静岡市葵区紺屋町6-7 西武百貨店前(裏側入口)  井上 靖  もし少年が身を投ずるにふさわしい集団があると…(「開店記念に」) 静岡市葵区紺屋町「田丸屋本店」前  岡本かの子 私たちは静岡駅で夜行列車を降りた。すぐ駅の… 静岡市葵区内牧 結成寺  川田 順  狩野介の菩提寺の山蟲鳴きて首山堡に死にし兵の墓あり 静岡市葵区大岩本町26-23 富春院門前         中村敬宇  尚志                               T.15.6.    記 静岡市葵区沓谷1-24-1 長源院墓地 横山家墓域    横山芳介  都ぞ弥生の雲紫に花の香漂ひ宴遊の筵…               碑陰なし   墓 静岡市葵区羽鳥138-2 石上久住氏宅庭内       中 勘助  路傍の裸木に木の実かれさがり刈田のはさに鳥だまって…       S.39.3.    詩 静岡市葵区栃沢 米沢家門前            佐佐木信綱 本山の山をさやけく水を清みこのよきこの芽生れたるらし        日の本の誇のよき茶いでたりとほほゑみまさむ聖一国師も 静岡市葵区梅ケ島5259 「梅薫楼」前          吉井 勇  あめつちの大きこころにしたしむと駿河の山の湯どころに来し 静岡市駿河区曲金2-8-20 西豊田小学校体育館横  海野 厚  「せいくらべ」                          S.36.11.3   童 静岡市駿河区曲金2-7-33 法蔵寺墓地  海野 厚  「天の川」 静岡市駿河区登呂5-10 登呂公園内  佐佐木信綱 登呂をとめ阿倍をのこらが歌垣のうた声にまじる遠つ潮さゐ      S.39.6.    歌 静岡市清水区村松2085 龍華寺境内          高山樗牛  高山林次郎の胸像; 吾人は須らく現代を超越せざるべからず     碑陰なし   記 静岡市清水区村松2085 龍華寺境内              高山樗牛  「高山樗牛先生遺言状の一節」                   碑陰なし   記 静岡市清水区村松2085 龍華寺境内             田中智学  世のかゝみてらす心の友垣や不尽の高山月の姉崎           S.27.10.30  歌 静岡市清水区興津清見寺町418 清見寺下の国道脇       高山樗牛  高山樗牛仮寓之処 静岡市清水区興津清見寺町418 清見寺境内         高山樗牛  「清見寺の鐘声の一節」より                    S.13.12.24  文 静岡市清水区興津清見寺町418 清見寺境内       與謝野晶子 龍臥して法の教へをきくほどに梅花の開らく身となりにけり      碑陰なし   歌 静岡市清水区興津清見寺町418 清見寺境内 聖観音立像台座  与謝野晶子 清見寺海を仰ぎて鱗くづも救われぬべき身と思ふらん   静岡市清水区興津清見寺町420 瑞雲院境内        富安風生  おのづから法にかなひてしだれ梅                  S.52.5.    句 静岡市清水区興津 西園寺記念公園内           富安風生  無為といふこと千金や春の宵                    S.40.3.    句 静岡市清水区南岡町3-8 梅蔭寺境内           宮本旅人  「旅姿三人男」                          碑陰なし   詩 静岡市清水区南国町3-8 梅蔭寺境内  天田愚庵  ふじかねにのぼりて四方の国みるもまずふるさとの空をたずねて 静岡市清水区 日本平 頂上近く             野口雨情  赤い靴はいてた女の子異人さんにつれられて行っちゃった       S.61.3.31   詩 静岡市清水区 日本平ロープウェイ終点 土産物店屋上     北原白秋   「ちゃっきりぶし」                         S.41.9.18   民 静岡市清水区 日本平 頂上 開発記念碑刻  尾上柴舟  のぼりきて顧みすれば大富士と肩を並べてわれ立つごとし 静岡市清水区 日本平 清水殿沢  正岡子規  柿熟す愚庵に猿も弟子もなし (板碑) 静岡市清水区上原(うわはら)174-2 千手寺門前        北原白秋  「狐音頭」                            S.35.8.9   民 静岡市清水区馬走 狐ケ崎ヤングランド内         佐佐木信綱 いく年月雛具つくるとこゝろつくしちからつくしゝ君をたゝへむ    S.33.3.3   歌 静岡市清水区三保 三保の松原              ジュクラリース  羽衣の碑                              S.27.11.1   記 静岡市清水区駒越 海岸沿い              三島由起夫 碑面不明 静岡市清水区蒲原町蒲原字地震山下斎場  竹下夢二  富士川の水際に立てば名無し草うす紫にこぼるるものを 静岡市清水区蒲原町蒲原字地震山下斎場  竹下夢二  富士川やたが吹きすさぶ笛の音ぞれいろうとして身は秋に入る 静岡市清水区蒲原町蒲原字地震山下斎場  竹下夢二  まてど暮らせど来ぬひとを宵待草のやるせなさこよいは月も出ぬさうな 富士市伝法3743 伝法小学校校庭         湯川秀樹  一日生きることが一歩進むことであれ                S.29.11.3   詞 富士市伝法66 歴史民俗資料館 広見公園内  小糸のぶ  「母子草」より 盲ひたる瞼に浮かぶ母子草 富士市森島550 富士南中学校玄関脇       小川未明  雲のごとく高く雲のごとく輝き雲のごとくとらわれず         (S.39.)    詩 富士市鈴川町12-1 「田子の浦埠頭研修所」庭内  五所平之助 元朝や大いなる手を富士拡げ                    S.54. 早春  句 富士市鈴川西町13-14 川上煕敏氏宅庭内      星野立子  丁字の香吹き抜けてゐし明居よし                  S.53.3. 吉  句 富士市大淵3012 大淵第一小学校校庭       加藤省吾  「かわいい魚屋さん」 富士市岩本 岩本山公園内 山頂        原田浜人  初御空月影ながら青み来し                     S.60.4.3   歌 富士市岩本 岩本山公園内 山頂        竹久夢二  冨士川やたが吹きすさぶ笛の音ぞれいろうとして身は秋にいる     S.63.3.    歌 富士市岩本 岩本山公園内 広場        上田五千石 遠浅の水清ければ桜貝  萬緑や死は一弾を以て足る 渡り鳥みるみるわれの小さくなり  もがり笛風の又三郎やぁーい     H.5.11.    句 富士市上横割 JR富士駅 陸橋上広場      大野林火  凍屋根に丑満の富士かぶさりぬ                   1984.10.   句 富士市吉永 鵜無ケ淵 軍人墓地北              巌谷小波  大滝や猿が塒の玉簾 富士市松岡 丸石製作所  角田竹冷  天朝や軒は古りても富士の山 富士市市場 法源寺  佐佐木信綱 これの世はげにも夢のごとし然れどもうつつにも君が残ししあとは 富士市大野新田 元吉原小学校  佐佐木信綱 富士の雪にとしの初日はかがよへり我らもうけむこの年に幸あれ 富士市中丸 田子浦小学校  宮澤賢治  「宮澤賢治手帳」より 富士市中丸 田子浦小学校  武者小路実篤 「人間万歳」 富士市久沢 曽我寺境内  曽我廼家五九郎 兄弟の外聞手なし時鳥 富士宮市原615 「白糸滝レストセンター」 前        高浜虚子  花見にと馬に鞍置く心あり                     S.37.11.3   句 富士宮市原615「白糸滝レストセンター」前             原田浜人  夏雲は湧き諸瀧は鳴りに鳴る                    S.36.11.   句 富士宮市原615「白糸滝レストセンター」前             堤俳一佳  紅葉中夕べの瀧のたゞ白し                     S.50.9.19   句 富士宮市沼久保 JR沼久保駅前(身延線)            高浜虚子  とある停車場富士の裾野で竹の秋                  S.44.4.8   句        ぬま久保で降りる子連れの花の姥                         句 富士宮市沼久保 JR沼久保駅前(身延線)                堤俳一佳  沼久保の竹伐る頃を富士に雪                    S.53.9.20   句 富士宮市 富士山頂測候所裏 レーダードーム下      山口誓子  下界まで断崖富士の壁に立つ 富士宮市山宮3670 奇石博物館前庭        水原秋桜子 青き霧まぶたにすがしほととぎす 富士宮市猪之頭607-1 県営富士養鱒場入口  原田浜人  暁を待つ富士化(け)の如し時鳥