湯沢市表町1-5-37日善寺境内 故後藤良介優之碑 裏面   久保田万太郎 雁の秋あきたなまりのなつかしき                 S.6辛未.10.20  句  喜多村緑郎  蜻蛉の草を離れて行くひとつ 湯沢市(雄勝)秋ノ宮 中山小学校跡  菅 裸馬   雪に埋もれてならべる墓や父と母 湯沢市(雄勝)秋ノ宮山居野 「稲住温泉」(ホテル名)庭内  武者小路実篤 昭和二十年春こゝ稲住温泉に妻次女と一才の初孫をつれて疎開… 湯沢市(雄勝)秋ノ宮山野居 「稲住温泉」庭内  小杉放庵   山の湯の今日の一日は世心をなげうたばやと朝の酒くむ 由利本庄市岩城町滝俣 不動の滝          石井露月  筆下虹ありて秋の水飛ぶ五十尺 由利本庄市東由利町杉森字沼20 阿部寛氏宅前の丘上    水原秋桜子 高嶺星蚕飼の村は寐しつまり                    S.44.9.    句 由利本庄市矢島町城内 矢島神社隣          斎藤佳三  「ふるさとの」(三木露風作詞)の曲譜碑              S.44.7.    曲 由利本庄市矢島町城内字花立地区 旧道左側畜産センター標柱  釈 迢空  とりのみの山のふもとに居りとおもふ心しづけし獅子笛きけば     碑陰なし   歌 由利本庄市大町 鳥海信用金庫本店前  正岡子規  一籠の濃き紫や桔梗賣 にかほ市象潟町関字大道 パークランド      森本治吉  夕つ日に薄く赤らみ鳥海山を今よぎりゆく雲の大いさ にかほ市象潟町関字大道 パークランド           森本治吉  一万余年の石に真向ひ嘆かへば小さかりけし身吾は