うきは市吉井町若宮368 若宮八幡境内　　　　　　
　河野静雲　　菜の花や恵蘇の瀬なりの遠ひゞき　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.32.9. 　　　句

うきは市吉井町若宮368 若宮八幡宮境内　　　　　　　　　
　高浜虚子　　粧へる筑紫野を見に杖曳かん

うきは市吉井町若宮394 清光寺境内　　　　　　　　
　高浜年尾　　秋風や竹林一幹より動く

うきは市吉井町桜井208-2 長野水神社境内　　　　
　高浜年尾　　草紅葉五庄屋の徳こゝに残る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.38.4.8　　　句

うきは市吉井町若宮 鏡田屋敷 　　　　　　
　清原枴童　　初蝶に容つくりし菫かな

うきは市吉井町吉井 吉井小学校前
　稲畑汀子　　芽柳の記憶の町となりにけり

うきは市吉井町吉井 中央公民館前庭
　夏目漱石　　なつかしむ衾に聞くや馬の鈴

うきは市吉井町富永 吉井百年公園内
　高浜年尾　　九十九峰雨上りつゝ夏に入る

うきは市浮羽町高見908 光福寺境内　　　　　　　
　大谷句佛　　信心の外に世はなきすゝしさよ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.16. 春　　　句

うきは市浮羽町朝田792 中島紫舟氏宅庭内　　　
　河野静雲　　霧島の青空かけて燃ゆる家

うきは市浮羽町朝田1322 西光寺境内 　　　　　　
　河野静雲　　秋訪へば秋のこころに観世音

うきは市浮羽町朝田589-1 町立体育館前
　河野静雲　　子と遊び夫と語り妻の春

うきは市浮羽町流川128 浮羽稲荷神社境内　　　　
　河野静雲　　初午や世話人の来て打つ太鼓
　　　　　
うきは市浮羽町流川1292 本仏寺境内
　河野静雲　　御会式の御難絵燈籠仰ぎ見る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.39.10.      句

うきは市浮羽町流川478 大生寺境内　　　　　　
　白藤簡子　　人間雲になりたいときの白い雲空を行く




山門郡瀬高町本吉1117-4 清水寺本坊庭内 　　
　北原白秋　　ちゝこひしはゝこひしてふ子のきじは赤とあをもて染められにけり　　　S.33.3.21 　　歌

山門郡瀬高町本吉1117-4 清水寺境内 竹屋(茶店)の奥の広場 　　　
　北原白秋　　「山門の歌」(長歌)

山門郡瀬高町本吉1117-4 清水寺 仁王門の上手 
　高浜年尾　　観音に詣るこゝろに梅雨晴れて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし　　　句

山門郡瀬高町本吉1117-4 清水寺 本坊入口 　　
　松瀬青々　　般若読む日暮に花を踏み帰る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.40.4.11 　　句

山門郡瀬高町本吉1117-4 清水寺 三重塔脇 　　
　与田準一　　山上永遠のなかにあって白雲霊夢をおもう 花影月露のなかにきこえる… S.57.11.3 　　詩

山門郡瀬高町小田 善光寺 福聚院前　　　　　
　壇　一雄　　リツ子 その愛 その死　執筆の地　　　　　　　　　　　　　　　　　　1981.5.1　　　記

山門郡瀬高町小田 善光寺 裏山
　檀　一雄　　檀一雄 逍遥の地

山門郡瀬高町上庄 久富白桃花氏宅庭内 　　　
　河野静雲　　雫する泰山木の高きより　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.32. 春　　　句

山門郡瀬高町上庄105 正覚寺本坊　　　　　　　
　河野静雲　　あとやさき百寿も露のいのちかな

山門郡瀬高町太神井手ノ上 重冨匆子氏宅庭内　　　　　　
　河野静雲　　初雪や千両ひそと紅かざし

山門郡瀬高町太神井手ノ上 重富氏宅庭内
　河野静雲　　蝋梅のこゝろの奥に匂ひけり

山門郡瀬高町坂田541 南庄分観音堂 　　　　　　　
　河野静雲　　秋訪へば秋のこころに観世音




柳川市三橋町下百町54 西鉄柳川駅前 　　　　　
　北原白秋　　「からたちの花」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし　　　詩

柳川市三橋町高畑323 三柱神社入口　　　　　　
　北原白秋　　水郷柳川こそは我が生れの里であるこの水の柳川こそ…　　　　　　　　S.41.11.20　　文

柳川市三橋町高畑323 三柱神社境内　　　　　　
　北原白秋　　殿の紋祇園守(まもり)を水草の何の花かとわれら夢みき 　　　　　　　 S.60.1.25　　 歌

柳川市三橋町高畑323 三柱神社境内　　　　　　　
　北原白秋　三柱宮水照(みでり)繁(しじ)なる石段(いしきだ)に瑪瑙の小蟹ささと音あり S.60.1.25 　 歌

柳川市三橋町高畑立花通 欄干橋傍ら 　　　　　
　北原白秋　　太鼓橋欄干橋をわたるとき幼子我は足あげ勢(きお)ひし　　　　　　　　S.60.1.25 　　歌

柳川市三橋町高畑330 松月 川下り乗船場入口　　　　　　　
　北原白秋　　「立秋」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.47. 立秋　　詩
　劉　寒吉　　立秋の松月楼に遠き日の五足の靴の夢を辿りぬ

柳川市三橋町高畑333 旧料亭「松月」庭内(入口)　　　　
　野田宇太郎　「五足の靴」記念碑　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.52.7. 　　　記

柳川市三橋町高畑  松月文人館前　　　　
　木俣　修　　白秋とともに泊りし松月の思ひ出も遠くなりにけるかも　　　　　　　　碑陰なし　　　歌

柳川市三橋町垂見1293 吉田きよ女氏宅庭内 　
　河野静雲　　木犀に一睡欲りす枕かな