高浜虚子(2) 東京都千代田区二番町1-7 千代田マンション前庭       山荘や南に夏の海少し                           碑陰なし  同  同  九段北3-3-15 三輪田学園内       蔓もどき情はもつれやすき哉                        碑陰なし  同 品川区南品川3-5-17 品川寺境内 鐘楼下    座について供養の鐘を見上げけり                      碑陰なし  同 目黒区下目黒3-20-11 羅漢寺境内        盂蘭盆会遠きゆかりと伏し拝む                       S.29.9.14  同 渋谷区富ケ谷1-32-27 「初波奈」庭内        紅白の椿を植ゑて句碑を立て                        碑陰なし  同 調布市深大寺元町5-15-1 深大寺本堂前     虚子像                                  S.13.4.  同  同   同       同    虚子像隣  遠山に日の当りたる枯野哉                         H.15.5.吉    同 府中市宮町 大国魂神社 欅並木道    秋風や欅のかげに五六人                         S.53.4.9 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町464 親縁寺(しんねんじ)境内 心願成就碑裏     茂り中日限り地蔵の旗つゞく                        S.50.8.7  同   同 中区本牧三之谷293 三渓園内 池畔    鴨の嘴よりたらたらと春の泥     同  川崎市川崎区大師町4-48 川崎大師平間寺境内 金色の涼しき法の光かな                         S.34.5.14  同   同 麻生区高石1-31-1 高石神社境内  山国の蝶を荒しと思はずや                        H.4.4.吉  同  鎌倉市二階堂710 瑞泉寺境内       花の旅いつもの如く連立ちて                       S.27.3.彼岸の日  同   同  同 鎌倉虚子記念館内庭   鎌倉を驚かしたる夜寒あり  同   同  同    同   白牡丹といふといへども紅ほのか  同   同 由比ガ浜3-9 江の電 由比が浜2号踏切傍ら   波音の由比ケ浜より初電車                         S.57.4.  同   同 長谷3-11-2 長谷寺境内 観音像台石 永き日のわれらが為めの観世音                      S.27.4.  同   同 同 1-5-3 鎌倉文学館敷地内    秋天の下に浪あり墳墓あり                        碑陰なし  同  横須賀市鴨居4-1187 観音崎灯台敷地内   霧いかに深くとも嵐強くとも                       S.43.11.  同  秦野市鶴巻1393「光鶴園」          もてなしの心を花に酒らしめ  同  小田原市曽我谷津592 城前寺境内     宗我神社曽我村役場梅の中                        S.50.12.11  同   同  曽我 「雄山荘」門内 (旧林周平邸)            今の世の曽我村は唯梅白し 山梨県富士吉田市大明見282 柏木鉄雄氏宅庭内  この宿の九十の翁天高し                         S.21.9.1  同  同    同    同    裏山  御佛の左右の弟子かも墓拝む                       S.32.8. 山梨県富士吉田市新倉2 如来寺墓地(本堂裏側)   君の為めかゝやく盆の月夜哉                       S.15.10.19  同  同   下吉田869 月江寺境内      天高しこゝの句会に来し我に                        S.45.4.8  同  同    同    同      羽を伏せ蜻蛉杭に無き如く                        碑陰なし  同 南都留郡山中湖村山中3-13 中野山荘 庭内  選集を選みしよりの山の秋                        碑陰不明  同  同   同  平野 文学の森遊歩道脇       選集を選みしよりの山の秋  同 南巨摩郡身延町(下部)上之平1900 「下部ホテル」前庭  この行や花千本を腹中に                         S.34.仲秋  同  同   同 (下部)上之平 堤俳一佳山荘 庭内   蛇の来て涼める沢を聞くはあれ                      S.41.4.8  同  同   同 下部35 「湯元ホテル」前    裸子をひっさげあるくゆの廊下                      碑陰なし  同  同   同 身延3583 「武井坊」境内    相対す吉野桜の幹太く(俳一佳句併刻)                   S.55.10.13 新潟県佐渡市吾潟丙987 本間家(能舞台)庭内    或時は江口の月のさしわたり                       碑陰なし  同  同 鷲崎 久保田フミエ氏山荘 (鶯山荘文学碑林)   陵守に従ひ行けば夏の露  同  同 真野 ひな鷲地蔵 文学散歩道       山藤のかかりて悲し御陵道  同  同 椿尾388 安藤由紀夫氏宅庭内   この庭の遅日の石のいつまでも  同 新潟市中央区一番堀通町1-1 白山神社 随神門脇    早苗取り今我方に笠丸し(素十句併刻)                   S.54.9.9  同  同  同 西堀通三番797 瑞光寺境内       三羽居し春の鴉の一羽居ず                        S.53.3.1  同  同  同 川端町6-53 「オオクラホテル新潟」横   千二百七十歩なり露の橋S.53.深秋  同  同 江南区船戸山2-6-32 円満寺境内   夏炉の火燃えてをらねば淋しくて  同  同  同 姥ケ山6-6-2 浅井八郎氏宅庭内   口開けて腹の底まで初笑  同  同 西蒲区味方216 「重文 笹川邸」中庭   椎落葉掃き悠久の人住めり                        碑陰なし  同 阿賀野市(水原)外城町 瓢湖畔 小笠原句碑碑陰  白鳥の来る沼の町そこの人(素十句併刻)                  S.40.10.30  同  同  (笹神)やまびこ通出湯口 佐藤念腹句碑   畑打って俳諧国を拓くべし  同 長岡市(越路)来迎寺甲1269 安浄寺梵鐘    遠山に日の当りたる枯野哉 (年尾 立子句併刻)                碑陰なし