取手市(藤代)山王389 山王公民館前庭      高野素十  ふるさとを同うしたる秋天下                    S.59.師走   句 取手市(藤代)藤代502 河原崎実氏宅庭内(書店)    正岡子規  旅籠屋の門を出づれば春の雨                    H.元(1989).12. 句 取手市桑原1133 光明寺境内  長谷川伸  千両万両積んでも枉げぬ意地も情にゃ弱くなる            碑陰なし   民 取手市青柳1-1-57 本願寺  安住 敦  碑面不明 潮来市潮来 稲荷山公園内           野口雨情  「船頭小唄」                           S.40.5.    民 行方市(麻生)藤井久保 光照寺境内        吉田冬葉  鹿島路の水ひろく春たちにけり 行方市(麻生)天王崎 八坂神社境内        平輪光三  風に向きてするどく啼けるよしきりの真赤き舌は葦の間に見ゆ 神栖市高浜1468 県立神栖高校       窪田章一郎  碑面不明 神栖市波崎町豊ケ浜 豊ケ浜児童公園       長塚 節  利根川の北風いなさの吹き替へにむれてくだる帆つぎてのぼる帆    (H.2.3. )   歌 神栖市波崎町 利根公園内            小川芋銭  なまきりのふねをみをくる初霞                   (H.2.3. )   句 神栖市波崎町 波崎海岸砂丘植物公園 管理事務所前   佐藤佐太郎 あたゝかに晴れし波崎の渚には潮干の波にあそぶ蟹あり        (H.4.3. )   歌  神栖市波崎町 波崎漁港 児童公園内       竹久夢二  つまつまとぱんに鰯をそへてくふ伯林の冬にあかなじみけり      (H.4.3. )   歌 神栖市波崎町 砂山 若松緑地          斎藤茂吉  冬の日のひくくなりたる光沁む砂丘に幾つか小さき谿あり 鉾田市七軒町 大貫巴水氏宅庭内  吉田冬葉  奥木曽の雪を梢や山さくら   竜ケ崎市竜ケ崎ニュータウン 北竜台地区 松葉団地   原 石鼎  梅白し暖き日も寒き日も 竜ケ崎市竜ケ崎ニュータウン 北竜台地区 松葉団地    小川芋銭  ふるさとの芋ぞ恋しき秋の風 竜ケ崎市竜ケ崎ニュータウン 北竜台地区 長山団地 歳時記の道 正岡子規  草枯や下もと残る何の花 竜ヶ崎市若柴町 若柴公園前 歳時記の道  高浜虚子  休らへは合歓の花散る木蔭かな 稲敷郡河内町  大野誠夫  逢ひたかる人みな失せし川べりの村歩みをり眠れるわれは 古河市錦町7「古河グランドホテル」裏の方 古河市休憩所隣   土師清二  鮒供養折りてまゐらす野菊かな                   S.31.9.23   句 古河市牧野地322-1 古河総合公園内 桃林の中  長塚 節  まくらがの古河の桃の木ふふめるをいまだ見ねどもわれこひにけり   H.2.4.    歌           紅のしたてりにほふももの樹の立ちたる姿おもかけに見ゆ              歌  若杉鳥子  み歌今われなき家の文筥に忘れられてあり身は人の妻                歌        まくらがの古河の白桃咲かむ日を待たずて君はかくれたまへり            歌 古河市横山町  若杉鳥子  「帰郷」の冒頭の一節 古河市 沙羅庵  若杉鳥子  今もかも巴波(うずま)の川は岸高み青葉に籠り水や流るゝ 古河市 下宮八幡宮(栃木県藤岡町 谷中村より移設)  逸見楢吉  「報告」