HERBーFAQ

 

 ハーブの質問集ーFAQ-

 ハーブの一般知識はこのページで得られます。他のチャンネルではそれぞれテーマ別に説明していますので、そちらも参照してください。下記資料は順次追加していきます。

なお、ご質問やご希望がありましたらご連絡ください。  順不同


 ハーブ? ハーブの薬草歴史 人気のハーブ 要注意のハーブ
 ハーブと健康 家庭でのハーブ療法 髪に良いハーブ ハーブティー
 香りの効用 香の園 アロマセラピー ポプリ?
 ポプリの保留剤? ハーブ育て方 土作り 
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ハーブ?

 最近では知られているこの名前、12,13年前では楽器のハープ、ヘビのハブと良く間違われました。 また、問い合わせの中で、ハーブという名前の花が欲しいがどこで手にはいるか?という人が多くいました。このハーブというのはおおまかに定義している植物、樹木の種類で一つの物ではありません。 「薬草」「風味用植物」「香りのある薬用植物」「不思議な力を持った植物」と言われ、特に、現代ではハーブにかかわっている人々が自分の思う解釈でハーブについて定義しています。 American Heritage辞書ではハーブのことを“香りのある植物で、主に薬やシーズニングとして使われる”と説明しています。( Any of various often aromatic plants used especially in medicine or as seasoning.)

ハーブの種類は数千種あると言われ、全世界に分布しており全体の数を把握するのは不可能のようです。語源はフランス語のerbeとラテン語の herba(草)を意味します。いわゆる雑草です。 現在このように人気がでてきたのは日本のみならず欧米諸国を始め、南半球、アジアの国々でも同様です。この現象は、自然の力を見直し、自然を大事にしようと言う考え方が地球規模で討論され、人々に支持されているからです。そのほかに、薬ずけになっている医療の現状をなるべく、自然の治癒力を使い、副作用なしに直そうと一人一人が健康に目を向けだし勉強を始めている現状もあります。専門家の知識を少しでも学び、知的生活を求める人が増えています。 しかし、これは医者いらずと言うことではなく、定期診断など医者のアドバイスは必要です。

スパイスはインドや中国、中近東方面で昔から貿易品として金と交換され貴重な物としてヨーロッパに持ち込まれた歴史があります。料理の世界ではハーブがはやりだした1990年代以前から、頻繁に使われていました。そのため、現在、農林省が中心になり呼び名を統一してはどうかと言う論争もあります。
例えば、カモミールは、カモマイル、カミツレ、カミルレと普通は呼ばれており、英語のボタニカルネイムではMatricaria recutita(マトリカリア レクティタ)と呼ばれています。


ハーブの薬草としての歴史は

非常に古く、人々が食べたり煎じた液を飲むことで、心が快活になったり体の不調が直ったりしたことが世代世代に受け継げられ噂で広まりました。その過程では、下痢をおこしたり腹痛をおこしたり、実際に試し有用なハーブと毒性のある物とが判別され現代に至っております。

エジプトの紀元前2000年頃のミイラには、遺体の防腐剤として、樹脂や、香油が塗られたことは有名です。


良く知られている人気のハーブ

ハーブというとこの名前がとても有名です。ということは、手に入りやすい。栽培も一般的な知識でO.K。 ラベンダー、カモミール、ローズ、ヤロー、ミント類、タイム、ローズマリー、バジル、マージョラム、チャイブス、セイジ、ホップ、タンポポ、サントリナ、レモンバーム、コリアンダー、ウスベニアオイ、、、、、などです。 この中で、ローズはオールドローズと言われる、バラの原種。ダマスクローズ、ドッグローズ、八重に咲く香りの強いバラのことです。日本にもハーブは昔からたくさんあります。シソ、ワサビ、ニラ、フキノトウ、ミツバ、セリ、からしな、にんにく、月見草、ジンジャー、トウガラシ、などが和製ハーブにあたります。 海外のハーブ愛好家は日本のハーブに注目しています。日本では、ラベンダーが地中海の香りを運んでくるように、シソは日本の香りを運んでくるようです。


要注意のハーブ

ハーブと言えどもすべてティーとして利用できると言うわけではなく、毒がある物もあります。 例えば、スズラン、シャクナゲ、スイセン、フクジュソウ、チョウセンアサガオ、トリカブト、フォックスグローブ(ジキタリス)などです。これらを栽培する場合、子供、老人など家族に毒性があることを知らせて、けっしてティーとして内服しないように気をつけましょう。しかしガーデンの色合いを添えるには、これらは貴重なハーブです。その場合は、植栽時に内側に配置し手が届かない場所がよいかもしれません。


 

ハーブは健康に良いと言われますが

ハーブの多くは抗菌、殺菌作用があるので毎日体内をハーブが通過することによって健康な体を作ります。 殺菌作用があるハーブはペパーミント、ラベンダー、セイジ、タイム、ローズマリー、サザンウッド(内服はできません)やスパイス類です。ハーブが科学的な薬と違うところは、必要な有効成分だけ体内に吸収され、余分な成分は汗や排尿により体外へ排出されてしますことです。このことから、モーリス メェセゲ氏(フランスのハーブ医療研究家)は「自然薬局」と呼び、マリア トレベン(有名なハーバリスト、オーストリア人)は、「すべての人は時期を得たハーブの使い方をすれば健康を増進することができる。」といっています。
また、血液をきれいにする作用のあるハーブは、チコリ、チャイブス、スティンギングネトル、タンポポの根などです。
最近では、ダイエットの為にハーブティーを飲む人も増えています、これは、ハーブには身体に良い有効な成分(ミネラル分、鉄分、マグネシューム、プロテイン、カルシウム、カリウム、ビタミン、繊維質、タンパク質などの成分)を含んだものが多いためです。

職場に水筒に持参する人が増えています。特に、便秘症の人はバラとローズヒップスのハーブティーが良いでしょう。


家庭でのハーブ療法として

ハーブティー、ハーブバス、ハーブピロー、ハーブクッキングなどが手軽です。応急手当用に保存しておくとよいでしょう。例えば、風邪の時、まず濃いカモミールティーを1〜2杯飲み、咳がでる時は、ユーカリのオイルを喉に塗り、外出のときは、ユーカリ、ミント入のハーブキャンディーを2〜3個なめる。この方法は、風邪の初期の時効き目があります。ダイエットをされている方もハーブティーは満足感を与え、栄養の補給になります。ストレスから来る精神的な疲れと肉体的疲れには、ハーブバスは最適です。お試しあれ。ハーブの効用をご覧ください。

心がうつ状態の時、米国では、セントジョーンズワートのお茶を飲むのが人気です。その他、カバカバも栄養補助食品のかたちで取得する人が増えています。もちろん、精神科医にかかっているひとは、相談してからにしてください。

花粉症、アレルギー性鼻炎でお困りの人は、ペパーミントの香りが効果的。ミントティー、ミントのエッセンシャルオイルを嗅いだりする方法をお試しください。


髪の毛の成長を促すハーブとしては

マシュマローの根、ネトル、ローズマリー、ナツメグ、クローブ、キャットニップ、アーティチョークなどが知られています。フランスでは、アーティチョークの葉の濃い抽出液は、頭髪が薄くなり始めたときに、毎晩マッサージすると良いと言われています。キャットニップの液もヨーロッパジプシー達が、頭髪用に使っているということです。
抜け毛予防と髪の毛の成長を促すためには、サザンウッドが有効です。髪の毛や、ヒゲの成長を促すハーブとして古来より長く使われてきました。作り方はハーブティーと同様に作りますが、やや液体を濃いめにします。これをリンスとして使い、同時に頭を良くマッサージします。 フケ症の人は、タイム、ローズマリーの液を作りリンスにして使います。 新鮮な液ですからこまめに作りなるべく早めに使いきります。

ハーブティー

ヨーロッパでは数千年の歴史を持つ健康ティーであり、アメリカインディアン、さらに日本でも呼び名は変わりますが昔から利用されています。
ハーブティーの入れ方のこつは沸きたての熱湯を使うことです。ティーポットの中にハーブを入れますが、ドライハーブの場合は3〜5分、フレッシュハーブの場合は30秒〜1分熱湯を浸し、紅茶と同じ要領でお召し上がりください。甘さが欲しい方はハチミツ、ジャムが良いでしょう。なかにはブランディーをたらす人もおります。時々浸しておく時間を変え異なる味を楽しむこともお勧めします。夏は薄目、冬は濃いめなど。
一般的にティーとして利用できるハーブは、カモミール、ペパーミント、レモングラス、ハイビスカス(これはお花屋さんで売っている種類ではありません、国内ではドライしか販売されておりません)、ローズヒップス、ウスベニアオイ、チコリなどです。あとは薬効を目当てに味としてはおいしくはありません。自分の必要な成分をハーブから摂取する意味では、ティーに使えるハーブはたくさんあります。


ハーブの香りの効用

おもいっきり深呼吸すると、この空気はスモッグがなく純粋の空気かな? なんて考える現代ですが。その昔人間はそれぞれ植物の自然の香りを十分呼吸し、親しんできました。ある時期から、植物はビジネス主体の外観の品種改良のみが優先され、奇麗な色、形のみにこだわり、植物は投資の対象として考えられてきました。しかしハーブの人気と供に今、再びその外観、色彩ではなく、改良前の原種や香りにスポットが当たるようになってきました。本来人間の体は自然治癒力をもっており、これを活性化することで健康でいられます。植物の香りも活性化の一翼をになっていることが、科学的に実証されるようになりました。つまり、生活の中や職場、自分の机の上に良い香りの植物を置く、あるいは、その植物の香りを漂わすことでよりヘルシーな生活環境を作ることができるわけです。
やる気を起こしたり、気分を和らげ、不安を取り去り、集中力を高める、ストレス解消など、また自立神経失調症にも有効です。良い香り=健康です。

ハーブガーデンは香の園

お風呂は入浴! 都会ではスモッグ! 山の中では森林浴! ハーブガーデンの中では芳香浴! あなたは?.......................ハーブは自然欲、知識欲を満たせてくれます。 欧米では、アロマテラピー(芳香治療法)の研究が医療現場でも盛んに行われ、自律神経系統などの治療に積極的に取り入れられています。素朴なハーブの色合いや、ハーブ(香りのある植物)が発するさまざまな芳香が心の治療に特に役立ちます。 最近、国内でもヨーロッパ同様に、ハーブガーデンめぐりがはやってきました。毎年、たくさんのハーブガーデンがオープンし、新しい旅行のスタイル、あるいは余暇の楽しみ方として人気があります。エデンの園を求めてあなたもハーブ園を訪ねてみてはどうでしょうか?

アロマセラピー(芳香療法)

 アロマセラピーと言う言葉は、ハーブが流行ってきた当初と同じように、なかなか何がアロマセラピーなのか、はっきり分からない人も多いようです。ハーブバスはアロマセラピーですか?はい。エッセンシャルオイルを買い、アロマセラピーをしたいが、どうしたらよいか?アロマセラピーと言う言葉が付いていないと、アロマセラピーをしていないような気分になってしまう人もかなりいるのではないでしょうか。アロマセラピーの言葉自身一人歩きを始めている今日この頃です。
 いわゆるアロマセラピーとは、ハーブの香りを嗅いだり、ハーブの成分を美容や健康に役立てる療法をアロマセラピーと言います。この香りが心を鎮めたり、高揚させたりと、微妙に私たちの心に働きかけます。また、この精油(ハーブから抽出されるエッセンシャルオイル)の成分がお肌や体に栄養を与え、さまざまな効用をもたらします。お肌に植物油と混ぜ薄めて塗ったり、マッサージしたり、自分流のシャンプーやリンス、香水などを作ったりする事もできます。今とても注目されています。もちろん、この業界(出版、アロマセラピー講座)が活発であることは言うまでもありませんが、一番の普及の原因はハーブの香りや成分がストレス解消や美容に役立っているためです。注意することは、使用するハーブエッセンシャルオイルの性格をチェックして、お肌に合うかどうか? 量は正確か?用途にあっているか?など勉強が多少必要になります。子供は、なんでも口に入れますから、手の届く場所にオイルを置かない事も大事です。

ポプリとは?

英語でPOTPOURRI。フランス語で「腐った壷」という意味があります。ヨーロッパで農家の主婦が何気なくやっていたものが、上流社会の貴婦人達によりセンスアップされ流行し、現代に至っております。 バラが主に使われ、ハーブやスパイスが加えられミックスされた物が人気があります。香りの薄くなったポプリはハーブオイルを付け再び香りを強くします。オイルのビンを常備しておくと自分好みの香りが作れ便利です。

ポプリで使われるバラは、普通のバラではありません。これらはハイブリッド(バラの交配品種)品種と言い精油が不充分で、乾燥したとき、たばこ色の茶色になってしまいます。ダマスク、ダマスカスローズ、ロザガリカ(きゃべつローズ)など、ローズの原種が使われます、またこれらは薬効がありハーブティーにも使われます。
昔は、動物から取ったエキスが良く使われました。ムスク;英語読みはマスクと発音します(じゃこうシカ)の香りは良く知られています。香りは、時間とともに薄くなりますが、引き出し、タンスの中、バッグの中のような限られた空間ではかえって香りが増していきます。


 

保留剤として主に使われる素材は

ポプリにハーブオイルを着け香りを強めますが、葉や花に着けたのでは直ぐに香りがなくなってしまいます。長く香りを止めておくために通常下記の素材に着けます。その素材を保留剤と呼びます。
  • ガム ベンゾイン/安息香
  • バーガンディー ピッチ/樹脂(松やに)
  • カラマス ルート/ショウブの根
  • オリスルート
  • パチョリの葉
  • トンカビーンズ  
  • セルローズファイバー/とうもろこしを加工した物   などです。


ハーブの簡単な育て方

ほとんどのハーブは保水性及び水はけの良い土壌を好みます。適当な湿り気を保ちながら、余分な水はサーと引ける土壌で根をしっかり張り良く育ちます。
肥料に関しては、ハーブはもともと野性の植物なので収穫する野菜と違いあまり神経を使わなくてもたくましく育ちます。その生命力に元気を与えられる人も多いかと思います。
しかしながら、野菜として収穫する場合は、追肥が必要です。有機肥料は多少多くやっても弊害が少なく、植物はバランス良く呼吸します。鉢栽培の場合は水やりの時に肥料分も流れてしまいますので、こまめに追肥を与えます。液体肥料が即効性があり便利です。
野性に咲いている植物は、枯れた後、葉や茎が土となり有益な有機肥料となります。 土地の痩せた場所で野菜などを収穫するために土地を肥沃な状態にするには、コーンフリーが早く大きくなり、ミネラル質を含んだ有機肥料となります。

とくにハーブに関して肥料の与え方で覚えておくべきことは、肥料のやり過ぎはハーブの香を薄くする点です。言い替えると、土地の痩せた場所に生えているハーブの方が良い香りを放ちます。 他の植物と同じに肥料のやりすぎは、葉が繁りすぎ花が咲かない、根をいためるなどかえって害になります。たくましいハーブに育てましょう。


土作り

日本の土地は、酸性土壌(火山灰を多く含む)なので、ハーブの好むアルカリ性土壌にする必要があります。対策としては、苦土石灰をうっすら白くなる程度まき、良く土を耕しておきます(根が生えやすいように土を良く掘り返します)。植える1〜2週間程前にしておくと石灰分が土と良く混ざり、雑草もその頃には芽も出てきますので取ることが出来ます。石灰により根を痛めず、土壌を太陽により消毒します。
植える時期は、霜の終わった時期5月頃が良いでしょう。春は遅く、秋は早めに植えるのがポイントです。地方により多少時期が異なります。
特に、種から育てる場合の諸注意として、必ず購入した用土を使うことです。黒土、赤玉土、ピートモス、バーミキュライトが混ざった土が売っていますのでそれを使うとよいでしょう。 なぜ、購入した用土が良いかと言うと、雑草が生えてこない点と、殺菌されている点です。 大事に育てたハーブが、庭の雑草だったと言うのでは、ガッカリです。