渋川市渋川元町615 佐鳥俊一氏宅庭内        水原秋桜子 八重一重椿紅白をつくしけり                    碑陰なし   句 渋川市渋川上郷(かみごう)2919 良珊寺門前        水原秋桜子 月天に凍る赤城とむかひけり                    1971     句 渋川市渋川並木町744-1 遍照寺墓地内 佐藤家墓域  相葉有流  銀河遠くさざ波もなく君逝くか 渋川市 あじさい公園内  泉 鏡花  「夜の紫陽花」の一節 渋川市伊香保町伊香保 蘆花公園内          徳冨蘆花  うめよ殖えよ湧けよ流れよとこしへに生命の力仁の泉         S.3.5.18   歌 渋川市伊香保町水沢214 水沢観音近く     徳冨蘆花  名作不如帰 蕨狩の丘                       碑陰なし   記 渋川市伊香保町水沢214 水沢観音境内    山村暮鳥  「ひぐらし」                           碑陰なし   詩 渋川市伊香保町伊香保32 「観山荘」庭  松根東洋城 秋風やいかな動かぬ山の大                     S.28. 秋   句 渋川市伊香保町伊香保48 「岸権旅館」      村上鬼城  春の夜のふけてあふるゝ湯壷哉 渋川市伊香保町伊香保 石段街 石段の蹴込み   與謝野晶子 「伊香保の街」 渋川市伊香保町伊香保  金子兜太  小鳥来る全力疾走の小鳥も 沼田市材木町15 舒林寺境内           若山牧水  相別れわれは東に君は西にわかれてのちも飲まむとぞおもふ      S.61.10.20  歌        かみつけのとねの郡の老神の時雨ふる朝を別れゆくなり               歌 沼田市材木町15 舒林寺境内  林 柳波  子持山淡き夕月眠る舒林寺の丘ふるさとの花静かなり 沼田市材木町甲10 長寿院境内           金子刀水  菊撓む波涛のひゝき胸にうけ                    S.44.11.   句  村上鬼城  大寺の強き西日や岩牡丹                             句 沼田市中町 須賀神社境内             村上鬼城  なつかしき沼田の里の茅の輪かな                  S.11.1. 吉  句 沼田市西倉内町 沼田公園内            村上鬼城  越後路へをれまかる道や秋の風                   S.4.     句 沼田市西倉内町 沼田公園内              金子刀水  嶽の雪照りくもりする花に佇つ                   S.27. 弥生  句 沼田市西倉内町 沼田公園内              生方たつゑ 冬やまの痩せたる襞におきわたす寝雪の光きひしこのくに       S.50.5.12   歌 沼田市西倉内町 沼田公園内              西沢 爽  「沼田の歌」                           S.56.3.    詩 沼田市薄根町 JR沼田駅西公園内  西沢 爽  「沼田の歌」 沼田市西倉内町746 沼田小学校校庭隅      林 柳波  「おうま」                            S.51.4.    童 沼田市下発知町120 林吉栄氏宅庭内 池畔  小野忠孝  ホタルブクロの咲くところ 迦葉のふもと発知町 君住むさとの空青し  沼田市利根町老神温泉 大楊入口 牧水橋畔  若山牧水  かみつけのとねの郡の老神の時雨ふる朝を別れゆくなり        S.61.2.吉   歌 沼田市利根町老神温泉 大楊入口 牧水橋畔  若山牧水  相別れわれは東に君は西にわかれてのちも飲まむとぞおもふ      S.61.6.    歌       沼田市利根町老神594 「朝日ホテル」玄関前  相葉有流  紅葉照る湯の老神は老知らず 沼田市利根町老神602 「伍楼閣」築山  若山牧水  さだまると見えて揺れいる萩の花ホテルの庭は海に展けり 沼田市利根町老神602 「伍楼閣」玄関前左側  伊馬春部  峡ふかくわきたつ霧をわか肩に面にうけつゝねむりたらすや 沼田市利根町老神 赤城神社 鳥居右側  伊馬春部  自然じょと椎茸ほしといふひとのことばをいだき老神に来つ 沼田市利根町老神379 「若乃湯」  小野忠孝  ふるさとの老神うれし若の湯に酒くみおれば友の恋しも 沼田市利根町高戸谷575 「あんくるアース」庭内  福田清人  山林に自由在して朴の花 沼田市白沢町 粟生トンネル入口  若山牧水  相別れわれは東に君は西にわかれてのちも飲まむとぞおもふ 沼田市白沢町生枝 椎坂峠  小野忠孝  山川いかに清くとも語る人こそ望ましきさびしきときは都べに…     S.41.10.16  詩 甘楽郡下仁田町下小坂 路傍           島崎藤村  過し世をしつかにおもへ百年もきのふの如し             碑陰なし   詩 甘楽郡下仁田町下小坂 路傍            小杉放庵  この国によき日照る日をみちはたの石になりても待たむそおのれ    碑陰なし   歌 甘楽郡下仁田町下小坂48 里見哲夫氏宅庭内    村上鬼城  二三疋落葉に遊ぶ雀かな                      碑陰不明   句 甘楽郡下仁田町下小坂48 里見哲夫氏宅庭内          池内たけし 草摘めるこの子どもらをそだてきて                 1958.11.   句 甘楽郡南牧村大塩沢1266 黒滝山不動寺庭内    中里介山  錦屏を立てめぐらして安居かな 富岡市富岡1732 旅館「ときわ荘」前庭      上村占魚  夜は夜の天の恵みに蟲鳴くも                    S.36. 秋   句 富岡市七日市1332 一峰公園内          吉野秀雄  甘楽野をまさに襲はむ夕立は妙義の峯にしふきそめたり        1968.12.8   歌 富岡市 大塩ダム湖畔 いしぶみの丘  吉野秀雄  製糸場の枳殻垣に添ふ道の小春日にして繭のにおひす         (H.3.11.)   歌 富岡市 大塩ダム湖畔 いしぶみの丘  阿部真之助 毒舌家というはなはだありがたくない看板をもらっていささか…    (H.3.11.) 文