2002年

9月

9月24日

・この間、こんなモノを見つけてビックリした。そういえば大学のころ、学部の教授が高速増殖炉もんじゅの開発に関わっていると自慢しているのを聞いて、コイツ狂ってるぜと思ったことを思い出した。もんじゅはオイラの記憶では一次冷却剤に金属ナトリウムを使用しているハズで、(この間の事故はナトリウム漏れだったね)こいつがどんなに危険なことかは、少し物事を知っている人なら誰でもわかっている筈。熱伝導率が水の100倍らしいが危険度は1000倍なんだな。金属ナトリウムはこんな風に水と反応すると非常に危険でね。よく実験で爆発反応が大きくて死者が出る程なんだ。その当時でさえ何度も冷却水漏れ事故が報道されていたんだから一次冷却剤であるナトリウムと二次冷却剤である水が反応したらどんな惨事になるか...、考えただけでも身震いがする。頭のいい人は賢いとは限らないんだ。騙されちゃダメだよ。そして原子力は決して人間が(現段階では)管理コントロール出来ない代物であると思うのである。僕らは無意識に洗脳され盲目にされているんだ。君は信じないかもしれないけどね。きっともっといろんなところでもね。無関心でいることは加担している事に等しい。(pm 8:41)

・ニュースで報道されている甲府市の不明女性なんですが、間違いなく高校の同級生だったんです。今まで行方不明なのも知らなかったなんて...。どうにか生きていてくれ!どうにかしろ小泉君。(pm 6:56)

・3日前になってしまった。僕は相変わらず小瀬スタジアムにいた。今年はホームゲーム皆勤賞を続けている僕。半分以上意地である。試合の後には仕事が待っていた。夜勤前の試合は今年は3回目である。毎度のことながら後がきつい。それでも行くのは...、何のためなんだろう。それ程までに愛しているんだと、醜い心が独自性をアッピールしたいんだろう。そんな理由など、どうでもいい。ただ僕は小瀬にいた。仮眠をとるはずの午後は、多少の興奮と野暮用で過ぎていった。夕方5時半。眠れないまま布団をはねのける僕がいた。だって今日は「1万人アゲイン作戦」。いつもより多少早めにスクーターにまたがった。

 珍しく真面目に駐輪場に中古のジョグを置く。座席の下からミニメガホンとヴァンフォーレキャップとサポーター証を取り出す。レプリカユニフォームの上からそれらをぶら下げ、足早にバックスタンド側の入り口に急ぐ。普段より騒がしく、子供連れも多いみたいだ。今日は6500人を超えるだろうか。

 混雑する入り口を抜け、バックスタンドに入る。空席を探しながら歩くが、直ぐにそれが無駄な事だと悟った。寝ていない気だるい脳味噌が、その状況を実感できずにいる。取りあえず今日は最初で最後のビールを買うことにした。さすがに夜勤前は1杯で止めておく。それが少し悲しいのだが、そんなことより何処で試合に臨むかが今の最大の問題だった。「芝生席はまだ空いています」と叫んでいるボランティアの人の声が聞こえる。僕に残された選択は、それしかなかった。

 その日は旧友とその家族が小瀬スタジアムで集う約束があった。アウエー側の芝生席に集合のはずだった。僕はしっかり試合が見たかったので、挨拶くらいで観戦はスタンドのつもりだったのだが...。やむなく(?)アウエー側の芝生席に向かった。時間はすでにキックオフ間近、すると上空からヘリ...。そして花火。プリンセステンコウのイリュージョン。この花火は凄かった。この前の1万人作戦の時はショボかったんだが、あの時の20倍くらいに感じた。ある意味、あれだけでも価値があったのではと思えるほどに凄かった。そして花火の後のもの凄い煙がスタジアムを包んだ。セレッソサポがブツブツ言っていた、これじゃ試合出来ないって。僕もやばいと感じたが、気の利いた夜風がすぐに煙を押し流し、キックオフの笛がなった。

 そして...、試合は惜敗。興奮と寝ていない疲れで悔しさがこみ上げて来ない。あまり試合に集中出来なかったし、なんとも割り切れない気持ちだけが残った。観客数は13000人と発表されたが、端数がピッタリなのからそれ以上であったことは容易に想像できた。恐らくは数多くの「初観戦」の人々に勝利の喜びを感じて欲しかった。どのくらいのリピートがあるのか、そんな口惜しさとこんなに集まった驚きといろんな思いを抱えてスタジアムを後にした。

 すでに僕の生活の一部になってしまったヴァンフォーレ。次のホームも、いや残りのホーム全部も酔っぱらってスタジアムで騒いでやる。それもある種のラブソングなのだと信じているからね。(pm 6:47)

9月7日

・ネット三昧な数日...。不健康。タバコ吸いすぎ。心を放し飼い。どっぷりとぬるま湯につかる。いろんな後ろ姿を見送った...。

 今夜、嘘つきな涙で君の月を濡らそうか  そして偽善者は涙目で微笑むんだ
(am 7:10)

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