2007年

師走なり

 

・メリークリスマス!

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・元気に眠いぞ

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・言葉を尽くせば汚くなる 真実を欲張れば嘘が混ざる 足りないくらいの寸止めで 溺れずに感じ合うのが大人の嗜み もし泡沫の永遠を味わいたいのならばね  そして愛したフリは感じたフリよりも罪深いのさ  触れたのは肌 感じたのは心 欲しいのは言葉ではないナニカだよ 

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・ほんの5秒だけ夕暮れにみとれたという事実 

・2/3 神楽坂 ライブ 決定事項

・あん

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・妖気が沢山 肩が痛いぜ

・呪いならとっくの昔に解いてあるよ 

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・息苦しくなった僕は義務感に背中を押されて夜の扉を開けた 消せない違和感はやっぱり今夜を埋め尽くしていた 透明度の低い空 虚ろで微かな嫌悪を伴った肉体 宙ぶらりんのまま今夜を泳ぐ僕達 月は何処だろうと見回したけど見つからない 諦めさえ忘れて やはり暗黒になりきれない空気の正体を頭上に感じていた 見上げた天中には満面の月 月虹というのだろうか 月の周りに控えめな光の輪がある 僕はニヤリとして 神様も粋だねぇとか少し思ってしまった  願い事など何一つない ただ死ぬまでにもう少しだけ 僕の中にうごめく影を吐き出しておきたい 時間なのかお金なのか愛なのか 足りないのは多分全てで しかし現状でもなんら不足もない  世界は動かないんだ だって全ての願いのベクトルが相殺してしまっているからね だけど知らない未来を欲しがる力だけが前のめりに転がって 普通の明日が生まれ続けるんだ 僕は言葉の中にはいないよ いつも言葉の先の沈黙の中にいる 感じたら多分そこにいる

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・ささやいた夜 僕達の願いは素直な願望とは少し違っていて、叶っても叶わなくても寂しさが残ってしまうのさ。それならば 有り得ないくらい突拍子もない未来でも欲しがってしまおうか 触れなければ腐らないさ それが幸せかはわからないけれどね

・明日は満月なんだなぁ。

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・埋めようとした隙間 言葉は流れ流れて 暗夜の果てへと 落ちるように消え行く 隠したものが何なのか  答えないまま 新しい何かを未知の隅に隠した 時間切れで世界は動いている 探したんだという言い訳で生き長らえてしまう

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・。(今宵は騒音を出しに彼の地へ)

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・て

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・お笑いコンビ「右脳左脳」(こらは売れるぞ)

・人並みの夜 本とかテレビとか 新鮮なのはほんの一瞬で またあの退屈が頭をもたげる 僕の中に沈黙はない あるのは はにかんだ求愛だけだ ここは僕の自由 だれにもあげない

・言葉は死なない ただ干からびるだけだ 

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・絶望の1/2 

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・まだ希望が甘い嘘をささやいてくれていた頃 まだ夢が痛みを伴わずに輝いていた頃 どこかに純粋な愛の結晶が隠れていると信じてやむこともない男がいた だけど夜は男を狂わせるだけで抱きしめてはくれなかった いつ切られるともしれないか弱い回線に渾身の切望を流し込めば 露骨な現実が男をいたぶるだけの帰り道 まだ辿り着けない夜の向こう側 まだ温め合えない誰かの向こう側 男ひとり夜に発情せり 

・肉と心と命 分離し得ないままの ひとつの存在として 抱きしめれば全てが呼吸しだす 当たり前のことをひとつひとつ再発見して面白がっていこう

・疲弊でもなく、ただ途切れてみる 書かなくては保てない何かは書かなくても壊れはしない のんびりしてもいいよ うん そうだね あきらめともゆるしとも少しちがう 僕はまだぼくのままだ いつでも愛に飢えたままのぼくだ

・い

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・あ

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・詩人は寡黙なんだ

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・未来はいつも振動している

・レシート

ポイントカードに溜め込んだ小さな生活臭
小銭入れの一円玉を抹殺したその刹那に
半額の腐った愛情が息絶えていく
無計画な人生が記録された紙切れを
アリバイにして偽善者達は背中を丸めた
愛のない個人情報がシェイクされれば
僕らという群衆の横顔が浮かび上がるのだという

眼球の奥のバーコードは隠した方がいい
悲しいほど軽い価値が浮き上がってしまうから

匿名希望でリクエストしたラブソングが
優しい絶望を囁いているよ

・発光しない幸福は光を求めてばかりで闇を消せない

・自己愛はひとつの神なんだ 正当化できれば眠くなれる 素晴らしくなくても存在は許される 私情を消せば無に戻れるんだってさ  おかまいなしで痴情にまみれて大地を這い回ろう 命の限りにね 汚れたから生まれたんだよ

・身体と心ともう一つ 無意識と呼ぶには少し違和感がある 心からはみ出た肉体以外 神秘でもなく 感情を超越したナニカ 昨日から気になっているのだが 波長に関係あるよな気が少々 さて便秘のように気持ち悪い

・感じる僕が見えない未来 見えないのではなくナイのではないかと ふと疑念が心をかすめた 10年経ってようやく聞こえてくる音のように 届くのでっはなくワカルことがすべてなのだろか たんたんと夜に溶ける まだ誰かが戦っている最中に  毎夜スケッチしても描き切れない有機体としての影 夢中になって追いかける自分の影 知ったところで生かせる訳でも殺せる訳でもないのに 

・今夜はなんか妖しい なにかの匂いが少し 日課をすべて果たして 僕を持て余す 黒い妖精が手招きしている 

・ラブレターは遺書にもなる 

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・月葬

月の影に吹く風
屍も眠る暗闇
浮かばれない恋を葬る
儀式が静かに始まる

目を閉じてうずくまる
無惨な恋の屍体達には
言葉を掛けてはいけない
世界中の夢枕に
僕はある呪いを囁いてみるのさ

願望にとどめを刺す祈りは
夜の涙だけがしっている
大地の裏側で今
月の裏腹がお日様に灼かれている
真空に飛散した光の粒は
暗黒の世界を果てしもなく
彷徨いながらやがて波動となった

月想の調べ
月葬の黒い炎
無常の花を一輪
真の闇を僕らはまだ知らない

・月葬(発明したと思ったら沢山あったあるよ)

・僕はこの夜に閉じ込められた。暗くて寒くて息苦しい新月の夜に。わずかに動かせる指先で世界を見返してやろうと呼吸を繋げている。光らない炎は最も危険な凶器になる。火傷で済ますほど優しくはないのさ。

・迷ったら直感に従うべし。

・最後は自分の魂で判断しなければならない。守るのも苦しいだろうけど、壊すのはもっと切ない。ジャンプしたら快感なんだろうな。

・公開したところで「書く」という行為は完結する。僕の場合は。だから隠せない。明日に見つめても書き直しても、熱が伝わらないような気がするんだ。

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・神秘のほとんどは願望である

・いい感じに疲れて いい感じにとろける 眠りは静かな愛だ 覚醒は絶望的な恋だ 延長線上には未来があり 未来は死への前奏曲でもある 書き足りない何かを探ってはいけない 抜け殻にならない為にも

・探しても幸せは見つからない それは見つけるものではないから 探しても言葉は見つからない それは落ちてくるものだからだ 過去形だけが僕らの真実を知っている モダンはいつも塗り替えられていく 普遍はまだ生まれていない 殺し文句に辿り着く前に殺された方が勝ちなんだ 夜更かしは詩情には栄養だ でも詩情と命とどっちが大切なのか説明するつもりはない 

・出来損ないにしか書けないことがある

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・真夜中に遅刻ですか 僕は愛に早退です 恋にはズル休みして 人生にサービス残業

・それにしても実に奇妙な魂だ 世界は一体何を見てるんだろう そっか世界はまだ夢の中なんだ

・見つめても見つめても、しゃべりださない影に どうしてそんなに悲しいほど美しいの?なんてささやいてみる 影はうつむいたまま、妖艶さだけを深めた 見つめても見つめても届かない だって届かないように見つめるのだから 運のいい誰かの指が今夜幸せの涙に触れようと 僕は知らん顔で微睡む 雌はいつも残酷に微笑む生き物 だから僕はこんな詩人に成り下がった 見つめても見つめても、しゃべりださない妖艶に 触れぬまま濡らす 残酷のお返し

・愛情の中心はどこだった? 純度は? 濃度は? それはどこにもない だから生きていけるのさ 明日かも 死んでからかも 楽しみだろ?

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・永遠は夜から生まれる

・雌が存在する限り僕の求愛は終わらない か弱く執念深い僕の根本は

・解かれない暗号はただのノイズでしかない

・インナースピリッツ 魂の内部の魂 

・暗闇で踊るのは何の為なんだろう 

・即興でしか触れられない真実がある。推敲を重ねるたびに衝撃は角を落とし、飼いならされた獣は去勢されたペットの虚ろな目で闇を見据えてしまう。絶望よりも無気力の方が恐ろしい。無気力より妖艶より瞼の重さとの戦いの方が壮絶である。

・飲み干したビールが今日の目標だった。

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・嘘は嘘のみで存在し得ない 本当はホントだけで作られてはいない 夜の夢は 昼の嘘を作り 白日はまた 夜のおとぎ話の産みの親になる すべてが絡み合い 許し合えない孤独達は 彼方の距離を取り合う そして背中合わせの暗闇 帳尻合わせの誘惑 不幸をなすり付けても これ以上の黒は望めないのに 前向き過ぎれば 無様な嘘に笑われるよ ひとりでも生きられる 官能過敏な不感症としてならね 

・後ろ向きのフェイント その後の無防備な心に一粒の光の雫 

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・冬は澄んだ日没の後の西の空だ。薄明の空と見分けがつかないほど澄んで、色を失いながら夜に続くあの空がいい。ずっと背伸びしたら太陽の寝顔が見えるんじゃないかと視点だけを想いに乗せて見上げた空には星々の合奏が始まっていた。こころの目でしか聴き分けられないメロディーの答え合わせは誰としようか。下界はまだ汚れた喧噪に溢れていて、僕は聞こえてしまうという孤独にまた包まれてしまうんだ。同じ重さの漂泊の別の横顔達がすれ違っていくこの世界。シンクロしても見つけられない魂達。朝生まれた希望達を疲れたため息にすり替えてしまったから、みんな家路を急いでいるのだろう。空虚という透明なパズルを埋めるのはきっと言葉ではないんだ。

・支離滅裂の心頭滅却

・容易く夜に堕落する僕は、恋は恋だと言い切ってみるのさ。恋から愛へが昇華なら愛から恋を蒸留できるのではないかと、唐突に思いついた。圧倒的劣勢だけど形骸化していない愛情の真ん中に恋は生き続けているに違いない。ぼやけた恋で生まれ、滲んだ恋で眠る。延命装置など外して霊安室にまで連れ込む。荒唐無稽の奇想天涯孤独。冷めても美味しいスープに仕上げました。(恋目味妖艶風味、胡麻油付き)

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・美しい引き際を想定して 恋を探すように

・殺し文句なんていらないんだ 愛し合う為には なのに僕は 毎晩でも上物を編み出してやろうと 無意味な行為に明け暮れている 

・おやすみよりおはようの方がおざなりにされるけれど、鮮度を保ち続けるべきは後者なんだよね。取り留めもなくいつもの調子。

・触るな危険、混ぜるな危険。猛獣にエサを上げないでください。禁止事項はでも破られ続けて、なるようにしかならない明日がまた挨拶にくる。

・僕はまた透明な被膜の内側に潜り込んで、世界を眺めはじめた。1mmの隙間がひ弱な自尊心を守っている。得体の知れない肌に惑わされないように、注意深く世界を観察するだけが日課だ。でも視線はとても素直で、無抵抗な水のように重力にだけ従ってしまうのさ。どぎつくて柔らかい言葉が書きたくて夜に沈殿する。揮発しやすい光が遠くで瞬いている。あれもある感情を伝えるラブソングの一種なんだろうか。僕はいつもの絶望の恋を口ずさみはじめた。我知らずこころは流れる。日々はいつも未知に溢れている。知らない僕をひとつ、つまみ上げては、ここに刻み付けるという究極の一人遊びに夢中になる。夢中になったふりでいつも終わるのだけれど。

・封印は今年いっぱいで解こうと思う。やっぱりそれがないと上手く流れないんだ。

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・冬は旅のはじまり まだ微かなままの予感を静かに温めて育てる時間 知らない誰かへの最初の白い吐息 冬は大地

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・夜という優しい隠れ家。裸体を横たえてこころの音に耳を澄ます。静寂は脈打つ。揺らぎながら子守唄を夢見る。甘い乳房を探すくちびるが混じりけのない放心にむしゃぶりつく。痙攣と粘液が愛の証明なのか。こころもまた粘膜なのだろう。

・新しい何か、古臭いなにか。何を捨てて何を手に入れるか。縮まるはずもない距離を想い、夜空を見上げる。息が白くなる。たぶん消えたのではない。感じにくくなっただけだ。ひとりぼっちを楽しむ術を探しながら眠くなる日々。軽妙なジョークに隠した条件反射の二人称。愛は独占さ。独り占めじゃなきゃ成仏できない。そして僕は一度も征服しないままで冷たい眠りを迎えるのだろう。勝つ気もなく抵抗という言い訳を繰り返す。当たらない宝くじを買い続けるみたいに。ちゃんと殺してあげなければ生まれ変われないんだよ。

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・チャットはラブラブだねとか言われるんですが、0:0という意味だと思います。

・無意識が口走るのを無意識が羽交い締めする。利用していたのはコッチ側の方だった。思念の風を避けながら伏し目がちに歩く。平均台の上の危うさは僕の大地をも恐怖に変えてしまう。季語さえむしり取っても、なお。神秘を暴いても、なお。(ケン・ナオコさん)

・マイルスの音のように、途切れ途切れの瞬間の真実。残響もない夜に僕の孤独は吸い込まれる。知らぬ間に老け込んだ鏡を覗き込んで「疲れてるね」って呟いてみる。脳髄の奥深くに鉛のような感情がうずくまる。疼くことも封印して詩人は眠り続ける。そんな夜だ。これが自由の横顔だ。

・避け過ぎると露骨になる。

・繰り返すから人間なんだ

・心を省エネな日々。見えない疲労蓄積。

・手に入れば、さして嬉しさもないもの。

・さて、ヤフーの件は後日。

・ヤフーに勝った...、が。少し寂しい。

・ヤフーと交戦中。

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・なに?

・静かに時は流れる。この薄暗い部屋で僕は残りの時間の半分以上を過ごすのだろう。僕が耳を傾けるのは、まだ誰も聞いたことがない時の流れる調べさ。神様はいないんじゃない。何もしないだけなんだ。秘かに時を流れさせるのが彼の役目さ。音なんて立てちゃいけないんだって。だけど僕はその音を盗む。そして世界に暴きたてる。言葉に変えて、メロディーに翻訳してね。

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