松山市福角町甲1233-1 権現温泉「清泉ホテル」  吉井 勇  大伊豫の友国の湯にひたりつゝほのほのとしてものをこそおもへ 松山市太山寺町1730 太山寺参道左側       正岡子規  菎蒻につゝじの名あれ太山寺                    S.48.5.    句 松山市太山寺町1730 太山寺 一畑薬師堂裏     松根東洋城 春雨や王朝の詩タ今昔                       S.25. 秋   句 松山市和気町1-182 円明寺境内          松根東洋城 鶴ひくや丹頂雲をやぶりつゝ 松山市和気町2丁目 故鶴村松一氏宅庭内      野村朱鱗洞 へうへうと人らすぎゆけ風の中 松山市小坂2-5-5 多聞院境内          野村朱鱗洞 倉のひまより見ゆ春の山夕月が 松山市堀江町甲1716 浄福寺境内         正岡子規  ものゝふの河豚にくはるゝ悲しさよ                 S.43.10.22  句 松山市堀江町甲1527 三好宝利方 長宝寿園内    酒井黙禅  春風や石槌山を東に                        S.45.6. 吉  句 松山市勝岡町 内新田公園  正岡子規  十月の海は凪いだり蜜柑船 松山市中島大浦3100-1 松山北高校 中島分校校庭  中村草田男 一度訪ひ二度訪ふ波やきりぎりす 松山市中島大浦 八幡神社境内  吉井 勇  伊豫の海のゆたのたゆたにたたよひてわれやこよひを大浦に来ぬ 松山市柳原西の下 大師堂傍ら  高浜虚子  この松の下にたゝずめば露のわれ                  S.3.10.中浣  句  高浜虚子  道の辺に阿波のへんろの墓あはれ                         句 松山市柳原西の下 路傍  高浜虚子  虚子先生生家池内邸址                       S.33.2.22   記 松山市柳原西の下 虚子胸像台石  高浜虚子  ここに又住まばやと思ふ春の草 松山市柳原西の下 河野悦一氏宅庭内  柳原極堂  住み古りて雛も昔の草の家 松山市北条 粟井坂 大師堂前  夏目漱石  釣鐘のうなる許に野分哉                     S.51.初春   句  正岡子規  しほひかた隣の国へつゝきけり                          句 松山市北条 粟井坂 大師堂前  正岡子規  涼しさや馬も海向く淡井阪                    碑陰なし    句 松山市北条 粟井坂 大師堂の後  正岡子規  涼しさや馬も海向く粟井坂                    S.34.春    句 松山市北条 粟井坂 山の神古戦場   柳原極堂  春風やふね伊豫に寄りて道後の湯                 碑陰なし    句  石田波郷  秋いくとせ石鎚を見ず母を見ず                          句  村上霽月  鶯の聲々心ほとけゝり                              句 松山市北条 粟井坂 山の神古戦場  村上霽月  天地正大之気巍々千秋に聳えけり                 碑陰なし    句 松山市小川甲28 林関四郎氏宅庭内  村上霽月  死ぬるまで生きる命の長閑なり                  碑陰なし    句 松山市辻町 御旅所 港改修記念碑 裏面  村上霽月  神の鹿嶋の若葉暉く港かな                    S.10.5.10 句 松山市北条 鹿島 鹿島神社前  村上霽月  神威曽て斧入らしめす嶋茂る                   T.11.春    句 松山市北条 鹿島 鹿島神社前  村上霽月  御野立の巌や薫風二千年                     S.37.11. 句 松山市北条 鹿島 周遊道路傍  松根東洋城 鹿に聞け潮の秋するそのことは                  S.9.仲秋    句    松山市北条 鹿島 周遊道路傍  吉井 勇  岩ありて天つ日ありて海ありて伊豫の二見はかしこかりけり     S.47.5. 歌 松山市北条 鹿島 鹿島神社周辺  富安風生  きりぎしにすがれる萩の命はも                  S.46.10.16 句 松山市北条 鹿島 鹿島神社周辺 有料シャワー横  柳原極堂  舟涼し朝飯前の島めぐり                     S.41.初夏   句 松山市下難波甲813 大通寺境内  久留島武彦 童謡碑 松山市下難波 鎌大師  吉井 勇  腰折の小燕子花はいちらしやいとしき人のなさけにも似て 松山市鴨之池 垣生星光氏宅庭内  高浜虚子  ふるさとに防風摘みにと来しわれぞ 東温市見奈良1243-2 松山刑務所      高浜虚子  春水や矗(ちく)々として菖蒲の芽 東温市北野田1177 徳威三嶋宮境内     酒井黙禅  まつらるる推古三面鵯の宮             御酒祭松森閑と暮れにけり 東温市上林 皿ケ峰登山道         松根東洋城 伊予土佐や山をたゝみて夏霞 東温市下林 三奈良神社  柳田國男  さまさまの人のこころのくまも見つうかとは旅を思はさらまし  釈 迢空  「伊予ノ国」より 東温市河之内音田 惣河内神社境内      松根東洋城 山屏風春の火燵にこもるかな                    S.31. 初夏  句 東温市河之内音田 惣河内神社境内          松根東洋城 春秋冬冬を百日桜かな                       碑陰なし   句 東温市河之内 佐伯墓地  種田山頭火 ふるさとは遠くし天水の芽 東温市川内 黒森峠 唐岬(からかい)滝近く      夏目漱石  瀑五段一段ごとのもみぢかな                    S.37.11.3   句 東温市松瀬川乙997 松山ゴルフクラブハウス前 正岡子規   追ひつめた鶺鴒みえず溪の景                     碑陰なし    句 東温市川内 白猪の滝              正岡子規  追ひつめた鶺鴒みえず溪の景               夏目漱石  雲来り雲去る瀑の紅葉かな 東温市則之内 鎌倉堂           正岡子規  案山子もの言はば猶さびしいぞ秋のくれ