豊中市南桜塚1-12-7 東光院萩の寺境内       正岡子規  ほろ/\と石にこぼれぬ萩の露                   S.9甲戌.3.  句 豊中市南桜塚1-12-7 東光院萩の寺境内         青木月斗  門前すてに丈餘の萩の盛り哉                    S.31.6.    句 豊中市南桜塚1-12-7 東光院萩の寺境内        田村木国  狩くらは大月夜なり寐るとせん                   S.23.清秋10. 句 豊中市南桜塚1-12-7 東光院萩の寺境内  高浜虚子  おもひ/\に坐りこそすれ萩の縁        我のみの菊日和とはゆめ思はじ 豊中市 服部緑地内               日野草城  俳句は東洋の真珠である                      1963.     詞        春暁やひとこそ知らぬ木々の雨  松風に誘はれて鳴く蝉一つ            句        秋の道日かげに入りて日に出でて  荒草の今は枯れつつ安らかに           句        見えぬ眼の方の眼鏡の玉も拭く                          句 豊中市刀根山元町 梅林寺  野村泊月  夏の日を淡しとおもふ額の花 豊中市岡町 市立岡町図書館前  峠 三吉  ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ… 池田市綾羽2-5 五月山公園内          東 くめ  「鳩ぽっぽ」                           S.38.5.5   童 池田市井口堂3-3 正智寺            秋田篤孝  萩の上の月吹かれたりそののちやとりとめし何かなしきならず 池田市室町7-4 呉服(くれは)神社境内       香川 進   木のもとに遊ぶ子供のこゑきけば神は空よりくだりくらしも       H.元.10.   歌 池田市木部272 松操寺境内           阿波野青畝 手すさひに尼のつくろふ垣根哉                   H.4.7.吉   句 箕面市箕面1576 昆虫館近く           野村泊月  椎の花八重だつ雲の如くにも                    S.31.10. 句 箕面市箕面公園 滝近く 滝見橋岩上       後藤夜半  滝の上に水現れて落ちにけり                    S.32.10. 句 箕面市百楽荘2丁目 八幡社境内        阿波野青畝 新緑の句碑も神慮の一つとす                    S.54.2. 吉  句 箕面市粟生間谷2914 勝尾寺参道         水原秋桜子 朝霧浄土夕きり浄土葛咲ける                    S.37.11.23  句 箕面市粟生間谷2914 勝尾寺 多宝塔の下左の方  山口誓子  ひぐらしが下界に鳴けり皇子のため                 碑陰なし   句 箕面市粟生間谷2914 勝尾寺 放生池畔       松瀬青々  開成皇子のあとを今しも月わたる                  S.44.7.6   句 箕面市粟生間谷2914 勝尾寺 境内  桂 信子  ゆるやかにきてひととあふほたるの夜        吹田市津雲台1丁目(南千里) 千里南公園内  柳原白蓮  和田津海の沖に火もゆる火の国にわれあり誰ぞやおもわれ人は     碑陰なし   歌 吹田市津雲台1丁目(南千里) 千里南公園内            與謝野晶子 やははたのあつき血潮にふれも見てさひしからすや道を説く君     碑陰なし   歌 吹田市津雲台1丁目(南千里) 千里南公園内  會津八一  ひそみきてたがつくかねぞさよふけてほとけもゆめにいりたまううころ 吹田市千里丘北1-1 毎日放送千里丘放送センター内   安西冬衛  「山上新唱」                          開局15周年(S.41) 詩 吹田市千里山西1-37-42 千里寺境内       大橋桜坡子 端居して浄土の母を疑はず 吹田市千里北西1-37-42 千里寺境内          大橋敦子  寺に来て日に浴す人佛生会 吹田市千里北西1-37-42 千里寺境内          岡本圭岳  鴬に朝日荘厳山よりす 吹田市片山町2-13 片山北ふれあい公園内  種田山頭火 ひら/\蝶はうたへない  ぬれててふてふどこへゆく 茨木市別院町3 茨木別院境内           大谷句佛  佛地に樹つる心も松と春日かな                   T.9.10. 吉  句 茨木市新庄町12-1 府立茨木高校玄関前       川端康成  以文会友                             1969.10.吉  詞 茨木市上中条2-11-25 川端康成文学館前      川端康成  随筆『茨木市で』より                       S.60.3. 吉  文 茨木市奈良町11-3 西村泰彦氏宅庭内        荻原井泉水 春の日しぼる樟の葉むらの光したたり 茨木市西穂積町7 冥応寺境内           稲垣汀子  春秋を極めてしだれ桜かな 高槻市摂津峡 「小川屋」近く 遊歩道脇      山口誓子  流螢の自力で水を離れ飛ぶ                     S.42.6.    句 高槻市野見町2-26 高槻カソリック教会 司祭館横    阿波野青畝 磔像の全身春の光あり                       1979.1.    句 高槻市上牧(かんまき)町2-6-31 本澄寺         三好達治  墓及び記念館 高槻市富田町4-10 普門禅寺           石井露月  聞くならく伽藍の内外秋の風 寝屋川市成田西町10-1 成田山不動尊 鐘楼横   岸本水府  ハリキリの大阪弁が立てた旗         (笑魂塚より)    (1959.5.吉) 川