情報リテラシー基礎技術5:コスモス法 | |||||||||
図解法、定性分析(KJ法)、写真分析法は、現場の実態を深く把握する方法だといえます。そして事柄の本質を見抜きやすくする方法です。 それに対してコスモス法は、把握した実態の本質は何かの仮説発想と対処案のアイデアを発想する方法だといえます。 仮説発想とアイデア発想を支援するカギは、「思考の三角形」と「誘引詞」とよばれるものにあります。誘引詞は、思考の三角形に表示された接続詞的表現で、それによって次の事柄を導き出すところから「誘引詞」と名づけました。 |
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(1)思考の三角形は、人間が保有する基本的な思考展開の要素であり、「発想の論理」である。4つの窓からなっている。 (2)物事を掘り下げて考え、問題点の急所や本質に迫る「掘り下げベクトル」とアイデアを発想する「アイデアベクトル」の2つの方向がある。 (3)2つの方向を促進するのは踏み台となる情報や知識であり、矛盾タイプの情報と連想タイプの情報の2つのパターンがある。 (4)2つの情報タイプと2つの方向の組合せで4つの思考の窓が構成される。この4つの思考の窓を縦横無尽に行き来することで、私たちの思索力を高めることができる。 |
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●コスモス法については、次の解説書が発刊されています。 『ビジネスマンのための自分の考えを深める技術』(山浦晴男著、PHP研究所、1998年) →現在書店では入手できません。情報工房までメイルでご注文いただければ郵送いたします。 代金は到着次第銀行送金で。 (本代1300円+郵送料310円=1610円) →ご注文はこちらから..... |
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コスモス法は仮説発想とアイデア発想の道具であることら、企画立案手法であり、知識生産技術でもあります。 実際の活用場面としては、学校教育における総合学習の考える技術として、企画担当者の企画立案の日常道具として、知識労働者の知識生産技術として、心の悩みをかかえる人の無意識との対話による自己療法として、人生の節目の決断の道具として、後継者育成のためのの判断教育ツールとして、.........など。 IT時代を迎え、ツールとしては「Excel」、さらに本格的には「インスピレーション」が便利です。 |
▼情報工房での研修コース内容は.... | ||||||||
▼著者が講師として担当している公開講座もあります。1日体験コースです。 (株)国際経営協力センター 東京都港区赤坂2-15-18 西山興業赤坂ビル502 TEL:03-3224-1612 |
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