「1頁」とは?
翻訳を注文したことのないお客さんの間に「1頁(1枚)」の内容についてかなりの誤解があります。原稿の分量はと訊いたら、用紙の枚数でお答えになるのが
普通。しかし、ワープ打ちなどには相当の違いがありますから、翻訳業界では、「1頁」を特定の単語数あるいは字数として定義します。原稿の枚数を計算する
には、原稿の総単語(字)数を、業者が決めた数で割ります。業者によってこの数が違いますので、お客さんが必ず業者に訊いてお確かめになった方がいいで
しょう。私の場合、「1頁」は200語あるいは400字ですから、例えば和文原稿の総字数が10,000字なら、訳文の見積もりは25頁(枚)となりま
す。
もうおわかりだろうと思いますが、こうしたやり方でなければ、お客さんの中には、小さい活字と狭い余白によって用紙一枚になるべく大量の内容を詰め込ん
で、枚数を少なくする方がいらっしゃいます。しかし、それでは翻訳者もやっていけませんし、「詰め込み」の程度により同じ分量に対する支払金額もお客さん
によって変わります。そういうことで、始めから「1頁(1枚)」の内容を特定の単語(字)数として定義するのが、全ての関係者にとって公正です。