2002年

11月

11月27日

・リセットした“ついさっき”を取り戻そうと脳味噌だけが藻掻いている寒い朝。1ミリ先の未来にさえ進めない指先が「凍えているんだ」なんて言い訳を呟いている。無精ひげとコーヒーと吸い殻の風景。言葉が勝手に踊り出すだけましなんだけどね。(am8:11)

・祈りは燃え上がる恋が昇華した果ての静かで優しい愛情に似ている。(am7:36)

11月25日

・「10年前は...うぶだったから...ね。」「...ゴンちゃん、今でも十分うぶだよ。」 どうやら僕はあまり進歩していないらしい。(pm3:27)

・僕はただ綺麗なメロディーを奏でたかっただけなんだ。ホントにそれだけなんだ。それはインプロヴィゼイションの中に潜み、リズムの輝きの中にさえある。そして美しい造形の中にも、もちろん言葉の中にもある。だから同じモノを求めている。いろんな肩書きの中の本質的光。僕はたまたまメロディーと呼んでいるだけだけれどもね。静物を描きデッサン力を高めるのもいい。名画を模写してみるのもいい。でも僕にはその時間は残されていない。だから闇雲にメロディーを口ずさんでみるだけなんだ。野蛮な力でキャンバスを突き破ろうとも、それさえが僕のメロディーの一部なのだから気にしない。(pm3:24)

11月15日

11月13日

・思い出しました。最近、夏川りみ選手にはまっております。ここの中の涙(ナダ)そうそうは絶品だす。期間限定らしいのでお早めにどんぞ〜。(pm2:03)

・書くべきことがある気がするんだが、思い出せないし、眠いの。(pm1:49)

11月9日

・一番最初におめでとうを言えてよかった...。ただそれだけが今日の小さな幸せ。(pm3:10)

・「自分をよく知りなさい。もっとよく知りなさい。」...そんな言葉が落ちてきたよ。ホントだよ。ホントなんだよ。だけどそんなこと出来っこない。だから僕は無音の中を漂うんだ。脳髄の中で僕と誰かが喋っているの。自分の意志とは関係なくね。だから僕は時々怖くなるんだ。「。」を取ったら詩になるって?冗談じゃないぜ。(pm3:07)

11月7日

・案の上の憂鬱。壊れそうなディスプレー。ベースアンプは音が出ない。いかさまの指がアコギの上で心のない愛を歌う。いつも眠い脳味噌。世界を映す鏡より、自分を映す言葉が欲しい。(pm7:13)

・ささやく朝

ささやく朝に、呟く夜に
ほんの一瞬だけ輝き
霧散する幻想に
静かに思いをはせてみる
今日はどんなニヤニヤを
造り出してやろうか
そんな高揚も
気だるい午後にまた朽ちていく
ささやく朝の魔法に
呟く夜の魔性に
君の全てを満たす誰かを
また捜せばいいだけのこと
欲しがるだけなら
たぶん永遠の彼方の人...
その感情を共振とだけ呼んでおこうか
少なくとも今は
少なくともすくなくとも...

(am10:10)

・メルマガとマックと眼鏡屋さんのハガキだけに祝われる僕だけの記念日。偽物の静けさに酔いしれて今日をやり過ごそう。(am10:05)

11月5日

・仕事中に例の新曲のメロディーが頭ん中をグルグル回って困っています。頭ん中では名曲です。家に帰ったら寝るのも惜しんで製作しようと思うのですけど、家に帰るとやる気減退...。もうじき冬です。またいつものヤツが来ます。恐怖の冬期鬱々病です。まーボチボチ付き合いますが...ね。(pm7:22)

11月4日

・昨日は久しぶりのライブですた。もしかして1年以上ぶりかもしれません。場所は身延町、THE KENE(ザ・ケン)でした。

 機材運搬用に購入した軽のワンボックス(通常時はオヤジくんに無料レンタル中)にアンプやら楽器やらいろいろ積み込み約1時間の馴れた道のりを身延に向かいます。今日(3日)は野外ステージらしいのですが、どうやら天気は大丈夫そうです。身延文化会館に9時前についたんですが、何なんでしょうか!?人がいっぱいです。余裕で車止められると思ったのに...、ビックリです。そうこういいながら野外ステージ近くに機材を降ろしたんですが...。どうやら事前にそのステージにアンプやらドラムやらをセッティングしておくことはマカリナラン?らしく、当然リハも無しでありまして...、晴れた天気の下、暗雲が広がって?きました。これぞ日本のお役所仕事的スケジュール。前の出し物終了後の15分で全て用意しろということらしいです。そこら辺はローカルらしくて悪くはありませんが...。PAがサウンドヴィレッジだったのだけが救いでした。それにしてもサウンドヴィレッジの大家さん(プロ並みギタリスト)やカズミさん(本物のプロドラマー)が卓をいじるってことは...、怖かった...。まあ、開き直るしかないので、事前に準備できることだけやって本番を待ちます。なにやらその後の出し物にアマチュアバンドモノがあるらしくて、アンプやドラム貸すのかな...なんて想像してたら、やはりそうみたいでした。僕らもアマチュアなんですがね...。ザ・ケンのステージの後、別の出し物があるので、機材全て撤収後、改めてセッティングするらしいです。なかなか素敵です。

 そして本番です。...。ステージ上のミスは多い方だと認識しています。人間だからしかたありません。ミス以上に伝わるものを...と思いいつも演奏しています。それは表情であり、動きであり、躍動感であり...。しかし、今日のステージは自分的には落第でした。曲のコード進行が頭の中で何度も飛びました。真っ白ってやつです。恐怖の瞬間です。他のメンバー、ゴメンね。練習不足です。個人練習不足とバンド練習の間隔が空いたことと...。休みの日にチャットばかりしてたからねw。それに野外ということもあり、みんなのチューニングが安定しません。強い日差しではじまる前に合わせたヤツがドンドン狂っていきます。聞いてる方より演ってる方のが気持ち悪かったかもしれません。間髪入れずに数曲をやり、MCの間に慌ててチューニング。そんなこんなで45分が終了しました。いろいろな後悔と言い訳と開き直りの中、それでも出来る限りの僕らを表現したのでしょうか。後味はそんなに悪くありません。静かな余韻を味わう暇もなく、機材撤収です。気が付けば機材運搬用のゴム付き軍手をズボンの後ろのポケットに入れたままのステージでした。それでも演奏以外でもほのぼのとしたハプニングのあったステージでした。僕以外の3人は身延町出身ということもあり(それで呼ばれてるんですが...)知り合いや親戚の人からいろいろな差し入れがステージに届けられました。僕にも...、そう、僕にも身延在住の親戚のおばさんがいたのです。焼き鳥(塩味)旨かったよん。  

 ステージが終わっても僕の仕事は終わりません。ベースアンプ提供係ですからね。セパレートタイプでチョイ複雑っぽいヤシなので、僕がセッティングしてあげなければアマチュアバンドのベースマンさんが路頭に迷っちゃうんです。だから、客席でビールなど飲みながらアマチュアバンドの出番を待ちます。風が強くなって来て、青空に筋の様な雲がうごめいて...、空全体がじわりじわりと動いていた真昼時でした。いよいよアマチュアバンドの番になったので、僕は少し酔っぱらいながらステージ袖に急行します。ドヤドヤと人が入り乱れているステージ上にやっぱり一人で重たいアンプを持ち上げました。僕らのステージの時にも電源ドラムとアンプの間が空いてコードが届かなかったので、その時も自前の延長コードを提供しました。ドラムやギターアンプは持ち込みがあるらしく、アンプ提供は僕だけでした。3バンドの演奏があるようでした。最初のバンドは、ベースアンプ持ち込みみたいでした。な〜んだって感じで2つ目3つ目が使うのかと、セッティングを済ませ、また客席で待機するみたいな僕です。ステージ袖から客席に向かおうとしていると大きな犬を連れた同年代のご夫婦に声を掛けられました。「あの〜、ベースの方ですよね...?」「あー、はい...」...。

 どうやら話を伺うと静岡から「みのぶまつり」を見にいらしたご夫婦のようでした。なにやらザ・ケンが印象に残ったらしく声を掛けてくれたみたいです。僕も少し酔っていたのでするすると反応する言葉が出ました。曲もポップで詞も独特でいいというような「お褒めの言葉」(?)を頂きました。地元の人でない、もちろん知り合いでもない方に認めてもらえるということは幸せなことです。リップサービスが含まれていない分、思いの純度が高いですからね。僕はその言葉だけで今日と言う日が無駄では無かったと感じられました。

 気分良く2本目のビールを飲みながら2番目、3番目のバンドの出番を客席で待ちました。ところがです。2番目のバンドは1番目のバンドのベーアンを使い、3番目のバンドに至ってはベースアンプも持ち込み...!?一体これは...?僕が重たい思いをして運んだアンプは使われず、延長コードだけが便利に使われ、きっと延長コード君は誰からも感謝されず、気が付きもされなかった...。その為に片づけられず待機していた僕って一体...?延長コード君なんて、念のために来る途中のコンビニで買った880円の思いやりだったのに...ね。そんなものなんですね。なんか、悲しいやら可笑しいやらで自分の人生みたいなので日記のネタにして槍まひたw!

 1つ目のバンドはヨカッタでし。2つ目3つ目のバンドはね、...若かったって感じでした。その若さを眺めながらケンちゃんに言ってみました。「今あの若さがあったらビッグになれるのにね」なんて...。雲は...、空は...、相変わらず生きているようにうごめいていました。誰にも気付かれなくても...。

 隠していたことがあります。僕は探していました。朝から、ステージの上でも、その後でもね。来ない気がしていました。でも見せたかったの。その姿が僕に一番近いと思っているから。嘘は少ないと感じているからね。伝えたい人は来なかった...?それでも僕は僕でした。今までも今からもね。(am11:59)

・暇なので、イロイロ書こうかな。夢のこと、昨日のこと、...。(am9:12)

11月2日

・ヴァンフォーレが負けて、、それと昼のビールと...。明日はライブだと言うのにテンション落ちまくりでし。僕はスーパーマンじゃない。平気なフリをしていてもそんなには強くない。これは酔いのせいだから...、気弱はビールのせいだから...。一人ぼっちの僕はいつになっても変わらない。嫌いだけど馴れているから。居場所なんてどこにもないから、いつまでもここに蹲っているだけ。ただそれだけ。どこにもない。ありはしない。きっとこれは脳内物質の見せる幻影。幻、まぼろし、全てはまやかし。抱きしめて欲しくなんかないやい。(pm4:30)

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