小川芋銭

福島県福島市山口 文字摺観音境内 　　　　　　　　
　 若緑しのぶの丘に上り見れば人肌石は雨にぬれゐつ　　　　　　　　　　　　　　S.23.4.17

茨城県ひたちなか市磯前町　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
   「無縁佛有縁神」

　同　桜川市(岩瀬)磯部 桜川　　　　　　　　                 
 　桜川顕揚紀念碑                                                            S.8.4.

　同　牛久市城中(じょうちゅう)町 牛久沼畔　　　　　
 　誰識古人画龍心　河童レリーフ                                              S.26.12.

　同　　同　庄兵衛新田町210-3 三日月橋地区公民館裏庭　   
   五月雨や月夜に似たる沼明り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.63.2.11

　同　神栖市波崎 利根公園内 　　　　　　　　　 
 　なまきりのふねをみをくる初霞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(H.2.3.)

　同　龍ケ崎市 ﾆｭｰﾀｳﾝ 北竜台地区 松葉団地　　　
　 ふるさとの芋ぞ恋しき秋の風

千葉県銚子市海鹿島町 丸山岩壁 　　　　　　　　  
 　大海を飛びいづる如と初日の出　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし

新潟県東蒲原郡阿賀町(鹿瀬)豊美 豊美峠(万治峠) 　　　　 
 　わするなよ万治峠のほとゝぎす

　同　　同　　　同　実川 山渓寺境内 　　　　　　　　　
 　時鳥武陵の民の早苗取り

　同　五泉市 南公園内　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　     　　   
 　龍

兵庫県丹波市市島町中竹田1003 石像寺裏庭 　　         
 　鷹鳴て蘭若の秋の晴に坐す　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし

　同　　同　　同　　同　1171 西山酒造場 　　 
 　新しき酒かもせりと丹波路や竹田の里に竹たてし家　　　　　　　　　　　　　　S.丁巳(52).





小川正子

山梨県甲府市下飯田4-1-1 県立甲府西高校 中庭 　　　
　 夫と妻が親とその子が生き別る悲しき病世に無からしめ　　　　　　　　　　　　S.39.4.29

　同　笛吹市春日居町桑戸292 佛念寺墓地 小川家墓域  　
   ゆふふしの山いたゝきは紅の雲ふきたてゝかせたつらしも 　　　　　　 　　　　S.19.7.13

　同　　同　　同　　寺本170-1 春日居町郷土館前 
 　小川正子女史紀念碑
　 生きてゆく日に愛と正義の十字路に立たば必ず愛の道に就け　　　　　　　　　  H.3.11.吉

岡山県瀬戸内市邑久町虫明6539 愛生園 構内　　　　
 　夫と妻が親とその子が生きわかる悲しき病世になからしめ





小川未明

岩手県奥州市江刺区米里荒田表4 人首(ひとかべ)小学校 運動場隅 　 
 　いかなる烈風も若木を折る力なし伸びれ子供等よ 　　　　　　　　　　 　　　　S.29.9.

東京都東村山市萩山町1-16 小平霊園 23-29-6 小川家墓域          
   許筆百編憂国情　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし

新潟県上越市幸町　　　　　　　　　　　　　　                 
 　小川未明生誕の地　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碑陰なし

新潟県上越市本城町7-2 高田公園内　　　　　            
   「赤い蝋燭と人魚」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.57.11.吉

　同　　同　　同　　　　同
　 「雪椿」の碑

　同　　同　　直江津海岸 船見公園内　　　　　　　   
 　「赤い蝋燭をもった人魚像」

　同　　同　大豆1743 春日山 春日山神社境内
　 雲の如く高く くものごとくかがやき雲のごとくとらわれず　　　　　　　　　　 S.31.秋

　同　　同　　同　　　 同 　父母の霊碑 裏面　 
　 故山長へに父母を埋めて我が詩魂日本海の波とならん

　同　　同　中屋敷486-2 春日小学校校庭　
　 雪やみて木は黙し鳥飛んで海とおく鳴れり　　　　　　　　　　　　　　　　　　S.31.9.14

　同　　同　大手町2-20 大手町小学校 　　　　 　
 　ここは都から遠い国境でありますそこには両方の国から…(「野ばら」)

　同　　同　中郷区二本木704 中郷小学校校庭　 
 　夏が来るたび雲に風に少年の日を思い出す…　　　　　　　　　　　　　　　　　S.28.夏

静岡県富士市森島550 富士南中学校玄関脇　　　　
   雲のごとく高く 雲のごとく輝き 雲のごとくとらわれず　　　　　　　　　　　　(S.39.)