唐津市 JR唐津駅北口 「五足の靴」文学碑  木下杢太郎 「はためき」 唐津市東城内8-1 唐津城址(舞鶴公園)           小笠原長生 ふるさとの友のなさけにまもられて八十八のよはひたもつうれしさ   S.53.12.10  歌 唐津市東城内8-1 唐津城址(舞鶴公園) 藤棚近く      斎藤茂吉  松浦河月あかくして人の世のかなしみさへも隠さふべしや       S.51.11.10  歌 唐津市東城内4-3 「旅館きむら」裏側        斎藤茂吉  肥前なる唐津の濱にやどりして唖のごとくに明け暮れむとす      S.53.9.    歌 唐津市南城内3-13 唐津神社境内         北原白秋  「唐津小唄」より                         S.58.10.   民 唐津市西寺町511 近松寺境内          種田山頭火 空へ山へまかはんにゃはらみた心経                 S.57.5.    句 唐津市佐志南3924 光孝寺境内           種田山頭火 風の中声はりあげて南無観世音菩薩                 碑陰なし   句 唐津市町田3-6-29 中里陶房庭内         水原秋桜子 春盡きて野草咲き満つ登り窯                    S.55.11.吉  句 唐津市 松浦川河畔公園 岩石の庭内        笹本寅(つよし) 「ふるさと唐津」 唐津市鏡1693 恵日寺門前           高野素十  右銀杏左銀杏の畑の寺                       S.52.11.27  句 唐津市 鏡山山頂 駐車場横            高浜虚子  うき草の茎の長さや山の池                     S.54.10.6   句 唐津市 虹の松原 「二軒茶屋」 前          中島哀浪  うすべにの貝がらひとつひき出しにかなしき海といつまでかある    S.54.5.    歌 唐津市 虹の松原「二軒茶屋」前             種田山頭火 松に腰かけて松を観る 唐津市上神田(こうだ) 旧跡お茶の水        小笠原長生 その昔君にささげしお茶の水あとかくしさを千代につたへよ 唐津市呼子町 尾上公園内  吉井 勇  風なきに呼子の瀬戸のうつ潮はとゝろとゝろと鳴りやますけり      S.35.仲秋  歌 唐津市呼子町 尾上公園 「呼子ロッジ」前庭  津田治子  苦しみのきはまるときにしあはせのきはまるらしもかたじけなけれ 唐津市呼子町加部島3965 田島神社境内 楼門石段下  杉浦翠子  遠くゆくつまに別れの領布を振るその立姿美しかりけむ 唐津市鎮西町名護屋 名護屋城址  青木月斗  太閤が睨みし海の霞哉                        碑陰なし   句 唐津市浜玉町浜崎1669 「魚半旅館」前  中島哀浪  あはずしてかへる松浦の浜松のかたむくこころとどめかねつも 唐津市北波多村徳須恵1162-1 岸岳ふるさと館駐車場  種田山頭火 徳須恵といふ地名は意味がありそうだ        麦が伸びて雲雀が唄ってゐるもう春だ 多久市多久町 多久聖廟駐車場  青木月斗  あんのなき多久まんじゅうはすずしかり 杵島郡白石町田野上上田野上3287 福泉寺境内  種田山頭火 こほろきに鳴かれてはかり 神埼市千代田町崎村 生家跡           下村湖人  白鳥入芦花 神埼市千代田町青木 中津大橋北詰め        下村湖人  碑面不明 神埼市背振村 背振山山頂            碇登志雄  ひのくにもつくしの国も大海もをさめて背振の嶺はれわたる 鳥栖市牛原町 四阿屋神社入口          碇登志雄  からからと桐の実鳴らむ日も近く涼しきいろに満てる大空