山梨インターネット検出ログ解説レポート

検出数が特に多いものや、重要度の高い攻撃兆候の分類と解説

主な検出理由(Reason)の解説
1. 大規模な自動スキャン 最多
http:scan / generic:scan
内容: サーバーに存在する脆弱なページや管理画面がないか、ロボット(ボット)が手当たり次第に探索する行為です。
背景: CAPI(グローバル脅威インテリジェンス)によって、すでに他所で悪事を働いているとマークされたIPアドレスが、サーバーに接触した時点で即座にブロックされています。
2. Web Server 内のメールサービス攻撃
postfix-non-smtp-command / postfix-spam / dovecot-spam
内容: メールサーバーを乗っ取って迷惑メール(スパム)の送信台にしようとしたり、不正なコマンドを送りつけてサーバーの挙動をおかしくしようとする攻撃です。
3. Webサーバーへの不正アクセス・探索
http:bruteforce / http-generic-403-bf
内容: パスワードの総当たり攻撃(ブルートフォース)です。ログイン画面などを狙って機械的に何パターンもログインを試みる行為です。
http-bad-user-agent
内容: 通常のブラウザ(ChromeやSafariなど)ではなく、攻撃ツールや行儀の悪いスクレイピングボットの識別名(User-Agent)を使ってアクセスしてきたものを弾いています。
http-admin-interface-probing / http-sensitive-files
内容: WordPress の管理画面や、設定ファイル、バックアップファイルなど、公開されては困る重要なファイル(設定情報など)が露出していないかを探る行為です。
4. 特定の脆弱性(CVE)を狙ったエクスプロイト
http-cve-2021-41773 / http-cve-2021-42013
内容: Apache HTTP Serverの有名な脆弱性(パス・トラバーサル)を狙った攻撃です。サーバー内の本来見えないはずのファイルを盗み見ようとする挙動です。
CVE-2022-41082
内容: Microsoft Exchange Server(メールシステム)の脆弱性を狙った攻撃です。
5. PHP/php2shellを狙ったエクスプロイト
http-cve-probing CVE-2026-109618 (New) CVE-2026-109619 (New)
内容: 世界中で脅かされているPHP/php2shell脆弱性を狙った攻撃を捉えてます。
6. 手動・カスタムブロック
AWS Botnet / Aggressive AWS Botnet Scanning / FR Exploit IP
内容: カスタムシナリオ(cscli経由)によって、AWS(Amazon)のサーバー群から来るボットネットや、悪意あるIPをまとめてブロックした形跡です。
出元(Origin)の意味
crowdsec
CrowdSecが、自身のルール(シナリオ)で直接検知したもの。
CAPI (Central API)
CrowdSecで共有されている「ブラックリスト」から、自動で同期してブロックしたもの。非常に効率的に機能しています。
cscli
コマンドラインや手動設定、追加したブロックリストによって処理されたもの。

結論

Web Serverにつきましては、数万件規模の不正なスキャンや攻撃を水際でブロック(ban)しているため、セキュリティシステムは非常に正常かつ強力に機能しています。世界中で脅かされているPHP/php2shell脆弱性を狙った攻撃も捉えてます。山梨インターネットのローカル側でブロック(ban)されたIPアドレスはCrowdSecに共有し、未来予測型防衛 CAPI(グローバル脅威インテリジェンス)へと進化しています。