鳥取市栗谷町10 興禅寺境内           尾崎放哉  はるの山のうしろからけむりか出たした               碑陰なし   句 鳥取市立川町1-97 旧居跡             尾崎放哉  尾崎放哉誕生之地                         S.38.4.    記 鳥取市立川町1-97 旧居跡              尾崎放哉  せきをしてもひとり 鳥取市立川町5丁目 市立修立小学校  岡野貞一  「春が来た」 鳥取市 生家近く  岡野貞一  「おぼろ月夜」曲譜 鳥取市東町 久松公園入口左側          岡野貞一  「ふるさと」の曲譜                        1973.11.   曲 鳥取市安長544 東円寺境内           種田山頭火 松はみな枝たれて南無観世音                    碑陰なし   句 鳥取市安長544 東円寺境内               種田山頭火 木の芽草の芽あるきつづける  鴉ないてわたしも一人        秋空の墓をさがしてあるく 鳥取市安長544 東円寺境内  尾崎放哉  せきをしてもひとり  入れものがない両手で受ける 鳥取市 面影山散歩道(木碑)  尾崎放哉  大空のました帽子かぶらず 鳥取市白兎 白兎海岸              田村虎蔵  「大黒さま」                           1965. 春   曲 鳥取市白兎592 白兎神社入口          北里 閑(たけし) 鰐の背に似たる岩見ゆ蒲ならぬなみの花ちる気多のみさきに    S.14. 仲夏   歌 鳥取市浜坂大砂丘 旧砲台一本松         有島武郎  浜坂の遠き砂丘のなかにしてさひしき我を見いてけるかも       S.33.12.   歌 鳥取市浜坂大砂丘                  與謝野晶子 砂丘とは浮かべるものにあらずして踏めば鳴るかな寂しき音に 鳥取市浜坂 砂丘の一角  有島武郎  浜坂の遠き砂丘の中にして佗びしき我を見出つるかな  与謝野晶子 砂丘踏みさびしき夢にあづかれるわれと覚えて涙流るる 鳥取市浜坂大砂丘 「砂丘パレス」前        高浜虚子  秋風や浜阪砂丘少し行く                      碑陰なし   句 鳥取市浜坂砂丘 文学広場             高浜虚子(矢谷寿雄曲) さきゅうーこえていづちゆきけんいづちゆきけんあきのひーと 1964.11.    句 鳥取市福部町湯山 鳥取砂丘センター  稲畑汀子  風紋を見し目に仰ぐ鰯雲 鳥取市職人町45 養源寺境内           尾崎 翠  代表作 第七官界彷徨 鳥取市雲山42 面影小学校            尾崎 翠  おもかげをわすれかねつつ こころかなしきときは ひとりあゆみて… 鳥取市国府町庁(ちょう) 国府庁跡         佐佐木信綱 ふる雪のいやしけ吉事(よごと)こゝにしてうたひあけゝむ言ほきの歌  碑陰なし   歌 鳥取市国府町岡益285 長通寺境内        志賀直哉  妙 鳥取市河原町曳田605 正法寺境内        伊良子清白 ふるさとの谷間の歌は続きつつ断えつゝ哀[かな]し 大空のこだまの…  S.55.11.   詩 鳥取市佐治村尾際 猿渡里            大町桂月  大町桂月先生観望の地 鳥取市佐治村高山 因州紙すき工場の下      前川佐美雄 とゝろきてみつの流るゝ紙すき場佐治谷あひに一夜ねにける      S.47.4.    歌 鳥取市佐治村加茂594-1 佐治村和紙民芸館前   大江賢次  この谷間は遠祖たちが困苦に耐えつつ一枚また一枚と…        碑陰なし   文 鳥取市用瀬町104-2 用瀬町郷土資料館前庭    種田山頭火 分け入っても分け入っても青い山                  S.59.3. 吉  句 鳥取市用瀬町 千代川畔  水原春郎  里の子の晴着の袖や雛流し 鳥取市用瀬町 老人福祉センター前        山口誓子  瀬の曲りなぞりて雛の流れゆく                   S.59.4.    句 岩美郡岩美町真名 山内養豚所  種田山頭火 ほがらかにして親豚子豚  秋空の墓をさがしてあるく 岩美郡岩美町真名 山内養豚所  尾崎放哉  朝靄豚が出て来る人が出て来る 八頭郡八頭町北山 町山村開発文化センター前  前川佐美雄 ひとならば五歳六歳のころほひかをさな牛啼く春のあけぼの 東伯郡湯梨浜町旭132 国民宿舎「水明荘」庭内    田村木国  あがりたる四つ手の月のしづくかな 東伯郡三朝町三朝973-1 観光商工センター裏の方   野口雨情  泣いてわかれりゃ空まてくもる くもりゃ三朝か雨となる        S.28.7.    民 東伯郡三朝町 三朝温泉 キュリー広場        野口雨情  三朝よいとこ日本名湯 四百四病も皆治る 東伯郡三朝町 三朝温泉 キュリー広場          與謝野寛  三朝湯のゆたかなるかなこゝろさへこの新しく湧くに学はん      S.56.3.    歌           与謝野晶子 水と灯の作る夜色のめてたさを見しは都と溪あひの湯場               歌 東伯郡三朝町 三朝温泉 金比羅さん昇り口      与謝野晶子 川波か雨の裾をは白くする三朝の橋をこへて来しかな         S.56.3.    歌 東伯郡三朝町 三朝温泉 三朝橋畔         木下利玄  仕事をへつかれいたはる百姓とあたまをならべ外湯に入るも      S.56.3.    歌 東伯郡三朝町三朝892 「木屋旅館」前       荻原井泉水 湯は流れ釣人もいて水流れ                     碑陰なし   句 東伯郡三朝町 三朝温泉 薬師堂横         斎藤茂吉  したしきはうす紅の合歓の花むらかり匂ふ旅のやとりに        S.56.3.    歌 東伯郡琴浦町逢束627-3 あじさい公園内     種田山頭火 波のうねりを影がおよぐよ  夜蝉がぢいと暗い空