府中市多磨町4丁目(小金井市前原町の分も含む) 多磨霊園参道脇 岩谷莫哀  たへてきしこれの月日のわひしさもなれてはうれし松かぜのおと    S.9.12.    歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 14区角地 路傍     吉田絃二郎 白萩のこほれて小さき佛かな                    S.33.4.21   句 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 大森休憩所前     佐佐木信綱 天地日月のむた大き洋の大きいさをは輝きとほる           S.14.5.    歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園3区1種16側 加藤家墓域 加藤道夫   なよ竹やぶに春風はさやさや やよ春の微風春の微風…         碑陰なし    墓 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 6区の隅         直木三十五 直木三十五追悼碑                         碑陰なし   記 府中市多磨町4丁目 多磨霊園内  山室軍平 憂ふる者の如くなれども常に喜び貧しき者の如くなれども多くの人を富ませ… 碑陰なし 詞 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 6区1種11側 七尾家墓域 小島政二郎 七尾嘉太郎は明治二十七年六月十六日に秋田県横手市…         S.35.7     記   久保田万太郎 孝女これをたてたる碑なり露涼し                      句 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 6区1種16側 岡野家墓域 岡野知十   釜かけて誰待つとしもなく雪に                    S.8.8.     句 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 7区1種 5側 前田家墓域 前田曙山   花ふゝきさりとはよくも散ったかな                  碑陰なし    句 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 8区1種16側 内村家墓域 内村鑑三   I for Japan, Japan for the World, The World …           碑陰なし    墓 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 11区1種10側 与謝野家墓域 與謝野寛   知りがたき事もおほかた知りつくし今なにを見る大空を見る       碑陰なし    歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 11区1種10側 与謝野家墓域     与謝野晶子 皐月よし野山のわか葉光満ち末も終りもなき世の如く         碑陰なし   歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 11区1種10側 与謝野家墓域    与謝野晶子 今日もまたすぎし昔となりたらば並びて寝ねん西のむさし野      碑陰なし   歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 11区1種10側 与謝野家墓域     与謝野晶子 なには津に咲く木の花の道なれどむぐら茂りき君が行くまで      碑陰なし   歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 12区1種 6側 安永家墓域 水町京子   はなの上にさすはなのかけくきやかにさやけき月のよとなりにけり    S.52.10.10   歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 12区1種10側 前田家墓域 前田 透   わが愛する者に語らん樫の木に日があたり視よ冬すでに過ぐ       S.61.1.13   歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 12区1種29側 向田家墓域  向田邦子   花ひらきはな香る花こぼれなほ薫る                  1983.11.    墓 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 14区1種6側 池田家墓域  池田亀鑑  風さわぎむら雲まよふ夕べにもわするゝ間なく忘られぬ君       S.32.9.    歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 14区1種10側 中山家墓域  中山忠直  「地球を弔ふ」                          碑陰なし   詩 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 14区1種22側 千葉家墓域 千葉亀雄   顕彰碑                               S.13.10.    記 府中市多磨町4丁目 多磨霊園14区2種 4側 三島家墓域 三島霜川   暮れ初めて鐘鳴り渡る臨終かな                    碑陰なし    墓 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 18区1種21側 宮原家墓域  宮原晃一郎 「我は海の子」                           S.49.10.    詩 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 20区1種22側 亀井家墓域  亀井勝一郎 歳月は慈悲を生ず                         碑陰なし   詞 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 20区1種10側 関口家墓域  土井晩翠  玄冥の天霧深く海潮荒れて吠え叫ぶ怒涛は山のアリューシャン…    碑陰なし   墓 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 21区2種81側 原田家墓域  斎藤茂吉  にひみどりそよがむ春のめぐり来ばいやさらにして永久に偲ばむ    S.12.5.    歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 22区2種10側 岡田家墓域  岡田三面子 ガラス戸を抜けうと蝶の死ぬるまで                 碑陰なし   川 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 23区1種26側 倉田家墓域  倉田百三  「出家とその弟子」より                      碑陰なし   文        筆折れていのち絶えなむ時さへやいやさか言はむすめらみことに           歌 府中市多磨町4丁目 多磨霊園 25区1種23側 武田家墓域  武田祐吉  むかしわれふみてあそひしゆきゝえて山はらのすきもそたちてあるらむ 碑陰なし   歌 府中市紅葉丘2-32-14 心行寺境内        加倉井秋を 愛しきれぬ間に天道虫掌より翔つ                  S.36.初夏   句 府中市清水が丘3-40-10 東郷寺墓地 東郷元帥墓前 小笠原長生 君ましゝ昔の秋をしのへとや聖将山に萩みたれ咲く          S.17.明治節  歌            そのむかし君とあそひて味はひし柿たわゝなり東郷寺の秋          (11.3)  歌 府中市宮町 欅並木道  高浜虚子  秋風や欅のかげに五六人                      S.53.4.9   句 府中市宮町3-1 府中市中央図書館横  村野次郎  まちに住み親しむこともなかりつる秋空はれて雁わたる見ゆ      S.43.9.    歌 府中市栄町1-1 明星学苑男子部入口  土岐善麿  「明星学苑賛歌」                         S.48.11.10  詩 多摩市桜ケ丘1-20-9 富田康士氏宅庭内  村上鬼城  傘にいつか月夜や時鳥 稲城市百村1588 妙見寺境内  稲畑汀子  住職の留守に昼寝をせしは虚子 H.13.12.吉  句