山形市霞城町1-4 児童文化センター前       結城よしを 「ないしょ話」                          S.40.11.   童 山形市三日町2-1-52 梵行寺境内          田山花袋  「東京の三十年」                        S.44. 秋分の日 文 山形市長谷堂1111-1 本沢小学校中庭       結城哀草果 国原はここに展けておほらけく天の八隅に高山がみゆ         碑陰なし   歌 山形市長谷堂 赤禿山 御来光展望台        結城哀草果 あかがりに露霜しみていためども妻と稲刈ればこころたのしも     S.39.9.    歌 山形市長谷堂 赤禿峠中腹 葡萄園         結城哀草果 あからひく葡萄つぶら実舌のうへにとろりととけてうつゝともなし 山形市長谷堂3455-9 清源寺鐘楼脇         結城哀草果 蔵王山をま向うにして撞く鐘は朝励め夕は憩へと鳴りわたるかも    S.34.8.    歌 山形市長谷堂 二井田23 悪原庄右衛門氏宅     結城哀草果 農の子に生れ藁工謡曲に堪能誠に生きる君悠々自適 山形市長谷堂 二井田26 進藤久義氏宅      大谷句佛  賀正 味ひて三日の雑煮おしまるゝ 山形市長谷堂17 側田(がわた)澄成氏宅       名和三幹竹 老幹の千々に枝垂るゝ櫻かな 山形市 本沢ダム                結城哀草果 村造る… 山形市沼の辺町 日月山明光寺本堂前       結城哀草果 日月山は日蓮宗の東北道場太鼓の音に山河ゆるぎつ          碑陰なし   歌 山形市沼の辺町 沼の辺池畔               結城健三  山ざくら咲く季にして小鳥らもこゑちりゞゝに峡いづるべし      S.61.5.31   歌 山形市 山形自動車道 13号線(大野目)インターチェインジ       結城健三   なみよろふ山統ぶるがに葉山月山放くる道を車ゆき交ふ 山形市あけぼの2-1 山形刑務所         結城哀草果 天が最も公平に分配する時間を貴重に生きむ我と決めたり 山形市小白川町向山1248 孝道教団東北別院前    亀井勝一郎 天には満月 地には微笑                      S.59.5.26   詞 山形市平清水 平泉寺境内            結城哀草果 栗のいがの青きがおちし裏庭をいがをぬらして雨はふりをり      S.48.10.13  歌 山形市松波2-7 山形大学教育学部付属小学校正門内  神保光太郎 太陽の子 北国の子 日本の子 われら               S.53.10.1   詩 山形市松波5丁目 千歳山万松寺(ばんしょうじ) 入口      野口雨情  いよゝよあけにやよあけの明星親だ子だものおやこひし        S.60.6.    民 山形市宮町3-8 両所宮境内           真壁 仁  われらいくさに従い大陸に海に離島に身をすてて…          S.39.5.11   詩 山形市大手町1-63 財団法人山形美術館前      斎藤茂吉  山のべに匂へる葛の花房は藤浪よりも哀なりけり           S.61.10.1   歌 山形市七日町4-5-30 円満寺境内           斎藤茂吉  意乃豆加良善乎積太留代々遠経而白玉之波奈仁宝布加如し       S.52.12.   歌         (おのづから善をつみたるよゝをへて白玉のはなにほふが如し) 山形市 蔵王山 熊野岳頂上             齋藤茂吉  陸奥をふたわけさまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中にたつ       S.9.8.    歌   山形市蔵王温泉上の台 ダリヤ園  斎藤茂吉  万国の人来り見よ雲はるる蔵王の山のその全けきを          S.46.7.27   歌        とどろける火はをさまりてみちのくの蔵王の山はさやに聳ゆる 山形市蔵王温泉1118-2 「蔵王ガーデン」前庭     斎藤茂吉  ひむがしに直にい向ふ岡に上り蔵王の山を目守りて下る        S.44.10.1   歌 山形市蔵王温泉 ユートピアリスト終点の上 観松平    斎藤茂吉  陸奥の蔵王山並にゐる雲のひねもす動き春たつらしも         碑陰なし   歌 山形市蔵王温泉三度川1117 「エコーホテル」前  角川源義  蔵王嶺の芋名月となりしかな                    S.51. 新秋  句 山形市蔵王上野南坂2116 蔵王第二小学校植物園内  外村 繁  「東北」より                           S.47.5.    文    金子てい  「日和」                                    詩 山形市蔵王上野南坂2116 蔵王第二小学校校庭     斎藤茂吉  あかねさす日のまともなる高岡に心ゆたけく子らは学ばむ       S.38.11.   歌 山形市蔵王上野南坂2116 蔵王第二小学校前の路傍  須藤克三  太郎は風になって山を駈け雲となって天空を舞う           S.53.7.2   詞 山形市蔵王半郷33 中山五右衛門氏宅前       斎藤茂吉  もろともに教の親のみいのちのさきくいませと建つる石ぶみ      S.5.4     歌 山形市飯田2-3-8 佐藤七太郎(七牛)氏庭       斎藤茂吉  秋日和十日つゝきてけふ一日時雨は降りぬ街はぬれつゝ        碑陰なし   歌 山形市蔵王上野北坂1109-1 茶房「□(とねりこ)」  結城健三  いさかひに負けて来し子を抱きあげて手のとどく梨をもがしめにけり    結城よしお 「ないしょ話」 山形市山寺川原4456-1 立石寺境内 根本中堂前  高浜虚子  いてふの根床几斜めに茶屋涼し                   S.16.7.10   句 山形市山寺川原4456-1 立石寺境内 根本中堂前     高浜年尾  我もまた銀杏の下に涼しくて                    S.37.     句 山形市山寺川原4456-1 立石寺境内 登山道左側   名和三幹竹 目の前の岩に雲たつ涼しさよ                    S.26.10    句 山形市山寺川原4456-1 立石寺境内 登山道左側     生田蝶介  秋風の吹きすぐる時わが肩を打ちて落ちたる松かさ一つ        S.6.8.3    歌 山形市山寺川原4456-1 立石寺境内 登山道左側     生田友也  人界はここに尽きたり頂を立ち昇りゆくしろき神々