さいたま市南区別所4-10 別所沼公園内          長谷川かな女 曼珠沙華あつまり丘をうかせけり                 S.36.4.    句 さいたま市南区別所4-10 別所沼公園内           神保光太郎 沼のほとりをめぐりながら神をおもふ水面に映る…          S.57.11.   詩 さいたま市浦和区岸町3-17 調宮(つきみや)公園内  長谷川かな女 生涯の影ある秋の天地かな                    S.28.11.3   句 さいたま市浦和区常盤 北浦和公園内 池畔        下総皖一  「たなばた」曲碑                         碑陰なし   記 さいたま市浦和区元町 秋谷豊氏宅庭内  秋谷 豊  ぼくが高い山に憧れるのは この平野に生まれ育ったせいだ さいたま市緑区 見沼 氷川公園内  武 笠三  「案山子」 さいたま市緑区見沼2-94 大宮市民の森内  清崎敏郎  用水の俤ここに夏木蔭                       S.59.10. 句 さいたま市大宮区高鼻町2丁目 氷川の杜文化館  大西民子  かたはらに置くまぼろしの椅子ひとつあくがれて待つ夜もなし今は さいたま市見沼区堀崎町294-123 宮崎清隆氏宅庭内  三島由紀夫 三島由紀夫之碑  裏面は憂国三島由紀夫(自筆) さいたま市西区三橋5-934 三橋青葉園 4区14列3番              鹿児島寿蔵 ひとのいのち速く過ぎ去り時逝かぬ彼の世の国は遂に見えざる     S.62.3.    歌 さいたま市北区盆栽町「四季の里」  桂樟蹊子  盆栽の千に秀でて藤の鉢 さいたま市 普門院寺苑  加藤克巳  希ひこと心に植えし一本の苗すくすくと伸びつづけてゆく さいたま市中央区鈴谷 JR南与野駅前 鈴谷東公園内  加藤克巳  永遠は三角耳をふるわせて光にのって走りつづける   (1991=H.3.)  1991.8.23   歌   さいたま市岩槻区 岩槻城址 人形塚横  槙 皓志  その頬にぼんぼり映しその髪に桜かざして城あとに…         S.46.10.15 詩 さいたま市岩槻区加倉1-25-1 浄国寺境内  大西民子  一本の木となりてあれゆさぶりて過ぎにしものを風と呼ぶべく     S.63.5.8 歌 蕨市中央3丁目 中央公園内            田山花袋  山はみな夜になりゆく大そらにふしかねのみそくれのこりける     S.54.11.3   歌 戸田市美女木2-27-4 妙巌禅寺境内        秋元不死男 水澄みて亡き諸人の小声かな                    S.50.4.6   句 越谷市越ケ谷1700 久伊豆神社参道脇     土井晩翠  気吹の屋いつのみ霊の宿れりしあとなつかしき越ケ谷のさと      S.17.10.   歌 越谷市北越谷4-8-5 浄光寺境内         高浜虚子  寒けれどあの一むれも梅見客                    S.50.3. 吉  句 草加市柿木町4区 女体神社境内        豊田三郎  「青年時代」より                         S.58.4.3   文 草加市青柳町7-27 川柳小学校 正門内左手     豊田三郎  「白鳥」                             H.5.11.吉   文 草加市原町3-20 路傍              水原秋桜子 畦塗りが草加の町をかこみける                   S.61.3.27   句 草加市神明 札場河岸公園 五角堂の東側       正岡子規  梅を見て野を見て行きぬ草加まで                  H.5.3.21   句 草加市神明 札場河岸公園  高浜虚子  巡礼や草加あたりを帰る雁 草加市学園町 獨協大学構内 正門内すぐ     天野貞祐  大学は学問を通じての人間形成の場である              碑陰なし   詞 草加市金明町 蒲生大橋 橋名板(「あやせかわ」)すぐ隣 高浜虚子   舟遊綾瀬の月を領しけり                       碑陰なし    句 上尾市 県立県民活動センター前  松本 旭  「上尾讃歌」 上尾市 丸山公園内  松本 旭  野を突っ切る一河の青さ今朝の春 南埼玉郡白岡町白岡941 正福院 梵鐘         宮沢賢治 病[いたつき]のゆゑにもくちんいのちなりみのりに棄てばうれしからまし S.31.2.15   歌 塵点の劫をし過ぎていましこの妙のみ法にあひまつりしを               歌 南埼玉郡白岡町白岡941 正福院境内         室生犀星  「靴下」                             S.54.5.26   詩 「童子」                                    詩 南埼玉郡白岡町白岡941 正福院境内  川端康成書 「梁塵秘抄」より (佛は常にいませともうつゝならぬそあはれなる         ひとの音せぬ暁にほのかにゆめに見えたまふ)   南埼玉郡白岡町白岡941 正福院境内 一葉観音建立記  樋口一葉  「塵中日記」の一節 南埼玉郡白岡町下野田729 菁莪中学校正門内   神保光太郎 菁莪の子らよ豊かにたくましく伸びようよさぁ伸びて行こう      S.49.3.    詞