神戸市東灘区御影中町5-1 御影中学校グランド横   八木重吉  「夕焼」                             S.52.10.   詩 神戸市東灘区住吉本町2-1 阿弥陀寺門前     谷崎潤一郎 故郷の花にこゝろを残しつゝたつやかすみの莵原(うばら)住吉      S.60.4. 吉   歌 神戸市東灘区住吉本町1-12 甲南学園甲南小学校 塀外  谷崎潤一郎 細雪                                S.61.11.吉   文 神戸市東灘区西岡本1-3-1 本山第二小学校 正門横  谷崎潤一郎 文豪谷崎文学碑 「細雪」より                    S.60.7.7    歌 神戸市東灘区岡本5丁目 岡本南公園(桜守公園)内   水上 勉  「桜守」                             碑陰なし   文 神戸市灘区王子町3-1 王子動物園内       五十嵐播水 船灯り朧夜となる港かな                      S.53.3.吉   句 神戸市灘区六甲台町1 神戸大学三学部本館横   香川 進  巷より響き起これり残茫のこだまはおそう淡き山はだ         碑陰なし   歌 神戸市灘区摩耶山町2-2 摩耶山天上寺境内    阿波野青畝 なつかしの濁世の雨や涅槃像 神戸市灘区摩耶山町2-2 摩耶山天上寺境内        五十嵐播水 筒鳥の鳴く摩耶の坊借りにけり                   S.63.10.15  句 神戸市灘区摩耶山町2-2 摩耶山天上寺境内         橋本多佳子 佛母たりとも女人は悲し潅佛會                   H.元.10.8   句 神戸市中央区下山手通1丁目 生田神社境内     椙元紋太  よく稼ぐ夫婦にもあるひと休み                   S.35.8.    川 神戸市中央区下山手通1丁目 生田神社社務所前         五十嵐播水 初暦めくれば月日流れそむ                     H.6.4.吉   句 神戸市中央区下山手通6丁目 県中央労働センター前  小泉八雲  小泉八雲記念碑 神戸市中央区三宮 フラワーロード 東遊園地 大噴水横    モラエス   モラエス翁像                            1964.12.19   記 神戸市中央区三宮 フラワーロード 道路上          後藤比奈夫 虹の足とは不確に美しき                      S.56.3.    句 神戸市中央区葺合布引山町2-3 徳光院境内    皆吉爽雨  百千鳥啼いて今大寺を司る                     碑陰なし   句 神戸市中央区橘通 神戸文化ホール庭園内   高村光太郎 壁面 智恵子のあじさい図 その下に「晩餐」(心平書) 神戸市中央区橘通 神戸文化ホール庭園内  橋本関雪  遊於藝                              S.52.5.    詞 神戸市中央区楠町7-3 楠寺(広厳禅寺)境内   高田蝶衣  行者登りし足跡よりそ雪解くる                   S.壬申(7).春 句 神戸市兵庫区松原通1-1 真光寺境内       河野静雲  白露や永久に聖の御跡ど                      S.37.5.    句 神戸市兵庫区平野町 天王鉱泉          富田砕花  秋ふかし福原京のいにしへをしのぶよすがのいでゆならなくに 神戸市北区有馬温泉 瑞宝寺公園内        五十嵐播水 鴬や旅のあしたの用なき身                     S.49.1.15   句 神戸市長田区寺池町1-4 兵庫高校校庭      竹中 郁  このグラウンドこのユーカリプタスみな目の底に心の中に収めて…   碑陰なし   詩 神戸市長田区御屋敷通3-1 山陽電鉄本社前    椎名麟三  考えて見れば人間の自由が僕の一生の課題であるらしい        1985.3.    文 神戸市須磨区一ノ谷町4-1 須磨浦公園内     正岡子規  ことづてよ須磨の浦わに晝寐すと                  S.28.4.    句  高浜虚子  月を思ひ人を思ひて須磨にあり                          句 神戸市須磨区一ノ谷町4-1 須磨浦公園内         五十嵐播水 下り佇てば遅日の淡路籬の上に                   S.44.4.29   句 神戸市須磨区一ノ谷町4-1 須磨浦公園 敦盛塚前 松瀬青々  敦盛そばへ去りし夜客や後の月                   S.44.10.26  句 神戸市須磨区東須磨1-1 須磨離宮公園内     五十嵐播水 初空や帯のごとくに離宮道                     S.55.6.    句 神戸市須磨区東須磨1-1 須磨離宮公園内          阿波野青畝 須磨涼し今も昔の文の如                      S.52.12.4   句 神戸市須磨区離宮前町1 生石神社  五十嵐播水 初暦めくれば月日流れそむ 神戸市須磨区妙法寺 毘沙門山  富田砕花  南無四国遍路の悲願遂げ終えず勝も佛果たさせたかりし 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺桜寿院境内   正岡子規  暁や白帆過ぎ行く蚊帳の外                     33回忌(S.9.) 句 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺本堂前     尾崎放哉  こんなよい月をひとりで見て寝る                  S.34.4.7   句 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺本堂近く    伊丹三樹彦 俳句を人間採集の詩と心得る                    1980.3.5   詞        くらやみになおも花散る平家琵琶                         句        甘酒にいま存命の一本箸                              句        長き夜の楽器かたまりいて鳴らず                         句        てのひらに予言の重き寒卵                            句        僕自身日暮の沖でさびさび浮く                          句 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺本坊前     五十嵐播水 香煙に降りこむ雪や初大師                     H.4.1.吉   句 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺寺務所前    大和田建樹 「青葉の笛」                           S.43.3. 吉  詩 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺蓮生院前    大井 広  明滅のひかりをおくる燈臺はいつこにあらむ寂しき海はら       S.19.秋11.  歌 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺正覚院道場前  山本周五郎 「須磨寺附近」                     弘法大師入定1150年御遠忌 文  山本周五郎 貧困と病気と絶望に沈んでゐる人たちのために幸ひと安息の恵まれるように。       記 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺正覚院入口   川田 順  この寺のさくらの落葉はら/\とさひしき時にまた来ませ君 (木碑) 碑陰なし   歌 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺 龍華橋畔    土田耕平  須磨寺や龍華の橋を越えくれは冬小鳥なく松の木の間に   (木碑) 碑陰なし   歌 神戸市須磨区須磨寺町4-6 須磨寺 龍華橋畔      陳 舜臣  「須磨寺有感」                          H,5.春    漢 神戸市須磨区須磨寺町 現光寺境内  正岡子規  読みさして月が出るなり須磨の巻