岡山市後楽園1-5 後楽園内 鶴の小屋前     郭 沫若  後楽園仍在烏城不可尋願将丹頂鶴作對立梅林             1961.3.    漢 岡山市後楽園1-5 後楽園内 梅林        中村憲吉  春寒き梅の疎林を行く鶴の高く歩みて枝をくゞらず          碑陰なし   歌 岡山市後楽園1-5 後楽園外苑         有本芳水  「小とりよ」                           1961.5.    詩 岡山市後楽園1-5 後楽園外苑          奥山朝恭  「湊川」(落合直文作詞)                     S.29.青葉の頃 曲 岡山市後楽園1-5 後楽園前 旭川畔       竹久夢二  「宵待草」                            S.41.10.13  詩 岡山市浜町2-1-32 夢二郷土美術館前        竹久夢二  青麦の青きをわけてはる/\と逢ひに来し子とおもへば哀しも     S.53.3.    歌 岡山市小橋町2丁目 小公園内           内田百間  春風や川浪高く道をひたし                     S.60.4.20   句 岡山市森下町 郵便局隣              内田百間  木蓮や塀の外吹く俄風                       碑陰なし   句 岡山市古京町2-2-21 県立岡山朝日高校テニスコート横 岡野直七郎 若き日に草踏み鳴らし歌ひけるこだまよ響けいつの世までも      S.45.11.   歌 岡山市西崎本町16-1 関西学園 門前         岡野直七郎 青き空みとりの松のうつくしき萬成山をつね恋ふるかも        碑陰なし   歌 岡山市西崎本町16-1 関西学園 門前            有本芳水  人は故郷を思ふとき赤き夕日に涙せむ 人は母校を思ふ時…      碑陰なし   詩 岡山市竹原 南古都中学 裏山           有本芳水  春は名のみの野つかさに たまたま逢ひし旅人よ 笠かた…      1961. 秋   詩 岡山市上道北方 熱田八幡神社境内             有本芳水  たゆるときなき里人の しつけき夢を守り給ふ うふすなの神尊しや… 岡山市寿町2-8 石井小学校 校門近く       坪田譲治  うさぎとかめをわすれずに                     1961.3.    詞 岡山市二日市町56 市立中央図書館前庭       坪田譲治  坪田譲治文学碑 童心浄土                     S.59.7.7   詞 岡山市一宮1043 吉備津彦神社前        高浜虚子  遠山に日の当りたる枯野哉                     S.32.10.   句 岡山市一宮 吉備津彦神社より吉備津神社への道 路傍 赤木格堂  名月や草よりおこる笛の聲                     S.32.10.   句 岡山市一宮 徳寿寺境内  種田山頭火 やっと蕗のとう 岡山市郡(こおり) 金甲山九合目           赤木格堂   粽解くや一帆海の東より                     神の峰は八重むら雲にとざされてきのふもけふも五月雨のふる 岡山市足守752 近水公園内          木下利玄  花ひらをひろけつかれしおとろへに牡丹おもたく萼をはなるゝ     S.12.1.    歌 岡山市高松稲荷712 最上稲荷境内        高浜年尾  松涼し鎮みまつりし法の宮 岡山市高松稲荷712 最上稲荷境内              稲畑汀子  涼しさを恋へば風来る高さあり 岡山市畑鮎 笠井山公園             福田英子  妾が過ぎ来し方は磋跌の上の磋跌なりき されど妾は常に戦へり… 岡山市円山1069 曹源寺境内          谷口古杏  かなかなや朝の枕灯妻と消す (設計 前田國男 谷口吉郎) 岡山市津島本町7-1 妙善寺境内         岸風三楼  朝の空掃きしごとくに朴咲きぬ 岡山市津島本町7-1 妙善寺境内            相葉有流  殉教の山河いく代ぞ鳥わたる 岡山市妹尾 山本氏宅庭内  清水比庵  朝あけし松五百本くれなゐに海を走りて日のさし来る 岡山市平井 二宮拍龍氏宅庭内  清水比庵  人を恋ひ世を恋ひこれは岡山の平井の君が庭の池のこひ 岡山市御成町 大西祝終焉地 終焉地碑の裏面  大西 祝  何処よりかよふ光を天地をてらす月日のうるはしきかな        行けど/\到らぬ空をしたひてものぼるや人の心なるらむ 瀬戸内市邑久町本庄2000 夢二少年山荘公園内    竹久夢二  ゆく秋の山の谷々わが母はいかに寂しく住みたまふらむ        S.53.9.    歌 瀬戸内市邑久町本庄(佐井田) 生家前            竹久夢二  竹久夢二こゝに生る                        碑陰なし   記 瀬戸内市邑久町本庄(佐井田) 高星神社階段横        竹久夢二  「宵待草」                            1962.9.    詩 瀬戸内市邑久町本庄(佐井田) 国司(くにし)ケ丘       正富汪洋   柿の實に柿の實の味 りんごの實に林檎の味 割られても…       S.35.4.    詩 瀬戸内市邑久町山田庄 JR邑久駅前        竹久夢二  「宵待草」 瀬戸内市邑久町虫明6539 愛生園 構内       小川正子  夫と妻が親とその子が生きわかる悲しき病世になからしめ 瀬戸内市邑久町虫明6534 愛生園 構内        明石海人  みめくみは言はまくかしこ日の本の癩者に生れて我悔ゆるなし 瀬戸内市牛窓町前島 フェリー乗場         佐佐木信綱 防人ら名をなつかしみ船ゆ見けむ遠つ家島は夏霞せり 和気郡和気町藤野 芳嵐園            近松松江  彼岸桜がもう三四分どほりは花を開いてゐる。桜は…         碑陰なし   文