伊藤左千夫 山形県上山市北町字弁天1421 斎藤茂吉記念館後庭      わかやとの軒の高葦霜かれてくもりにたてり葉の音もせす           S.57.5.13 群馬県利根郡みなかみ町谷川温泉「旅館たにかわ本館」駐車場  池水は濁りににごり藤波の影もうつらず雨降りしきる 千葉県千葉市中央区市場町11 千葉県文化会館構内     砂原と空と寄合ふ九十九里の磯行く人ら蟻のごとしも(千樫 庄亮歌併刻)     S.48.10. 千葉県千葉市若葉区野呂町 千葉東金道路 野呂PA 文学の森    砂原と空と寄合ふ九十九里の磯行く人等蟻の如しも   九十九里の磯のたひらは天地の四方の寄合に雲たむろせり   ひさかたの天の八隅に雲しづみ吾が居る磯に舟かへり来る  同 松戸市下矢切261 西蓮寺境内                   「野菊の墓」                               S.39.10.  同  同  同 野菊のこみち(西蓮寺より矢切の渡しの間)   伊藤左千夫野菊の墓記念碑  同 富里市七栄652 富里中学校校庭     九十九里の波の遠鳴り日のひかり青葉の村に一人来にけり           S.36.12.  同 山武市雨坪16 日向小学校校庭      牛飼かうたよむ時に世の中のあらたしき歌おほひに起る        (S.37.) 50回忌  同  同 津辺305 JR成東駅上りホーム     久々に家帰り見て故さとの今見る目には岡も河もよし              S.58.11.3  同  同 和田566-2 成東中学校体育館前    ふるさとのわか家の森はくすわか葉しいのわか葉にわれをまてりけり      碑陰なし  同  同 成東2551 浪切不動院(長勝寺)境内       石塚の岩辺の桜ひた枝に苔むすなべに振りさびにけり              S.37.7.30  同  同 殿台392 生家跡 (町立歴史民俗資料館)   牛飼かうたよむ時に世の中のあらたしき歌おほひに起る             S.37.7.30  同  同  同   同                  「茶室 唯眞閣」                              S.57.7.30  同  同 殿台296 町役場前 左千夫公園内   九十九里の波の遠音や降り立ては寒き庭にも梅咲きにけり           H.3.3.25  同  同  同   同    同    「野菊の歌」5首 「ほろびの光」5首                   H.3.3.25  同  同  同   同    同   伊藤左千夫文学碑「春の潮」 「分家」                   H.3.3.25  同  同  同   同    同              「野菊の墓」碑                              H.3.3.25  同  同  同   同    同              政夫と民子の像 (公園の完成はH.3.3.29)                   H.3.3.  同  同 本須賀海岸             天地の四方の寄合を垣にせる九十九里の濱に玉拾ひ居り            S.37.7.30  同  同 蓮沼ホ601(南浜) 「小川荘」前庭    砂原と空とより合ふ九十九里の磯行く人ら蟻のごとしも            S.58.10.4 東京都墨田区江東橋3-14-5 JR錦糸町駅南口前広場   よき日には庭にゆさぶり雨の日は家とよもして児等が遊ぶも          S.58.9.  同 江東区亀戸3-43-3 普門院本堂前          牛飼かうたよむ時に世の中のあらたしき歌おほひに起る            S.59.7.30  同  同 同 6-1 五の橋北詰            竪川の野菊の宿は初芽すぎ二の芽摘むべく群れ生ひにけり     (H.4.3.31) 碑陰なし 東京都江東区大島3-22-1 城東高校校庭内           竪川に牛飼ふ家や楓萌え木蓮花咲き児牛遊べり                S.54.11.10  同  同 同 6丁目 公団「6丁目団地」内 時計塔  朝起きてまだ飯前のしばらくを小庭に出でて春の土踏む            S.55.7.  同 葛飾区四つ木4-22-1 四ツ木中学校玄関前    花あやめしらしらみゆる田の上をひとつ螢のとひわたるかも          S.38.1. 山梨県甲州市塩山藤木2438 放光寺 山門前     天人の笛吹川に名も立てる岸の栗原色づきにけり   笛吹の川のかけ橋鍛冶や橋栗の黄葉の秋は見るべし   笛吹の岸の木原の栗黄葉時雨に過ぎて心ともしも              S.63.11.12 長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野 女神池池畔    信濃には八十の群山ありといへと女の神山の蓼科われは         S.45.6.10  同 諏訪郡下諏訪町高木 津島神社境内        夕日さし虹も立ちぬと舟出せばまた時雨くる諏訪の湖             H.4.12.5  同  同 富士見町 富士見高原 原の茶屋     寂志左乃極尓堪弖天地丹寄寸留命乎都久都久止思布  (寂しさの極に堪えて天地に寄する命をつくつくと思ふ)            T.11.5.  同 茅野市北山蓼科 親湯 丘上          信濃には八十の群山ありといへと女の神山の蓼科われは   我か庵をいつくにせんと思ひつゝ見つゝもとほる天の花原           S.14.10  同  同 北山湯川1014 篠原圓平(志都児孫)宅庭内              「長歌」  同 塩尻市広丘原新田177 広丘郵便局前    虫まれに月も曇れるほのやみの野路をたどる吾が影もあやに   いにしへの事を思ひつゝさび家を暗き林をかへりみるかも   家作りものものしきを煤さびて蚕飼に暗し世の移りかも            S.62.5.17  同 松本市浅間温泉 桜ケ丘    秋風の浅間のやとり朝つゆにあめのと開く乗鞍の山              S.15.端午節 福岡県福岡市城南区片江南町4-41-12 文学碑公園内  信濃には八十の群山ありといへと女の神山の蓼科われは             碑陰なし