太宰府市 都府楼跡の前 店屋横          高浜虚子  天の川の下に天智天皇と臣虚子と                  S.28.11.10  句 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内 帯塚        高浜虚子  帯塚は刻山裾に明易き                       S.36.3.10   句 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内       高木晴子  刻惜み刻山裾の椎拾ふ                       S.58.1.9   句 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内        高浜虚子  花鳥諷詠延命文殊大菩薩像                     S.47.11.4   記 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内        高浜年尾  冬耕の水城といへる野を急ぎ                    S.47.11.4   句 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内        星野立子  虚子堂と名づけしことよ萩芒                    S.47.11.4   句 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内        稲畑汀子  あたゝかき旅の出逢ひとなりしこと                 S.57.11.15  句 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内        河野静雲  「病中吟」三句(スースーとめぐみの味や林檎汁            S.53.1.24   句         尚生きるよろこび胸に林檎汁  寒に堪え老妻[ばば]が手摺の林檎汁) 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内         河野静雲  静雲筆塚                             S.54.1.24   記 太宰府市観世音寺4-3-1 仏心寺境内         河野静雲  あかつきの清気真白の醉芙蓉                    S.53.1.24   句 太宰府市観世音寺5-6 観世音寺境内       長塚 節  手を当てゝ鐘はたふとき冷たさに爪叩き聴くそのかそけきを      S.34.5.10   歌 太宰府市観世音寺5-6 観世音寺境内          清原枴童  露のみち観世音寺の鐘きこゆ                    S.32.9.    句 太宰府市観世音寺5-6 観世音寺境内          河野静雲  秋訪へば秋のこゝろに観世音                    S.45.12.13  句 太宰府市宰府2-5-1 西鉄太宰府駅前 石灯篭の西面  夏目漱石  反橋の小さく見ゆる芙蓉かな 太宰府市宰府4-7-1 太宰府天満宮 本殿後ろ側   荻原井泉水 くすの木千年さらに今年の若葉あり                 M.99(S.41).5. 句 太宰府市宰府4-7-1 太宰府天満宮境内 菓祖中島神社前 河野静雲   魁けて雪の飛梅初明り                        S.42.3.12   句 太宰府市宰府4-7-1 太宰府天満宮 菖蒲池内    高浜年尾  紫は水に映らず花菖蒲                       碑陰なし   句 太宰府市宰府4-7-1 太宰府天満宮境内  中村汀女  伴ひて清水も阿蘇も見すべきに 太宰府市宰府4-15-1 「お石の茶屋」前       吉井 勇  太宰府のお石の茶屋に餅くへば旅の愁ひもいつか忘れむ        S.42. 秋   歌 太宰府市宰府4-15-1「お石の茶屋」前           富安風生  紅梅に彳(た)ちて美し人の老                     S.54.11.17   句 太宰府市鉾の浦9889-17 酒井重明(号 千木)氏宅庭内 酒井黙禅  元朝の… 太宰府市観世音寺3-11-1 学業院中学校校庭     河野静雲  うまれあふおほいなる世や月観つつ 大野城市牛頚 篠原酔雨氏宅庭内      河野静雲  裏山にあした夕べのほとゝぎす 大野城市牛頚2375-10 福岡中央霊園 鮫島家墓域  河野静雲   あとやさき百寿も露のいのちかな 筑紫野市湯町2-2-1 「玉泉館」玄関前        高浜虚子  更衣したる筑紫の旅の宿                      S.30.5.14   句 筑紫野市湯町2-2-1「玉泉館」中庭       高浜年尾  温泉の宿の朝日の軒の照紅葉                    S.60.7.7   句  稲畑汀子  梅の宿偲ぶ心のある限り                             句 筑紫野市湯町2-2-1「玉泉館」  高浜年尾  菜の頃も筑紫の湯に馴染み 筑紫野市二日市南1-9-2 市民図書館前庭  安西 均  「天拝古松」 筑紫野市二日市 JR二日市駅前         野口雨情  山じゃ天拝月見の名所 梅ぢゃ太宰府天満宮        梅と桜は一時に咲かぬ うすらおぼろの夜がつゞく        今日は武蔵の温泉泊り 旅の労れを湯で治す 筑紫野市湯町2-4-12 福祉センター「御前湯」前   夏目漱石  温泉のまちや舞るとみえてさんざめく 筑紫野市古賀8-2 天理教天拝分教会  夏目漱石  見上げたる尾の上に秋の松高し        温泉の町や踊るとみえてさんざめく 春日市上白水 福山政治氏宅庭内  種田山頭火 雨ふるふるさとははだしであるく 久留米市山本町耳納 けしけし山山頂          青木 繁  (表)青木繁之碑                          S.23.3.25            (裏)わがくにはつくしのくにやしろひわけはゝいますくにはじおほきくに     歌 久留米市山本町豊田 櫨並木  青木 繁  わがくには筑紫の国や白日別母います国櫨多き国 久留米市篠山町 篠山城址              青木 繁  わがくには筑紫の国や白日別母いますくに櫨多き国          S.43. 初夏  歌 久留米市瀬下町265 水天宮境内          高浜虚子  汝もこの神の氏子や小春凪                     S.35. 秋   句 久留米市瀬下町209 梅林寺境内  有馬籌子  梅千本開かんとして力満つ 久留米市合川町 久留米百年公園内  丸山 豊  「新春」より 久留米市宮の陣町大社1315 円通寺境内  河野静雲  風よけて泊つる一舟月の下 久留米市御井町 神杉の下 参道脇        河野静雲  靈峰の淑気かしこし神杉も                     S.41.7.    句 久留米市御井町 高良山森林つつじ公園 飛雲台  夏目漱石  菜の花の遥かに黄なり筑後川 久留米市山本町豊田 高良山森林つつじ公園 東屋前  夏目漱石  人に逢わず雨ふる山の花盛 久留米市山本町豊田 高良山森林つつじ公園 温石温泉への分岐点  夏目漱石  筑後路や丸い山吹く春の風 久留米市草野町草野 発心城址西方(発心山の上りにかかる地点)  夏目漱石  濃やかに弥生の雲の流れれり 久留米市草野町草野 発心公園内  夏目漱石  松をもて囲ひし谷の桜かな 久留米市草野町草野 発心公園内             河野静雲  月はねて発心山の夕ざくら                     S.29.11.   句 久留米市善導寺町飯田550 善導寺境内        河野静雲  楠若葉聖開山は筑紫人 久留米市山川町追分  夏目漱石  親方と呼びかけられし毛布哉 久留米市田主丸町益生田 中央病院入口  河野静雲  菜殻火の紅の火鏡月すめり                     S.39.5.24 句 久留米市田主丸町田主丸 井手医院庭内  河野静雲  囀りの拙けれどもひたすらに                    碑陰なし   句 久留米市田主丸町上新町432 「あけぼの屋」庭内  河野静雲  いさぎよし集雷庵の花八ツ手                    碑陰なし   句 久留米市田主丸町豊城1595 行徳光洋写真館  河野静雲  苔筵五彩に金の福寿草 久留米市田主丸町菅原1415 伯東寺境内  河野静雲  御霊さそう秋あかつきの星きよく 久留米市田主丸町菅原片の瀬 月光菩薩像台座  火野葦平  つらなれる耳納のみねや せせらぎの筑後の河や よしきりの… 久留米市田主丸町殖木 諏訪神社境内  河野静雲  木犀や苗の殖木は富める里 久留米市田主丸町森部 耳納山麓 平原公園内  河野静雲  花の雲一塊とべる峰の嶮                      S.32.7. 句 久留米市田主丸町田主丸605 「丸嘉旅館」庭内  巌谷小波  竹の春すゝめの千代経るお宿かな                  碑陰なし   句 久留米市田主丸町地徳1859 雲遊寺境内  大谷句佛  名物の柿喰ひに行くか羨まし                    S.14.10.29 句