松本市深志1-1-1 JR松本駅前 「味処幸」前    島崎藤村  「初恋」                             碑陰なし   詩 松本市深志1-3-21 JR松本駅前 「東急イン」入口壁面 尾崎喜八  「松本の春の朝」 松本市今井2832 正覚院境内           太田水穂  わが道を聽かむと来にし天が下の四方のうた人に命なげうつ      S.27.9.    歌 松本市今井3443 長野県松本運動公園内 玄関前 噴水横 浅井 洌  「県歌 信濃の国」                        S.51. 秋   詩 松本市深志3-7 深志公園内 (深志神社隣)     浅井 洌  わき出て涼しかりけり立よれはそてにもかゝる真たましら玉      M.44.7.25   歌 松本市縄手通り 四柱神社  浅井 洌  夜もすがらあぶらもささず風ふけどかぜにもきえぬ燈火の影 松本市蟻ケ崎 城山公園内             浅井 洌  千々に身を砕きて磨けふたつなき心の玉の世をてらすまで       S.11. 秋   歌 松本市蟻ケ崎 城山公園内               窪田空穂  鉦ならし信濃の国をゆきゆかはありしなからの母見るらむか      S.29.5.    歌 松本市蟻ケ崎 城山公園内               吉江孤雁  双の触手は大空を探って全身で己が行跡を書きとむる蝸牛       S.25.10.   詩 松本市蟻ケ崎 城山公園内               浅原六朗  「てるてる坊主」                         S.36.5.    童 松本市蟻ケ崎 城山公園内               木下尚江  何一つもたで行くこそ故さとの無為の国へのみやげなるらし      S.51.11.5   歌 松本市蟻ケ崎 城山公園内               杉田久女  あぢさいに秋冷いたる信濃かな                   S.58.8.1   句 松本市蟻ケ崎1-4-34 塩釜神社境内        川崎杜外  野の草のいろつき枯るゝさまみれは土に朽つる物はみな静なり     S.10.8.    歌 松本市芳川小屋 小屋公民館前            窪田空穂  鉦鳴らし信濃の国を行き行かはありしなからの母見るらむか      S.48.3. 吉  歌 松本市芳川村井町 JR村井駅前          若山喜志子 ふるさとの信濃を遠み秋くさのりんだうの花は摘むによしなし     S.23.6.27   歌 松本市芳川村井町 村井公民館前           若山喜志子 四ケ村せんげいまも流れてゐるづらかみなと原長者屋敷は夢のまたゆめ S.36.4.1   歌 松本市崖の湯 バス終点上の小丘          若山喜志子 山にすめは見るものおもふことみな美し霧の中より雪は降りつゝ    S.47.11.3   歌 松本市芳川村井町837 筑摩野中学校門内      釈 迢空  うつくしきふたむらかけてたつにしととはにさかえよ清きがくかう   S.52.3. 吉  歌 松本市開智2-3-28 東筑摩塩尻教育会館 「物くさ太郎像」  釈 迢空  まれ/\はこゝにつとひていにしへのあたらし人のことくはらはへ   碑陰なし   歌 松本市渚1-5-34 田川小学校中庭          釈 迢空  しづかなるひるなりければおりたちて田川の水のうづまくを見つ    S.49.5.28   歌 松本市原1085-2 女鳥羽中学校前庭         釈 迢空  さわがにをもて遊ふ子にせにくれてあかきたなそこをわれは見にけり  S.50.3.    歌 松本市里山辺湯ノ原451(美ケ原温泉) 「すぎもと旅館」庭内  釈 迢空  いにしへのつかまの出で湯ひなさびてむぎふにまじるれんげうの花   S.50.7.    歌 松本市里山辺38 御母家(おぼけ)の「桂亭」入口前  荻原井泉水  無何有壽(壽塔)                          S.49. 春   記 松本市里山辺上金井2082 矢崎欣一氏宅庭内    香取秀真  藤(とう)むねの山ふところにやすらけくさきくおたしく家居せりけり  碑陰なし   歌 松本市入山辺4095 「霞山荘」玄関前         香取秀真  以久薬志奈奴薬乃太満水乎珠毛比耳求武暁毎耳            (S.18.11.1)  歌        (生薬死なぬ薬の玉水を玉もひに求む暁毎に) 松本市入山辺追平 三城牧場内  香取秀真  都由乃處羅久裳奈九者連天由幾能古流能利久良太計遠万知可久所美留  碑陰なし   歌        (梅雨の空雲なく晴れて雪残る乗鞍岳を真近くそ見る) 松本市 美ケ原高原「美しの塔」  尾崎喜八  「美が原」                            碑陰なし   詩 松本市巾上 田川橋畔 住山久二句碑裏面      荻原井泉水 柳かれ/\゛巾上の流ありやなし                  S.45. 陽春  句 松本市巾上 石尊神社境内  住山久二  黙って居れば子供の音風の音 松本市丸の内 故池上喜作氏宅庭内         荻原井泉水 明治百年百竹の主ここにあり 松本市三才山(みさやま)1333 横山英一庭内       荻原井泉水 星それぞれの秋の座にあり戦終り 松本市浅間温泉 桜ケ丘         伊藤左千夫 秋風の浅間のやとり朝つゆにあめのと開く乗鞍の山          S.15. 端午節 歌 松本市浅間温泉3-21-1 神宮寺境内    與謝野晶子 たかき山つゝめる雲を前にして紅き灯にそむ浅間の湯かな       S.32. 陽春  歌 松本市浅間温泉3-21-1 神宮寺境内       上原三川  五月雨や山の温泉のさゝ濁り                    S.51. 春日  句 松本市浅間温泉3-21-1 神宮寺境内       高橋玄一郎 「春愁」                             1981.6.    詩 松本市浅間温泉1-31-1 「鷹の湯」前    荻原井泉水 しなのは山と月と父のふる里                    碑陰なし   句 松本市浅間温泉 茶臼山          木村素衛  真実に実在を愛する人にとっては自己の死は何でもない…       碑陰なし   記 松本市旭3-1-1 信州大学付属松本小学校門内    木村素衛  底ひなく深き愛ありますらをよいのちの限り努めざらめやも      (S.56.)    歌 松本市島内5323 島内小学校運動場横       上原三川  三川上原先生懐徳碑                        T.元.     記 松本市和田2680 万年寺境内            上原三川  畑打(十句) 松本市和田1716 窪田寛二氏宅前         窪田空穂  窪田空穂生誕之地                         S.56.11.   記 松本市和田 学校公園 (旧小学校跡)内       窪田空穂  うたゝ寐の親のまくらへ踏む如くふみてわか行くふる里の路を     S.56.11.   歌 松本市和田 学校公園 (旧小学校跡)内              窪田空穂  「和田小学校々歌」                        S.48.3.    詩 松本市和田 学校公園 (旧小学校跡)内             太田水穂  秀っ峯を西にみさけて三 刈る信濃の道にわれひとり立つ       S.56.6.    歌 松本市和田 学校公園 (旧小学校跡)内             矢ケ崎奇峰 芋を作るわれ此秋も生きてあり                   S.56.4.    句 松本市島立 島立小学校  窪田空穂  湧きいづる泉の水の盛りあがりくずるとすれやなほ盛りあがる 松本市宮淵 勢伊多賀神社境内  矢ケ崎奇峰 かりそめに若菜摘みにし二三片                   S.15.11.   句 松本市内田2573 牛伏寺境内  窪田章一郎 安曇野と筑摩野分けて夜の明けを白く遥けく梓川見ゆ 松本市内田2573 牛伏寺門前  安倍能成  山静似太古 日長如少年 松本市寿豊丘百瀬1179 高野健介氏宅庭内  吉野秀雄  春の雪積みて霽れざるこのいとま檪林に野鳩しば鳴く 松本市・岡谷市境 鉢伏山 山頂近く  若山牧水  鉢伏の山に朝日さしまろやかに降りつみし雪はよべふりしとふ  若山喜志子 常念の峯にゐる雲しばしだに晴れよとまちて時たちにけり 松本市安曇(上高地) バス駐車場横  尾崎喜八  流転の世界必滅の人生に成敗はともあれ人が傾けて…         1964.春    詩 松本市安曇(上高地) バス駐車場横(木碑)  尾崎喜八  大空の青にそばだつ槍穂高高谷深く夏をかなでる梓川… 松本市安曇(白骨) 温泉入口  中里介山  中里介山先生作 小説大菩薩峠記念碑 上求菩提 下化衆生 松本市安曇(白骨) 「齋藤旅館」庭内  若山牧水  四方の峰曇りて薄く輝かぬ野なかの樺に百舌鳥のいてなく  若山喜志子 みいのちのいまだ盛りてこの山の秋を惜しみつつありし人をや 松本市安曇(島々)(徳本峠への道)  釋 迢空  をとめごの心さびしも清き瀬に身はながれつゝひとこひにけむ