富士吉田市大明見282 柏木鉄雄氏宅庭内　　
　富安風生　　大空に雪解富士たゞあるのみなり　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし　　　句

富士吉田市大明見282 柏木鉄雄氏宅庭内　　
　高浜虚子　　この宿の九十の翁天高し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.21.9.1　　　句

富士吉田市大明見282 柏木鉄雄氏宅 裏山　　　
　高浜虚子　　御佛の左右の弟子かも墓拝む　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.32.8. 　　　句

富士吉田市大明見 富士見ハイツ内 　　　　
　富安風生　　富士の霧圧倒し来る月見草　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　S.48.弥生月.(3)  句

富士吉田市小明見2058 西方寺境内
　伊藤柏翠　　大富士の暮れ去りてより春の月　　　　　　　　　　　　　　　　　　　H.3.9.29　　　句 

富士吉田市小明見2058 西方寺境内
　高浜虚子　　筆塚

富士吉田市新倉2 如来寺墓地（本堂裏側）　　
　高浜虚子　　君の為めかゝやく盆の月夜哉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.15.10.19　　句

富士吉田市下吉田869 月江寺境内　　　　　　　
　高浜虚子　　天高しこゝの句会に来し我に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.45.4.8　　　句

富士吉田市下吉田896 月江寺墓地　　　　　　　
　高浜虚子　　羽を伏せ蜻蛉杭に無き如く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし　　　句

富士吉田市 下の水 旧桂川農園内 　　　
　正岡子規　　「子規病床六尺」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.49.8.5　　　文

富士吉田市 下の水 旧桂川農園内 　　　　　　
　富安風生　　一片雲もて秋富士を荘厳す　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.50.4.16 　　句

富士吉田市上吉田723 西念寺境内　　　　　　　
　富安風生　　春行くと藤の蕾の立ちそろふ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし　　　句

富士吉田市上吉田6253 宮下時達(号 時雨)氏宅庭内
　富安風生 　 遠いゝゝ愛しい記憶貝割菜 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 S.58.7.　　　 句

富士吉田市新屋の富士山レ-ダ-ド-ム館前(元 上吉田5329 諏訪の森自然公園(富士ﾊﾟｲﾝｽﾞﾊﾟｰｸ)内 のもの)
  新田次郎 　 富士山の白い全容が見えた朝日を受けて浮き出すように輝いていた 　　 1988.11.吉 　 文

富士吉田市緑ケ丘1丁目 穴森神社 石段脇 (月江寺駅前通) 　
　新田次郎　　残雪の不二は真近し稲荷祭　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　H.2.5.26　　　句




韮崎市若宮1-1-1 ＪＲ韮崎駅前　　　　　　　
　北原白秋　　韮崎の白きペンキの驛標に薄日のしみて光るさみしさ　　　　　　　　　S.44.11.1 　　歌

韮崎市若宮1-1-1 ＪＲ韮崎駅前　　　　　　　　　　　
　窪田空穂　　韮崎の土手の桔梗を折る人の抱へあますもむらさきの花　　　　　　　　S.58.11.3 　　歌

韮崎市富士見ケ丘 平和観音前 　　　　　　　
　山本周五郎　「山彦乙女」より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.45.6.22 　　文

韮崎市穂坂町柳平 茅(かや)ケ岳登山道入口 深田久弥公園内
  深田久弥 　 百の頂に百の喜びあり                                              S.56.3.21　　 文




北杜市小淵沢町小淵沢7711 福祉活動センター前 　
　若山牧水　　甲斐の国小ふちさはあたりの高はらのあきすゑつかたの雲のよろしさ　　S.24.霜月.13　歌

北杜市小淵沢町小淵沢7711 福祉活動センター前 　　　　　
　若山喜志子　はに鈴のほろろこほろぎ夜もすがら枕のしたのあたりにて鳴く　　　　　H.元.11.吉　　歌

北杜市小淵沢町小淵沢2968 町営｢ﾆｭｰこぶち｣前
  柳原白蓮 　 八ケ岳に夏の日させと小淵沢秋はやくしてひくらしのなく　　　　　　　S.56.10.吉　　歌

北杜市小淵沢町小淵沢1024 ＪＲ小淵沢駅前 ふれあい広場 
　島木赤彦　　若葉する駅(うまや)のまへの谿深し雪ののこれる山々に向ふ　　　　　　H.元.11.吉　　歌

北杜市長坂町渋沢881 妙林寺境内　　　　　　　
　堤俳一佳　　蝉鳴いて幼なき頃の八ケ岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.62.5.10     句

北杜市大泉町西井出字石堂 天女山中腹 八ｹ嶽神社境内
  大町桂月　　麓から頂きまでも富士の嶺を背負ひて登る八ケ岳かな

北杜市高根町村山北割3288 町農村環境改善ｾﾝﾀｰ前
  若山牧水　　枯すすきにからまつの葉の散り積みて時雨にぬれし色のさやけさ　　　　H.3.3.吉　　　歌

北杜市高根町 141号線沿い 風の丘公園内　
　種田山頭火　行き暮れてなんとここらの水のうまさは　　　　　　　　　　　　　　　H.3.3.吉　　　句

北杜市白州町白須 甲斐駒ｹ岳登山口 駒ｹ岳神社前
  大町桂月 　 夜もすから高根のうへに焚火して寝なからに見る十五夜の月　　
　    　　　　七月に来て七合の室七丈主人七兵衛年も七十




甲斐市(竜王)篠原190 山県神社境内　　　　
　三井甲之　　ますらをのかなしきいのちつみかさねつみかさねまもるやまとしまねを  S.33.4.       歌

甲斐市(竜王)玉川433 瑞良寺境内　　　　　
　井本農一　　海棠や雲移りゆく潦(にわたずみ)                                    H.6.初夏　　　句




南アルプス市櫛形町 櫛形山北尾根登山道の駐車場 記念碑左下 
　田中澄江　　櫛形山の花たちは アヤメの紫 キンバイソウの黄 クガイ草のうす紫…