柴田郡柴田町 船岡公園「樅の木」の下      山本周五郎 「樅の木は残った」より                      (S.45.3.27)  文 柴田郡川崎町前川青根1-1 「不忘閣高原ホテル」庭内  與謝野寛  石風呂の石も泉も青き夜に人とゆあみぬ初秋の月           S.35.9.    歌        与謝野晶子 碧瑠璃の川の姿よいにしへの奥の大守の青根のゆぶね                歌 柴田郡川崎町前川青根1-1「不忘閣高原ホテル」門前  高浜虚子  夕立の虹見下ろして欄に倚る                    S.47.5.    句 柴田郡川崎町青根 自然の森公園         古賀政男  「影を慕いて」  柴田郡川崎町青根 自然の森公園             松林桂月  「漢詩碑」 柴田郡川崎町 笹谷峠 八丁平           斎藤茂吉  ふた國の生きのたづきのあひかよふこの峠路を愛しむわれは 柴田郡大河原町 大黒さん神社横 甲子公園内    佐藤佐太郎 生れしより六十年か低山の上に蔵王の残雪光る            S.57.10.10  歌 白石市沢端町4-1 市民体育館横         堀口大学  こけしはなんでかわいゝかおもうおもいをいわぬから         S.47.5.    詩 白石市大鷹沢 孝子堂前             土井晩翠  郷の生める宮城野信夫かんばしき孝女の誉千代に朽ちせず       碑陰なし   歌 白石市益岡町 (白石城址) 益岡公園内               高浜虚子  羽と陸と併せて蔵王夏の山 刈田郡蔵王町 滝見台              宇田零雨  万緑の底に瀧あり轟けり                      S.28.8.26   句 刈田郡蔵王町遠刈田清水原 大鳥居のそば     香川 進  霧やがてはるればなべて青みゆき山おほふ空のひろがれるなり 刈田郡蔵王町小村崎 割山峠            香川 進  おどろきのこゑをあぐればゆったりと宮城平をゆく雲のかげ 角田市 台山公園 東南隅  吉野臥城  世界を何の色にも染めず正義と自由の園をゑがきて…