京都市北区小野下ノ町101 「北山グリーンガーデン」 内 川端康成   「古都抄」より                           S.47.11.吉   文 京都市北区小野下ノ町101「北山グリーンガーデン」内          川端康成  山川不老                             S.47.11.吉  詞 京都市北区鷹峯光悦町29 光悦寺境内      水原秋桜子 紅葉せりつらぬき立てる松の幹                   S.40. 秋   句 京都市北区鷹峯光悦町29 光悦寺境内         田中王城  山二つかたみに時雨れ光悦寺                    S.15.10.   句 京都市北区杉坂道風町102 地蔵院山内      種田山頭火 音はしくれか 京都市北区中川北山町214 宗蓮寺本堂前     清崎敏郎  前山に日の当り来て時雨けり 京都市北区中川北山町214 宗蓮寺杉塚  清崎敏郎  磨かれて冬日まぶしむ杉丸太 京都市北区等持院北町63 等持院      赤松柳史  煩悩はたえず南瓜を両断す 京都市北区紫野今宮町21 今宮神社境内  桂樟蹊子  安良居に七野なごりの松のかげ 京都市右京区嵯峨野々宮町12-67 正覚寺庭内   阿波野青畝 緋連雀一斉に立ってもれもなし                   S.45.4.29   句 京都市右京区嵯峨野々宮町12-67 正覚寺庭内      西村泊雲  明月や葎の中の水たまり                      S.39.9.13   句  野村泊月  北嵯峨や飾かけある薮の木戸                           句 京都市右京区嵯峨小倉町 落柿舎境内          高浜虚子  凡そ天下に去来程の小さき墓に詣りけり               S.34.2.22   句 京都市右京区嵯峨小倉町 落柿舎境内             保田与重郎 何もない庭の日さしや冬来る                    S.59.10.   句 京都市右京区嵯峨「去来の墓」入口       高浜虚子  達筆過ぎて碑面読めず                       碑陰なし   句 京都市右京区嵯峨「去来の墓」入口            吉井 勇  新緑のまつりの歌をよむことも嵯峨風流のひとつなるへし       碑陰なし   歌 京都市右京区嵯峨「去来の墓」入口            與謝野晶子 皐月よし野山のわか葉光満ち末も終りもなき世の如く         碑陰なし   歌 京都市右京区嵯峨野々宮町 野宮神社境内         村山古郷  野宮の竹美しや春しぐれ                      S.61.4.6   句 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27 二尊院境内 高浜虚子  散紅葉こゝも掃きゐる二尊院                    S.23.10    句 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27 二尊院境内    丸山海道  春深し佛の指の置きところ                     S.57.3.    句  丸山佳子  萩咲かす二尊に触れて来し風に                          句 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27 二尊院附堂前  佐佐木信綱 よろずはの春秋かけてたまごもる筆のあととわにあらんとおもへど  吉井 勇  渓仙の墓をもとめて言葉なくわれらのぼりゆく落葉のみちを  會津八一  ここにしてきみがゑがけるみやうわうのほのほのすみのいまだかわかず 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町461 清涼寺境内  丸山海道  釈迦も粧ふ初秋の襞こまやかに                   S.45.10.   句  丸山佳子  もろ蝶に息あはせきく釈迦若し                          句 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町461 清涼寺境内    吉井 勇  いまもなほなつかしとおもふ夕霧の墓にまうてしかへり路の雨     S.35.11.11  歌 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町461 清涼寺境内    角田竹冷  京と云へは嵯峨とおもほゆ竹の春                  T.9.11.14   句 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町461 清涼寺境外  高桑義生  夕ぎりの墓へのみちの露けさよ                   S.35.11.11  句 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 常寂光寺本堂前  高桑義生   落葉ふんで道新しくひらけたり                    S.55.10.吉辰 句 京都市右京区嵯峨大沢町 大沢池畔        臼井喜之介 花を惜しむこゝろはいったい何なのだらういくつ齢をかさね…     S.51.4.11   詩 京都市右京区嵯峨大沢町 大沢池畔          川田 順  わか友の平田の大人のおもひもの東をんなの見目うつくしと      S.57.4.    歌 京都市左京区嵯峨大沢町 大沢池畔          鈴鹿野風呂 嵯峩の蟲いにしへ人になりて聞く                  S.27.11.   句 京都市右京区嵯峨大沢町 大沢池畔  吉井 勇  年ひとつ加ふることもたのしみとしてしつかなる老に入らまし     S.36.8.16   歌 京都市右京区嵯峨清滝町20 清滝民芸館横     與謝野寛  かはらけを山に投ぐるもつぎつぎに遠くいたるはわが飛ぶに似る    1982.7. 吉辰 歌 京都市右京区嵯峨清滝町20 清滝民芸館下の岩壁   与謝野晶子 ほととぎす嵯峨へは一里京へ三里水の清瀧夜の明けやすき        S.33.4.    歌 京都市右京区嵯峨清滝町 猿渡橋畔「ますや」前        徳冨蘆花  自然と人生                            S.37.10.   文 京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2 厭離庵庭内  鹿児島寿蔵 かせやすむまひる青苔庭のさき桔梗の新種いろもやさしき      S.癸亥(58).5.17 歌 京都市右京区嵯峨北堀町24 鹿王院墓地 愚庵墓石  天田愚庵  大和田に島もあらなくに梶緒絶えただよふ舟のゆくへ知らずも 京都市右京区北嵯峨北ノ段町3 直指庵庭内    與謝野晶子 夕ぐれを花にかくるる小狐のにこ毛にひびく北嵯峨の鐘       生誕100年(S.53) 歌 京都市右京区嵯峨朝日町23 車折神社境内     富岡鉄斎  言の葉をこの世の後に伝へゆく筆のいさをはつきしとそおもふ     碑陰なし   歌 京都市右京区花園妙心寺町 妙心寺 聖沢院前庭      石井露月  わうじきの調べや鐘の幾時雨 京都市右京区梅ケ畑宮ノ口町23 平岡八幡宮 本殿横 鈴鹿野風呂 真開きの龍膽玉の如き晴                       S.30.3.10   句 京都市右京区梅ケ畑栂尾町8 高山寺表参道     水原秋桜子 ひくらしやこゝにいませし茶の聖                  S.34. 秋   句 京都市右京区梅ケ畑栂尾町8 高山寺 法鼓台道場前  富安風生  秋更や茶園春よりみどりにて                    S.44. 秋   句 京都市右京区梅ケ畑高雄町 神護寺 地蔵院脇    能村登四郎 初紅葉せる羞ひを杉囲み 京都市右京区京北町塩田寺ノ前9 光明寺境内  鈴鹿野風呂 丹波路は糸の春雨衣の靄 南丹市美山町樫原中野山84 大野ダム公園内  丸山海道  水ありて…  丸山佳子  いわし雲…