2004年

11月

11月30日

・時間をすぐ見失っちゃうんだよ。 

・精神の熟成は命に追いつけはしない

・「何気なさ」は「何気ない」という枕詞で始まらない

・自分の中がさ、面白そうで動けないんだ。なんだかゴソゴソしてるよ。触りたいよね。

・そうか、心なんて見たことがないんだった。

・視界の隅っこで揺れないでよ。

・本物を望まなければ偽物を気取ることもない。

・願望を羅列してなんになるの?疑問ではあっても批判ではないよ。反応ではあっても賛美ではないんだ。

・柔和な曲線が好きなんだよ。ただそれだけさ。ねえ、とにかく君は面白い。

・高揚は誤解から生まれる。せめて素敵な誤解でありたいものだ。

 

・おっこれは...。そんな、面白がっちゃいけませんって!

 

11月29日

・ところでアレはどうなったのかな?

・願望が眠りを求めているよ。その誘惑に負けてしまおう。

・言葉なら世界からもらっている

・焦燥も源のひとつです。

・もしかしたら...と思ったら全ての謎が解けた。

 

・缶ビール1本の純情

11月28日

・月は求めてはいけない。共有するんだよ。

・自分で書いといて自分で放心状態になるのも困りもんです。

・青の純度

晴れ渡った冬の入り口
精一杯の透明が描き出す滑らかな色の曲面
これ以上ないほど澄んでみせても
青のイデアに届くことはない
片隅にこびり付いた幽玄が
僕の胸元辺りを締めつけている

少しは汚れてくれないか
蠢く影が露出してしまうじゃないか

ホントは嫌いな青空を
綺麗だと呟く気配に怯えている
存在しない左の視界に
僕は誰を描こうとしているのだろう

もうじき静寂は凍り付き
張り詰めた冷淡が心に突き刺さるよ

怖くない?
怖くないのかい?

渾身の透明が存在を問いつめている
冷え切った些細をポケットにしまい込んで
秘密だなんて君にウインクしてしまおうか

 

・昨日の小瀬でまたインタビューされたんですよ。今度は某公共放送のNです。断る間もなくカメラを構えられ、打ち合わせもなく松永監督の2年間についてとか聞かれました。逃げ回るのも格好わるいのでどうにか答えましたが、あのテイク放映されるのでしょうか。10日にやるローカル枠の番組らしいのですが...。怖いよー。

・世界は巧妙なマンネリズムで出来ている

・それはただの言葉だ、心ではない

・痛いなら触れずにおこう

11月27日

・暗号はリズムになる。OKは一つもない。繰り返すだけの唇が乾く前に、舌なめずりしてしまうささくれた体温。真っ赤なマコトと純白の虚言。今日で見納めの石ころ達の競演と白日の夢を想う。酔わないでも見つけられるだろうか。ゴミ袋は忘れずに。それと来期のプラチナサポーターも申し込んでしまおう。一抹の安定。いつも思いつきだけで生きている。反応できないくらいのど真ん中なら欲しいよね。

・動き出せ朝。駆け抜けろ光。

 

・推敲を重ねれば体温は希薄になる。

11月26日

・推敲を

・月とかくれんぼした帰り道。空のてっぺんに居座る魔性。最も短い影を踏みつぶしてスキップしながら踊るワルツ。今宵の狂気は大安売りだよ。明日辺り、市場に並ぶだろうけど。摘み立ての鮮度で混ぜ合わせよう。舞踏会は始まったばかりさ。

・沸き上がるのは遙かなる内的宇宙。

・夢見る権利を10枚買いました。

・何も落ちてこない寂しい平和とにらめっこ。

 

・ダブったぞ羞恥百倍寝ちゃうから

・捨て場所を探して彷徨う影法師

・即席の正義を透かす晴れ美月

・手探りで探す痛みの在処

11月25日

・もう少しの月が白々しく、でも優しかった。流れてしまえば言い訳もいらない。

・刺激を頂いてまいりました。くそう、寒いけど路上に出たくなりました。でも、酔ってるし寝ます。

11月24日

・魔法はおねだりしちゃダメだよ

・生まれた時は天使でした。(今夜もライブを観戦なの)

11月23日

・忘れてしまえるのも才能なんだよ

・記憶は追憶の出来損ないさ。

・暁に目覚める漂泊。夕映えに消えゆく強迫。心を描く為にだけ言の絵の具を闇に溶かした。動き出した独白を押し殺して大人になる。飲み込んでも消えはしないよ。暗闇で育てるから魔物になる。もうじき白日が追いかけてくる。普遍は無常の中にだけ眠っている。

・割り切れない言葉だから響くんだよ

・虚言も幻想も心の一部ですから

 

・土曜はねサッカー観戦と吹奏楽(バンド仲間出演)の演奏会と知り合いのライブ(こっちは普通のバンド)と超ハードで午後は飛び回っておりました。サッカーでビール4杯、ライブハウスでもビール(覚えてない)杯でご飯も食べてないので変な酔い方をしちゃいましてやばかったです。最後のライブハウスはなぜか外人さんが半分以上でね。かなり酔ってたのでやたら馴れ馴れしくなってね。出来ない英語で話しかけまくってました。大音量でほとんど会話にはならないんですが、「オー、イェー」とか「ユノユーノー?」とかね。ちょっと寂しげな黒人の方に何本もビール驕ってもらったりしてね。なんか変な踊りしたみたいで首がやたら痛かったり、まあそれは大変で御座いました。あんなに弾けたのは久しぶりでした。不自然なハイテンションの中に見え隠れする孤独達の躍動が感じ取れました。仲良くなった外人さんにお前はファニーなジャパニーズだと言われましたが、僕は「ノー、アイムグレージージャパニーズ」などと言っておきました。

・今夜の月は出来損ないで、綺麗な静寂しか映していませんでした。哀しみも痛みもない綺麗な静寂でしたよ。

11月22日

・さてと...。休日を楽しもうと買ってから1年ぐらいたったDVDを見ることにした。ダンサーインザダーク。先入観を取り払う為に封印してあった当時の評判とか諸々。DVDの裏側の思わせぶりな文章さえ読んでなかったので、正直堪えた。重かった。午前中と夕方に2回見てしまったので幸せな気分所じゃなかった。悪くはないんだけどね。だから書く力が出なかったの。

・未来の想い出の中を歩いている。

11月21日

・幸せは過去形の中で眠る。(おやすみなさい)

・やはり無理っぽい。

・とても濃い昨日でした。今朝は二日酔いでした。辛かったよ。今から散歩行って、お風呂+ご飯のいつものコースです。昨日の素敵を書き留められるかな?とにかく、かなり無理しましたので肉体は眠りたがっていますが...。

11月20日

・10年前とまた逢いました。スーパーでレジ打ってました。ビールを買ったんですが酒臭いとか言われました。お嬢様はH氏とご一緒で御座いました。今から塩山経由甲府中心街です。

・ハードスケジュールな一日です。サッカー、知り合いのライブ2件。午後からうろうろします。

11月19日

・装飾はいらない。心から離すとき少し怖かったけれど。お皿をワザと落とすような禁断と恍惚はあった。ただそれだけのこと。聞こえた言葉を書き写さない方が罪深い。考えた時点で負けなんだ、多分。壊さずにギリギリには触れられない。外は霧雨だったよ。

・幼い願望は明日を知らない

・お食事券DE汚職事件

11月18日

・暗闇を恐れては眠れないよ。

・書けば救われますか?

11月17日

・研ぎ澄まされた月ほど命は短い。見上げる暇もなくサヨナラで始まる物語よ。ぼやけた円なら、もっと生き恥も晒せたものを。醜く肥えた明るさなど露骨でしかなく。ただ研ぎ澄まされた鋭角に見とれる。よく冷えた残虐の口笛。血の中から沸き上がる郷愁。六日目の月の無様と戯れて独り。慰めでない一筋の瞬きの消えるこの場所。ここから道は始まり、やがて無彩色の想いに帰着する輪廻の曼陀羅。多すぎても足りぬ空白。虚空の風、虚構の群。リフレインのような惰性には酔ってしまえばいい。...。(オチが見えないな、どこまでも続きそうじゃん)

・夜は消え方を知らない

・君の最後の嘘を暴くのは僕さ。

 

・朝に染みついたひとりぼっち

11月16日

・音にも薫りがある(三線に夢中さ)

11月15日

・綺麗は心にも美味しい

・言葉もいらない平和

11月14日

・衝動買いで三線(さんしん)を買ってしまいました。地球を一周したワールドミュージック的快感で御座います。かなり遊べますよ。

 

・反芻しながら確かめる想い。あれ以外の選択肢はなかった。昨日を許して、それでも残る隙間は、明日が息をするために空いている。寝るとしよう。

・10年前に出会った。10年前の恋に出会った。変わっていなかった。髪が短くなっていた。隣には優しそうな瞳があった。幸せに目があった。自然に微笑みかえせた。昇華した恋にさよなら。ほんの少し胸がくすぐったかった。もう逃げることもない。まだ胸は張れないけど。あの頃より僕は自然になったはずさ。想いを噛み殺す癖はまだ直っていない。いいじゃない。誰も傷つけたりしない。そう自分さえも。

11月13日

・今夜は練習よ。

11月12日

・夜は醒めぬ間に死に絶えてゆく、君と僕との些細な共作。朝は溶けぬ間に白けて落ちた、通りすがりのイビツな遺作。朽ち落ちた落日と余韻ばかりの山の端の残傷。上の空のオリオンに最後の投げキスを。解きそびれた魔法。掛けそびれた呪文。優しいだけの呪いの捨て場所。肌が隠した僕らの秘密は目覚めぬままの平安の中に眠る。

・ビールを買い忘れたので、今からお買い物さ。付き合うかい?

 

・巻かれてしまえば感じなくなる

・感じ合えないならノイズと同じなんです

・期待からは偶然は生まれない

・偶然が産み落とす魔法を拾い歩く

11月11日

・今夜はお休みなのら。ちょっと一夜漬けしなければならんのら。でも何か出たら書くかもしれないのら。

11月10日

・腐りもせず枯れることもない青臭さを

・不自然は独特にはなり得ない

・高揚は些細を誇張したり、踏みつぶしたりする。だけど世界は些細の集積体でしかない。揺らめいているだけの些細でいい。君も僕も。

・記憶は嘘つきだから、その残骸であることなど望んでいないよ。その奥の微かな体温で、触感でありたい。忘れたことさえ思い出せない場所でいつか逢いましょう。

・人のメロディーをなぞってみることはしない。嫉妬してみることはあるけどね。

・中心には1gの純情。

・言葉は露出した心なのだろう。裸であるか、否か。いずれにしても、心は言葉というカタチで露呈し続ける。触って欲しいと願いながら。

11月9日)

・送別会で御座いました。非常にご機嫌でした。

11月8日

・これはイイってのは自分ではわからないけど、こりゃダメだってのはわかるんだよ。わかっちゃいるんだ。グッスン。(と言うわけで今夜は練習)

・心もブラウン運動をしている。

・起動しっぱなしのボロマック君。休日を依存してしまうディスプレーの前。今日は頑張って電源を落としてみた。実に健全な数時間に出会えた。こんな発見にご機嫌さ。

・探しているけど求めてはいない(んだよな〜)

・たった一言に辿り着けない

ソンディ・テストだって。怖いくらい当たってるかしら。

診断結果
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性衝動 +0タイプ

ある特定の人への盲目的な愛情表現型。個人的な愛情欲求が高まり、それが満足できないので、かえって積極的なアプローチも、受動的奉仕もできない。

発作衝動 +*タイプ

善良な性格であるが、それを見せたい欲求も持っている良心顕示葛藤型。自分の良心を見せびらかしたい感動爆発と、それを押さえたい気持ちが対立し、社会的なジレンマに陥っている。全体としては良心的な人。

自我衝動 *0タイプ

常にどうかしなければならないと考えている強迫自我型。社会的に許されない欲求と、これを規制する欲求とが同時に存在し、繰り返し同じ問題で悩む。自己愛と理想を求める心との間で、どちらとも決められない。

接触衝動 0+タイプ

アルコール、喫煙、おしゃべりなどの快楽追求型。特に口を使う快楽に弱い。極端な場合はアルコール、麻薬中毒になる。しかし一般成人にもよくみられる反応である。

・命には意味など宿っていない。ただ思いたがっているだけだよ。でも意味が無くても眠れるし愛し合える。取りあえず眠るとしましょう。

・千切っては投げる言葉のつぶて。狙いが外れても苦笑いは見せないつもりさ。

11月7日

・「もういいよ〜」が聞こえないから僕の鬼ごっこには終わりがないんです。

・余韻の方が甘かったりする

・今日一日を笑って過ごしましたよ。とっても柔らかい一日でした。少しのはにかみと感慨と。乾杯は今夜も一人です。ビールは缶を1本だけ。いつもと変わりませんね。

  

・超越は堕落の一種なのさ。

・肉体は邪魔だから溶け合ってしまおうよ

11月6日

・さんざめく午後の微睡み。浮かんでいるだけの時間を噛み殺して涙ぐむ青空。思考停止の寸前で無意識達が蠢き出す白日。眠るフリをして瞳を閉じても、感じてしまう気配がある。ご自由にどうぞと誰かが笑えば、呆気なく醒めてしまう真昼の妖精。夜は消えたのではなく、声を潜めているだけさ。さんざめく午後の微睡み。断ち切るまでの数秒だけが僕らに残された永遠。

・鎖が外れただけでは自由とは言わない

 

・隠さなくてもいいよ。馴れているから。覚悟なら、いつでも取り出せるよ。変わらないなんて不自然さ。放し飼いで...、あ、寝るんだった!

11月5日

・なんで睡眠時間が短いのでしょうね。眠いのに眠るのが勿体ない。困ったもんだ。しかし寝る!

・寂しさの安売りはいけませんよ。

・退屈には飽きてしまった

・美は偶然の産物ではない

11月4日

・思いつきはトイレに流してしまった

・探していたのは哀愁です。

 

・覗き見程度じゃ許しませんから

・独りよがりが膝を抱えた部屋。

・もっと面白い何かが喉に引っ掛かっている気がして眠気と戦っている。何故の焦燥感なのか、仮面は微笑むばかりで。いっそ淫らな純情で本望をあぶり出して見せたいけれど、肌に染み込む引力がおやめなさいとたしなめてしまうんだ。近似値でしか測れない存在を因数分解。四捨五入じゃ僕は見えませんから。

4,8,10,15,19,20,22,27(20,27:×)

・唇よりも深い場所へ、導いてください。その一言が言えないから僕なんです。変わるかも知れない予定なんていらないでしょ?

11月3日

・想いが沈殿する夜

・何か面白いこと考えなきゃ!

・あー、後数分じゃん。

11月2日

・へそ曲がりな月の移り気が雲に隠れてしまわないうちに、僕の暗闇に流し込んでください

・足元の淫らを棚に上げて透明を語るのは厚顔な僕の高慢。

・波のように平和と疲弊がうち寄せる僕の夜。連夜のスタジオは僕の昏睡をすり減らしていて、触れたい君は行方知れずのまま。心を込めると一言で精一杯な毎日。流れるようにしか書き留められない誰かの調べ。だけど一昨日、メロディーが一つ落ちてきたよ。久しぶりにね。ねえ、聞いてるの?

・見つめ方がわからない

・喧騒は孤独に満ちていました

 ・1gの微笑みだけを望むなら、多分醒めても大丈夫。

 

・大事なのは心的濃度さ

11月1日

・詩情は霊感に似ている。嘲笑する者ほどそれを恐れ、そして隠し持っているものだ。

・奇跡は残酷も含んでいる

・触れたら痛いくせに

歩く速さで些細を見つけた時
馬鹿みたいな当たり前を誰かに教えたくなる
立ち止まった視線が絡まって欲しいと
気配を探しているほんの短い時間の隙間
 
露骨な指先では肌さえ痛がるくせに
ひんやりと優しい湿度を求めるなんて
滑稽だけど微笑んでしまう自然
 
甘すぎるワインと午後の漂泊
その後の悪夢を承知で
それ以上を望んでしまいなさい

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