南あわじ市緑町広田1064 緑町役場前庭        永田青嵐  なつかしき水の細さよ猫柳 南あわじ市緑町倭文(しとおり)長田1723 観音寺墓地 永田家墓域    永田青嵐  海晴れて松風清き丘の上に正しきものの墓とよばれむ 南あわじ市南淡町門崎 鳴門崎(鳴戸岬)           山口誓子  渦潮を両国の岬立ちて見る                     S.48.4.17   句 南あわじ市南淡町福良 「福良観光ハウス」前      岩木躑躅  鳴門見て早き泊りや桜鯛 南あわじ市南淡町福良 大見山 吹上西の山 人形会館        永田青嵐  若布刈りいづれか近き撫養福良 南あわじ市西淡町松帆古津路970 国民宿舎 「慶野松原荘」 前  永田青嵐   波消えて力無くとぶ千鳥かな                     S.47. 正月   句 南あわじ市西淡町松帆古津路970 国民宿舎「慶野松原荘」前      有本芳水  「淡路島より」                          碑陰なし   詩 南あわじ市西淡町松帆西路689 国清禅寺境内      阿波野青畝 深秋や逸然禅師お隣に 南あわじ市西淡町松帆西路689 国清禅寺境内         高浜虚子  白牡丹といふといへども紅(こう)ほのか         高浜年尾  野遊の心足らへり雲とあり         星野立子  空といふ自由鶴舞ひやまざるは 南あわじ市西淡町松帆西路689 国清禅寺境内         伊藤柏翠  百株の牡丹百の菩薩ども 南あわじ市西淡町松帆西路689 国清禅寺境内  森田 峠  聯かかる門を構えし牡丹かな 淡路市津名町生穂 摩耶山鷲峰寺         岩木躑躅  玉椿さすがに赤し故山摩耶 淡路市津名町生穂2344 生穂第一小学校       岩木躑躅  故郷とは暖かき名よ草木の芽 淡路市津名町生穂2505 賀茂神社 蓮池の側     岩木躑躅  うぶすなの径歩々たのしすみれ草 淡路市津名町佐野 円城寺             岩木躑躅  此村の人ばかりなり花の山 淡路市津名町志筑 静の里公園内         五十嵐播水 雲の峰淡路に尖る峰はなく 淡路市一宮町多賀740 伊弉諾神宮 外苑      永田青嵐  籾蒔いて天地に事なかりけり 淡路市一宮町多賀740 伊弉諾神宮境内  永田青嵐  大八洲ここに肇る一の宮われひれふして涙とどまらず 淡路市一宮町江井2586 平見神社境内       高山樗牛  吾人は須らく現代を超越せざるべからず 淡路市一宮町 県立淡路文化会館  川田 順  播磨灘はてなき西のうなさかに触れむとしつつ陽の大なる 淡路市一宮町草香 不動滝(山田憩いの家下)    高田蝶衣  山神をすゞしむ桜咲きにけり 淡路市一宮町草香 黒木氏宅前(旧居地)       高田蝶衣  夜の明けて我もうれしや渡り鳥 淡路市東浦町釜口1163 妙勝寺境内         高田蝶衣  海のある国うれしさよ初日の出 洲本市五色町鮎原小山田141 西光寺境内     石川桂郎  三寒の四温を待てる机かな 洲本市五色町鳥飼中 五色浜 県道山側       永田青嵐  春雨や波の淡路の五色浜 洲本市山手1-1 淡路文化史料館前        岩野泡鳴  「故郷の秋」                           S.58.5.    詩 洲本市山手1-1 淡路文化史料館前            高田蝶衣  窓あけて見ゆるかきりの春惜む                   S.29.8.    句 洲本市山手2-1-10 洲本八幡神社境内       藤井紫影  仰き見る千年の紅葉神の庭                     碑陰なし   句 洲本市本町5-1-6 紫光学園 藤井新右(しんすけ)氏宅庭内  藤井紫影  竹薮の嵯峨となりけり春暮るゝ                   碑陰なし   句 洲本市本町5-1-6 紫光学園 藤井新右氏宅庭内       藤井紫影  椎の実の落葉の底につや/\し                   碑陰なし   句 洲本市本町5-1-6 紫光学園 藤井新右氏宅庭内       藤井紫影  聲尻の風に流れて蝉涼し                      碑陰なし   句 洲本市本町4-1 厳島神社境内          船山 馨  お登勢之碑                            碑陰なし   文 洲本市上内膳2132 先山千光寺寺苑       岩木躑躅  見えてをる道へ下りつゝ椎拾ふ 洲本市上内膳2132 先山千光寺境内 展望台        永田青嵐  すずしさや僧にしたがふ朝の階 洲本市山手 大浜公園堀端             永田青嵐  傀儡師波の淡路の訛かな                      S.26. 暮秋  句 洲本市由良 生石公園頂上            中山鏡夫  「故郷の心」   洲本市宇原 路傍 歌碑公園内          川端千枝  海こえてとほく来ませる君のためなるとみかんをもぐ雨の中      S.36.11.3   歌