盛岡市盛岡駅前通1-48 JR盛岡駅前広場     石川啄木  ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな   S.37.11.   歌 盛岡市新庄町5-43 天満宮境外            石川啄木  病のごと思郷のこころ湧く日なり目にあをぞらの煙かなしも      S.8.7.    歌 盛岡市新庄町5-43 天満宮境内 一対の狛犬台座     石川啄木  松の風夜晝ひびきぬ人訪はぬ山の祠の石馬の耳に           S.8.     歌 盛岡市新庄町5-43 天満宮境内 一対の狛犬台座        石川啄木  夏木立中の社の石馬も汗する日なり君をゆめみむ           S.8.     歌 盛岡市新庄町5-43 天満宮境内 狐の像台石  石川啄木  苑古き木の間に立てる石馬の背をわが肩の月の影かな 盛岡市馬場町1-1 下の橋中学校校門内        石川啄木  その昔小学校の柾屋根に我が投げし鞠いかにかなりけん        (S.52.秋)   歌 盛岡市馬場町1-1 下の橋中学校校門前  石川啄木  教室の窓より遁げてただ一人かの城址に寝に行きしかな        城跡の古石垣にゐもたれて聞くともなき波の遠音かな 盛岡市馬場町9 御厨橋袂  石川啄木  中津川や月の河鹿の啼く夜なり涼風追ひぬ夢見る人と         H.5.12.    歌  石川一禎(父)中津川流れ落合ふ北上の早瀬を渡る夕霞かな                    歌 盛岡市加賀野1丁目 富士見橋親柱         石川啄木  岩手山秋はふもとの三方の野に満つる蟲を何と聴くらむ        S.56.3.    歌 盛岡市加賀野1-6-6 オームラ洋裁学校前      石川啄木  故郷の山に向ひて言うことなしふるさとの山はありがたきかな     碑陰なし   歌 盛岡市大通2-7-28 「丸藤菓子店」前         石川啄木  新しき明日の来るを信ずといふ自分の言葉に嘘はなけれど―      S.52.9.29   歌 盛岡市中央通1-2-3 岩手銀行本店横        石川啄木  もりをかの中学校のはるこんの手すりにもいちと我を倚らしめ     碑陰なし   歌 盛岡市中央通1-2-1 盛岡赤十字病院跡  石川啄木  学校の図書庫の裏の秋の草黄なる花咲きし今も名知らず        S.62.11.   歌 盛岡市前九年3-8-20 江南義塾盛岡高校体育館横      石川啄木  己が名をほのかに呼びて涙せし十四の春にかへる術なし        S.57.12.吉  歌 盛岡市厨川1丁目3番地先 道路沿いの緑地      石川啄木  茨島の松の並木の街道をわれと行きし少女才をたのみき        S.61.12.   歌 盛岡市大館町6-36 篠根氏宅庭内  石川啄木  ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな 盛岡市新庄町 岩山公園 啄木望郷の丘           石川啄木  汽車の窓はるかに北に故郷の山見えくれば襟を正すも         S.57.11.29  歌             石川節子  光り淡くこほろぎ啼きし夕より秋の入り来とこの胸抱きぬ              歌 盛岡市新庄町 岩山公園 展望台下「啄木詩の道」(全10基)  石川啄木  それとなく郷里のことなど語り出でて秋の夜に焼く餅のにほひかな  石川啄木  友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ(他8基) 盛岡市本宮字蛇屋敷2-2 盛岡先人記念館裏庭     石川啄木  ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありかたきかな   S.29.4.23   歌 盛岡市内丸 不来方城址 二の丸          石川啄木  不来方のお城の草に寝ころひて空に吸はれし十五の心         1955. 秋   歌 盛岡市内丸 不来方城址 二の丸          新渡戸稲造 願はくはわれ太平洋の橋とならん                  S.37.9.1   詞 盛岡市内丸 不来方城址 太鼓橋際        宮澤賢治  「岩手公園」                           S.45.9.21   詩 盛岡市内丸19-1 岩手医大大学院(2号館)前     宮澤賢治  「岩手病院」                           1978.     詩 盛岡市内丸19-1 岩手医大1号館 玄関前  土井晩翠  あゝ生々の徳のあと 天地の光人界の 喜び仁の術はあり… 盛岡市中央通1-6-7 北日本銀行本店 ホールロビー    宮澤賢治   雨ニモマケズ風ニモマケズ雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ…         碑陰なし    詩 盛岡市材木町2-18 「光原社」中庭           宮澤賢治  「烏の北斗七星」より                       碑陰なし   文 盛岡市材木町 商店街  宮澤賢治  宮澤賢治全身像 盛岡市上田 盛岡一高 白亜記念館玄関前  宮澤賢治  「生徒諸君に寄せる」 盛岡市上田 岩手大学農学部 農業教育資料館前  宮澤賢治  石像の賢治全身像  盛岡市上猪去 箱ケ森登山道入口傍ら(かんぽの宿入口)  宮澤賢治  しろがねの雲流れ行くたそがれを箱ケ森らは黒くたゝずむ 盛岡市湯沢 都南つどいの森 市都南老人福祉センター前広場  宮澤賢治  せはしくも花散りはてし盛岡をめぐる山々雪はふりつゝ 盛岡市大沢川原1丁目 賢治清水傍ら  宮澤賢治  「ちゃんがちゃがうまこ」 盛岡市北山 教浄寺境内  宮澤賢治  「文語詩」(僧の妻面膨れたる 飯盛りし仏器さゝげくる…) 盛岡市北山1-4-5 願教寺境内          九條武子  「嶋地大等ぬしをいたみておもへる」(歌5首)           (S.47.7.30)  歌 盛岡市愛宕町 愛宕山公園内              立原道造  「アダジオ」                           1975. 秋   詩 盛岡市愛宕町14 中央公民館(南部別邸)庭内     山口青邨  遠山のくつがへるさま郭公鳴く                   S.53.6.25   句 盛岡市上田 高松池畔 神庭山上         小田島弧舟   われひとりよのつねびとの道こえてしづかに行かむさびしかれども 盛岡市高松1-9-45 市立図書館庭内        村上昭夫  「私をうらぎるな」                        S.49.6.    詩 盛岡市浅岸 綱取ダム 綱取大橋を渡ったところ  若山牧水  山恋しその山すその秋の樹のこのまを縫へる青き水はた        S.54.12.1   歌 盛岡市梨木町2-1 伊藤氏宅庭内          石川啄木  やわらかに柳青める北上の岸辺目に見ゆ泣けと如くに         S.37.     歌  北原白秋  うゑませてしをりよろしき秋草のはなのさかりを見て遊ふなり            歌  若山牧水  親竹はふし枝垂れつゝわか竹はますぐに立ちて雨にうたるゝ             歌  長塚 節  白はにの瓶こそよけれ霧なから朝はつめたき水くみにけり              歌  斎藤茂吉  ぽっかりと朝日子あかく東海の水にうまれてゐたりけるかも             歌  木下利玄  お堂いつれは只今の間に日はかくれ雨の粉ちれり大原の峡に             歌 盛岡市内丸 盛岡市役所裏 中津川沿い 中の橋上手  宮澤賢治  ほんのぴゃこ夜明げかがった雲のいろちゃんがちゃか馬こ橋渡ってくる 碑陰なし   詩 盛岡市内丸 盛岡市役所裏 中津川沿い 中の橋上手  宮澤賢治  川と銀行木のみどり町はしづかにたそがるる             碑陰なし   詩 盛岡市内丸 盛岡市役所裏 中津川沿い 上の橋袂  田中冬二  中津川では鮎がつれる川べりの草が紅葉しはじめると鮎が遡ってくる  碑陰なし   詩 盛岡市内丸 盛岡市役所裏 中津川沿い 上の橋上手  山口青邨  上の橋下の橋あり雪の町                      碑陰なし   句 盛岡市内丸 盛岡市役所裏 中津川沿い 河川敷  石川啄木  中津川や月に河鹿の啼く夜なり涼風追ひぬ夢見る人と         碑陰なし   歌 盛岡市内丸 盛岡市役所裏 中津川沿い 河川敷  小田島孤舟 たそがれて行く人おもふはよしなしと中津川べりひとりもどりつ    碑陰なし   歌 盛岡市内丸 盛岡市役所裏 中津川沿い 河川敷  深沢紅子  こどものころかれんなわすれな草の群落にあそんだ中津川       碑陰なし   詩 盛岡市内丸 盛岡市役所裏 中津川沿い 河川敷  岡本かの子 みちのくの夏の夕風盛岡のぎぼしゅが橋を吹き渡るかも        碑陰なし   歌