大阪市東淀川区南江口3-13 寂光寺(江口の君堂)境内 阿波野青畝 流燈の帯の崩れて海に乗る 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 S.37.11.3　　 句 大阪市東淀川区南江口3-13 寂光寺梵鐘　　　　 　高浜虚子　　くまもなき月の江口のシテぞこれ　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.29.8.甲午　 句 　阿波野青畝　早乙女の笠預け行く君の堂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　高野素十　　鳥威しきらり／＼と君堂に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　中村若沙　　十三夜ともす君堂田を照らし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　高浜年尾　　冬鵙や君の堂へと水に沿ひ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　後藤夜半　　菜の花も減りし江口の君祭　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 田村木国　　梅雨茸も小さくて黄に君の墓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　 句 大阪市北区中津2丁目 中津公園(団地内の公園)　　　　 　森本　薫　　「女の一生」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.61.3. 　　　文 大阪市北区中之島3丁目 中之島遊歩道　　　　　 　水上瀧太郎　「大阪の宿」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.60.3. 　　　文 大阪市北区中之島1-2-10 府立中之島図書館前 　川田　順　　難波津のまなかに植ゑし、智慧の木は、五十年を経て、大樹となりぬ　　S.42.11 　　　歌 大阪市北区中之島1-1 中央公会堂前(土佐堀川寄り)　 　三好達治　　「乳母車」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.57.3. 　　　詩 大阪市北区東天満1-8 東本願寺天満別院境内　 　大谷句佛　　勿躰なや祖師は紙衣の九十年　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　M.43.4. 　　　句 大阪市北区天神橋2-1 大阪天満宮境内 神明社前 　後藤夜半　　人形の宿祢はいづこ祭舟　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.46.6. 　　　句 大阪市北区天神橋2-1 大阪天満宮境外 亀の池畔 　同　比奈夫　秋思祭すみしやすらぎ月にあり　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.59.10.　　　句 大阪市旭区大宮5-16 大阪工業大学 中庭 　　　 　青木月斗　　工業大阪の学園成りぬ花の春　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.15.4.吉 　　句 大阪市城東区 大阪環状線 ＪＲ大阪城公園駅 駅舎内 　司馬遼太郎　直筆 陶板レリーフ(大阪の歴史) 大阪市生野区勝山南3-3 御勝山南公園隅　　　 　折口信夫　　小橋過ぎ鶴橋生野来る道は古道と思ふ見覚えのなき　　　　　　　　　　S.57.12.吉　　歌 大阪市阿倍野区北畠1-24-19 今井四郎氏宅庭内 　松瀬青々　　此庭にけふも時雨の過よかし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし　　　句 大阪市阿倍野区北畠1-24-19 今井四郎氏宅庭内　　　　 　高浜虚子　　二三子や時雨るゝ心親しめり　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし　　　句 大阪市阿倍野区北畠2-4-1 住吉高校校庭　　　　 　伊東静雄　　「曠野の歌」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.57.11.1 　　詩 大阪市阿倍野区松虫通2-9 松虫ﾎﾟｹｯﾄﾊﾟｰｸ(松虫塚西150m) 　伊東静雄　　「百千の」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.59.3. 　　　詩 大阪市阿倍野区　阿倍野神社境内 　麻生路郎　　夕桜とんぼがへりがしてみたし 大阪市住吉区住吉2-9 住吉大社手洗場横　　　 　川端康成　　「反橋」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.56.3. 　　　文 大阪市住吉区住吉2-9 住吉大社境内　　　　　 　安江不空　　「御田植神事寿歌」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.45.11.3 　　歌 大阪市住吉区住吉2-9 住吉神社 太鼓橋手前 参道北側神苑　　 阿波野青畝 松苗や高知る千木にまてのひむ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 S.61.4. 吉 　 句 大阪市住吉区住吉2-9 住吉神社 太鼓橋手前 参道北側神苑　　　　　 　大橋桜坡子　住吉に歌の神あり初詣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.45.11.　　　句 大阪市住吉区杉本町2-20-10 光明寺境内　　　 　荻原井泉水　いわおにじを吐く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.33.5. 句 　内島北朗　　竹を植えたもう風が来ている　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 句 　大橋裸木　　水に冷やしてあるは親子三人の三つの桃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　芹田鳳車　　手足休んでいる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　種田山頭火　まったく雲がない笠をぬぎ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　尾崎放哉　　こんなよい月を一人で見てねる　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　 句 　野村朱鱗洞　かゞやきのきわみ白波うち返し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　酒井仙酔楼　こしかけて鳥のゆく空　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　木村緑平　　うちのすゞめも雨の日は雨にぬれている　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　秋山秋紅蓼　春の白い富士に犬が来ている野の道　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 　青木此君楼　雨に立ちひばり冠を着けて居る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　句 大阪市東住吉区長居公園1-32 臨南寺境内 三好風人句碑裏 青木月斗 　 汝の描きし木蓮の絵も冱てつらん 大阪市東住吉区北田辺 近鉄北田辺駅前 　開高　健　　「破れた繭」 大阪市西成区玉出西1-2-20 長源寺境内 　　　 　阿波野青畝　端居して濁世なかなかおもしろや　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.59.9. 吉　　句 大阪府豊能郡能勢町山田 本光寺近くの家の庭 　青木月斗　　月村の故郷に来り山霞む