沼津市大手町1-1 JR沼津駅前 赤十字記念碑    井上 靖  若し原子力より大きい力を持つものがあるとすれば、それは愛だ。…  S.33. 夏   文 沼津市 千本松原 林中 (碑は平成4年3月に建替えられた)               井上 靖  千個の海のかけらが千本の松の間に挾まっていた…          碑陰なし   詩 沼津市 千本松原 林中                角田竹冷  時は彌生瓢枕に鼾かな                       T.9.10.    句 沼津市 千本松原 林中                若山牧水  幾山河こえさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく       S.4.7.    歌 沼津市 千本常盤町  明石海人  さくら花かつ散る今日の夕ぐれを幾世の底より鏡のなりくる 沼津市本字出口335 乗運寺 牧水墓前        若山牧水  「牧水略譜」                           S.35.9.17   墓 沼津市本字出口335 乗運寺 牧水墓前          若山牧水  聞きゐつゝたのしくもあるか松風の今は夢ともうつつともきこゆ    S.55.8.19   歌 沼津市本字出口335 乗運寺 牧水墓前         若山喜志子 春里の赤石山のましろ雪わかゐる春のうみへより見ゆ         S.55.8.19   歌 沼津市本字出口335 乗運寺境内 勝亦記念碑  火野葦平  勝亦干城頌徳碑                          碑陰なし   記 沼津市本 港口公園内             勝田香月  「出船」                             S.56.4.    詩 沼津市本 港口公園内                本居長世  作曲家本居長世は沼津をこよなく愛し毎年夏には…          S.62.6.    記 沼津市 香貫山 香陵台              若山牧水  香貫山いたゞきに来て吾子とあそびひさしくをれば富士はれにけり   S.35.9.17   歌 沼津市 香貫山 香陵台 少し下の路傍        原田浜人  玉磨(す)りていにしへの日は永かりき                 S.41.7.    句 沼津市我入道 牛臥の海辺            芹沢光治良 幼かりし日われ父母にわかれ貧しくこの海辺に立ちて海の…      1963.3.10   文 沼津市我入道 牛臥の海辺 (砂丘上)         芹沢光治良 ふるさとや孤絶のわれをいだきあぐ                 S.57.9.    詞 沼津市我入道蔓蛇ケ原517-1            芹沢光治良 芹沢光治良文学館                         記念館    記 沼津市我入道東町 バス停前            芹沢光治良 沼津市名誉市民 芹沢光治良生誕地跡                 S.55.11.吉  記 沼津市我入道 連合自治会館外壁          芹沢光治良 われこの地に生れ跣で育ちて世にはばたけど時に西風胸を叩きて…   1983.     文 沼津市中瀬町 沼津市営墓地内 芹沢光治良その家族の墓     芹沢光治良 古ごろもここに納めて天翔けん                    1982.9.吉   墓 沼津市中瀬町 沼津市営墓地内 芹沢光治良その家族の墓       芹沢光治良 自己確立のために東大・パリ大学に遊んだが病を得てから自ら求めて…  1982.9.吉   墓 沼津市御幸町15 市民文化センター庭内        芹沢光治良 わが命果てて天に昇るとも魂の故里パリ・東京に舞いもどるたび…    S.63.7.    文 沼津市御幸町15 市民文化センター庭内              井上 靖  思うどち、遊び惚[ほう]けぬ、そのかみの、香貫、我入道、…     碑陰なし   文 沼津市御幸町15 市民文化センター壁面  芹沢光治良 とつくにに死とたたかいしわかき日々われを鼓舞せし富岳よ海よ…  沼津市御幸町15 市民文化センター壁面  井上 靖  「ふるさと」 沼津市魚町 「サンフロント」敷地内  井上 靖  「夏草冬濤」の一部 沼津市岡の宮812 沼津東高校中庭          井上 靖  潮が満ちて来るような、そんな満たし方で、人は己が生涯を…     S.63.7.    文  芹沢光治良 明治四十四年より五年間ここの中学校に学べり恵まれたる者のみ…          文 沼津市岡の宮812 沼津東高校中庭  大岡 信  ぼくらの視野の中心にしぶきをあげて回転する金の太陽 沼津市下河原町1147 妙覚寺境内         井上 靖  思うどち遊び惚けぬそのかみの香貫我入道みなとまち夏は夏草冬は冬涛 H.2.11.吉   文 沼津市清水町 沼津商業高校校庭  明石海人  わが指の頂きにきて金花蟲のけはひはやがて羽根ひらきたり 沼津市 大瀬崎 神池の側  与謝野晶子 船を捨て異国の磯のここちして大樹の栢の陰を踏むかな 沼津市内浦三津「安田屋旅館」前  太宰 治  「斜陽」 沼津市東熊堂 大泉寺境内  勝田香月  「出船」 沼津市戸田村戸田 御浜公園 灯台横  若山牧水 伊豆の国戸田〔へだ〕の港ゆ船出〔ふなで〕すとはしなく見たれ富士の高嶺を S.55.7.  歌 三島市大宮町2-1-5 三島大社境内         若山牧水  のずゑなる三島のまちのあげ花火月夜のそらに散りて消ゆなり     1959.12.6   歌 三島市大宮町3丁目 菰池畔             五所平之助 合掌す三島ざくらの満ち咲けば                   S.58.5.1   句 三島市山中町 山中城岱崎出丸下(北条橋上)    司馬遼太郎 幾億の跫音が坂に積もり吐く息が谷を埋める…            碑陰なし   文 三島市笹原町 笹原一里塚            大岡 信  森の谺を背に此の径をゆく次なる道に出合うため           碑陰なし   詞 三島市一番町19-3 市立公園 楽寿園内       大岡 博  浪の秀(ほ)に裾洗はせて大き月ゆらりゆらりと遊ぶがごとし 三島市 桜川畔(水上通り)  若山牧水  「箱根と富士」より                        (H.6.3.) 文 三島市 桜川畔(水上通り)  正岡子規  面白やどの橋からも秋の不二                    (H.6.3.) 句 三島市 桜川畔(水上通り)  窪田空穂  水底にしづく圓葉の青き藻を差し射る光のさやかに照らす       (H.6.3.) 歌 三島市 桜川畔(水上通り)  太宰 治  「老ハイデルベルヒ」より                     (H.6.3.) 文 三島市 桜川畔(水上通り)  穂積 忠  町なかに富士の地下水湧きわきて冬あたたかにこむる水霞       (H.6.3.) 歌 三島市 桜川畔(水上通り)  井上 靖  「少年」より                           (H.6.3.) 文  三島市 桜川畔(水上通り)  大岡 信  「故郷の水へのメッセージ」より 三島市 桜川畔(水上通り)  司馬遼太郎 「裾野の水 三島一泊二日の記」より 駿東郡長泉町東野八分平 井上文学館横      井上 靖  思うどち遊び惚けぬそのかみの香貫我入道みなとまち夏は夏草冬は冬涛 碑陰なし   文 駿東郡小山町 篭坂峠竹の下           原田浜人  籠坂の月代遅し谷の虫                       S.35.10.16  句 駿東郡小山町 足柄峠 城址突端         生田蝶介  全貌を裾野まで見せてあますなし不二は悠然と天ささげたつ 駿東郡小山町大御神 富士霊園8区1号2272 岡野家墓域 岡野直七郎 世に生きてうはべはいたくかはれどもうちなるものはをさなかりけり 駿東郡小山町大御神 富士霊園1区7号635 秋元家墓域  秋元不死男 碑面不明 駿東郡小山町大御神 富士霊園  鈴木真砂女 芽木の空浮雲一つゆるしけり 駿東郡小山町小足柄 誓いの丘(金太郎富士見ライン沿い)  新田次郎  「白い花が好き」より 駿東郡小山町桑木 美術図書館入口        野口米次郎 (英文) 駿東郡清水町徳倉 本城山公園内  若山牧水 天地[あめつち]のこころあらはにあらはれて輝けるかも富士の高嶺[たかね]は 碑陰なし 歌 駿東郡清水町 柿田川公園  大悟法利雄 天地のゆたけき心ここにありこの富士のこの柿田川        太古よりこの豊けさにここに湧く泉頭にけふも息呑む(他3首)