四万十市丸の内24 中村高校玄関前         橋田東声  ゆふ空に片照る雲のあゆみおそく帆をおろしたる帆柱多し       S.9.8.    歌 四万十市丸の内24 中村高校玄関前          上林 暁  文芸は私の一の芸二の芸三の芸である                S.48.1.    詞 四万十市為松 城址公園               上林 暁  四万十川の青き流れを忘れめや                   碑陰なし   詞 四万十市為松 城址公園 上り坂途中         高浜年尾  京の名の山あり幡多の春秋を                    S.36.11.5   句 四万十市有岡町931 中筋小学校校庭        橋田東声  故里にかへりきたれりあさおきてまづみる前の山のしたしさ 四万十市有岡町 真静寺坂下 東聲墓所指標      橋田東声  遠き樹にひぐらしのこゑ啼きそろひゆふべとなれば母のこひしき 四万十市有岡町 坂道                橋田東声  生誕之地        (裏面)たらちねを恋ひてよませし先生の歌くちつさむ夕べ静かに 四万十市岩崎 四万十川の川口 河口            大江満雄  「四万十川」 土佐清水市 足摺岬 展望台入口       水原秋桜子 岩は皆渦潮しろし十三夜                      S.39.3.    句 土佐清水市 足摺岬 灯台前 小公園内        田宮虎彦  小説「足摺岬」より                        S.54.12.   文 土佐清水市 足摺岬 灯台前 小公園内          高浜年尾  足摺にはじまる土佐の春かとも                   1976.4.    句 土佐清水市松尾 鵜の岬              高浜年尾  黒潮へ傾き椿林かな                        S.32. 春   句 土佐清水市竜串見残し 貝類展示館前       武者小路実篤 貝殻は私の生きていたあかし私が生きていなかったら私の…     S.42.1.1   詞 土佐清水市龍串見残し バス停留所裏       高浜年尾  龍串は奇岩を並めて春の潮                     S.36.11.   句 土佐清水市足摺岬 大津 叶崎(かなえざき)            吉井 勇   土佐ぶみにまづしるすらくこの日われうれしきかもよ叶崎見つ 土佐清水市足摺岬214-1 金剛福寺山門      高木晴子  渡海僧おもふ卯浪の沖を見る 土佐清水市足摺岬214-1 金剛福寺 大師堂側  高木晴子  夏潮に珊瑚の吐息きゝとむる 宿毛市桜町8-5 宿毛小学校校庭         北見志保子 やまがはよのよあたたかきふるさとよこゑあげてなかむながゝりしかな 宿毛市桜町8-5 宿毛小学校校庭 南の道路脇     北見志保子 北見志保子生誕地 宿毛市沖の島母島 港南岸            吉井 勇  沖の島なつかしけれはあら海もものかはと越す旅ひとわれは