大須賀乙字 山形県寒河江市慈恩寺 最上院前庭            山気夢を醒せば蟆の座を這へる                       S,6.1.20 東京都豊島区雑司が谷3-19-14 本納寺境内     木揺れなき夜の一時や霜の聲                        碑陰なし 愛知県岡崎市中町北野東20 甲山中学校校庭        初夏や棕梠の葉鳴の涼しけれ 京都府京都市西京区嵐山中尾下町62 大悲閣千光寺 登り口 嵐気動く奥は蝉聲晴れてあり                        S.7.1.20 大関五郎 茨城県東茨城郡大洗町大貫町 町の高台 大洗町立南中学校近く   「渚」                                  S.47.10. 太田玉茗 埼玉県羽生市南1-3-21 建福寺墓地 太田玉茗の墓         「墓詞」                                 S.8.4.6 太田水穂・青丘 北海道旭川市末広七条2丁目 波多野楯夫氏宅入口  つゝめともつゝみもあへぬしら珠か霞のおくの大蓮華岳            碑陰なし 栃木県芳賀郡益子町益子50 西明寺境内       根をたえで世々につきつぐこの花の光りあまねき普陀落の庭          S.8.2. 神奈川県鎌倉市山ノ内1367 東慶寺墓地 太田家墓域  何ことも待つへきならし何こともかつ/\おもふ程は遂げしに         碑陰なし 新潟県佐渡市鷲崎 久保田フミエ氏山荘(鶯山荘文学碑林)   いつの年誰が手に海を渡り来しすこしゆがみて翳りある壷(青丘) 長野県上水内郡飯縄町(三水(みさず)倉井大原 正福寺跡      大はらの廣野の上に山四體菩さつ尊くあらはれましぬ              S.50.11.  同 上高井郡高山村 山田温泉3598 「風景館」前    此のゆふへ外山をこゆる秋かせに椎もくぬきも音たてにけり          碑陰なし  同 上田市下之郷甲701 生島足島神社境内(峯村国一歌併刻)     霜に晴れてつはらにみゆる山並のはるけきかたに雪をもとむる         S.32.10.  同 小諸市丁311 懐古園内 藤村記念館前(弟子の歌2首併刻)     此の夕へ外山をこゆる秋風に椎もくぬきも音たてにけり            碑陰なし  同 塩尻市広丘原新田 歌碑公園内        命ひとつ露にまみれて野をそゆくはてなきものを追ふことくにも        S.23.6.  同  同 同  同 144 太田卯策氏宅(太田水穂生家)前    たゝかひは何處にありし山川やかく静けくて雲を遊はす   ふもとに村家々にわらべあることを夕日の丘に佇ちておもへり(青丘)      S.63.8.  同  同 同 野村1640-2 JR広丘駅下りホーム  高はらの古りにし驛に晴るゝ日の明るさ入れて郭公の鳴く           S.58.11.  同  同 大門 手塚実壱氏宅      絵にもかき歌にもよみて国の民の心のしるしなる松 長野県松本市今井2832 正覚院境内          わが道を聽かむと来にし天が下の四方のうた人に命なげうつ          S.27.9.  同  同 和田 学校公園(旧小学校跡)内      秀つ峯を西にみさけて三篶刈る信濃の道にわれひとり立つ           S.56.6.  同 木曽郡木曽町新万部 JR木曽福島駅前  山蒼く暮れて夜霧に灯をともす木曽福島は谷底の町              碑陰なし  同 伊那市高遠町花畑 町立郷土資料館庭 (「絵島囲い屋敷」前)   花ぐもりいさゝか風のある日なりひる野火もゆる高遠の山          同 飯田市高森町 山麓道路(もと 滝の沢(飯田高原) ヘルスセンター近くにあったもの)    山あれは谷あり谷の清き瀬に青き鮎子をさ走らす国(四賀光子歌併刻)      S.53.9. 和歌山県和歌山市片岡町1-4 向陽山葦辺寺 松生院境内    生いしげるみてらの松に残りけりうらのやしまの山おろしの風 福岡県福岡市城南区片江南町4-41-12 文学碑公園内 命ひとつ露にまみれて野をそゆくはてなきものを追ふことくにも         碑陰なし