17歳の...:絶望という言葉が使えますか?という問いに対して

 17歳の時、味わったような、気のせいだったような...。今となってはあまりに普通なので気にもならないけれど...。

 高校2年の5月だったか6月だったか...、記憶が曖昧。僕はちょっとした怪我をして、体の一部の機能を失ったの。おい、違うよ。今想像したでしょ。そこは元気。用もないけどな。
 後もう一回くらいあったような、なかったような...。そっちの方がでかかったかな。

 望みを捨てる。どうにもならないことは、やっぱりどうにもならない。願えば叶う。夢は必ず...、なんて気休め言わない、言えない...。

 欲しいモノはいつも手に入らない。手に入らないから欲しいんだろうな。そして僕はおめおめと生きてきた。恥をさらしながらね。足元に転がっているのは要らないガラクタばかりだよ。こんなもん欲しがった訳じゃないんだ。こんなもん、コンナモン...。上手く泣けないから時間がかかるんだ。諦めるのにね。でもアキラメを受け入れると見えてくるモノがある。くだらないガラクタがいとおしく思えてくる。どうしようもなく自分らしいモノ。生きていたという証拠。それは希望でも、「ソイツ」でもない。なんて名前かな。わかんないや。名前なんてどうでもいいね。