北九州市八幡東区高見5-1-23 阿弥陀院境内    河野静雲  囀の拙けれどもひたすらに                     S.30.5.8   句 北九州市八幡東区高見5-1-23 阿弥陀院境内         河野静雲  像 北九州市八幡東区高見5-1-23 阿弥陀院境内  高浜虚子  像 北九州市八幡東区 河内貯水池畔 「白鳥緑水園」前 清原枴童  心太(ところてん)山の緑にすゝりけり                 S.24.5.    句 北九州市八幡東区 河内貯水池 小眼鏡橋近く観音堂境内 種田山頭火 水を前に墓一つ                          碑陰なし   句 北九州市八幡東区羽衣町22-10 平島酒店前  種田山頭火 訪ねて逢へて赤ん坊生れてゐた 北九州市八幡東区大蔵3-2-1 西峰園老人ホーム内     種田山頭火 お産かるかったよかった青木の実                  己未(S.54).春 句 北九州市八幡東区大蔵3-2-1 西峰園老人ホーム内  河野静雲  恵まれし命いたはり日向ぼこ 北九州市八幡東区大蔵1-5-16 大蔵中学校前 大徳寺境内  河野静雲  うとうとと彼岸の法話ありがたや 北九州市八幡東区東鉄町5-5(荒生田) 芳賀晟寿氏宅前  若山牧水  荒生田のさくらのもみぢひとよさの時雨にぬれてちりいそぐかも 北九州市八幡東区中央3丁目 高炉台公園内         山口誓子  七月の青嶺まぢかく熔鉱炉                     S.48.7.29   句  横山白虹  雪霏々と舷梯のぼる眸ぬれたり                          句 北九州市八幡東区中央3丁目 高炉台公園内  岩下俊作  「無法松の一生」より 北九州市八幡東区中央3丁目 高炉台公園内             北原白秋  「八幡小唄」より                        S.36.11.文化の日 民 北九州市八幡東区 皿倉山 東展望台         北原白秋  「鉄の都」                            S.49.10.26  民 北九州市八幡東区 皿倉山 ケーブル山上駅少し上          野口雨情  くきの海辺の船もよい船も帆がなきゃ行かれないお供に…       S.48.1.27   民 北九州市八幡東区 皿倉山 ケーブル山上駅少し上 野口雨情碑 副碑  森繁久弥  みはるかすくきの海や帆柱山すゝきのゆれて雨情の声する       S.48.1.27   歌 北九州市八幡東区祇園原町6-21 竜潜寺境内    皆吉爽雨  花の香につゞく水の香菖蒲見る                   S.49.6.23   句 北九州市八幡東区諏訪1-1 宮川公園内      竹久夢二  宵待草のやるせなさ                        S.53.11.18  詩 北九州市八幡西区穴生2-5-1 弘善寺境内     河野静雲  慈雨涼し賽者も閻魔大王も                     S.49.8.17   句 北九州市八幡西区岸の浦1-13-51 三菱化成「檣山荘」庭内  河野静雲  芝麗ら皿倉指呼に帆柱も                      S.37.4.    句 北九州市八幡西区永犬丸4-9-14 善光寺境内  河野静雲  あとやさき百寿も露のいのちかな         北九州市八幡西区北鷹見町6-10 江島止吉氏宅庭内 種田山頭火 山ふところの水かれて白い花 北九州市八幡西区吉祥寺町13-11 吉祥寺境内  横山白虹  藤棚の下の浄土のこみあへり 北九州市八幡西区畑 音滝山釈王寺境内  横山白虹  瀧あびし貌人間の眼をひらく 北九州市八幡西区御開3-15-8 中島勝明氏宅庭内  種田山頭火 けふもいちにち風をあるいてきた 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前 林芙美子  「放浪記」                            S.46.3.23   文 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前  林芙美子  花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前       種田山頭火 うしろ姿のしぐれてゆくか                     S.49.文化の日 句 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前        種田山頭火 生死の中の雪ふりしきる                      S.56.10.11  句 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前        種田山頭火 右近の橘の実のしぐるゝや  大樟も私も犬もしぐれつゝ 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前        種田山頭火 焼き捨てゝ日記の灰のこれだけか 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前       種田山頭火 うどん供へて母よわたくしもいただきまする 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前  種田山頭火 音はしぐれか 中間市垣生 JR筑前垣生駅近く 中間郷土資料館前  若山牧水  幾山河こえさりゆかば寂しさのはてなむ國ぞけふも旅ゆく 直方市直方674-20 多賀公園内          野見山朱鳥 火を投げし如くに雲や朴の花                    S.47.4.30   句 直方市直方701 多賀神社手洗場横        釈 迢空  (表)多賀の宮みこしすぎゆくおひかぜにわれはかしこまる神わたりたまふ S.49.10.吉 歌        (裏)つくしの日わかをとりをみにゆかむことをおもへり三とせの後も          歌 直方市須崎町2-26 須崎町広場        林芙美子  私は古里を持たない旅が古里であった                S.56. 秋   文 直方市殿町 多賀町児童公園(旧貝島邸跡)  森 鴎外  鴎外 森林太郎は第十二師団軍医部長として小倉に居住する間… 直方市山部540 西徳寺境内  林芙美子  「梟と真珠と木賃宿」(定まった故郷をもたない私は…) 直方市植木町509 阿部薬局東岡堂(阿部幸子宅)  青木月斗  遠山近水の霞か人を作りけり 直方市感田 感田電停前 浅川桑舟居          河野静雲  囀の拙なけれどもひたすらに 直方市頓野中原 安武俊次(小春荘)氏宅庭内  河野静雲  願はくは小春のやうな句とこころ 田川市白鳥町 成導寺公園内            河野静雲  初空や男ぶりなる香春岳                      S.42.10.10  句 田川市白鳥町 成導寺公園内 丘の上         中島哀浪  香春岳空にまろらに見てあればひぐれの霧の沈みつゝあり       S.35.3.    歌 田川市白鳥町 成導寺公園内 丘の上          北島泰宣  空の青さに吸われてゆきし雲ひとつこゝの木原に風鳴れるとき     S.45.9. 吉  歌 田川市伊田 田川市石炭記念公園内      種田山頭火 廃坑若葉してゐるはアカシア