んだ。

2/20

・さて、この行為に意味などあるのだろうか。勿論意味などない。明白で軽薄な自慰行為なのは本人が一番わかっている。それでもやめないのは、実はやめられないからなんだね。先日テレビで絵を描く行為が止められない男のドキュメンタリーを見てしまった。表現することは即快楽に繋がるのかもしれない。愛という感覚を見失っても表現し続ける病的行為。さて、脳内物質の過剰分泌とその慢性化で脳そのものが暴走する。恐怖、寂しさ、孤独、戦慄。吐き出したところで消えることはあり得ない。ただ暴走するままに流出する。心的イメージ?さて、そうなのか、本当にそうなのか。僕にとってはどうでもいいことだ。二次的産物としての言葉よりも音の方がそういった意味合いが強いかもしれないな、僕の場合は。ただ創りたい。でも、ただ創りたいだ。狂気だろうが無意味だろうが知ったこっちゃない。まだ胸ぐらで煮えたぎるモノがドクドクと鼓動している。アドレナリンだろうがドーパミンだろうがセロトニンだろうがノルアドレナリンだろうが関係ない。

2/19

2/18

・昨日のはいい。褒めてつかわす。

・神様を超えたところに、もっと大きな大いなるものがある。偶像どころか名前さえ付けられない大いなる何かがね。だから僕はその多面体のひとつの側面でしかない神々のたったひとつを特別だとは思えないんだ。結局名前も戒律も人が創り出している。邪悪も疑念も人の心の産物なんだ。名前を持たないとは存在でさえないということで、無でさえない。始まりでも終わりでもない。そして理解の限界の向こう側にいて、勿論説明が可能な訳がない。想像したって無駄さ。二次元人が高さを夢見ているようなものだからね。

・彼のギターが囁くのは意味ではなく淡々とした想い。粛々として清楚。それは悟りにも似て、無駄な音などない。贅肉としての装飾をはぎ取っても、素っ気ない素直が残っていればいい。僕の特別はインチキみたいな即興。閃きでさえない。ただのポツリ。低い声でキレイを避けながら本質の淵をなぞる。貧弱な肉体でも抱きしめたくて仕方がない。そんなリバーシブル。まだ聞こえるかな。欲望を飲み込んでも笑顔は素敵に見えてしまう。邪気と精霊と天命と疼くような発情。抱擁以外では伝えられない。

・恋をひとさじ。メロディーを一粒。雨は、雨は霧雨。夜とおぼろげな月と、そして言葉は隠し味程度で。すべてを語り得ないから、空白はフンダンに。意味は幽かでいい。リズムと抑揚、そして愛をお忘れなく。人生は退屈で、そして永い。君がいなけりゃ。うん。

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・人は見かけによる

2/16

・最期の奇跡を願うより、最初の悲劇を笑ってしまう方が幸せさ。

2/15

・綺麗と柔かは共存しない。今夜の空のように。(今宵は練習)

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・今朝は春の匂いがした

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・眠気は意外に優しい。君よりも優しい。輪郭がとろけて網膜が白濁する。おちゃらけたら罪は半分になる。半分は笑ってしまえる。眠気は柔らかい。淫乱な夜を眠らせよう。

2/14

・赤い帽子をかぶって赤の他人を気取る。深紅の真空、真っ赤な真実。凍り付けない冬の終わり。芽生えることを許されぬ春に。赤ら様に笑う。真っ赤な帽子をかぶって。あか抜けない目つきで。波のように押し寄せる赤茶けた明け方。何もない朝は寂しさとは無縁だ。ガソリンは無鉛だ。バターも無塩だ。

・禁欲、禁断、緊張、緊縮。均衡、緊迫、金満、勤労。

2/13

・ドリトル先生に会いたいな。知性とユーモアと不思議が詰まった先生に会いたい。航海記を読んだ少年は確かに夢心地の海に揺られていた。今はもうこんなに薄汚れて、輝く未来への想像力なんて欠片も残っていないけど。先生おやすみ。今夜もいい子にはなれませんでした。明日は少しいい子になれるかもしれません。

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・たったひとつが怖い たったひとつだから怖い

・君が思うよりも雄は鈍感だ

2/12

・奇跡は偶然が産み落とした奇形児だ

・最悪な結果は最低の未来を生まない

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・即興の指先が探す君の深淵 月の魔力は陳腐を神聖にすり替えてしまった 潤んだのは一体何番目の真実なんだい?

・ラブダンス

ラブダンス 言葉なき世界で
ラブダンス 光なき未来へ
ラブダンス デカダンス

優しい疲弊の後で 死のような平安を貪ろう
祈り求め まばたきしてマボロシに食らいつく

ラブダンス 生まれたままの世界へ
ラブダンス 生まれる前の未来から
ラブダンス デカダンス
ラブダンス デカダンス

・いつの間にか詩人だった。ただそれだけなんだな。

・汚物も飾ればキレイに見えたりする。だけどそれが嫌なんだ。

2/10

・温かいから堕落しちゃおう。

2/9

・諦めを呟きながら、あきらめが悪いというこの滑稽。

・神を嫌いながら神のように振る舞う。美意識から憎悪まで全て含めて支配したい。君以上の君をすべて支配したい。

・僕の言葉は時々もの凄く凶暴な力を持ってしまう。ホントに時々だけど。伝わってしまう。伝わり過ぎてしまう。致命傷ならまだ思いやりがあるのかもしれない。ひと思いに殺さずに、生涯その深淵にこびり付いて疼かせ続ける。怨念という至上の愛みたいに。

・少し早起きした。何か変わるかもしれないと、そんなことだけで何か変わるかもしれないと。小さないつもの他力本願。おはよう、おやすみ、今日さん。君はどんな幸せを僕にくれるんだい?

2/8

あ、届きました。

・準備万全で何もしない。そして眠くなる。それをディスプレーや机や椅子のせいにしている。

・シュールレアリズム、シュールレアチーズケーキ、シュールリア厨房、シュールリア王水、シュールリヤカー族、ジュールボイルシャルル。(今夜は練習)

2/7

・度を超した常識外れは非常識をも逸脱してしまう。帰り道で描いた今夜の企みの1/100も生み出せずに日付変更線が頭上を通過してしまった。暇つぶしに疲れて、惰眠の誘惑に乗るだけの僕は、丸めた爪先の半日後の鋭角にえぐられて痛し痒し。百聞は一件落着。え?意味はない。聞こえたの今。(振り込みましたが)

・ダダダダダダダダだだだだだだ。

2/5

ティッシュペーパーに絡めとった欲望
まだ生暖かいままで捨て去られる
想いを遂げられぬままの呪いがひとつ

至近距離で眺めた毛穴と
上辺のクチビル

快楽と苦悶の間の曖昧なうめき声に
聞き耳を立てる

弛緩と収縮を繰り返す真実への扉は
僕を逝かすことも殺すことも拒んだ

距離感は安定した遥か彼方のままで
僕らは白けたジョークで愛撫し合う

もういいよと言えぬまま
もういいよが云えぬまま

2/4

・愛してるの裏側で、いつの間にか退屈が育っていく。今日と明日の裏側でこころなしか頼りないトキメキが疼いている。どこら辺だろうか、今僕が歩いている場所は。あとどのくらいで君に届くだろうか。こころの裏側で重たさが目覚める。そしていつか黒い鉛色の暗黒を支配してしまう。愛してるの裏側で、空腹の鼓動が始まる。裏腹の裏側で、とても小さな当たり前を囁いてしまおうか。

2/3

・真夜中に目覚めて暁に眠る。邪気は夜行性で、神秘も夜行性で。

・生きてもよかった。

・少なくとも、少なくとも、下ネタを振れば純情は隠せる、と思うのだけれども...。

・手遅れな頬、なお白く艶かしく。

2/2

・ポジティブを叫ぶ君のこころのバランサーとして、僕の裸心をここに晒しておく。前向きとやらは暴走すると人を不幸にしてしまうからね。君のネガティブを断ち切る為に、僕の柔いニュートラルをここに置いておく。後ろ向きは永遠のとぐろに落ちてしまいがちだからね。

・誤字脱字を自分で見つけるところに寂しさを見つける。(さみしさ研究所は最近のお気に入り

・今朝、お尻で象さんが叫びました。(面白い音のおならだったよ)

2/1

・神様がお眠りなさいといっているのだ。

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