2005年

9

9/30

・メロンパンの悲しみは、メロンパンの溝の中。焼きそばパンの痛みは焼きそばパンの焼きそばの上の紅ショウガの横。アンパンの放心はアンパンの中の空虚。クリームパンよりカレーパン、あんまんより肉まん。お祭りの夜の妖しい綿菓子の誘惑。金魚鉢にキスした平凡な朱色のフナの孤独。頭を噛み切られたカマキリの絶望。そしてメロンパンはため息をつくんだ。(今宵のヤツはお調子者のようです。)

・僕の中でヤツが喋りだす。思考など超えた地平で、ヤツが喋りだす。馬鹿らしい世間のしがらみを振りほどいたら、剥離したヤツがうごめきだす。コントロールなんて不能さ。正体なんて明白な謎だね。ヤツは弾圧された僕自身なんだから。静寂の中で聞こえてしまうだけさ。太古の昔から響いてくる低くて力強い大太鼓のような振動で、分裂し続ける精神の萌芽ように。君の耳元でささやくのは誰だい?似たような刻印を額に刻んだ神聖な魔物なはずさ。僕の中でヤツが叫びだす。今夜、真夜中過ぎにね。

・軽やかに復活!

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・激しく鬱

9/29

9/28

・ほんの些細な摩擦で漏れてしまう僕だから、もてあそばずに飲み込んでくださいね。明け方の涼しさが再びの摩擦を求めるまで落ちるように眠らせてくださいね。もう生涯遂げる事のない本望を今夜欲しがる僕は強欲なんでしょうね。なだめるよりも布団にくるまって妄想に抱きつくことにしましょうか。断罪なんてしませんよ。安心してうなされてくださいね。

・雄という属性が欲する平凡な風景。人という属性が求める有り触れた情景。名前も付けずに踊ればいいのだろうね。そんなこといいながら、名前にこだわっているんだよね。もっと普通に、空気みたいに、君のベッドに潜り込みたいだけさ。

・悶える前に眠っちゃいそうです。

・一月ぶりの幻ですね。

・捨てられずに眺めている。ただとても近い遠くから。最も残酷なのは、相手を想いやった優しい嘘だって。これっぽっちも濡れやしない。いや、濡れるのが怖いから正視していないだけさ。清過ぎるって汚い。真夜中に汚れてやる。(っていうか歌いたい)

・物理的に不足っていうか過剰っていうか。安定した生産力っていうか、手のかかる駄々っ子っていうか。笑っちゃうくらいにアレな夜である。

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・優しいだけなんて嫌いだろ?だから優しいだけで踏ん張ってみようかな。

・沈黙の後、幸せな秋は訪れただろうか。全く悪さはしていないが、罪悪感だけが燃え残っている。何を捨てて何を求めようか。言葉に力なんてありはしないね。何を欲して何を諦めようか。声だから力を持ち得るんだ。抽象を描こう、いつものように。燃え残った本気が少しだけ震えてみせたんだって。うん、チョコッとだけさ。

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・語りかける前に消えていく影に。さよならより優しいキスを。心が先に感じてしまう僕は、上も下も欲しがって、想いの在処を見失ってしまう。満腹な筈が足りていないと感ずるのは、不自然な贅沢三昧のせいなのだろう。ああ、そうそうここに感心させられたよ。

9/27

・弓が面白いんですってば。

・覗き見だけならお代は要りません。眺めるだけなら、僕は架空のままです。惚れた腫れたの前に耳たぶに触れて欲しいのです。もう眠いんですよ。

・今夜なら誘惑に負けられそうです。

・このまま眠ったら楽だろうなと思っていたら、眠ってしまった昨日です。

9/25

・意味もなく沢山書いちゃったな。

・波のように打ち寄せる誰かの焦燥。遠くで耳を澄ましているしか出来ない僕は、嵐が収まるのを祈るしかない。ホールの隅でポツリと、見つめるでもなく聴くでもなく、世界のような君の宇宙を感じてみる。無関心のフリさえわざとらしいから、ただ感じている。残響が混ぜる不協和音を楽しむんだ。うん、変態かもしんない。 

・未使用の殺し文句が積もる夜。

・やっぱり音楽が五月蝿いです。静寂がいい。今夜は冴えないね。ポロンって落ちてこないよ。でも気にしちゃいないさ。僕の倉庫は無尽蔵だからね。夜というキャンバスは全てを含み、撹拌して造られているんだよ。書くんじゃない。描くんでもない。削り取って浮き上がらせるだよ。知ってた?

・空っぽの僕らは重苦しい満タン。ゼロにリセットした筈なのに無には程遠い今夜の君と僕。ねえ、魂はたった一つしかないんだね。いくつも欲しがっても魂は一つで精一杯なんだ。たった一つの僕は、未来永劫売れ残り続けるつもりさ。腐らないけどかびるんだな、これがね。

・流れるように、慈しみながらも主張し過ぎない調べがいい。欲しいのは答えでもなく分析でもなく、ただの自由さ。矛盾した未来は共存し得るんだ。きっとね。悲しみなのか微笑みなのかなんて区別するなんて意味はないんだ。両極は隣り合っているものさ。明日と昨日も痛みと恍惚も。もっと柔らかい調べで眠らせてよ。いい夢が、飛び切りのいい夢が見られるように。

・大体において文章と音楽は共存出来ない僕だけど、クラッシックだけは邪魔にならないな。今iTunesのネットラジオでクラッシックを流しながら書いてます。バロック系がいいみたい。

・僕のマイナスばかり飲み込んじゃダメさ。後ろ向きに、お気楽に隠されたアイツまで吸い取らなきゃね。

9/24

・正視出来ずにいるってことは確かだ。

・しこたま飲んだ後の放心。君の出来心だけが僕を揺り動かす。夜は魔性を帯び、世界は無限に崩壊を、崩壊を続ける。希有な魂を知っている。少なくとも、まだ生き長らえている希有な魂を。何度も見たマンネリズムの終末を。ジャンプしろよ。目撃者は叫ぶ。ジャンプしろ。命令の先には狼狽えた惨劇が横たわる。壊れたっていいじゃないか。最初からゼロの君には何が恐怖なのか。死して尚、怨念をまき散らすより。しこたま飲んだ後の放心。無責任な条件反射。超自我が衰弱している今が、誠実な僕の渾身。交尾より素敵なものがあるだろう?(引き分けでひた!)

9/23

・気持ちいいぐらいに気怠いんだ。累積したダークイエローがなかなか紅くならないだけでね。肉体なんて脱ぎ捨ててしまいたいくらいだね。でも、僕にとってのこの場所は最後の隠れ家であり逃げ場でもあるんだね。精一杯じゃなくても許されるってこと。意味もなく垂れ流していい安心。1mmだけ進んでみて安心するとか、新しい何かを玩んでみるとか。その真面目腐った美学を脱ぎ捨てたらいいと無責任に思うんだ。どのみち閃き派の誰かには、積み重ねるだけの老成した言葉さばきなんて似合わないよ。弾けるような一粒の光陰でいい。僕はといえば先日のハードオフで購入したコントラバスの弓が今のワクワクなんだな。5250円で随分と遊んでいる。こんなに部屋で楽器をいじるなんて久しぶりさ。全くこいつがなかなかいうことを聞かないんだよね。半端に5弦のウッドベースもどき(竿だけ)なもんで弦と弦の角度(R)が浅くて隣の弦に弓が触っちゃうんだよ。弓を一定の角度に保ちながら動かすのが難しくてね。悔しくて悔しくて気が付けば肩の筋肉が痛くなってたって訳。こいつはかなり時間がかかりそうだよ。でも独学でやってみるつもりさ。遠回りしながら、迷いながら、未知なる道を辿るのって飽きないんだよね。僕だって状況は最悪なんだけどね。そんなちょっとした張りを見つけて生きているんだぜ。まあ、適当にいきましょ、お嬢様方!?(!!!)

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・ヒント:弓 

9/22

・肩が痛い。右の肩の筋肉が痛い。答え合わせは明日ね。

・新しい局面が目の前に揺れ動いている。まさかの展開も隠れているかもしれない。有り得ないと呟いたのは君の方だったろ?

・秘密を暴くより、秘密を楽しもうか。秘められて甘い陶酔さ。想像力が僕らのエネルギー源だからさ。

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・僕らは夜のイキモノ。あの夜の、いつもの夜の、いつかの夜の。僕らは闇のイキモノ。光の下では現れることのないヌルヌルとした妖艶。言いかけてやめる卑怯と引き換えに、謎めいてみせる黒いイキモノ。君と僕と、月と誰かと。はらわたに溜まった違和感を暗闇が欲しがっている。僕らは夜のイキモノ。夜に出会い、夜と抱き合う。本能に近いヤマ勘で、甘い過ちを重ね合わせようか、また今夜あたり...。僕らは闇のイキモノ。僕らは夜を貪り生き長らえる。それ以上腐敗しないという平安が大好きでたまらないだけなのさ。僕らは夜のイキモノ。誰もが夜のイキモノ。

9/21

・寝るんだ!

9/20

・柔和な横顔に欲情したのに儀式としての優しさが僕を卑怯な男に落としてしまった。もっと寡黙なはずのハートは無意味に偽物の旋律を語り続けた。もっと簡単な複雑におちられただろうか。いつかまたの逢瀬で決めてやろうと、弱虫な悪魔に誓ったけれど。(今夜も練習なり)

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・なんとなく重ね合うしとねもいいさ。願望はいつでも正直者さ。凝固したのは嘘ではなかったんだ。色香抜きなんて詰まんないじゃん。オコチャマな僕はエロスの煙幕をまいてオロオロしてしまっていただけ。いつか間違ってみせますから。

・おやすみの代わりに小さな温もりを上げる。体温も体臭も僕の一部だよ。おやすみの代わりに口笛を上げる。盗まれそうだった横顔さ。危うく持ち出そうとしてしまった。欲しがったのは僕の方さ。踊り出さない言葉は命を持ち得ないんだよ。奔放に生きてごらん。奔放にしわを重ねようよ。暗闇から生まれてきたんだから、真夜中なんて怖くないだろ。

・暗闇のマントをまとい、十六夜の空を想う。あまりにも強烈な現実を隠すのは意外に容易いんだよ。昨日の悪夢さえ、もう僕は抹殺してしまったよ。触らないでおくれよ。亡霊が蘇ってしまうから。次にはまた新しい僕でいられるさ。

9/18

・瞬いたのか、呟いたのか。ささやいたのか、ウインクしたのか。今宵の月だけがもて囃されるのに耐えられないだけさ。いつもの空に知った顔の君。眩しいほど強くなくて、消え去るほど弱くない。一夜限りの恋もいいさ。生まれ落ちない恋だっていい。重い足取りで眺める月光の向こう側に、叶わぬ逢瀬と流るるもの達。偽りを浮かべても見せ続けるのは、少し湿っただけの、ただの優しいだけの。

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・120%の全力に混じった1mgの慢心が残酷な女神に見つかってしまっただけだよね。感情を通り抜けて身体だけが残されたような月見の晩だったってところさ。だれも悪くない。でも結果は願望達の相殺し合った現実には相違ないってところ。頭痛がヒドかっただけの夜さ。

・箇条書きは楽でいいな。脈絡はなくていいな。暖かい体温も絶望も、今すぐには手に入らないし。つま先に希望とやらを浮かべて、恐る恐る歩み続ける暗闇の、至近距離だけを見つめながら最期への落とし穴を探しているような。季節にさよならは言わなかった。またいつか辿り着けるだろうから。肉と内象の願望にはズレがあって、その剥離感が抱きしめる腕の力を弱くさせている。対象としての君は肉片であり鏡でもある。遊離した魂が見つめる奇妙な光景だね。興奮を装う僕の唇はどんなセリフを口走ればよかったんだろうね。情景の帰着点として、とろけるような妖艶に包まれていたいのに。結末の大地は汗ばんだだけの曲面さ。

・意地じゃないよ。ただきっかけが欲しかっただけかもしれない。結局、重さは同じで濃度が希薄になるだけだかね。

・説明なら嫌だな。解説もいらない。分析するより投げ返してみたいと思う。自由はここにはない。自由はここにしかない。僕らの?勿論さ。君の明日なんて知らないよ。君の今しかいらないよ。混ざるのが怖いくせに掻き混ぜてしまうのは、さてどっちの料理ショー。

・目覚めないことが、始まらないことが、触れ合わないことが、問いつめないことが。欲しがらないことが、投げ出さないことが、ささやかないことが、眠らないことが、消し去らないことが。

9/14

・この頃、暑いのかどうなのか判断が難しい。もう秋なのさと気分は諦めているのに、身体は暑さを感知して汗を分泌し続ける。さてこれは疲れによる肉体の火照りなのか実際の暑さなのかよくわからないことが多い。でもディスプレーの横のG5のファンが唸っているので実際に暑いんだろうな。もうじきお彼岸ですけど...。

・今日はどんな冒険をしてやろうかと思う朝。朝だけはエネルギーがある僕。さて...。

9/12

・だめ、寝る。

・何も考えないで眠気の誘惑に負けてしまおうか。汗臭い肌が僕の命を色づかせてくれるだろうから。深くて平和な夜に落ちよう。逃げるみたいに。抱きつくみたいに。

9/11

・耳を澄ませば聞こえてくるだろうか。想像力はまだ死に絶えてはいないはずだろ?何かがあるから共振したんだよ。何かをただ感じればいい。ラブソングでなくてもいいじゃない。感覚を閉ざしたら露骨な自分が共鳴するだけだよ。

・毒は吐いてしまった方が楽になれる。胸の内に隠すよりも捨ててしまった方が健全ってもんだろ?別にそんなに異質な内容ではないのかもしれない。今となってしまえばね。だから気配だけで感じてくれればいい。本丸はやっぱりここなんだからね。

9/10

・自由に滑り出さない文字列に荒立ちはない。じらしてジラシて、禁断を口走らすような意地悪な優しさで見つめてみる。隠していた攻撃性とか卑猥性とかを見つけて、自身に少し面白みを見つけ出している。だって不可視化されていてもしがらみは確かにあったんだよね。ここにだって。かなり過激に暴れているよ。もっと過激に、もっと露骨に。うん、そんな感じさ。(無論、スカパー見ながらの酔いが雄弁にさせているのだけれども)

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・君の知らない場所で秘密のブログなんて作っていた。当分見つからないといいな。

・さて。途切れてしまえば楽になるものなのか。授業をさぼった平日の昼に、身の置き場を探しあぐねて彷徨うように生きていたよ。

9/6

・無言という今の素直

9/4

・なんか蒸し暑い?

・垂れ流しと表現の違いについて。表現と発散の違いについて。嗚咽と結晶の違いについて。神様と悪魔の違いについて。君とあなたの違いについて。夜と暗闇の違いについて。信仰と狂信の違いについて。暇つぶしと冷やかしの違いについて。小手先と小手投げの違いについて。涙と雨粒の違いについて。

・存在しなくても許されてしまう場所で途方に暮れてみる。価値とか意味とかとは別の無力感を味わいながら。居場所があるということは、それだけで結構幸せなのかもしれない。

・断絶のような忘却の後の欠落は懐かしい体臭が埋めてくれる。消えたのじゃない。ただ隠れてしまっただけさ。覗き込むとき髪の毛をたくし上げただろ?そんなフラッシュバックみたいな映像が脳裏をよぎっただけさ。繰り返しながら罪を重ねて、同じ道のりを同じ足跡で埋めている。背伸びを成長とは言わないんだってさ。変われないのは変わりたくないからなんだよ。うん、多分、僕の場合はね。

9/3

・久しぶりに寝休日。昼飯食ってまた寝てもうた。創作意欲を捜索中。

9/2

・新しい夢が見たい。新しいだけの夢が見たい。最初は夢から始まる。最後は夢だけじゃ済まされない。

9/1

・どうせ覗かれないのだろうから、自由に暴れてやろう。どうせ覗かれないのだろうから、やっぱり寝ちゃおう。

・虫達が奏でる壮大な無関係のシンフォニー。タクトを振っているような彼のしっぽ。まだ控えめな星達の光のダンス。紅くかすれた星の濁った欲情。不規則な世界を繋ぐものの存在。乳酸に溺れた夜。乳酸に浸かった朝。疲労に誤摩化されて、ぼんやりしていられるのも幸せの一種なのだろう。(カウンターのリセットはつらいね)

・初めての大地を綺麗なまま取っておく。自由に汚してくれたらいい。

・ゆらゆらゆ〜ら、したいね。あんなこととか、こんなこととか、そんなこととかさ。うん、有り得ないことは知っているさ。リセットしたってかわり映えのしない僕だからね。

・はい、掲示板とチャットは復活しました。カキコは消えちゃったけどね。記憶の隅にはこびりついていますから。

・いやはや。山梨インターネットさん、サーバ落ちてバックアップディスクまで逝ったそうです。cgi系がまだダメです。もしかしたら掲示板やチャットは変えるかも。取りあえずの生存証明。しかしキョウビ珍しいね。サイトデータが全部とぶって。

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