2000年5月

5/22:このタグの使い方がわかった。多用してやる。
・絶望の真ん中には絶望はすでになく---
  ---幸せの中心にも幸せなんて存在しない
      嗚呼、諸行無常

5/15:久しぶりに本を読んだ。夏への扉。いい気分!

5/13:欲求満タン
・やりたいことは沢山あるのに、どれから手をつけていいやら...。
こんな日もたまにはいいか。

5/9:レコーディング
・ベースとアコギ終了、エレクトリックギターを少し入れる予定
この間買ったレスポール使おうかな

5/5:休日の朝
休日の朝
 早起きと言うには度が過ぎているかも知れない。今朝は3時に目
覚めた。寝たのは10時すぎだったか。まあ昼寝もしているのでい
いとしておこう。いつもの電脳網巡回。メールチェック。自分のサ
イトは自分以外に誰か一人だけ物好きが来たようだ。メールなし。
古いバージョンのユードラがお節介にもそれを強調する。メールが
誰からも来ないと淋しいので沢山メールマガジンを購読している。
休日の早朝はそれでも少ないか。更新チェック。毎日更新のとこ
ろ、たまに更新されるところ、波があるところ、もう更新されない
と思われるところ。さまざまだ。「たまに...」のところが更新され
ていると嬉しくなる。毎日更新のところが更新されていないと淋し
い反面、少し安心する。きっとかなりのネットジャンキー。それで
もたまには人間らしい暮らしをしているんだなとね。寝る前にも
チェックしたので当たり前だけれど更新は少ない。でも気分がいい
ので外に出た。

 休日の朝、午前4時36分。まだ明け切らない朝はあくびの後の
涙目で、静かに明けていく。車のフロントガラスは朝露に曇ってい
た。
 また今度ねと、先送りにしていたこと。約束もしてない。さよな
らでもない。そんなたいそうなことじゃなくて、気まぐれだけで奴
を連れ出す。近づく気配に期待と願望が入り交じった強い視線がこ
ちらを見据える。散歩用のロープに手をやると押さえていた感情が
弾けて、歓喜の犬語で話しかけてくる。
「え?ほんと?ほんとに連れっててくれるの?ねえ、ほんとなんだ
ね?はやくいこうよ、はやく、はやく!」
ドリトル先生に教わったので大体わかる。読心術もかじったから、
言葉はあまり必要ない。人間にも応用可能。でも意中のあのコと自
分のがわからない。アキレス腱を伸ばしながら今朝の冒険は始まっ
た。いつものコース。たまにコースアウト。道ばたの名もない雑
草。犬同士の上下関係。小学校に通った道。鳥たちの挨拶 --- 談笑
と警戒情報も少し。名もない善良なる市民の家々。出窓の中の子供
染みた置物。庭先の花壇。不健康な色のチューリップ。おかしなく
らい車が通らない団地前の大通り。こんな素敵な平凡。世界はまだ
惰眠を貪っている。あの人の言葉のリズム。いつの間に染みついて
しまった。
 映画の「のようなもの」のように、ほんとはもっと沢山のこと、
頭の中に口述筆記。こぼれないようにうちに帰る。ここまで書いて
事切れた。今日4杯目のインスタントコーヒーを飲もう。今日こそ
はベースの弦を替えよう。


5/02:落書き
・野良犬にさえなれない
・力のこもらない、説得力のない、根拠のない、そんな慰めなら言わずにおこう
・今夜の目標:ベースの弦を張り替える---今度の休みの録音に備えて
明日はアコギだ!

5/01:メモ書き
・決意!! 午前中に宿題をやっつける。午後は録音!!!---(結果1勝1敗)
・いつか来た道 帰り道 二人ぼっちの戻り道
・彼が家路を急ぐ頃、スタジアムは歓声に包まれた
・永遠のNo.2
・20億光年の孤独 ・・・誰か詩人さんの言葉か
・何かを手に入れたら何かを失うもの
・悟りとか解脱とか口走る者ほど、それから遠い
・温度差---ディスプレーの中との
・私的現世利益(わたくしてきげんせりやく)
・屠殺場行きの豚達の悲鳴
・ヘンテコフィルター
・人類共通の精神複合体の存在
・つま先が冷たい 靴下をはく
・緑色を好んだ時
・色つきの夢 色なしの記憶
・極刑より重い罰
・勝ち組の肥えた豚だけが餌をむさぼる
・ソクラテスもまた痩せてはいなかった
・馴れ合いのなかよしゴッコ---鬼は誰だ
・もうこんなに壊れてしまった
 もうこんなに汚れてしまったのに
 まだダメかい
 まだ足りないのかい
 もうこれ以上...
・そんな言葉で誘い出そうったってダメさ
・こんな世界のすみっこで...
・下世話な下ネタ言えないうちは君のこと信用できない
・ううん、違うんだ、そのままでいいよ
・遠回りしたってたどり着くとこは一緒だね



    

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