柳川市坂本町 柳城児童公園内          長谷 健  長谷 健文学碑                          S.33.11.21  記 柳川市坂本町1-2 故木村緑平氏旧宅前        木村緑平  柿の葉の落つるのも山頭火の命日らしか 柳川市坂本町 柳城児童公園内           木村緑平  雀生れてゐる花の下をはく                     (S.43.(1968)) 句        草の花ほんに月がよか                              句 柳川市坂本町 柳城児童公園内               劉 寒吉  筑後路の旅を思へば水の里や柳河うなぎのことに恋ひしき       S.42.7.1   記 柳川市坂本町7 日吉神社境内          河野静雲  葭切やむかしながらの総鎮守                    S.22.6.30   句 柳川市坂本町 弥兵衛門橋傍ら          北原白秋  水のべは柳しだるる橋いくつ舟くぐらせて涼しもよ子ら        S.60.1.25   歌 柳川市矢留本町21 矢留小学校横 白秋詩碑苑      北原白秋  「帰去来」                            S.23.11.2   詩 柳川市矢留本町21 矢留小学校横 白秋詩碑苑       北原白秋  白秋書斎説明板(短歌三首)                    (S.43.3.18)  記 柳川市矢留本町21 矢留小学校横 白秋詩碑苑入口  北原白秋  「水の構図」より 柳川市矢留本町 大神宮境内            北原白秋  見ずならむ一度見むと産土(うぶすな)の宮の春日を恋ふらく我は    S.60.1.25   歌 柳川市新外町1番地 「御花」横 白壁前          北原白秋  我つひに還り来にけり倉下や揺るる水照の影はありつつ        S.51.5.2   歌 柳川市新外町 遊歩道  北原白秋  「待ちぼうけ」 柳川市新外町 白秋道路脇  檀 一雄 有明潟睦五郎の奇ムツゴロ、ムツゴロ、なんじ佳[よ]き人の潟の畔の道を… S.62.9.23 文 柳川市隅町 鋤崎土居               北原白秋  色にして老木の柳うちしだる我が柳河の水の豊けさ          S.60.1.25   歌 柳川市新町 石橋邸南庭園水中                           (S.60.1.25)  北原白秋  ついかがむ乙(おと)の女童(めわらわ)影揺れてまだ寝起きらし朝の汲水場(くみず)に  歌 柳川市新町5-10 真勝寺門前            北原白秋  真勝寺けふの彼岸の夕たけて種市了へぬ春の種市           S.60.1.25   歌 柳川市稲荷町 水天宮通り             北原白秋  町祠(まちほこら)石の恵美須の鯛の朱の早や褪せはてて夏西日なり    S.60.1.25   歌 柳川市稲荷町 二丁堰(いび)傍ら           北原白秋  潮の瀬の落差はげしき干潟には櫓(ろ)も梶(お)も絶えて船の西日に   S.60.1.25   歌 柳川市袋町 遊歩道                北原白秋  水の街棹さし来れば夕雲や鳰の浮巣のささ啼きの声          S.60.1.25   歌 柳川市袋町 遊歩道                宮 柊二  往還に白き埃の立ちなかれあな恋ほしうも白秋先生          S.60.1.25   歌 柳川市新町 城堀大水門畔              高浜虚子  廣ごれる春曙の水輪哉                       S.30.8.22   句 柳川市西魚屋町50 報恩寺境内          河野静雲  のうぜんのしんと咲き垂れ安居寺                  S.37.7.1   句 柳川市西魚屋町50 報恩寺境内             松根東洋城 我が祖先は奥の最上や天の川                    S.49.1.吉   句 梁川町旭町69 「本吉屋」庭内           酒井黙禅  都より翁来召せし鰻哉                       S.31.8.22   句 柳川市奥州町32-1 福厳寺墓地 檀一雄墓石          檀 一雄  「墓碑銘」                            碑陰なし   墓 柳川市田脇989-1 福法寺境内  河野静雲  沢庵をさかなに月の僧主従 柳川市田脇989-1 福法寺境内  河野静雲  水洟や引導の香語あともどり 筑後市水田62-1 水田天満宮境内         酒井默禅  古里の土暖かく稲の花 筑後市尾島 船小屋 矢部川堤防上                       皇紀2600.仲秋10.吉 尾上柴舟  ゆをいてゝひらくゆかたのゑりもとにほたるふきいるゝくすのゆふかせ        歌 筑後市尾島 船小屋 船小屋橋々畔           種田山頭火 雲の如く行き風の如く歩み水の如く去る               S.62.9.吉   句 筑後市尾島 船小屋 鉱泉場北側  夏目漱石  ひやゝゝと雲が来るなり温泉の二階 筑後市 二本松 二本松橋畔             種田山頭火 うらゝかな今日の米だけはある                   S.63.9.佳   句 筑後市山ノ井 藤島橋畔              種田山頭火 さうろうとしてけふもくれたか                   碑陰なし   句 筑後市羽犬塚上町 公民館前 国道脇(上町バス停)           種田山頭火 お経あげてお米もらうて百舌鳴いて                 H.元.2.吉   句 筑後市一条風穴1373 筑後工芸館中庭        種田山頭火 春風の鉢の子一つ                         碑陰なし   句 筑後市一条風穴1373 筑後工芸館中庭  種田山頭火 さうろうとしてけふもくれたか 筑後市一条風穴1373 筑後工芸館中庭  宮澤賢治  「雨ニモマケズ」(木碑)                      碑陰なし   詩 筑後市一条風穴1373 筑後工芸館前        青木 繁  今日あすとただかりそめの草枕旅に三とせを重ねけるかな       S.56.季秋   歌 筑後市野町 筑後市総合福祉センター  松永伍一  「和らぎの里」 八女市本町 堺屋(旧木下家住宅)  山本健吉  こぶし咲く昨日の今日となりしかな  石橋秀野  蝉時雨児は擔送車に追ひつけず 八女市本町2-202 今村氏宅庭内  石橋忍月  花掃けば花より抜けて蝶飛べり 八女市本町 八女公園内  種田山頭火 うしろ姿のしぐれてゆくか 八女市西古松283-1 無量寿院  野見山朱鳥 愁絶の眼をみひらける大暑かな 八女市室岡 岡山公園展望台  青木 繁  わがくにはつくしのくにやしらひわけはゝいますくにはじおほきくに 八女郡黒木町黒木 素盞鳴神社境内  石橋忍月  八雲たつ神のみむろも浮かぶかとみゆるばかりに匂ふ藤なみ 八女郡黒木町黒木 素盞鳴神社境内  森 澄雄  素盞鳴に大藤匂ふ夕べかな 八女郡黒木町黒木 素盞鳴神社境内  團伊久磨  「パイプのけむり」より 八女郡黒木町笠原 霊巌寺下 お茶の里記念館  森 澄雄  もよほして鳴く老鶯や新茶くむ 八女郡黒木町本分(旧豊岡村) 豊岡コミュニティーセンター駐車場  石橋忍月  木の芽つむ乙女の歌も聞こゆなり卯の花白き豊岡の里 八女郡黒木町大字湯辺田  石橋忍月  ことさらに語らふふしはあらねどもま見ゆるのみの心なりけり 八女郡黒木町北木屋 陣の内公園  柳原白蓮  ひとをのみし淵かやこゝは上臈の都恋しとなきにけむかも 八女郡黒木町大淵 グリーンバル 日向神峡  山口青邨  日向神(ひゅうがみ)の岩蹴り落す谷の梅 大川市小保1022 志岐照雄氏宅庭内        若山牧水  大川にわれは来にけりおほかはの流るるごとく酒わける里に      S.39. 仲秋  歌 大川市酒見 大川公園内             酒井黙禅  葦切や我に大川堤有り                       S.32. 初夏  句 大川市酒見 大川公園内                古賀政男  「影を慕いて」                          S.43.10.吉 詩・曲 大川市三丸844-3                 古賀政男  記念館及び生家                          S.57.3.    記 大川市榎津町城町 酒井医院          酒井黙禅  春の日や父祖の世語る従兄弟どち 大川市榎津東町 小野可生氏宅庭内           酒井黙禅  百年の槙の梢の烏瓜 大川市坂井112 慈恩寺境内           河野静雲  秋訪へば秋のこころに観世音 大川市向島 筑後川昇開橋展望公園  若山牧水  筑後川河口ひろみ大汐の干潟はるけき春の夕ぐれ 大川市向島 若津公園内  稲畑汀子  待つといふこと□(えつ)網を流しては